1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

ジブチの危険情報【危険レベル】(内容の更新)

「危険情報」とは?

更新日 2020年01月21日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●エリトリア国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●エリトリア国境地帯では,ジブチ・エリトリア間の交戦が再燃するおそれがありますので,同地域への渡航は止めてください。
●オボック州北部及びタジュラ州北部では,ジブチ軍と反政府武装勢力との衝突や,同武装勢力による襲撃等が散発しています。また,過去に埋設された地雷が残っている可能性があります。これら地域への不要不急の渡航は止めてください。
●ジブチを含む東アフリカ地域では,イスラム過激派によるテロの脅威が存在します。

詳細

1 概況
(1)2014年5月,ジブチ市内のレストランにおいて自爆テロが発生し,外国人を含む多数が死傷しました。同テロ事件以降,ジブチ当局による厳重な警戒が続いていることから,ジブチ国内でテロ事件は発生していません。しかしながら,ジブチを含む東アフリカ地域においては,ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」やソマリア北部を拠点とする「ソマリアにおけるイラク・レバントのイスラム国(ISILソマリア)」の脅威が存在します。レストラン,ナイトクラブ等,外国人が多く集まる施設はテロの標的となりやすいことを十分認識し,そのような場所を訪れる際には非常口等の避難経路を確認する等,安全確保に十分注意を払うようにしてください。

(2)国内の政治情勢はおおむね安定しています。ただし,エリトリア国境地帯ではエリトリア軍と停戦状態ではあるものの,両国間の問題の根本的な解決には至っていないため,交戦が再燃するおそれがあります。

(3)また,オボック州北部やタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)では,現在もアファール族系反政府武装勢力FRUD(Front pour la Restauration de l'Unite et de la Democratie)と政府軍との衝突や同勢力による襲撃が散発しています。また,過去に埋設された地雷が残っている可能性があります。

(3)テロによる日本人の被害は,シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,これまでもチュニジア,ベルギー,バングラデシュ,スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では,単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど,テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように,テロはどこでも起こり得ること,日本人も標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
(1)エリトリアとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 2010年に起きたエリトリア軍とジブチ軍との交戦以降,国境付近にはカタール軍が展開し,停戦監視を行っていました。しかし,2017年6月,サウジアラビア等湾岸諸国がカタールとの外交関係断絶を発表し,ジブチ政府もカタールとの外交関係の縮小措置をとったことから,2017年6月13日以降,カタール軍は国境地帯から撤退しました。このため,何らかの不測の事態をきっかけにジブチ・エリトリア間の緊張が高まった場合に,両国軍間で交戦が再燃する可能性もあります。

 つきましては,同地域への渡航・滞在は,どのような目的であれ止めてください。
 
(2)オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア オボック州北部及びタジュラ州北部では,アファール族系反政府武装勢力FRUDに対する政府軍による砲撃や,同勢力等による民間企業等への襲撃事案が次のとおり散発しており,引き続き脅威が存在します。
(ア)2015年9月,タジュラ北部において,FRUDが道路建設を担う建設会社の車両を襲撃。
(イ)2016年2月,アッサル湖周辺の憲兵隊検問所にて,武装組織の構成員と思われる者が発砲。
(ウ)2016年8月,タジュラ北部において,FRUDが地下水を汲み上げるイエメン企業を襲撃。
(エ)2016年9月,タジュラ北部において,何者かが道路建設を担う建設会社の車両を襲撃。
(オ)2017年4月,タジュラ州サガローにおいて,武装組織の構成員と思われる者が中国企業の車列を襲撃。
(カ)2017年6月,オボック地方において,FRUDが軍人及び医師を拉致・誘拐。
(キ)2018年3月,タジュラ州アドブイヤにおいて,何者かが10数名の乗客を乗せた車両を襲撃。
イ また,同地域では,1990年代初頭の内戦時に埋設された地雷の撤去が進められていますが,まだ残存している可能性があります。やむを得ずこれらの地域に渡航する場合は,舗装道路を通行し,未舗装道路や道路ではない場所等を通行することは絶対に避けてください。

