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危険情報
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シリアの危険情報(危険レベル継続(内容の更新))

2018年11月09日
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【危険度】
●全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちに退避してください。
1.概況
(1)シリア国内においては,ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等イスラム主義過激派,反政府武装勢力,クルド勢力及びシリア軍・治安当局等の間でそれぞれの勢力が入り乱れて衝突しており,多数の死傷者が発生しています。また,ISIL,反政府武装勢力及び犯罪集団等による誘拐・強盗等の凶悪犯罪も多発しており,極めて危険です。
(2)2012年8月,シリア北部アレッポ市で取材中の日本人ジャーナリストが銃撃に巻き込まれ死亡する事件が発生し,2015年1月20日には,シリアにおいて拘束されていた2人の日本人の映像がISILによりインターネット上に公開され,その後,殺害されたとみられるテロ事件が発生しました。ISILが同年2月1日に公開した映像の中で,今後日本人が同組織の攻撃の標的となる旨警告しています。また,同年6月にイドリブ県にて拘束された日本人男性は,2018年10月に解放されるまで3年以上にわたり拘束されました。上記のとおり,依然としてシリアでは危険な状態が続いています。
(3)特に反体制派の拠点であるシリア北西部,クルド勢力の支配地域となっている北東部にかけての地域では様々な勢力が衝突しています。同地域に入域した場合,戦闘や犯罪に巻き込まれる蓋然性が高く,ISILなどの過激派組織等に誘拐・拘束されるおそれもあり,非常に危険です。また,反政府武装勢力,クルド勢力等が自主運営する国境検問所を通過してシリア領内に入域した場合は,シリア政府から不法入国の罪で逮捕・拘束されるおそれもあります。

2.地域別情勢
全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)ダマスカス市及びその近郊
2018年5月にダマスカス市近郊はシリア政府統治下に入りましたが、反政府武装勢力の残党がテロを行う可能性が極めて高い状態が続いています。
(2)その他の主要都市
アレッポ,ダラア,ハマ等の主要地方都市及びその郊外では,依然としてシリア政府軍とISIL及び反政府武装勢力との戦闘,反政府武装勢力同士の戦闘や,爆発事案等が発生し,市民にも多数の死傷者が出ており,極めて不安定な情勢が継続しています。
(3)シリア北東部からイラク国境付近
 2014年6月以降シリアとイラクの広大な領域を支配したISILは,2018年10月現在,その支配地域のほとんどを失いましたが,依然として一定の支配地域を維持しながらシリア政府軍並びに米主導「対ISIL有志連合」と激しい戦闘を繰り返しています。この地域では,殺人・誘拐事件や不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,極めて危険です。2015年1月20日,シリアにおいて拘束されていた2人の日本人の映像が,ISILによりインターネット上に公開され,その後殺害されたとみられるテロ事件が発生しました。この映像では今後日本人が攻撃の標的となる旨警告しています。ついてはこの地域に立ち入ることは極めて危険です。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。
(4)トルコ国境付近
 様々な勢力がトルコとの国境付近を制圧しており,一部国境検問所を自主的に運営している模様です。この地域では,シリア政府軍,反政府武装勢力及びクルド勢力などの様々な勢力が入り乱れて衝突していることに加え,2016年8月からトルコ軍が軍事介入を行っています。反政府武装勢力やイスラム主義過激派が自主運営する国境検問所を通過してシリア領内に入域した場合は,戦闘に巻き込まれる危険性が極めて高い上,ISILなどの過激派組織等に誘拐・拘束されるおそれもあり非常に危険です。2015年6月にイドリブ県にて拘束された日本人男性は,2018年10月に解放されるまで3年以上にわたり拘束されました。
 なお,シリア政府は不法入国者の安全は保証できないと公に述べており,シリア政府から入管法に基づき,不法入国の罪で拘束される危険があります。この地域に立ち入ることは極めて危険です。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。
(5)ヨルダン国境付近
 2018年10月,シリア~ヨルダン国境が再開されましたが,周辺地域の治安情勢は未だ不安定であり,シリア全域で日本人渡航者・滞在者に誘拐などの深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。

 上記情勢に鑑み,シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。
取材活動であっても,現在のシリア情勢下にあっては,不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,非常に危険です。シリアにおける取材について,報道各社等に向けて13回にわたり注意喚起を出していますが,フリーの報道関係者の方も含め,下記を踏まえシリアへの渡航は止めてください。
「シリアでの取材に際する注意喚起について」
http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_syria20180219.pdf
また,既にシリア国内に滞在されている方は,速やかに在シリア日本国大使館(現在在レバノン日本国大使館内に臨時設置)緊急連絡用電話まで連絡するとともに,直ちに退避してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在レバノン日本国大使館内在シリア大使館臨時事務所
 住所:Serail Hill Area、Army Street、Zokak El-Blat、 Beirut、Lebanon (P.O. Box 11-3360)
 電話:市外局番(01) 989751~3
   国外からは(国番号961)-1-989751~3
 FAX:市外局番(01) 989754
   国外からは(国番号961)-1-989754 
 緊急連絡用電話: (国番号963)-933-217011
 ホームページ:http://www.sy.emb-japan.go.jp/japanese/index_j.htm
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