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危険情報
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ジョージアの危険情報(危険レベル継続(内容の更新))

「危険情報」とは?

更新日 2019年12月27日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●南オセチア及びその周辺地域,アブハジア及びその周辺地域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ロシアとの国境周辺地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く全土(首都トビリシ市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●南オセチア及びその周辺地域,アブハジア及びその周辺地域はジョージア政府の統治が及んでおらず,不測の事態が発生するおそれがあります。また,戦闘が激しかった地方には,依然として不発弾等が残っているため,どのような目的であれ同地域への渡航は止めてください。
●ジョージアとロシアは国交を断絶しており,南オセチア,アブハジアをめぐる問題を抱えています。突然情勢が悪化した場合には,ロシアとの国境付近は危険になりますので,同国境地域への不要不急の渡航は止めてください。

詳細

1.概況
 2008年,ジョージアからの分離独立を求める南オセチアとジョージアとの間で軍事衝突が発生したことを受けて,ロシアが軍事介入し,ジョージアとの間で大規模な軍事衝突が発生しました。
 この軍事衝突は,ジョージア北西部のもう一つの民族紛争地域アブハジアにも広がり,アブハジア及びその周辺にも戦火が及んだほか,ロシア軍がトビリシ市近郊を含むジョージア各地の軍事施設に爆撃を行ったため甚大な被害が発生しました。その後,EUの仲介により停戦合意をしたものの,ジョージア政府と南オセチア及びアブハジア「当局」が対峙し続けており,それぞれの行政境界ライン付近では,現在も周辺住民の身柄が拘束される事件が頻発しています。南オセチア及びその周辺地域,アブハジア及びその周辺地域は現在もジョージア政府の統治が及んでおらず,不測の事態が発生するおそれがあります。また,戦闘が激しかった地方には,依然として不発弾等が残っているため,どのような目的でも同地域への渡航は止めてください。
 上記以外のロシアとの国境地域は,現在ジョージア政府の管理下にあり,また,ロシアとはコーカサス山脈に隔てられていることから,戦闘や住民の身柄の拘束等は確認されていません。しかし,ジョージアとロシアは上記の軍事衝突以降国交を断絶したままであり,南オセチア,アブハジアに関する問題は未解決の状況が続いています。突然情勢が悪化した場合には,ロシアとの国境地域は危険になりますので,同国境地域への不要不急の渡航は止めてください。
 なお,首都トビリシ市,パンキシ渓谷を含め,上記以外の地域は比較的安定していますが,滞在に当たっては最新の情報を常に入手し,安全を確保するよう努めてください。

 これまでに,ジョージアにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ,スリランカ及びアフガニスタンにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)南オセチア及びその周辺地域,アブハジア及びその周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 ロシア軍がジョージア各地で戦闘を行った際,上記地域は攻撃の対象となり,その一部では地雷やクラスター爆弾が使用されたため,現在でも不発弾等が残っています。また,それぞれの行政境界ライン付近では現在も周辺住民の身柄が拘束される事案が頻発しています。なお, 2008年8月の南オセチアをめぐる紛争直後に,ロシアが南オセチアとアブハジアの独立を一方的に承認したことから,ジョージア政府はロシアとの外交関係を断絶しています。ジョージア政府は,両地域に立ち入る際は同国政府の許可を得る必要があるとし,ロシアからの両地域への立ち入りは違法とみなし,ジョージア国内法による処罰の対象としています。
したがって,どのような目的であれ同地域への渡航は止めてください。

(2)ロシアとの国境周辺地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
 ジョージアはロシアとの間に未だ南オセチア,アブハジアをめぐる問題を抱えていますが,2008年の紛争から既に10年以上が経過し,2012年の政権交代以降,ジョージア政府は実務的な政策をとり,実質的にはロシアと貿易・経済関係,観光による人的交流を発展させています。同政策は国民からの支持を得ているため,再度の武力衝突の可能性は低いとみられていますが,2019年6月に,ジョージア国内で反ロシア抗議活動が一時活発化した際には,ロシアがジョージアへの直行便の停止措置を講じるなど,必ずしも両国の関係は安定しているとは言えません。突然情勢が悪化した場合には,ロシアとの国境地域は危険になりますので,同地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず,やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には,報道等により最新の情報を入手するよう努めるとともに,必要に応じて警備員や現地情勢に精通したガイドをつけるなどの十分な安全対策を講じてください。

(3)上記を除く全土(首都トビリシ市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 北東部のパンキシ渓谷付近
 ジョージア北東部にあるパンキシ渓谷付近は,90年代から続いていたチェチェン紛争の影響により,チェチェンから多数の難民が流入して情勢が不安定な時期がありましたが,ジョージア政府が,同地の治安対策立案や,テロ掃討作戦を徹底的に実施したことにより,現在の治安は安定しています。ただし,不測の事態が発生する恐れも排除されませんので,渡航・滞在される際には,最新の情報の入手に努めるなど十分注意してください。

イ 首都トビリシ市等上記以外の地域 
2012年に発足した現政権は,観光産業の促進と国内の安全対策に力を入れていることから,治安情勢は安定しています。旅行者を狙ったスリ・ひったくりグループ等の存在は報告されていませんが,物乞いによる執拗な金銭要求行為や飲食店におけるぼったくり等はしばしば発生していますので,十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,在ジョージア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在ジョージア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)住居は,居住地域の治安,建物の構造等に留意して選定するとともに,窓,扉,施錠等に十分な防犯措置を施すようお勧めします。

(3)日常生活では,身の周りの安全に十分注意してください。また,犯罪に巻き込まれることのないよう,可能な限り夜間の外出は控えてください。

(4)不測の事態が起きた場合には,自宅,職場,ホテル等の安全な場所で,事態が沈静化するまで待機してください。不測の事態が発生した場合は,在ジョージア日本国大使館に連絡してください。

(5)正確な情報を入手するように努め,根拠のない噂に惑わされて動揺することのないようにしてください。

4.なお,隣国のロシア,アルメニア,アゼルバイジャン,トルコには,各々「危険情報」が発出されていますので御留意ください。

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)


(現地大使館連絡先)
○在ジョージア日本国大使館
  住所:7D Krtsanisi Street, Tbilisi 0114 Georgia
  電話: (市外局番32)-275-2111
   国外からは (国番号995)-32-275-2111
  ファックス: (市外局番32)-275-2112
   国外からは (国番号995)-32-275-2112
  ホームページ: http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html
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