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イエメンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2019年01月22日
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イエメンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

【危険度】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●イエメン全土では,イエメン政府と反政府勢力との戦闘,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生しています。イエメンへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●在イエメン日本国大使館は,治安悪化のため2015年2月15日をもって一時閉館し,在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。
1 概況
(1)2015年3月以降現在まで,イエメン各地でイエメン政府と反政府勢力の戦闘が継続し,国内の治安状況,人道状況の悪化が深刻化しています。2015年3月以降,サウジアラビア等が主導するアラブ連合軍がイエメン政府の要請を受けてイエメン全土に軍事介入しており,2019年1月現在も,サヌア,サアダ,タイズ,マアリブ,ジョウフ,ハッジャ,シャブワ,ラヘジ,ホデイダ,ベイダ,サウジアラビア・イエメン国境地帯等で空爆や戦闘が続いています。これらにより,民間人にも多数の死傷者が発生しています。また,2018年12月にストックホルムでの和平協議においてホデイダでの停戦合意が交わされたにも関わらず,2019年1月現在もホデイダ県内においては連合軍と反政府勢力(ホーシー派)の間で激しい戦闘が続いており,多くの避難民が発生しています。

(2)紛争による混乱に乗じ,イスラム過激派組織「アラビア半島のアル・カーイダ」(AQAP)や「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の関連組織によるテロ活動が国内で引き続き行われています。また,強盗等の一般犯罪や武装集団による暗殺事件も多発しており,非常に危険です。

(3)イエメンでは,従来から国籍を問わず誘拐事件が多発しています。従来の誘拐事件の多くは部族組織による犯行ですが,最近ではISILやAQAPの関与が疑われる事件もみられます。また,現在も北部地域では反政府勢力による政治・人権活動家,ジャーナリスト等の誘拐が多発し,南部地域でも女性の誘拐等が発生しています。
 近年は,情勢悪化で多くの外国人が国外退避したこともあり,誘拐事件の発生件数は減少していますが,リスクが下がったわけではありません。仮に日本人が渡航すれば,従来よりも誘拐の標的とされる可能性が高く,非常に危険です。

2 地域別情勢
 全土 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)イエメンでは,2015年3月以降,イエメン政府と反政府勢力との間で激しい戦闘が継続しているほか,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生し,極めて不安定な状況にあります。

