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危険情報
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モーリタニアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2019年02月01日
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【危険度】
●マリ国境地帯全域(ホード・エルガルビ州アマケまで),アルジェリア国境地帯全域
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

●上記を除くティリス・ゼムール州(ズエラットから東側地域),ホード・エッシャルギ州,ホード・エルガルビ州,タガント州,アッサバ州,ギディマカ州東部及びアドラール州東部(シンゲッティから東側地域)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●ヌアクショット特別州,トラルザ州,インシリ州,ダーヘル・ヌアディブ州,ブラクナ州,ゴルゴル州,ギディマカ州(レベル3地域を除く),アドラール州西部(シンゲッティから西側地域)及びティリス・ゼムール州(ズエラットから西側地域)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●マリ,アルジェリアの国境地帯においては,レベル4(退避勧告)を発出しています。同地帯においては武装勢力が,テロ事件等を起こす可能性があるため,同地域への渡航・滞在は,どのような目的であろうと止めてください。また,既に滞在中の方は,直ちに安全な地域に退避してください。
●モーリタニア全域において,武装勢力等による外国人の拉致・誘拐事件等が発生するおそれがあり,十分な警戒が必要です。不要不急の渡航自粛は止めて下さい。
1 概況
(1)2013年1月,隣国マリ北部で,マリ国軍と同国北部を支配していた武装勢力間で衝突が発生したことから,マリ暫定政府の要請を受けたフランスが同武装勢力に軍事攻撃を行い,その結果,武装勢力の一部はマリ北部を追われ,ニジェールやリビア方面に拠点を移したものとみられます。これに対し,2013年5月に「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ(AQIM)」が映像メッセージを発出し,あらゆる場所のフランス権益を攻撃するよう呼びかけていたところ,近隣国のマリ,ブルキナファソ,ニジェール及びコートジボワールにおいて,AQIMによるものと思われるテロが現在も発生しています。このように,北アフリカ・サヘル地域には依然としてテロの脅威があり,特に,マリ,アルジェリアとの国境地帯では,国境警備が脆弱であるため,AQIM等の勢力が侵入し,テロ事件等を起こす可能性があります。

(2)モーリタニアでは,2012年以降,テロ事件は発生しておらず,また,昨今の近隣諸国の情勢に対応し,政府は首都近郊のビーチや主要ホテル等に憲兵隊や警官隊を常駐させています。
 一方,2017年3月には,AQIM傘下に各テロ組織が統合された形で「イスラムとムスリムの支援団(JNIM)」が新たに結成されており,これまでにマリ,ブルキナファソ及びニジェール等おいて,同組織によるテロが多数発生しています。
 現在,周辺国におけるテロ対策の一環として,モーリタニアを含むサヘル地域5カ国が参加するG5サヘル合同軍が組織されていますが,モーリタニアにおいても,外国人利用客の多いホテルや観光地への襲撃,または外国人観光客を標的とした身代金目的の誘拐事件等が発生する可能性は否定できません。

(3)これまでにモーリタニアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域情勢
(1)マリ国境地帯全域(ホード・エルガルビ州アマケまで),アルジェリア国境地帯全域
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)(継続)

 隣国マリでは,北部を中心に武装勢力とマリ国軍との衝突が激化し,2013年1月,仏軍が派遣され,マリ国軍とともに武装勢力の掃討作戦を行ってきました。掃討作戦は一定の成果をあげたものの,2017年3月には,AQIM傘下に各テロ組織が統合された形で「イスラムとムスリムの支援団(JNIM)」が新たに結成され,これまでにマリ,ブルキナファソ及びニジェール等おいて,同組織によるテロが多数発生していることから,大きな脅威となっています。特に,マリ,アルジェリアの国境地帯においては,国境警備が脆弱であるため,これら武装勢力が国境を越えて侵入し,テロ事件等が発生する可能性があります。

 つきましては,同地域への渡航・滞在はどのような目的であれ止めてください。また,既に滞在中の方は,直ちに安全な地域へ退避してください。

(2)上記を除くティリス・ゼムール州(ズエラットから東側地域),ホード・エッシャルギ州,ホード・エルガルビ州,タガント州,アッサバ州,ギディマカ州東部及びアドラール州東部(シンゲッティから東側地域)
 レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)(継続)

