1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

ボリビアの危険情報【一部地域の危険レベル解除】

2018年10月23日
地図へ

●ラパス市,エルアルト市,コパカバーナ市,サンタクルス市
  レベル1:十分注意してください。(継続)
●ポトシ市及びベニ県
  危険レベル解除(引き下げ)

【ポイント】
●ポトシ市及びベニ県においては,治安が改善されていることから,同地域に発出していた危険情報を解除します。
●デモによる道路封鎖等により陸路での移動が困難になることがあり,またデモはしばしば放火や暴動等に発展するので,万一デモ隊や群衆に遭遇した場合には,直ちにその場から離れ,安全な場所へ避難してください。
1.概況
(1)ボリビアでは,首絞め強盗や偽警察官による詐欺等が,観光地を中心に発生しており注意が必要です。また,頻繁にデモや道路封鎖等の抗議行動が発生しており,しばしば放火や暴動等に発展し,陸路での移動が困難になる場合がありますので,時間に余裕をもって行動してください。また,移動にあたってはデモや集会に近づかないように細心の注意を払い,万一デモ隊や群衆に遭遇した場合には,直ちにその場から離れ,安全な場所へ避難してください。

(2)サンタクルス県は,麻薬密輸犯罪が頻発しており,外国人旅行者が麻薬密輸関連の犯罪に巻き込まれるおそれもあることから,十分な注意が必要です。

(3)ラパス市(南部地区を含む),サンタクルス市等の主要都市及びその周辺地域では,窃盗,空き巣,置き引き,スリといった犯罪の発生件数が増加しているほか,最近では銃器を使用した強盗殺人事件が発生しているため,防犯対策を怠らないようにしてください。また,自動車強盗(停車中あるいは走行中に突然前方を塞がれ,けん銃等で武装した強盗に襲われる)が多発しているため,注意してください。

(4)オルロ市では,2018年2月に,カーニバル会場付近において,屋台のガスボンベやダイナマイトが原因とみられる複数の爆発事故が発生し,合計14名が死亡,50名が負傷しました。人が多く集まる場所では,周囲の安全に十分注意してください。

(5)これまでに,ボリビアにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)ラパス市,エルアルト市,コパカバーナ市,サンタクルス市,
  レベル1:十分注意してください。(継続)
ア ラパス市
(ア)日本人を含む外国人旅行者を標的とした犯罪が依然として頻発しており,特に犯罪が増加する早朝及び夜間の外出には注意が必要です。また,市内でデモや集会等の示威行動が度々行われています。2016年8月には,鉱山協同組合がラパス県とコチャバンバ県を結ぶ県道の封鎖を行い,同組合員との対話に向かった当時の内務次官が,同組合員に拉致,殺害されました。2017年2月には,ラパス県コカ生産組合が反政府デモを行い,ラパス市内の警察派出所を襲撃し,車輌を破壊しました。ラパス市への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は,新聞,テレビ,在ボリビア日本国大使館及び在サンタクルス領事事務所等を通じて最新の治安情報(道路の封鎖状況,デモの状況等)の入手に努め,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(イ)ラパス市内の各バス発着所付近,観光客の多いサンフランシスコ教会及びサガルナガ通り,ムリージョ広場周辺,エストゥディアンテ広場周辺,イサベラ・ラ・カトリカ広場周辺等で,置き引き及び偽警察官による詐欺被害が多発していますので,注意してください。特に,サンフランシスコ教会及びムリージョ広場に面する大聖堂において,日本人観光客を標的として,女性が写真撮影などの依頼を行った後に偽警察官が現れ,現金や貴重品をだまし取る事件が発生しています。
(ウ)ティワナク遺跡,チチカカ湖,ソラタ行きのミニバスが発着するラパス市内のセメンテリオ地区では,日本人旅行者を含む外国人旅行者がたびたび置き引き等の被害に遭っており,またタクシーによる「短時間誘拐」(被害者を一時的に拘束し,ATM等で現金を引き出させた上で解放する「特急誘拐」もある)も発生しています。同地での単独行動は避け,夕方以降は同地区へは立ち入らないようにしてください。

イ エルアルト市
 ラパス市に隣接し,国際空港のあるエルアルト市は,貧困層も多く,昼夜を問わず犯罪が頻発しています。チョリータ・プロレス観戦や市場散策等を目的に同市を訪問した日本人が首絞め強盗やスリの被害に遭っています。
 また,デモや道路封鎖が頻発しており,2016年2月には,デモ隊によるエルアルト市役所襲撃事件が発生し,6名が死亡,約20名が負傷しました。
つきましては,国際空港を除いて同市への渡航は十分注意してください。

ウ コパカバーナ市
 観光名所であるチチカカ湖畔のコパカバーナ市においても首絞め強盗や偽警察官による詐欺の被害が報告されています。また,定員10人程度のミニバス又はタクシーを使って客引きをし,乗客を誘拐・監禁して現金や貴重品を奪った上,キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を教えるよう脅すといった「待ち伏せ誘拐」も発生しています。同市を訪れる際は,個人旅行よりも大型バスで移動するツアーに参加することをお勧めします。

