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タンザニアの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

「危険情報」とは?

更新日 2019年11月29日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●ブルンジとの国境付近
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ムトワラ州
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
●インド洋沿岸部(ザンジバルを含む),タンガニーカ湖岸付近及びルワンダとの国境付近,アルーシャ州
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ムトワラ州のモザンビークとの国境付近では,モザンビークから侵入したとみられる武装集団による襲撃が発生し,死傷者が出ています。同地域の治安情勢は不透明であり,今後,同様の襲撃が発生する可能性もありますので,ムトワラ州の危険レベルを「危険レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き上げます。同州への不要不急の渡航は止めてください。また,やむを得ず同州へ渡航・滞在する際には,情報収集に努め,夜間の外出は控えるなど,適切な安全対策を講じる等,十分注意してください。

詳細

1.概況
(1)近年,タンザニアでは貧困に起因する一般犯罪が頻発しており,また,周辺国からの不法滞在者や密入国者,武器・麻薬等の密輸入に関連した犯罪が凶悪化する傾向にあります。また,ダルエスサラームにおいて外国人観光客を狙った犯罪も依然として発生しており,注意が必要です。

(2)ムトワラ州では,近年,政府によるガスパイプライン建設をめぐり,住民による抗議活動が行われており,治安部隊との衝突が発生しています。また,モザンビーク国境付近では,モザンビークからタンザニアに侵入したとみられる武装集団による襲撃が発生し,死傷者も出ています。同地域の治安情勢は不透明であり,今後,同様の襲撃が発生する可能性があります。

(3)ブルンジ,コンゴ民主共和国(タンガニーカ湖岸付近)及びルワンダとの国境付近の治安情勢は流動的で,これらの周辺国の政情いかんによってはタンザニア国内の治安情勢も急激に悪化する可能性があります。特に,ブルンジとの国境付近は不安定な治安状況です。

(4)タンザニアを含む東アフリカ地域では,度々テロ攻撃の脅威が指摘されており,タンザニア当局も警戒を続けています。2013年及び2014年には,アルーシャ州及びザンジバルにおいて酒場,レストラン及び宗教施設等で手りゅう弾を用いたテロ事件が発生しており,それ以降目立った事件の発生は見られませんが,引き続き治安情勢の推移に注意が必要です。

2.地域別情勢
(1)ブルンジとの国境付近
  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 ブルンジ等からの難民がデモを起こし,治安当局と衝突する等の事案が発生しています。また,治安機関が集中するダルエスサラームから遠隔地であることから,治安当局の管理が十分に行き届いておらず,国境付近や幹線道路には武装強盗が存在するなど,治安情勢が不安定な状況です。同ブルンジ国境付近から安価な武器(銃器)がタンザニア国内に流入しているとも言われており,武器に起因する事件も発生しています。つきましては,同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)ムトワラ州
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
ア 2013年,山中において軍事訓練を行っていた容疑により,イスラム過激派組織アルシャバーブの関係者が逮捕されています。現在は,同様の事案は確認されておりませんが,依然として危険は排除できません。

イ 政府によるガスパイプライン建設をめぐり,住民による抗議活動がおこなわれており,治安部隊との衝突が発生しています。

ウ 2019年11月,モザンビーク国境沿いのルブマ川に位置する島で,モザンビークからタンザニアに侵入したとみられる武装集団による襲撃が発生し死傷者が出ています。隣接するモザンビーク北東部では正体不明の武装集団による襲撃が頻発しており,その発生件数は増加傾向にあります。一帯を拠点としてタンザニアとモザンビークの両国で攻撃を実行している武装集団は,イスラム過激派組織との関連性も報じられています。同地域の治安情勢は不透明であり,今後,ムトワラ州において同様の襲撃が発生する可能性があります。
 つきましては,ムトワラ州の危険レベルを「危険レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き上げます。同州への不要不急の渡航は止めてください。また,やむを得ず同州へ渡航・滞在する際には,情報収集に努め,夜間の外出は控えるなど,適切な安全対策を講じるよう心がけてください。