 つきましては,これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。

(3)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 2014年5月,ジブチ市内の外国人もよく利用するレストランで自爆テロが発生し,外国人1人が死亡,19人が負傷しました。このテロにつき,ソマリアを拠点とするアル・シャバーブが犯行声明を発出しました。それ以降は,ジブチ当局の厳重な警戒が続いており,テロ事件は発生していません。
イ 2015年12月,ジブチ市内バルバラ地区において,氏族の伝統的行事開催をめぐり,住民と警察官との間で死傷者を伴う衝突が発生しました。また,2019年10月には,ジブチ市内アーヒバ地区において,逮捕された活動家の釈放を求めるデモが発生し,群衆の一部が道路を封鎖する,タイヤを燃やすなどの,過激な行動を起こしました。引き続き,多くの人々が集まる会合や行事には注意する必要があります。
ウ 2016年2月,観光名所の1つとして有名なアッサル湖付近において,憲兵隊部隊が武装集団に襲撃される事件が発生し,憲兵隊員2人,武装集団員1人が死亡しました。
エ 2017年4月,タジュラ近郊を走行中の車両が何者かに狙われ,金品を物色された後,車両が放火される事件が発生しました。地方における夜間の移動は危険を伴うため,不要不急の移動は避けるなどの注意が必要です。
オ ジブチ周辺にはソマリアやイエメンなど政情の不安定な国が存在し,近隣諸国の情勢の変化がジブチにも悪影響を及ぼす可能性があります。
カ 隣国ソマリアでは,アル・シャバーブが活動しています。ジブチは,同組織が報復を宣言しているAMISOM(アフリカ連合ソマリア・ミッション)に派兵していることから,アル・シャバーブの標的となっています。ジブチ治安当局もテロに対する警戒レベルを上げています。
キ 一般治安情勢としては,殺人や誘拐といった凶悪犯罪は比較的少ないものの,窃盗・スリの類は発生しています。また,高い失業率(約60%)やソマリア,エチオピア,イエメン等隣国からの難民・移民の流入等,治安の悪化要因が多く存在しています。
ク 地方では治安当局の要員も少ないため,渡航・滞在を予定している方は,現地の最新の情報の入手に努め,常に周囲に警戒を払って行動するなどの注意が必要です。

 つきましては,これらの地域への渡航に当たっては,危険を避けて頂くため,十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 ジブチにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=141 )も併せてご参照ください。)
 また,滞在中は,以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにし,外務省,在ジブチ日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。

(1)在留届,「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在ジブチ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ジブチ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)小競り合いから大規模な暴力事件等に発展したり,小規模なデモ等が暴力的なデモや集会に発展する可能性があります。そのような現場に遭遇した場合は,群衆には近づかず,直ちにその場から離れてください。

(3)地震や洪水などの自然災害にも注意が必要です。日頃から,大規模事件や自然災害によって外出ができなくなる事態も想定し,自宅等に10日間分程度の食料や飲料水(ミネラルウォーター)を備蓄し,短波ラジオや懐中電灯を用意しておくようお勧めします。

(4)暴動などの緊急事態が発生した場合は外出を控え,安全な場所に避難してください。勤務先や外出先でそのような事態に遭遇した場合は,自宅やその道中が安全であるかを確認した上で行動してください。また,自身が無事であるということを家族,同行者,在ジブチ日本国大使館などに伝えてください。

(5)首都のジブチ市以外では,武装強盗に遭う可能性に留意してください。自動車で地方に赴く場合は2台以上の四輪駆動車を用意し,万一故障した際も救援を求めることができるように準備してください。夜間はジブチ市中心部を除き街灯が少なく,無灯火の車や路上通行者,家畜などの発見が遅れる等,交通事故の危険性が高まるため,移動は控えてください。

(6)近年,ソマリア周辺海域における海賊及び武装強盗(以下「海賊等」)による事案の発生件数は低い水準で推移していますが,海賊等が発生する根本原因は解決していません。国際推奨航路帯(IRTC)を含めソマリア周辺海域を航行する商船や大型観光客船等の船舶の運行事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は,同海域において海賊被害に遭遇する危険性を十分認識し,事前に最新情報の入手に努めてください。

(7)ジブチには,フランス軍及びアメリカ軍の基地があるほか,ソマリア沖の海賊に対処するため,日本の自衛隊及び各国軍隊がジブチを拠点に活動しており,これらの施設等を標的としてテロが発生する可能性があります。また,同様に外国人が集中するレストランやホテル,大型商店,ナイトクラブも標的となる可能性があるため,注意が必要です。

(8)ジブチでは,ソマリア,エチオピア等の隣国から難民・移民の流入が継続していることに加え,昨今のイエメン紛争に伴い,イエメンからの避難経路にもなっています。このため,盗難等の一般犯罪が増加する可能性も否定できません。一般犯罪から身を守るためにも,現地の人々が集まる市場や居住地域には,極力足を踏み入れないようにしてください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジブチ日本国大使館
  住所:Rue de l'IMAM Hassan Abdallah Mohamed, Djibouti, Republique de Djibouti(P.O.BOX 2051)
  電話:(市外局番なし)21-35-49-81
   国外からは(国番号253)21-35-49-81
  緊急連絡先(携帯):77-04-37-51
  FAX :(市外局番なし)21-35-71-35
   国外からは(国番号253)21-35-71-35
  ホームページ:http://www.dj.emb-japan.go.jp/ itprtop-jp/index.html
page TOP