1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

イラクの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2019年01月24日
地図へ

イラクの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

【危険度】
●ニナワ県(以下に規定するニナワ平原経由幹線道路を除く),キルクーク県,サラーハッディーン県,アンバール県,バグダッド県(以下に規定するバグダッド国際空港敷地内及びインターナショナル・ゾーン(以下「IZ」という)を除く),ディヤーラ県,バービル県,ワーシト県,並びにクルディスタン地域(エルビル県,スレイマーニーヤ県及びドホーク県)のうちニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近(以下に規定するニナワ平原経由幹線道路を除く)(更新)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

●エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク,バーダラシュ,ルビア及びバーダラを経由する幹線道路及びこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路(以下「ニナワ平原経由幹線道路」という),バグダッド国際空港からIZへの空港道路(ルート・アイリッシュ)及びIZ (更新)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(真にやむを得ない事情でこれらの地域を通過,またはIZに渡航・滞在する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。)

●エルビル県(エルビル市並びにニナワ県,キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く),スレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ,イラン又はシリアとの国境付近
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●中南部・南部7県(カルバラー県,ナジャフ県,ディワーニーヤ県,バスラ県(バスラ国際空港敷地内を除く),ムサンナー県,ズィーカール県及びミーサーン県)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
(やむを得ない事情で現地に渡航・滞在する場合には,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。)

●バグダッド国際空港敷地内(バグダッド国際空港敷地内のホテル及びイラク航空国際ビジネスセンターを含む),バスラ国際空港敷地内
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
(やむを得ない理由からこれら施設敷地内に立ち入る,または滞在する方は,専門家のアドバイスを受け,空港内での滞在期間を必要最小限にする等,十分な安全対策を取ってください。)

●エルビル県エルビル市,スレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ,イラン又はシリアとの国境付近並びにニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●イラクでは,イスラム過激派組織ISIL(イラクとレバントのイスラム国)からの全土解放宣言は表明されていますが,ISIL分子によるテロが引き続き発生していること等を踏まえ,レベル3以上の地域は,原則,どのような目的であれ渡航は止めてください。
●イラクの中南部・南部諸県,特にバスラ県を中心に,反汚職,公共サービスや高い失業率の改善等を求めるデモが発生しています。警戒を強化してください。
●クルディスタン地域においては,同地域政府が発行する独自の査証にて滞在が認められているとの情報もありますが,同査証はイラク政府からの正式なイラク入国査証と認められてはおらず,同査証をもってクルディスタン地域以外のイラク国内に移動しようとする場合には,不法滞在となります。
1 概況
(1)2014年6月以降, ISILがイラク北部及び西部を中心に勢力を拡大させていましたが,有志連合の支援を受けたイラク軍による掃討作戦を経て,2017年12月9日には,ISILからのイラク全土解放が宣言されました。しかし,2018年1月15日にバグダッドで自爆テロが,また,2018年11月8日にはモースルで自動車爆弾テロが発生したほか,ISILの休眠細胞等がニナワ県,アンバール県,サラーハッディーン県,キルク-ク県等の一部地域でテロ活動を活性化しています(国連の発表によれば,2018年8月時点でイラク及びシリアにはISILの要員が約2~3万人残っているとされています。)。

(2)2018年7月以降,中南部・南部諸県を中心に,反汚職,公共サービスや高い失業率の改善等を求めるデモが発生しています。2018年7月上旬より,バスラ市及びその近郊では過激化したデモ隊と治安当局との断続的な衝突により多数の死傷者が発生しています。特に金曜日・土曜日や夜間帯にデモの規模が拡大する傾向がありますので移動は避けるなど最大限の警戒が必要です。

(3)2018年5月12日に国民議会選挙が実施され,8月に連邦最高裁による選挙結果の最終確定し,10月に新政権が発足しておりますが,依然として政治勢力間の対立は収束しておらず,今後の政治的な動向次第では,過激な抗議デモや突発的なテロ事案等が発生するおそれがあります。

