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ギニアの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】

2018年09月05日
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【危険度】
●マリとの国境地帯
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ボケ県(全域),シギリ県及びマンディアナ県(除くマリとの国境地帯),コートジボワール並びにリベリアとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都コナクリ市を含むその他地域
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)

【ポイント】
●マリとの国境地帯では,依然として金鉱山の開発を巡るトラブルにより,死傷者が出るなど治安情勢の悪化が続いているため,どのような目的であれ,渡航は止めてください。
●ボケ県,シギリ県及びマンディアナ県においては,ボーキサイトや金鉱山開発を巡るトラブルが,コートジボワール及びリベリア国境との地帯においては,両国住民同士の衝突が発生しているため,十分な警戒と安全対策が必要です。
●首都コナクリ市を含む上記以外の地域では,治安情勢が比較的落ちている状況にあるため,レベル2からレベル1へ引き下げます。ただし,ガソリン値上げや電力供給不足等への抗議デモや賃金引き上げや待遇改善等を要求するストライキ等が断続的に発生しているため,十分に注意してください。
1 概況
(1)2018年2月に実施された地方選挙では,与野党間の衝突により多数の死傷者や逮捕者が出ました。2018年8月の地方選挙に関しては与野党間で一応の合意に達したものの,2019年には国民議会選挙,2020年には大統領選挙の実施が予定されており,与野党の間で選挙プロセスを巡って,デモ,ストライキ等が発生し,治安が悪化する可能性があります。
 2017年末,教職員組合による待遇改善を目的としたストライキが断続的に行われた結果,全国各地で学生や保護者による抗議デモが現在も続発しています。特に,首都コナクリ市ではデモが激化する傾向が見られます。

(2)地域別では,マリとの国境地帯において,金鉱山の開発を巡るトラブルが深刻化しており,2017年11月,両国住民の間で衝突が発生するなど,依然として治安情勢は悪化した状況が続いています。また,ボケ県では,2017年4月及び9月に電力供給及び水供給不足に伴う,抗議デモの参加者が暴徒化し,市民が警察車両や憲兵隊,電力会社や公共施設を破壊するなどの暴力行為が発生している状況にあります。

(3)これまでに,ギニアにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
(1)マリとの国境地帯
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

 マリとの国境地帯では,金鉱山の開発を巡るトラブルが深刻化しており,依然として治安情勢は悪化した状態が続いています。2017年11月,両国住民の間で衝突が発生し,報道等によれば,少なくとも17名が死亡するなどの事案が発生したため,ギニア治安当局はマリ国境地域の警備や検問所の取り締まりを強化していますが,現在も緊張した状態が続いているため,引き続き注意が必要です。
 
 つきましては,上記地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。

(2)ボケ県(全域),シギリ県及びマンディアナ県(除くマリとの国境地帯),コートジボワール並びにリベリアとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

ア ボケ県
 2017年4月及び9月,ボケ県では電力供給及び水供給不足に伴う,抗議デモの参加者が暴徒化し,市民が警察車両や憲兵隊,電力会社や公共施設を破壊するなどの暴力行為が発生しました。また,同県にはボーキサイト鉱山があり,職等を求め他国からの人口流入が発生しています。
イ シギリ県及びマンディアナ県(除くマリとの国境地帯)
 シギリ県及びマンディアナ県も,金鉱山があり,それぞれ国境に位置しているため,両県でも人口流入問題が発生しています。こうした地理的,経済的問題が治安悪化の要因となっています。
ウ コートジボワール及びリベリアとの国境地帯
 これら国境地帯で両国住民同士の衝突が度々発生していましたが,ギニア政府による国境周辺の警備強化により,治安情勢はおおむね改善傾向にあります。しかしながら,その衝突の可能性がなくなったわけではなく,引き続き,十分な警戒と対策が必要です。

 つきましては,上記地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には細心の注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。

(3)首都コナクリ市を含むその他地域
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)