 同地域では,過去に外国人の誘拐事件が発生しています。2014年9月,ISILが世界のイスラム教徒に対して,欧米諸国等の国民へのテロを呼びかけ,これに呼応する形で,アルジェリア北部においてISILを支持する武装組織によるフランス人観光客の誘拐・殺害事件が発生したこともあり,同地域での外国人誘拐には十分な警戒が必要です。また,周辺諸国ではJNIM等によるものと思われるテロが頻発しており,特に外国人がその対象となっています。

 つきましては,同地域への渡航・滞在はどのような目的であれ止めてください。

(3)ヌアクショット特別州,トラルザ州,インシリ州,ダーヘル・ヌアディブ州,ブラクナ州,ゴルゴル州,ギディマカ州(レベル3地域を除く),アドラール州西部(シンゲッティから西側地域)及びティリス・ゼムール州(ズエラットから西側地域)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続)

ア アブデル・アジズ大統領は,2009年の大統領就任以降,「テロとの戦い」を政策目標に掲げ,主要都市及び都市間を結ぶ幹線道路沿いに憲兵隊や警察によるチェックポイントを設置し,周辺国との国境管理体制を強化するなど,治安対策の強化に努めており,2012年以降,同地域ではテロ事件は発生していません。
イ 一方,2015年11月から近隣国では,首都若しくは外国人が多く集まる場所でテロが発生しており,モーリタニアについても,首都圏における警戒が引き続き必要です。なお,モーリタニア政府はこれらの近隣国におけるテロ発生を受け,2016年3月以降,首都近郊のビーチにも憲兵隊を配置し,主要なホテルに警官隊を常駐させる等の対策を講じています。
ウ また,地方からの人口流入と若者の失業などの問題に改善が見られない中,最近では首都ヌアクショット中心部で,これまでには見られなかった銀行強盗事件の発生や,政府への抗議デモに際して,一部の暴徒化したデモ隊がタイヤを燃やす,投石を行う等の過激な行動が見られるようになってきたほか,現地新聞報道においても,殺人や強姦事件といった凶悪事件に関する記事が取り上げられています。

 つきましては,同地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航・滞在する場合には,現地の最新の情報の入手に努めるとともに,特に夜間の外出は避けるなど,自身の安全対策に万全を期してください。外国人の多く集まる場所に赴く際は,細心の注意を払って行動してください。なお,各都市間を結ぶ幹線道路を外れると治安部隊の配置されていない砂漠地帯が広がっているため,不測の事態が発生した際に対応が困難となる可能性もありますので,各都市間の移動については必ず幹線道路を利用してください。

3 滞在に当たっての注意
 モーリタニア滞在中は,下記の事項に十分注意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在モーリタニア日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。なお,詳細については,「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_278.html )を併せてご参照ください。

(1)在留届,たびレジ
 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,在モーリタニア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在モーリタニア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )

(2)政府関係施設等では,政策等に反対するデモがたびたび発生しています。不測の事態が起こる可能性も排除できませんので,大統領官邸や軍・治安関係施設などには極力近づかないようにするとともに,デモや集会に遭遇した際にはすぐにその場から離れてください。またテロの標的となりやすい欧米諸国関連施設も,必要のあるとき以外は近づかないようにしてください。

(3)空港では,荷物搬送やタクシー斡旋,両替等の便宜の申し出を行う人がいますが,これらの人の中には,通常以上の斡旋料を要求したり,両替に乗じて詐欺を行う人もいますので注意してください。出入国時の空港周辺では,スリや置き引きが多いことから所持品の管理についても十分注意してください。

(4)モーリタニアの道路網は,幹線道路も含めて未整備なところが多く,街灯等照明設備が備えられている箇所も限られています。都市や幹線道路を離れると大半が砂漠・土漠地帯で,通常の車両で移動することは極めて困難であり,また,人家もほとんどないことから,不測の事態が起きた場合に身動きが取れなくなることも懸念されますので,砂漠・土漠地帯での移動に際しては,必ず土地感のある運転手あるいはガイドを伴い,できるだけ2台以上の車両で走行してください。また,衛星電話や無線などの通信手段を確保しておくことも重要です。

4 隣国のアルジェリア,マリ,セネガル及び西サハラについても,危険情報を発出していますので,併せてご留意ください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在モーリタニア日本国大使館
  住所:Ilot E Nord, Tevragh Zeiga, BP7810, Nouakchott, Mauritanie
  電話:(市外局番なし)4525-0977
   国外からは(国番号222)4525-0977
  FAX:(市外局番なし)4525-0976
   国外からは(国番号222)4525-0976
  ホームページ:http://www.mr.emb-japan.go.jp/j/
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