【イエメン国内で発生した主な事案(2018年10月~12月)】
・10月2日,アデン県で慈善団体代表が何者かに拉致され,ホール・マクサル地区の車内で死亡した状態で見つかった。
・10月2日,ハドラマウト県シバームで武装分子の発砲により民間人3名が死亡した。
・10月6日,ダーリア県で武装分子の銃撃により記者が殺害された。
・10月6日,ダーリア県で武装分子によるバイク上からの銃撃で,抵抗軍兵士1名が死亡した。
・10月8日,ホデイダ県で連合軍の空爆により民間人4名が死亡した。
・10月8日,ジョウフ県マスルーブ郡でホーシー派狙撃兵の銃撃により民間人女性1名が死亡した。
・10月9日,ダーリア県で武装兵士により民間人1名が殺害された。
・10月13日,ホデイダ県ジャバル・ラース郡で連合軍の空爆が移動中のバスに被弾し,女性・子供を含む民間人19名が死亡し,30名が負傷した。
・10月15日,ホデイダ県トハイタ市でホーシー派が敷設した地雷により民間人7名が死亡した。
・10月17日,サアダ県で連合軍の空爆により民間人3名が死亡した。
・10月21日,ホデイダ市内でホーシー派により写真家2名が拉致された。
・10月21日,ホデイダ県でホーシー派の砲撃により民間人1名が死亡,4名が負傷した。
・10月21日,アデン県クレータ地区で武装分子の発砲により民間人1名が死亡,2名が負傷した。
・10月21日,サヌア市ダレス地区のプラスチック工場で爆発事故が発生し,複数のホーシー派のミサイル技師等が死亡した。
・10月22日,ハッジャ県アブスで連合軍の空爆により民間人7名が死亡した。
・10月22日,アデン県で武装分子間の衝突が発生し,女性を含む民間人2名が死亡した。
・10月24日,ホデイダ県で連合軍の空爆により食品包装工場にいた民間人16名以上が死亡した。
・10月24日,アデン市南部のソルバン地区で身元不明の武装分子によりモスクのイマームが暗殺された。
・10月27日,ホデイダ県バーブ・ナカハでホーシー派により遠足で訪問していたマハウィートの学生7名が拘束された。
・10月28日,アデン県ホール・マクサル地区で麻薬対策局長の車両が武装分子による銃撃を受け,局長及び随行者2名が死亡した。
・10月30日,タイズ県マクバナ戦線でホーシー派の砲撃により子供1名が死亡し,4名が負傷した。
・10月31日,ダーリア県内で軍事指揮官の車両を狙った爆発があり,兵士4名が死亡,複数名が負傷した。
・11月5日,ハドラマウト県ワジ・ハドラマウト地区で爆発物の爆発により兵士2名が死亡した。
・11月6日,ホデイダ県で連合軍は拘置所を空爆し,被拘留者5名が負傷した。
・11月6日,サヌア市内でホーシー派は放送制作局を襲撃し,カメラマン2名を連れ去った。
・11月6日,ホデイダ県トハイタ市でホーシー派の砲撃により民間人4名が死亡した。
・11月7日,ホデイダ市東部の「16キロ」地点及び隣接するハイル市で連合軍の空爆により民間人複数名が死傷した。
・11月7日,正統政府報道官の声明によれば,ホデイダ市内でホーシー派は住宅地及び民家に侵入して重火器の保管庫としており,市民を「人間の盾」にしている。
・11月7日,アデン県内で武装分子の発砲により民間人1名が死亡した。
・11月10日,ホデイダ県トハイタ市及びハイス市でホーシー派の砲撃により子供4名が死亡,民間人6名が負傷した。
・11月11日,ホデイダ県ハーリー市で連合軍の砲撃により民間人6名が死亡した。
・11月12日,ホデイダ港で連合軍の空爆により警備員3名が死亡した。
・11月14日,ホデイダ県ジャラーヒー市で連合軍の空爆により民間人9名が死亡した。
・11月14日,マハラ県でサウジアラビア軍の駐留に反対する抗議デモに対し,マハラ県知事配下と見られる分子の発砲により民間人2名が死亡,4名が負傷した。
・11月14日,アデン県シェイク・オスマン地区で武装分子間の銃撃戦が発生し,民間人3名が負傷した。
・11月18日,ホデイダ沖でホーシー派敷設の機雷により漁民2名が死亡した。
・11月18日,ハッジャ県ハイラーンでホーシー派の砲撃により民間人複数名が死亡した。
・11月18日,アデン県で過激派組織によりアビヤン県治安ベルト部隊副司令官が暗殺された。
・11月26日,ハッジャ県ハラズ市で連合軍の空爆により民間人6名が死亡した。
・12月2日,サアダ県バーキムで連合軍の戦闘ヘリによる攻撃により民間人3名が死亡した。
・12月9日,ホデイダ市東部でホーシー派軍はモスクを爆破し,同市南部の家屋や商店を銃撃した。
・12月9日,ホデイダ市でホーシー派軍はラブサ交差点周辺を砲撃し,女性子供を含む民間人4名が死亡,3名が負傷した。
・12月10日,WHOは2015年以降イエメン戦争による犠牲は死者9864人、負傷者6万人以上と発表した。うち子供849人,女性697人が死亡,子供8347人,女性2476人が負傷に含まれる。
・12月12日,ホデイダ市で連合軍の空爆により民間人6名が負傷した。
・12月16日,ダーリア県でUAE傭兵により部族長と4名の警護官が殺害された。
・12月19日,ホデイダ県トハイタ市で連合軍の集中的砲撃および誘導ミサイル発射により一般住宅が被災した。
・12月19日,ホデイダ市内で爆発が発生した。
・12月21日,ハドラマウト県シャハル市でAQAP武装分子が警察署に爆弾を投下し2名が死亡,45名が負傷した。
・12月22日,ハドラマウト県シバームでAQAP武装分子の発砲により民間人3名が死亡した。
・12月24日,ハドラマウト県カタン郡で武装分子により公務員が殺害された。
・12月24日,アデン市においてサウジアラビア領事館に隣接する建物で爆発が発生した。
・12月26日,アデン県マンスーラ地区で若者グループ間の衝突が発生し,民間人3名が死亡した。
・12月28日,ホデイダ県ハイス市の住宅地でホーシー派の迫撃砲により民間人4名が負傷した。
・12月28日,タイズ市中心部にあるモスクでホーシー派の砲撃により民間人6名が負傷した。
・12月31日,ホデイダ県ハイス市でホーシー派の砲撃により女性1名が死亡,1名が負傷した。

(2)一部周辺国や周辺海域で反政府勢力支配地域からの攻撃が発生しています。特に,紅海,バブ・エル・マンデブ海峡では,イエメンからのミサイル発射等攻撃事案やホーシー派軍敷設機雷による爆発事案が発生していますので,同海域(特にイエメン沿岸)を航行する際には十分注意してください。

 つきましては,日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が高い状況が続いていますので,イエメンへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,イエメンに既に滞在されている日本人の方は,直ちに国外の安全な地域へ退避してください。

3 その他
 在イエメン日本国大使館は,2015年2月15日をもって一時閉館し,現在は在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。

(問い合わせ先窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
 ○在イエメン日本国大使館(在サウジアラビア日本国大使館内)
   住所:A-11 Diplomatic Quarter, Riyadh, Saudi Arabia
       (P.O. Box 4095, Riyadh 11491, Saudi Arabia)
   電話: (市外局番011) 482-6880
       国外からは(国番号966)11-482-6880
   FAX : (市外局番011) 488-0970
       国外からは(国番号966)11-488-0970
   ホームページ: http://www.ye.emb-japan.go.jp/Japanese/index.html
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