(4)イラク国内の治安情勢は,周辺諸国等の動向等に影響されやすく,比較的安定している地域においても,急速に悪化する可能性があります。

2 地域別情勢
(1)ニナワ県(ニナワ平原経由幹線道路を除く),キルクーク県,サラーハッディーン県,アンバール県,バグダッド県(バグダッド国際空港敷地内及びIZを除く),ディヤーラ県,バービル県,ワーシト県並びにクルディスタン地域(エルビル県,スレイマーニーヤ県及びドホーク県)のうちニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近(ニナワ平原経由幹線道路を除く) (更新)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

ア ISIL勢力への「勝利宣言」はなされたものの,イラク北部及び西部のニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県,ディヤーラ県,アンバール県では,米軍の支援を受けたイラク治安部隊等によるISIL残党の掃討作戦が継続しています。一部地域では,イラク軍などによる空爆も行われています。ISIL分子によるテロ活動等で治安部隊や一般市民に対する攻撃が続いており,多数の死傷者が発生しています。
また,これらの地域では,幹線道路や市街地等のみならず,あらゆる場所で爆破事件や銃撃事件が多数報告されています。

イ バグダッド県では,イラク政府による首都治安対策の強化により,テロ・犯罪の事案件数は減少していますが,いわゆるバグダッド・ベルト地域(バグダッド県周辺部)でテロ・犯罪事案が依然として多発しています。バグダッド市内においても,大規模な爆弾テロや自爆テロが断続的に発生し,多数の死傷者が出るなど,治安状況は引き続き不安定な状況が続いています。
また,バグダッド市内では,金曜日・土曜日を中心に反汚職や公共サービス改善を求める大規模なデモがたびたび発生し,治安部隊との衝突による負傷者発生が報告されています。

ウ バービル県やワーシト県では,バグダッド・ベルトに近い地域におけるISILなどの反政府組織による活動・拘束事案が引き続き報告されています。
 
エ これらの地域への渡航は,目的の如何を問わず止めてください。また,同地域に滞在されている方々は,十分な警備措置を講じた上で直ちに国外へ退避してください。

(2)エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過する,ニナワ県のカラク,バーダラシュ,ルビア及びバーダラを経由する幹線道路及びこれより以北のニナワ平原を通過する幹線道路(ニナワ平原経由幹線道路,バグダッド国際空港からインターナショナル・ゾーンへの空港道路(ルート・アイリッシュ)及びインターナショナル・ゾーン(IZ) (更新)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(真にやむを得ない事情でこれらの地域を通過する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。)

ア バグダッド国際空港からIZへの空港道路(ルート・アイリッシュ)上には,イラク治安当局による多数の検問所が設けられているほか,一部区間の側道がT-Wall(防護壁)で仕切られている等の厳重な警備措置がとられているものの,過去に爆破事案が発生しており引き続き警戒が必要です。また,一部政府機関及び外国公館が所在するIZはイラク治安当局により厳重な安全管理の結果,治安は安定していますが,2018年9月及び12月にはロケット弾等による米国大使館周辺への攻撃が発生したことや過去にデモ隊が検問所を飛び越えて乱入したこともあるので,警戒が必要です。なお,IZは2018年12月10日以降,一部の幹線道路が一般市民に開放されています。

イ 真にやむを得ない事情でこれらの道路を利用または同ゾーンに滞在する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。具体的な安全対策の計画に当たっては,実際の渡航・滞在に先立って,現地事情に詳しい民間警備会社等の安全・治安対策の専門家と相談を行い,移動には防弾車両の使用を含む必要な身辺警護措置や防護措置を講じ,厳重な警備体制が敷かれている宿泊施設を利用するといった十分な安全対策をとってください。また,夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため,日没後の移動は厳に避けてください。

