1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

ウズベキスタンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2018年08月29日
地図へ

【危険度】
●フェルガナ,ナマンガン及びアンディジャン各州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む)
:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)
●アフガニスタンとの国境沿い地域
:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)
●上記を除く地域(首都タシケント市を含む)
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)

【ポイント】
●ウズベキスタン政府はイスラム過激派組織や麻薬の密輸組織等に対する対策の一環として,過去にタジキスタン及びキルギスとの国境沿いの山岳地帯に地雷を埋設しました。現在,同地域における治安の安定化に向け,地雷の撤去や国境線の画定等の作業が関係各国間で進められていますが,未だ地雷の一部が残されていることもあり,非常に危険です。同地域への渡航は止めてください。
●アフガニスタンとの国境沿いの地域の治安情勢は,イスラム過激派組織の勢力が強い隣国アフガニスタンからの影響を受けやすく,不測の事態が発生する可能性があります。同地域ではイスラム過激派の侵入防止に向けた警戒強化措置が執られているところ,ウズベキスタン国境警備隊による警戒強化地帯,鉄条網が敷設されている地域への不要不急の渡航は止めてください。
●その他の地域の治安情勢は比較的平穏で安定していますが,過去には凶悪事件等も発生し,近年でも,経済的困窮を起因とする犯罪も発生しており,また世界各地でソフト・ターゲットを狙ったテロ事件が頻発していることもあるので,平素から高い防犯意識を保つよう心掛けてください。
1.概況
(1)タジキスタン及びキルギスとの国境沿い地域では,イスラム過激派組織や反政府組織等に対する対策の一環として,ウズベキスタン政府が多数の地雷を埋設した経緯があります。現在,国境地域における治安の安定化に向け,国境線の画定に向けた作業や地雷除去活動が進められていますが,未だ埋設地雷の除去作業は完了しておりません。そのため,これらの地域に立ち入ることは非常に危険です。

(2)隣国であるアフガニスタン国内ではタリバーン等のイスラム過激派組織によるテロ活動が多発しており,依然として予断を許さない状況にあります。ウズベキスタン政府は同国との国境線の警備を強化する等,イスラム過激派の侵入防止に向けた措置を執っていますが,アフガニスタン国内情勢の変化に伴い,不測の事態が発生する可能性があります。国境警備隊による警戒強化地域や,鉄条網が敷設されている地域への不要不急の訪問は止めてください。

(3)ウズベキスタンでは, 2016年12月にミルジヨーエフ大統領が第二代大統領に就任しましたが,その後も国内の治安は平穏状態を保っており,近年,テロ事件は発生していません。しかし,世界各地で不特定多数の人々が集まる場所,いわゆるソフト・ターゲットをねらったテロ事件が発生しており,ウズベキスタンはアフガニスタンなどイスラム過激派組織の活動が活発な地域に隣接していることから,十分な注意が必要です。

(4)これまでに,ウズベキスタンにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)フェルガナ,ナマンガン及びアンディジャン各州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む):
「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)
 タジキスタン及びキルギスとの国境付近では,イスラム過激派組織や反政府組織等への対策の一環として,ウズベキスタン政府が多数の地雷を埋設した経緯があり,今もその一部が残されています。近年,ウズベキスタン政府はタジキスタン政府との共同作業グループを立ち上げる等,これら地雷の撤去に向けた活動を進めていますが,未だ完全な撤去には至っていません。また,国境線が入り組んだ山岳地帯であるこの一帯は,イスラム過激派の侵入ルートや,麻薬密輸グループの麻薬運搬ルートとして利用されることも懸念されています。2009年にはキルギスとの国境近くのアンディジャン市郊外で国境検問所・警察施設への襲撃事件が発生し,2010年にはタジキスタンとの国境において国境警備隊と密輸業者集団との衝突が発生しました。この他にも2010年,2013年にキルギス領内の飛び地ソフにおいて,ウズベキスタン住民とキルギス住民との衝突も発生しました。新政権発足後,周辺国との関係は改善に向かいつつあり,国境地域における治安の安定化に向け,関係各国による国境画定交渉も進められ,国境線の多くが確定しつつありますが,未だタジキスタン,キルギス国境地帯においては,不審者に対する当局による厳格な措置が講じられており,時折,当局による侵入者に対する発砲事案等も発生しています。
 ついては,この地域への渡航は,どのような目的であれ,止めてください。

(2)アフガニスタンとの国境周辺:
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)
 アフガニスタン国内ではタリバーン等のイスラム過激派組織によるテロ活動が多発しており,また,ウズベキスタンと国境を接するアフガニスタン北部ではISIL系組織が勢力を拡大していると言われるなど,依然として予断を許さない状況にあります。ウズベキスタン政府は南部国境地帯に国境警備隊を重点配備する等,アフガニスタン等からのイスラム過激派侵入防止に向けた対策を強化していますが,アフガニスタンと国境を接する周辺国や,アフガニスタン国内情勢の変化に伴う不測の事態が発生する可能性は排除されません。
 ついては,アフガニスタンとの国境付近におけるウズベキスタン国境警備隊の警戒強化地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず,やむを得ない理由で同地域に渡航せざるを得ない場合には,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。また,テルメズ等,近隣地域を訪問する際についても言葉(ロシア語,ウズベク語)の通じる信頼できるガイドを雇う,現地の最新情勢を常に把握する,渡航計画段階で日本国大使館やウズベキスタン側の受け入れ関係機関と連絡を取り合う等,自身の安全を十分に確保するために必要な対策を講じ,不測の事態に巻き込まれないよう細心の注意を払ってください。