ア 2018年2月,地方選挙の投票が終了しましたが,選挙の前後の期間,各地で選挙に関する与野党の支持者同士による衝突が発生し9名が死亡したほか,逮捕者も出ました。2019年には国民議会選挙が,2020年には大統領選挙の実施が予定されており,今後,与野党の間で選挙プロセスを巡って,デモ,ストライキ等が頻発し,治安が悪化する可能性があります。
イ 2017年2月及び11月,さらには2018年2月から同年3月の間,首都コナクリ市において,教職員組合のストライキの影響により授業を継続して受けられない学生の抗議デモが発生・拡大しました。この事態を受け,治安当局が出動の上,威嚇射撃によって13名が死亡,50名以上の負傷者が出たほか,幹線道路では投石被害や大規模な渋滞も発生しました。教職員組合は,今後も賃金値上げの要求を受け入れられない場合,ストライキを継続すると発表しています。
ウ 首都コナクリ市では,経済活動が活発なため人口流入が激しく,一部の地域で治安が悪化しています。主食である米を中心とした食料品や電気代等の物価高騰,失業者の増加,給与の未払い,貧富の差の拡大に加え,断続的に発生する電力供給不足や断水等深刻な経済問題のほか,停電や断水を理由として,住民たちが市内各所で道路封鎖や車両への投石を行い,負傷者が出る事件が発生しています。
 このように,多くの市民が恒常的に不満を抱えている状況のため,抗議デモ,賃金引き上げや待遇改善等を要求するストライキ等が断続的に発生している状況にあります。

 つきましては,上記地域への渡航・滞在に当たっては危険を避けて頂くための特別な注意が必要です。


3 滞在に当たっての注意
 ギニアにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure._099.html )も併せてご参照ください。
 また,ギニアに渡航・滞在する場合には,日本国外務省,在ギニア日本国大使館,現地関係機関等よりの最新情報の入手に努めつつ,下記の事項や安全対策基礎データ等に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。

(1)一般犯罪や凶悪犯罪の発生頻度は今のところ高くはありませんが,武装集団による車両強盗,商店を狙った強盗,市場内及びその周辺でのスリやひったくり,悪質なタクシー運転手による法外な運賃請求によるトラブル,空港及びホテルでの置き引き等が依然として発生していますので,十分な安全対策を講じることが大切です。

(2)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,在ギニア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )。
3か月未満の旅行や出張等の際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に在ギニア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。

(3)2014年3月のエボラ出血熱の発生確認から,2016年6月1日に世界保健機関(WHO)が2度目の流行終息を宣言するまでの間に,ギニアでは累計で3,814人が感染し(確定例,可能性の高い例,疑いの例を含む),うち2,544人が死亡しました。
 エボラ出血熱の流行は終息した一方,ギニア保健省は,同国内における「麻しん」の流行宣言を2017年2月から発出し,現在も同宣言は継続されています。
また,医療水準については,日本と同じレベルは望めず,重傷者への十分な対応ができません。これらの医療事情により重大な症状を呈する疾患では,ヨーロッパへの搬送も考慮されるため,搬送費用,治療費を十分に考慮にいれた保険に加入してください。
 そのほかの衛生・医療事情の詳細につきましては,外務省海外安全ホームページ内のギニアの「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/guina.html )をご参照ください。

(4)緊急の国外退避に備え,パスポートとビザの有効期限を確認し,現金,クレジットカード及び航空券の用意をしてください。また,緊急時に運航される航空機等においては,正規航空運賃が適用される場合も多々あることから,所要の金額及びクレジットカードの利用残高等を確認してください。

(5)集会・デモ行進や大勢の人々が集まる場所には近づかないでください。万一,デモ等に遭遇した場合には,速やかにその場から離れてください。また,可能な限り,夜間の外出は控えるとともに単独行動は厳に避け,複数名で行動するように心がけてください。

(6)検問所では官憲の指示に従うことも必要ですが,理不尽な要求には毅然たる態度をとることも必要です。コナクリ市内では午後11時を過ぎると至る所で検問所を設置しています。検問所等で官憲による理不尽な要求等被害に遭った場合は,ただちに在ギニア日本国大使館に知らせてください。なお,外出の際には,必ずパスポートの写し等身分証明書を携帯してください。


4 隣国のギニアビサウ,セネガル,マリ,リベリア,シエラレオネ及びコ-トジボワールに対しても,別途それぞれ危険情報を発出していますので,併せてご留意ください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版) 

(現地大使館連絡先)
○在ギニア日本国大使館
  住所:Ambassade du Japon en Guinee,Landreah Port,Corniche Nord,Commune de Dixinn,Conakry,Republique de Guinee.
  郵便物宛先:B.P.895,Conakry,Republique de Guinee.
  電話:(市外局番なし)628-68-38-38~41 夜間・休日664-58-04-94
   国外からは(国番号224)628-68-38-38~41
  FAX:(衛星電話コード870)782-500-815(インマルサット)
  ホームページ:http://www.gn.emb-japan.go.jp/j/
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