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コートジボワールの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

2019年06月28日
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【危険度】
●モンターニュ地方全域,リベリア,マリとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●ブルキナファソとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
●上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●リベリアとの国境地帯を含む西部地域では,以前から存在する部族対立に加え,隣国リベリアの傭兵や武器の氾濫,避難民の帰還,土地所有を巡る問題等により今なお住民間の衝突が散発しています。
●隣国マリ南部での武装勢力の活動による治安悪化に伴い,マリとの国境地帯にも影響が及ぶ可能性は排除できません。
●ブルキナファソの治安悪化に伴い,ブルキナファソとの国境地帯にもテロの脅威が広がっていることから,危険度をレベル2に引き上げます。
1 概況
(1)コートジボワールでは,2010年11月の大統領選挙後,約4か月間にわたり政治的混乱が続き,2011年3月には,実質的に首都機能を果たしているアビジャン市において,現大統領を支持する共和国軍(FRCI)と前大統領を支持する国軍(FDS)との間で激しい戦闘が始まり,内戦状態となりました。同年4月,内戦は収束し,国際社会から支持されたウワタラ大統領が実権を掌握して,治安回復,国民和解,復興に取り組んだ結果,国内情勢は落ち着きを取り戻しており,2015年10月に実施された大統領選挙も平和裡に執り行われ,同大統領が再選されました。

(2)コートジボワール政府は,これまで治安機関の展開が遅れていた地方においても人員及び装備面の強化を進めており,それに伴い国内の治安情勢は安定した状態にあると発表しています。しかし,内乱を通じて国内に拡散した銃器を使用した強盗事件などは依然として発生しており,安全の確保には万全を期す必要があります。

(3)隣国マリでは,武装勢力の活動により治安が悪化し,MINUSMA(国連PKOミッション)が展開しています。また,マリの治安悪化の影響がブルキナファソまで波及し,ブルキナファソの治安情勢も急激に悪化しており,ブルキナファソとの国境地帯にもテロの脅威が広がっています。

(4)2016年3月には,アビジャンの東に位置する観光地「グラン・バッサム」のホテルや隣接する海岸がAQIM(イスラム過激派組織イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ)に襲撃され,外国人を含む多数の死傷者が出ました。

(5)これまでに,コートジボワールにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ,スリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域情勢
(1)モンターニュ地方全域,リベリア,マリとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 リベリアとの国境地帯を含む西部地域には,以前から部族対立が存在し,隣国リベリアの傭兵や武器の氾濫,避難民の帰還,土地所有を巡る問題等により今なお住民間の衝突が散発しています。
 また,隣国マリでは,武装勢力の活動により治安が悪化し,MINUSMA(国連PKOミッション)が展開しています。マリ南部においてもテロ事件は発生しており,マリとの国境地帯にも影響が及ぶ可能性は排除できません。

 つきましては,これらの地域の危険度を引き続き「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」としますので,不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。

(2)ブルキナファソとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)

 ブルキナファソでは武装集団によるテロ事件が活発化し,治安情勢が急激に悪化しており,コートジボワールとの国境付近でもテロ事件が発生していることから,コートジボワール側にも既にテロリストは浸透しつつあるとみられており,テロの脅威が広がっています。

 つきましては,これらの地域の危険度を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き上げますので,不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。

(3)上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

 アビジャンのアジャメ,アボボ,ヨプゴンの各地区では,多くの市場や交通の要所が存在し,住宅地として人口密度も非常に高くなっています。行き交う人をターゲットとして,けん銃,ナイフ等を用いた強盗が多発しており,邦人観光客も被害に遭っていることから,特別の注意が必要です。また,アビジャン市内の他の地区においても,事務所や商店を対象とした強盗や盗難が頻発しています。高級ホテルも例外ではなく,受付への強盗が発生しています。特に注意を要するのは,銀行で現金を下ろした客の後を追い,けん銃等で襲う強盗グループで,現金の持ち歩きは極力避ける必要があります。
 アビジャン以外の地域においても,強盗や住宅侵入強盗が発生しているため,夜間の外出を控え,戸締まり等の防犯対策に十分注意してください。カラシニコフ銃等の火器で武装して,道路を丸太やタイヤなどで封鎖し,バス等の行き交う車両を襲って乗員の金銭を巻き上げる道路封鎖強盗が各地で頻発しており,近くに治安部隊がいたにもかかわらず,相手の人数や火器が上回っていることを理由に見過ごされたとの報道もあります。陸路の長距離移動はできるだけ避けるか,複数台の車列による移動を心がけてください。

 つきましては,これらの地域の危険度を引き続き「レベル1:十分注意してください。」とします。これらの地域への渡航にあたっては,在コートジボワール日本国大使館,現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。

3 滞在にあたっての注意
 コートジボワールへの渡航・滞在における一般的な注意事項については,安全対策基礎データも併せてご参照ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_101.html
 滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,渡航に際しては,日本国外務省,在コートジボワール日本国大使館,現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。万一,事件・事故等に巻き込まれた場合には,在コートジボワール日本国大使館に連絡してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )

(2)移動には徒歩を避け,可能な限りタクシー等の車両を利用してください。特に夜間の徒歩による移動は危険です。また,昼間でも複数で行動するなど,自身の安全対策に万全を期すことを心掛けてください。

(3)外出の際は,身の回りの安全に十分注意してください。また,派手な服装や目立つ荷物の携行はできるだけ避け,車両で移動する際には,バッグや携帯電話等を座席の上など目の付く場所に置かないよう注意してください。

(4)交通マナーが非常に悪いため,交通事故による死亡事故が多発しています。信号を過信せず,必ず周囲を確認してから進む等してください。また,交通検問等では警察官や軍人などの指示に従うことが原則ですが,賄賂など不当な要求に対しては毅然たる態度をとることも必要です。外出に際しては,必ずパスポートの写し等身分を証明するものを携行してください。

(5)銃器を使用した犯罪が発生しています。強盗等に遭遇した場合には,身の安全を最優先にして,抵抗したり逃走したりせず,所持金を差し出す等,相手を刺激しないようにしてください。

(6)政治集会の行われている場所や裁判所等の公共機関等デモ発生の可能性のある施設の付近,大勢の民衆が集まる市場等にはなるべく近づかないでください。

4 なお,隣国のリベリア,ギニア,マリ,ブルキナファソ及びガーナについても,それぞれ危険情報が発出されていますので,併せてご留意ください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コートジボワール日本国大使館
  住所:Immeuble Alpha 2000, Tour A1 8, 9 ème étage, Avenue Chardy, Abidjian, Côte d'Ivoire
  電話:(市外局番なし)2021-2863,2021-3043,2022-1790
   国外からは(国番号225)2021-2863,2021-3043,2022-1790
  FAX:(市外局番なし)2021-3051
   国外からは(国番号225)2021-3051
  ホームページ:http://www.ci.emb-japan.go.jp/index_j.htm
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