エ サンタクルス市
(ア)麻薬や武器密輸に従事する国際犯罪組織が活動しているとの見方があります。(注:麻薬は主として,ペルーやコチャバンバ近郊から運ばれ,サンタクルス経由で欧州,ブラジル等へ密輸されるのが一般的と言われています)。
 これら麻薬密輸組織等の犯罪に一般人が巻き込まれるケースは非常に稀であるものの,同組織間の抗争に巻き込まれないよう注意してください。
(イ)置き引き,スリ,強奪を含む一般犯罪が多発しており,銃器を使用した強盗事件に日本人が巻き込まれた例もあります。タクシーを利用する場合は,いわゆる流しのものではなく,無線タクシーを利用することをお勧めします。サンタクルス市に渡航・滞在を予定している方は,事前に現地の治安情報を収集し,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(ウ)サンタクルス市インフラ整備の一環として市内の市場(ラ・ラマダ)を郊外に移転することが決定されましたが,移転に反対する市場の商人と市の交通局警備隊との衝突が続いているため,同市場での買い物は避けることをお勧めします。

(2)ポトシ市及びベニ県
  危険レベル解除(引き下げ)
 ア ポトシ市
 2014年3月に,ポトシ市とコチャバンバ市間の道路封鎖を行っていた鉱山労働者と,道路封鎖を解除しようとした警官隊が衝突し62名の死傷者が発生しました。2015年7月から8月にかけては,同市において,市民団体がボリビア政府に対し大型公共投資等の26項目の要求を掲げ,同市市街地における道路封鎖等の抗議行動が行われました。
 その後,政府と市民団体が交渉した結果,近年では大規模な抗議活動や道路封鎖等は発生しておらず、一般犯罪も減少傾向にあり,凶悪犯罪も報告されていないため,危険レベルを解除します。

イ ベニ県
 ベニ県はブラジルと国境を接していることから,密輸や犯罪が多発していましたが,ボリビア治安当局が国境警備を強化した結果,治安は改善されています。近年,一般市民や外国人を含む観光客が凶悪犯罪に巻き込まれたという情報には接していないため,危険レベルを解除します。

3.渡航・滞在に当たっての注意
(1)滞在中は上記情勢及び下記事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,日本国外務省,在ボリビア日本国大使館,在サンタクルス領事事務所,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。
ボリビアにおける主要な犯罪の詳細は,
安全対策基礎データ
(www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=262 )及び
在ボリビア日本国大使館のホームページ(www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html )
に掲載していますので,こちらも御参照ください。

(2)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,大使館または総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に大使館または総領事館が連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(3)政府や議会に対する抗議のため,各都市を結ぶ幹線道路が道路封鎖によりしばしば遮断されることがあるので,陸路での長距離移動の際には,道路封鎖等に関する交通情報の入手に努め,時間に余裕のある旅行計画を立てるようにしてください。また,道路封鎖やデモが行われた場合,活動が激化して小競り合いに発展したり,参加団体によっては爆弾を投げつけたりすることがあるため,現場には決して近づかないでください。

(4)夜間や人通りの少ない場所での単独行動はなるべく避け,見知らぬ者に声をかけられた場合は犯罪の兆候と考え,相手にせずに足早に通り過ぎるようにしてください。また,深夜又は早朝に発着するような長距離バスの利用は避けてください。ラパス市内のバス発着所付近には,胸に名札のある緑色の制服を着用した観光警察官が警備に当たっているので,どのタクシーが安全かアドバイスを求めることをお勧めします。ボリビア各地のバス発着所や観光地においては,首絞め強盗や偽警察官による犯罪が報告されているので,十分注意してください。

(5)怪我や病気の程度によっては,ボリビア国内で十分な治療ができず,周辺国への緊急移送が必要となる可能性もあります。特に,観光地のウユニ塩湖は海抜約3,800mに位置し,高山病を発症する危険性が高いですが,ウユニ市には設備の整った病院がなく,医療施設が整った病院のある都市への航空便は数便と限られている上,陸路では数時間から十数時間を要するため,高山病を発症した際にウユニ市から低地のサンタクルス市までチャーター機で緊急移送した事例もあります。その場合,高額な移送費及び治療費を請求されます。ついては,緊急移送サービス等十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。

(6)ラパス県ユンガス地方に向かう未舗装の旧道(通称:デスロード)を利用した自転車の山下りツアーが主催されています。同ツアーは,十分な安全確保がなされていないことに加え,狭く岩の多い悪路の片側はガードレールすらない断崖絶壁であることから,2011年の日本人参加者の死亡を含め,毎年,死傷者が多数出ています。同ツアーは大変危険なため,参加しないことを強くお勧めします。

4.なお,隣国のペルー,ブラジル,パラグアイ,アルゼンチンには,別途それぞれ「危険情報」が発出されていますので留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館等連絡先)
○在ボリビア日本国大使館
 住所:Calle Rosendo Gutierrez No.497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia
 電話:(市外局番02)241-9110~3  
  国外からは(国番号591)-2-241-4110~3
 FAX:(市外局番02)241-1919
  国外からは(国番号591)-2-241-1919
 ホームページ:http://www.bo.emb-japan.go.jp/index-ja.htm
○在サンタクルス領事事務所
 住所:Calle Saavedra No.314, Esquina Cochabamba, Santa-Cruz, Bolivia
 電話:(市外局番03)333-1329
  国外からは(国番号591)-3-333-1329
 FAX :(市外局番03)335-1022
  国外からは(国番号591)-3-335-1022
page TOP