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モザンビーク危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

「危険情報」とは?

更新日 2019年10月31日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●カーボ・デルガード州(パルマ郡,ナンガーデ郡,モシンボア・ダ・プライア郡,ムイドゥンベ郡,マコミア郡,メルコ郡,キサンガ郡及びイボ郡)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●カーボ・デルガード州(上記以外の地域) 
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●マプト州及びソファラ州
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●カーボ・デルガード州北東部のパルマ郡,ナンガーデ郡,モシンボア・ダ・プライア郡,ムイドゥンベ郡,マコミア郡,メルコ郡,キサンガ郡及びイボ郡では,正体不明の武装集団による襲撃事件が頻繁に発生し,その発生件数は年々増加傾向にあり,治安状況が極めて不安定になっていることから,危険レベルを3に引き上げます。これらの地域への渡航は止めてください。
●カーボ・デルガード州の上記以外の地域では,これまで襲撃事件は発生していませんが,今後,襲撃事件が発生するおそれがあることから,これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
●マプト州とソファラ州では,一般犯罪や麻薬売買,外国人が被害者となる誘拐事件が時間や場所を問わず発生していますので,十分注意してください。

詳細

1 概況
(1)近年,モザンビークは高い経済成長を続けてきましたが,ここ数年は資源価格の下落に加え,対外債務問題の発生による経済情勢の悪化や所得格差の拡大を背景に,強盗,誘拐,性犯罪,空き巣,車上荒らし等の犯罪が多発し,治安の悪化が社会問題になっています。また,モザンビークでは,1992年の内戦終了後も内戦で戦った政府与党フレリモと野党レナモとの間で政治的な緊張関係が存在し,野党レナモ支持者の多い北中部地域の一部では,政府軍又は警察と野党レナモ武装集団との間で衝突が発生してきました。現在は両者の停戦合意及び和平合意に基づき野党レナモの武装解除が進みつつありますが,2019年10月15日に大統領・国会議員選挙等が実施された後の和平合意の進展を注視する必要があります。

(2)カーボ・デルガード州北東部のパルマ郡,ナンガーデ郡,モシンボア・ダ・プライア郡,ムイドゥンベ郡,マコミア郡,メルコ郡,キサンガ郡及びイボ郡では,2017年10月以降,正体不明の武装集団による襲撃事件が頻繁に発生しています。治安機関等による警戒が強化されていますが,襲撃事件の発生件数は年々増加傾向にあり,現時点で収束する見通しは立っていません。また,警察や軍に対する襲撃事件も散見されるなど,治安状況が極めて不安定になっています。

(3)過去には,パンやガソリン等の値上げにより大規模な暴動が発生して多数の死傷者が出たほか,マプト,マトーラ両市において乗合バス(シャパ)の料金値上げに伴う抗議行動が発生し,一部地域ではタイヤを燃やし道路を閉鎖,投石するなどの混乱が起きています。今後も経済的要因で同様の混乱が生じる可能性は排除されません。

(4)これまでに,モザンビークにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ及びスリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)カーボ・デルガード州(パルマ郡,ナンガーデ郡,モシンボア・ダ・プライア郡,ムイドゥンベ郡,マコミア郡,メルコ郡,キサンガ郡及びイボ郡
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
2017年10月にモシンボア・ダ・プライア郡で正体不明の武装集団が警察署を襲撃する事件が発生して以降,パルマ郡,ナンガーデ郡,モシンボア・ダ・プライア郡,ムイドゥンベ郡,マコミア郡,メルコ郡キサンガ郡及びイボ郡で頻繁に襲撃事件が発生しており,これまでに数百棟の家屋が焼失,三百人以上の市民が死亡しています。2019年2月にはカーボ・デルガード州のガス田開発事業を進めている米アナダルコ社の関連車両が襲撃され,死傷者がでました。また,2019年6月以降,襲撃事件に対する「イスラム国中部アフリカ州(ISCAP)」名義の犯行声明が数度にわたり発出されており,イスラム過激派の関与を疑う報道もあります。警察は,同声明はISCAPによるものではないと否定するとともに,治安対策に努めていますが,実態が解明されていないことに加え,襲撃事件の発生件数は年々増加傾向にあり,現時点で収束する見通しは立っていません。また,治安部隊等が襲撃を受けるケースも散見されるなど,治安状況が極めて不安定になっており,突発的な襲撃事件に遭遇したり,巻き込まれたりする危険があります。

つきましては,これらの地域への渡航は止めてください。

(2)カーボ・デルガード州(上記(1)以外の地域)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
カーボ・デルガード州の上記(1)以外の地域については,これまで襲撃事件は発生していませんが,今後,襲撃事件が発生するおそれがあります。