(3)エルビル県(エルビル市並びにニナワ県,サラーハッディーン県及びキルクーク県との県境を除く),スレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ,イラン又はシリアとの国境付近
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア クルディスタン地域は比較的安定していますが,ISIL分子活動が活発化しているキルクーク県,サラーハッディーン県,ディヤーラ県,ニナワ県と接しており,エルビル県やスレイマーニーヤ県内では,ISIL分子の逮捕や隠れ家の摘発が散発的に報じられています。テロ活動の継続などが治安に及ぼす影響に注意が必要です。

イ クルディスタン地域北部のトルコ,イラン又はシリアとの国境付近である山岳地帯においては,トルコの反政府武装組織であるクルディスタン労働党(PKK)の拠点に対するトルコ軍による空爆や掃討作戦が断続的に実施され,周辺住民が空爆の巻き添えとなる例も報告されています。
 また,過去に周辺国より陸路でクルディスタン地域に越境した日本人が相次いで拘留される事案が発生しています。このほか,シリアとの国境付近では,多数のシリア難民がクルディスタン地域に流入しており治安情勢は流動的です。

ウ 真にやむを得ない事情でこれらの地域に滞在する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。具体的な安全対策の計画に当たっては,実際の渡航・滞在に先立って,現地事情に詳しい民間警備会社等の安全・治安対策の専門家と相談を行い,移動には防弾車両の使用を含む必要な身辺警護措置や防護措置を講じ,厳重な警備体制が敷かれている宿泊施設を利用するといった十分な安全対策をとってください。また,夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため,日没後の移動は厳に避けてください。

(4)中南部・南部7県(カルバラー県,ナジャフ県及びディワーニーヤ県,バスラ県(バスラ国際空港敷地内を除く),ムサンナー県,ズィーカール県及びミーサーン県)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
(やむを得ない事情で現地に渡航・滞在する場合には,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。)

ア バスラ県北部のハルサ地区及びバスラ市内等においては,部族間で武器を使用した衝突が引き続き発生しています。また,バスラ市においては犯罪集団による身代金目的の誘拐,強盗,殺人事件が多発しています。

イ イラク中南部諸県では,2018年7月8日以降,反汚職,公共サービスや高い失業率の改善等を求める抗議デモが断続的に発生しており,過激化したデモ隊と治安当局との衝突により多数の死傷者が発生し,バスラ県では一時,夜間外出禁止令が発出される事態となりました。特に金曜日・土曜日や夜間帯の移動は避けるなどデモへの最大限の警戒が必要です。

ウ やむを得ない事情でこれらの地域に渡航・滞在する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。具体的な安全対策の計画に当たっては,実際の渡航・滞在に先立って,現地事情に詳しい民間警備会社等の安全・治安対策の専門家と相談を行い,移動には防弾車両の使用を含む必要な身辺警護措置や防護措置が講じ,厳重な警備体制が敷かれている宿泊施設を利用するなどの十分な安全対策をとってください。また,夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため,日没後の移動は厳に避けてください。

(5)バグダッド国際空港敷地内(バグダッド国際空港敷地内のホテル及びイラク航空国際ビジネスセンターを含む),バスラ国際空港敷地内
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
(やむを得ない理由からこれら施設敷地内に立ち入る,または滞在する方は,専門家のアドバイスを受け,空港内での滞在期間を必要最小限にする等,十分な安全対策を取ることができない場合は,渡航は止めてください。)

ア バグダッド国際空港敷地内(バグダッド国際空港敷地内のホテル及びイラク航空国際ビジネスセンターを含む)イラク治安当局により厳重な警戒警備がなされています。具体的には,空港と空港敷地内施設(敷地内にあるホテル及びイラク航空国際ビジネスセンター)の外周はコンクリート壁で隔離され,また,空港敷地内に至る道路には複数の検問所が設置されています。基本的に高いレベルでの安全確保がなされていますが,周辺では度々爆発事案が確認されています。

イ バスラ国際空港敷地内厳重な警戒警備がなされています。具体的には,空港敷地の外周をコンクリート壁又はフェンスで隔離し,また,空港敷地内に至る道路に検問所を設置しています。基本的には高いレベルでの安全確保がなされていますが,2018年にバスラ市内でのデモが過激化した際に,空港敷地近くにロケット弾が着弾する事件が発生しています。