(3)インド洋沿岸部(ザンジバルを含む。),タンガニーカ湖岸付近及びルワンダとの国境付近,アルーシャ州
  レベル1:十分注意してください。(継続)
ア インド洋沿岸部(ザンジバルを含む。),タンガニーカ湖岸付近及びルワンダとの国境付近
(ア)東アフリカ地域では,国際テロの脅威が指摘されており,特に,インド洋に面した沿岸部には国際テロ分子が存在している可能性があります。ザンジバルでは,2014年2月にレストランや教会付近で爆弾テロ事件が発生し,負傷者が発生しました。また,同年6月には,モスク付近で爆弾テロ事件が発生し,死傷者が出ています。今後の情勢次第では,他の地域でもテロ事件等が発生する可能性がありますので,テロの標的となり得る施設等にはできる限り近づかない,大勢の人が集まる場所では警戒する,周囲の状況に注意を払うなど,十分注意し,安全確保に努めて下さい。
(イ)2015年10月,ザンジバル大統領選挙において,劣勢であったとされるザンジバル革命政府により選挙の無効及び再選挙の実施が宣言されましたが,優勢であった野党が再選挙を認めず,野党支持者による小規模な爆弾事件が発生しました。2020年10月には次回ザンジバル大統領選挙が予定されていますが,選挙期間中は集会やデモが行われている場所や宗教関連施設等には近づかないなど,十分注意してください。
(ウ)ダルエスサラームでは,外国人観光客を狙った凶悪犯罪が多発しており,特に以下の地域では十分注意してください。
カリアコー地区,ザンジバル行きフェリー乗り場周辺,シティーセンター(アスカリ・モニュメント付近),ムササニ半島トゥーレ・ドライブ及びココ・ビーチ,セレンダー橋周辺,オーシャン・ロード,ウブンゴ(市内バス(ダラダラ))及び長距離バス(ムナジモジャ)・バスターミナル近辺
(エ)コンゴ民主共和国の北東部及び東部地域には武装した反政府勢力により,略奪等の暴力行為が度々発生しています。そのため,タンザニアの治安機関は,タンガニーカ湖岸付近等のコンゴ民主共和国と国境を接する地域の治安部隊を増員するなど,警備強化を徹底していますが,不測の事態が発生する可能性がありますので,情報収集に努めるとともに,周囲の状況に気を配るなど,十分に注意してください。
(オ)隣国のルワンダは,コンゴ民主共和国やブルンジなどの情勢が不安定な近隣諸国から影響を受ける可能性があり,これが更にタンザニアの治安情勢に影響を及ぼす可能性があります。ルワンダとの国境付近に渡航・滞在する方は,情報収集に努め,十分に注意してください。

イ アルーシャ州
(ア)アルーシャ州では,2013年,キリスト教教会及び政治集会において手りゅう弾を使ったテロが発生し,多数の死傷者が発生したほか,2014年4月及び7月には,酒場やレストランで多数が負傷する爆発事件が発生しました。その後,目立った事件はみられませんが,宗教施設及び政治集会等には不用意に近付かずかないようにするとともに,レストラン及び酒場等,不特定多数の人が集まる場所では周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した場合には直ちにその場を離れるなど,十分注意し,安全確保に努めてください。
(イ)2015年10月の大統領選挙の際には暴動が発生しており,2020年10月に予定されている次回大統領選挙の際にも同様の事案が発生する可能性がありますので,選挙期間中は,集会やデモが行われている場所や宗教関連施設等には近づかないなど,十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 タンザニア滞在中は以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,治安情勢は刻々と変化しているので,テロ事件や不測の事態等が発生した場合の対応策を再検討し,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じられるよう外務省,在タンザニア日本国大使館,現地関係機関などから最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)テロ
 これまでに,タンザニアにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ及びスリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(2)一般犯罪
ア 都市部においては,銀行,両替商,現金輸送車,宝石店,カジノ,高級レストラン等への襲撃・強盗事件が発生するなど,治安の悪化が懸念されています。また,銃器,蛮刀,ナイフ等を使用した強盗,家宅侵入強盗,車両強盗,ひったくり及び詐欺等が頻発しているので,外出時には目立たないよう,高価なカメラ,腕時計等の目につきやすいものはできるだけ身に着けないようにして,犯罪を誘発しないよう十分注意してください。

イ イースター及びクリスマス前から年末年始にかけては,家宅侵入強盗,ひったくりや強盗が増加するなど,治安が特に悪化する傾向にあるため,十分注意してください。

ウ この他,観光客をターゲットにした短時間(電撃)誘拐及び薬物使用強盗等の事件も多発しているので,昼夜を問わず十分注意してください。
(ア)短時間(電撃)誘拐
 犯人の目的は金品であり,安価なタクシー料金を提示するなどして言葉巧みに車の中へ誘い込み,人通りの少ない路地に連れて行った後に数人の男が車に乗り込んで来て脅迫・拘束しつつ移動し,被害者のクレジットカードを利用して,銀行ATM等で限度額まで現金を引き出させ,携帯電話や現金を奪った後に解放するのが一般的な手口です。犯人は,単独行動をしている人や隙がありそうな人等にターゲットを絞って犯行に及ぶことが多く,暴力を振るうケースもありますので,十分注意してください。
(イ)ハイウェイ強盗
 武装強盗団が幹線道路で石や倒木等で道をブロックして観光バスを停車させ,乗客から金品を奪う事件が発生しています。

(3)隣国の危険情報
 隣国のケニア,ウガンダ,ルワンダ,ブルンジ,コンゴ民主共和国,ザンビア,マラウイ及びモザンビークに対しても,別途各々危険情報が発出されていますので,併せて留意してください。

(4)在留届・「たびレジ」登録
海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在タンザニア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在タンザニア日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在タンザニア日本国大使館
住所:Plot No.1018, Ali Hassan Mwinyi road, Dar es Salaam, Tanzania.
(P.O.Box 2577)
電話:(市外局番22)2115827,2115829
 国外からは(国番号255)22-2115827,2115829
FAX:(市外局番22)2115830
 国外からは(国番号255)22-2115830
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