つきましては,これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。

(3)マプト州及びソファラ州 
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア マプト州 
強盗,誘拐,性犯罪,住居侵入,車上狙い,スリ,ひったくり,置き引き,麻薬売買等が時間,場所を問わず発生しており,日本人が被害に遭う事例も年々増加しています。常に周囲への注意を怠らないなど安全に対する意識を持つことが重要です。特に最近は中国人等の外国人も被害者となる誘拐事件が頻発している他,警察官による恐喝も発生しています。夜間外出は避ける,外出する際には周囲の状況に十分注意を払う等,安全確保に努めてください。なお,犯罪手口の詳細については「安全対策基礎データ」を参照してください。
 また,車両保有者の増加,交通マナーの悪化により交通事故が急増しています。車両を運転する際は十分注意してください。
イ ソファラ州 
マプト州同様に,強盗,誘拐,性犯罪,住居侵入,車上狙い,スリ,ひったくり,置き引き,麻薬売買等が時間,場所を問わず発生していますので,同地域に赴く場合は,周囲の状況に十分注意してください。特に国道1号線及び同6号線は,これまでムシュンゲ・サヴェ間やニャマパンザ,レナモの軍事拠点のあるゴロンゴーザ郡などで車両が襲撃される事件が発生していますので通行は控えてください。また同州は野党レナモ支持者が多いため,10月15日に実施された大統領・国会議員選挙の結果を受けて,暴動等の不測の事態が発生するおそれがあり,少なくとも12月下旬の正式な選挙結果の発表までは十分注意する必要があります。

これらの地域への渡航に当たっては,十分注意してください。

3 滞在中の注意
 滞在中は以下の事項を踏まえ,十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,日本国外務省,在モザンビーク日本国大使館,現地関係機関・報道等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)銃器やナイフなどの武器を持った強盗に遭遇した時は,生命に危険が及ぶ可能性がありますので,抵抗せず,また相手を刺激するような行為や言動は避けてください。
(2)銀行やATM等から現金を引き出した直後に強盗に襲われる事件が発生しています。人通りの多いショッピングセンター内であっても安心できません。特にATMから現金を引き出す際は周囲の状況に注意を払うようにしてください。また,スキミング被害も発生しています。クレジットカードやキャッシュカード等をご利用の際は,カードから目を離さず,暗証番号の入力状況を片手で覆い隠すなどして暗証番号を盗み取られないようにしてください。
(3)自動車に乗車する際は,赤信号等での停車時における強盗被害が発生していますので,ドアをしっかりロックし,窓を開放しないでください。また,乗り降りの際にも周囲に気を配ってください。
(4)走行中の車に対し,パッシングや手を振るなどあたかも車両に異常が発生しているように思わせる,または自らの車に事故や怪我人が発生しているように装い停車させる等の手口による強盗事件が発生していますので注意してください。
(5)国内を陸路で移動する場合には,できるだけ2台以上の車両で移動することをお勧めします。パンク時や悪路に車輪を取られた際に長時間停車していると強盗被害に遭う可能性が高く危険です。
(6)最近の治安悪化及び交通取締りの強化に伴い,警察機関による検問や職務質問が強化されています。外出の際は,身分を証明するもの(現地の身分証明書,旅券の原本,運転免許証等)を必ず携行してください。
(7)ホテル周辺での強盗被害が発生しています。高価そうな腕時計や貴金属等は身につけず,単独行動や徒歩での移動は避け,できる限り複数で,タクシーなど車で移動するようにしてください。また,ホテル内でも居空きや忍び込みによる盗難事件が多発しています。ホテルにおいても安心することなく,玄関や窓の施錠は忘れずに,貴重品は信頼できる金庫などに収納してください。
(8)暴動やデモ等に巻き込まれることのないよう注意するとともに,混乱による店舗の閉鎖や物流がストップする事を想定して10日分程度の食料,水,医薬品,燃料等を普段から備蓄しておくことをお勧めします。
(9)不測の事態が発生した場合には,自宅や職場(旅行者の場合はホテルや旅行会社)等の安全な場所に行き,事態が収拾されるまで待機して在モザンビーク日本国大使館に連絡してください。
(10)雨季(10月~3月頃)には局地的な豪雨に伴う,河川の氾濫等の被害が発生します。滞在,移動の際は,現地の最新情報を入手するよう心掛けてください。
(11)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在モザンビーク日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在モザンビーク日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

4 隣国の南アフリカ,ジンバブエ,ザンビア,マラウイ及びタンザニアの危険情報にも留意してください。

(問い合わせ先窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在モザンビーク日本国大使館
住所 : Av.Julius Nyerere, 2832, C.P.2494, Maputo, Mozambique
電話 :21-499819~20
国外からは(国番号258)21-499819~20
FAX   :21-498957
   国外からは(国番号258)21-498957
ホームページ:http://www.mz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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