ウ やむを得ない理由からこれら施設敷地内に立ち入る,または滞在する方は,専門家のアドバイスを受け,空港内での滞在期間を必要最小限にする等,十分な安全対策を取ることができない場合は,渡航は止めてください。

(6)エルビル県エルビル市,スレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ,イラン又はシリアとの国境付近並びにニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

ア クルディスタン地域政府(KRG)が,KRの独立を問う住民投票を2017年9月に実施したことにより,連邦政府との対立が続き,治安情勢が不安定化しましたが,その後,両者の間で諸懸案(国境管理,税関,空港,石油収入,公務員給与や予算配分の問題等)の解決に向けた協議が断続的に継続しており,現在は沈静化しています。また,2018年9月30日に,クルディスタン地域において地域議会選挙が実施され,現在,新地域政府の組閣に向けた交渉が政治勢力間で行われており,情勢を注視する必要があります。

イ エルビル市においては, 2018年3月1日,政治的背景が疑われる爆弾テロが発生し,また,7月23日には,エルビル県庁舎がテロリスト3名に襲撃され,人質1名が死亡する事案が発生しています。

ウ クルディスタン地域では,2017年12月にスレイマーニーヤ県を中心にクルディスタン地域政府(KRG)への不満等を理由にデモが発生し,12月19日にはスレイマーニーヤ県のラニヤにてデモ隊と治安部隊が衝突し,死者が発生しました。

エ これらの地域に渡航・滞在する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。具体的な安全対策の計画に当たっては,実際の渡航・滞在に先立って,現地事情に詳しい民間警備会社等の安全・治安対策の専門家と相談を行い,移動には,事情に応じ防弾車両の使用を含む必要な身辺警護措置や防護措置を講じ,厳重な警備体制が敷かれている宿泊施設を利用するなどの十分な安全対策をとってください。
なお,イラク政府はKRGが発行してきた独自の査証を正式な査証と認めていません。無用なトラブルを避けるためにも,事前にイラク政府発行の入国査証を取得してください。

【イラク国内において発生した主な事案】
2018年8~12月中,首都バグダッド中心部のインターナショナルゾーン(IZ)及びその周辺,クルディスタン地域及び南部等で発生が報じられた主な事案は,以下のとおりです。なお,イラクでは,これら地域以外でも,各地でテロ等の事案が発生しており,注意が必要です。

(バグダッド中心部)
<IZ内>
●9月7日,米国大使館付近に迫撃砲・ロケット弾が複数着弾。
●9月8日,米国大使館付近に迫撃砲・ロケット弾が複数着弾。
●12月27日,米国大使館付近に迫撃砲・ロケット弾が複数着弾。

<IZ外>
●8月14日,サドルシティ地区での爆発で3人死亡。
●10月1日,サバーブ地区での爆発で2-3人死亡,10人程度負傷。
●10月7日,市内7カ所の爆発で7人死亡,負傷多数。
●11月4日,サドルシティ地区での爆発で,3人が死亡,5人が負傷。

(クルディスタン地域3県)
●9月8日,イラン軍によるエルビル県コヤ市所のイラン・クルド民主党への空爆で16人死亡。
●9月9日,スレイマニア県のイラン国境付近で,クルド反政府グループ6人がイラン革命軍により射殺。

(北部・西部5県:ニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県,アンバール県,ディヤーラ県)
●8月7日,サラーハッディーン県南部県境のアルゴ・フィラス地区でイラク治安部隊が襲撃され12人が死亡。
●8月10日,ニナワ県東部ニムロット地区のシンディグ村における爆発で12人が死亡。
●9月3日,キルクーク県西部のアブ・ジェヘール村が襲撃され7人が死亡。
●9月12日,サラーハッディーン県ティクリート近郊のレストランで自動車による自爆テロにより6人が死亡,42人が負傷。
●10月5日,ニナワ県南部のアル・サーディーヤ村が襲撃され9人が死亡,6人が負傷。
●10月23日,ニナワ県カヤラの市場付近で自動車が爆発し,6人が死亡,25人が負傷。
●11月8日,ニナワ県モースルのレストラン付近で自動車が爆破し,5人が死亡,14人が負傷。
●11月18日,サラーハッディーン県ティクリートのレストラン前で自動車が爆発し,5人が死亡,16人が負傷。

