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危険情報
イエメンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2019年10月10日
危険レベル・ポイント
【危険度】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●イエメン全土で,イエメン政府と反政府勢力との戦闘,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生しています。イエメンへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●在イエメン日本国大使館は,治安悪化のため2015年2月15日をもって一時閉館し,在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●イエメン全土で,イエメン政府と反政府勢力との戦闘,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生しています。イエメンへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●在イエメン日本国大使館は,治安悪化のため2015年2月15日をもって一時閉館し,在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。
詳細
1 概況
(1)イエメン各地では,イエメン政府と反政府勢力(ホーシー派)との戦闘が長期にわたり継続しており,国内の治安状況,人道状況の悪化が深刻化しています。2015年3月以降,サウジアラビア等が主導するアラブ連合軍がイエメン政府の要請を受けて軍事介入し,2019年10月現在も,サヌア,サアダ,タイズ,マアリブ,ジョウフ,ハッジャ,シャブワ,ラヘジ,ホデイダ,ベイダ,サウジアラビア・イエメン国境地帯等で空爆や戦闘が続いています。これらにより,民間人にも多数の死傷者が発生しています。
(2)南部地域においては,2019年8月にイエメン政府と武装勢力(南部移行評議会)との間で軍事衝突が発生して以降,アデン,アビヤン,シャブワ,ラヘジで突発的な戦闘が発生しており,一般犯罪も増加する等治安状況が更に悪化しています。
(3)イエメンでは,紛争による混乱に乗じ,イスラム過激派組織「アラビア半島のアル・カーイダ」(AQAP)や「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の関連組織によるテロ活動が国内で引き続き行われ,特に南部地域で活動が活発化しています。また,強盗等の一般犯罪や武装集団による暗殺事件も多発しており,非常に危険です。
(4)イエメンでは,従来から国籍を問わず誘拐事件が多発しています。従来の誘拐事件の多くは部族組織による犯行ですが,近年ではISILやAQAPの関与が疑われる事件もみられます。また,現在も北部地域では反政府勢力による政治・人権活動家,ジャーナリスト等の誘拐が多発し,南部地域でも女性の誘拐等が発生しています。紛争による情勢悪化で多くの外国人が国外に退避したこともあり,外国人誘拐事件の発生件数は減少していますが,リスクが下がったわけではありません。仮に日本人を含む外国人が渡航すれば,従来よりも誘拐の標的とされる可能性が高く,非常に危険です。
2 地域別情勢
全土 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)イエメンでは,2015年3月以降,イエメン政府と反政府勢力との間で激しい戦闘が継続しているほか,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生し,極めて不安定な状況にあります。
(2)一部周辺国や周辺海域で反政府勢力支配地域からの攻撃が発生しています。特に,紅海,バブ・エル・マンデブ海峡では,イエメンからのミサイル攻撃事案やホーシー派軍敷設の機雷による爆発事案等が発生していますので,同海域(特にイエメン沿岸)を航行する際には十分注意してください。
日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が続いていますので,イエメンへの渡航はどのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている日本人の方は,直ちに国外の安全な地域へ退避してください。
3 その他
在イエメン日本国大使館は,2015年2月15日をもって一時閉館し,現在は在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。
(問い合わせ先窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在イエメン日本国大使館(在サウジアラビア日本国大使館内)
住所:A-11 Diplomatic Quarter, Riyadh, Saudi Arabia
(P.O. Box 4095, Riyadh 11491, Saudi Arabia)
電話: (市外局番011) 482-6880
国外からは(国番号966)11-482-6880
FAX : (市外局番011) 488-0970
国外からは(国番号966)11-488-0970
ホームページ: http://www.ye.emb-japan.go.jp/Japanese/index.html
(1)イエメン各地では,イエメン政府と反政府勢力(ホーシー派)との戦闘が長期にわたり継続しており,国内の治安状況,人道状況の悪化が深刻化しています。2015年3月以降,サウジアラビア等が主導するアラブ連合軍がイエメン政府の要請を受けて軍事介入し,2019年10月現在も,サヌア,サアダ,タイズ,マアリブ,ジョウフ,ハッジャ,シャブワ,ラヘジ,ホデイダ,ベイダ,サウジアラビア・イエメン国境地帯等で空爆や戦闘が続いています。これらにより,民間人にも多数の死傷者が発生しています。
(2)南部地域においては,2019年8月にイエメン政府と武装勢力(南部移行評議会)との間で軍事衝突が発生して以降,アデン,アビヤン,シャブワ,ラヘジで突発的な戦闘が発生しており,一般犯罪も増加する等治安状況が更に悪化しています。
(3)イエメンでは,紛争による混乱に乗じ,イスラム過激派組織「アラビア半島のアル・カーイダ」(AQAP)や「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の関連組織によるテロ活動が国内で引き続き行われ,特に南部地域で活動が活発化しています。また,強盗等の一般犯罪や武装集団による暗殺事件も多発しており,非常に危険です。
(4)イエメンでは,従来から国籍を問わず誘拐事件が多発しています。従来の誘拐事件の多くは部族組織による犯行ですが,近年ではISILやAQAPの関与が疑われる事件もみられます。また,現在も北部地域では反政府勢力による政治・人権活動家,ジャーナリスト等の誘拐が多発し,南部地域でも女性の誘拐等が発生しています。紛争による情勢悪化で多くの外国人が国外に退避したこともあり,外国人誘拐事件の発生件数は減少していますが,リスクが下がったわけではありません。仮に日本人を含む外国人が渡航すれば,従来よりも誘拐の標的とされる可能性が高く,非常に危険です。
2 地域別情勢
全土 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)イエメンでは,2015年3月以降,イエメン政府と反政府勢力との間で激しい戦闘が継続しているほか,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生し,極めて不安定な状況にあります。
(2)一部周辺国や周辺海域で反政府勢力支配地域からの攻撃が発生しています。特に,紅海,バブ・エル・マンデブ海峡では,イエメンからのミサイル攻撃事案やホーシー派軍敷設の機雷による爆発事案等が発生していますので,同海域(特にイエメン沿岸)を航行する際には十分注意してください。
日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が続いていますので,イエメンへの渡航はどのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている日本人の方は,直ちに国外の安全な地域へ退避してください。
3 その他
在イエメン日本国大使館は,2015年2月15日をもって一時閉館し,現在は在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。
(問い合わせ先窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在イエメン日本国大使館(在サウジアラビア日本国大使館内)
住所:A-11 Diplomatic Quarter, Riyadh, Saudi Arabia
(P.O. Box 4095, Riyadh 11491, Saudi Arabia)
電話: (市外局番011) 482-6880
国外からは(国番号966)11-482-6880
FAX : (市外局番011) 488-0970
国外からは(国番号966)11-488-0970
ホームページ: http://www.ye.emb-japan.go.jp/Japanese/index.html