(中南部3県:カルバラー県,ナジャフ県,ディワーニーヤ県)
●大規模なテロ事件及び犯罪事案発生は確認されていない。

(南部4県:バスラ県,ムサンナー県,ズィーカール県,ミーサーン県)
●8月3日~8日,バスラ市内の過激なデモにより16人死亡,40人以上が負傷
●8月8日,バスラ国際空港付近に迫撃砲・ロケット弾が2回にわたり着弾
●9月8日,バスラ国際空港に近接する在バスラ米国総領事館付近に3発の迫撃砲・ロケット弾が着弾

(イラク国内のテロ及び武力衝突による民間人犠牲者数 国連イラク支援団発表)
●2018年8月:死亡69人,負傷105人
●2018年9月:死亡90人,負傷117人
●2018年10月:死亡75人,負傷179人
●2018年11月:死亡41人,負傷73人

3 滞在にあたっての注意
(1)イラクにおいては,邦人がテロ事件や誘拐等不測の事態に巻き込まれた場合,治安情勢,通信,移動制限の問題等から,在イラク日本国大使館による邦人保護業務が制約される状況にあります。
 金曜日・土曜日及び夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため,金曜日・土曜日及び日没後の移動は厳に避けてください。十分な安全対策を取ることのできない場合,渡航・滞在は取りやめてください。

(2)真にやむを得ない理由によりイラクに渡航・滞在する場合には,政府機関,所属団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また,緊急時の連絡のため,短期の滞在であっても必ず在イラク日本国大使館(embjp.ryoji.iraq@bd.mofa.go.jp )に渡航・滞在する方の氏名等人定事項,渡航・滞在日程,宿泊・滞在先,連絡可能な電話番号,Eメールアドレス,警備会社名等を届け出るとともに,現地において在イラク日本国大使館と緊密に連絡をとってください。また,常に最新の情報の入手に努めるなど十分に注意してください。

(3)入国手続きは,事前の通告なく変更されることがあります。査証の取得及び入国後の査証種類別の手続きに係る最新の情報については,駐日イラク大使館(03-5790-5311)に確認してください。
イラク北部クルディスタン地域においては,同地域政府が発行する独自の査証にて滞在が認められているとの情報もありますが,同査証はイラク政府からの正式なイラク入国査証と認められておらず,同査証をもってクルディスタン地域以外のイラク国内に移動しようとする場合には不法滞在となります。

(4)3か月以上滞在する方は,在イラク日本国大使館又は在エルビル日本国領事事務所が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。
3か月未満の渡航の際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在イラク日本国総領事館又は在エルビル日本国領事事務所からの連絡を受け取ることができるよう,上記3(2)の届けとは別に外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(5)取材活動であっても,現在のイラク情勢下にあっては,不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,非常に危険です。イラクにおける取材については,報道各社等に向けて注意喚起(http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_iraq20170705.pdf )を発出しています。報道関係者におかれては,フリーの報道関係者の方も含め,この注意喚起を踏まえ,イラクへの渡航を自粛してください。

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047 
 ○海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先) 
 ○在イラク日本国大使館
  住所:International Zone, Baghdad, Iraq
  電話:(870-722)-543-197(衛星電話),077-0494-2018(夜間等緊急を要する場合)
     国外からは(国番号964)-77-0494-2018(夜間等緊急を要する場合)
  FAX:(870-782)-174-466(衛星電話)  
  ホームページ:http://www.iraq.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
  メールアドレス:embjp.ryoji.iraq@bd.mofa.go.jp
page TOP