(3)上記(1)~(2)を除く地域(首都タシケント市を含む):
「レベル1:十分注意してください。」(継続)
ア これまでにウズベキスタン国内では,1999年にタシケント市中心部政府庁舎及び付近での爆弾テロ,2004年にタシケント市チョルスー・バザールでの爆弾テロ事件,ブハラ市でのイスラム過激派の爆弾製造工場とみられる施設の爆発事件,タシケント市内での米国大使館,イスラエル大使館及び最高検察庁を標的とした連続自爆テロ事件,2005年にアンディジャン市での騒擾事件,2009年にタシケント市内での武装グループと治安当局との間での銃撃戦等の事件が発生しましたが,近年は同国政府がテロと認定した事件は発生していません。2016年12月にミルジヨーエフ大統領が第二代大統領に就任しましたが,その後もウズベキスタン国内の治安は平穏状態を保っています。
 他方で近年,世界各地で,より効果・影響の大きな都市部のホテルや市場など不特定多数の人々が集まる場所,いわゆるソフト・ターゲットをねらったテロ事件が発生しています。これらテロ事件の背景にイスラム過激派組織が関与しているところ,ウズベキスタンはアフガニスタンなどイスラム過激派組織の活動が活発な地域に隣接していることもあり,情勢の変化には十分な注意が必要です。
イ 一般犯罪では,経済的困窮を背景として,金品をねらう強盗,暴行,スリやひったくり等の窃盗といった事件が度々発生する傾向が見られます。2005年には,邦人旅行者がタシケント市内のホテルで強盗殺人被害に遭うという凶悪犯罪も発生しているほか,近年においても強盗事件や暴行事件等,邦人が被害に遭う事件が発生しております。犯罪被害に遭わないよう,平素より高い防犯意識を保つよう心掛けてください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。詳細は在ウズベキスタン日本国大使館ホームページにある「安全対策基礎データ」「テロ・誘拐情勢」及び「ウズベキスタン滞在のための手続き一覧」「税関申告書記載要領」等をご覧ください。また,外務省,在ウズベキスタン日本国大使館,報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。

(1)一般的注意事項
 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,在ウズベキスタン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に在ウズベキスタン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/)

ア 犯罪被害
 日本人の被害状況としては,2013年から2018年7月現在までの過去5年間で,夜間のひと気の無い場所での強盗被害1件,家宅侵入及び暴行被害1件,警察官になりすました者による窃盗被害1件等が報告されています。
 ウズベキスタンでは,首都タシケントの中心部であっても,街路灯が少なく,薄暗い場所が数多くあります。特に夜間の一人歩き,人通りの少ない路地等は避けてください。
イ トラブルに巻き込まれないために
 テロの標的となりやすい場所(政府・警察関連施設,公共交通機関,観光施設,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)に長時間滞在しないようにしてください。
 ウズベキスタンでは政治的集会は基本的に認められていませんが,集会やデモ隊等に万一遭遇した場合には,混乱や巻き添えを避けるため,ただちにその場から立ち去るようにしてください。

(2)観光旅行者,出張者の方へ
ア 地方へ旅行や出張をする場合には,在ウズベキスタン日本国大使館等からお知らせする内容をご確認いただき,可能な限り当地の状況に詳しい信頼できるガイドや通訳等を手配し,ウズベキスタン側の受け入れ関係機関等と連絡を取り合う等,安全対策を十分に行ってください。
イ ホテルを紹介する等と誘われ,ひと気の無い場所へ連れて行かれて金品を強奪される被害が発生していますので,見知らぬ人の誘いには乗らないでください。また,夜間の単独外出は避けてください。
ウ バザールやバスの車内など混雑した場所や不特定多数の人が集まる場所では,ひったくりやスリの被害が多く見られますので,これらの犯罪に巻き込まれないよう十分注意してください。
エ レストランやバザール,小規模の商店などでは値段の表示がなく,外国人に対し法外な値段を請求することがあります。あらかじめ値段を確認するなどしてください。
オ 両替は銀行やホテルの両替所で行うことができます。バザールや両替所の周辺等において,いわゆるヤミ両替を持ちかけられることがありますが,同行為は違法です。正規の両替所で両替して下さい。また,現地通貨「スム」から米ドル等への再両替はきわめて困難です。必要に応じてその都度両替することをお勧めします。

(3)長期滞在者及び長期滞在を予定されている方へ
 外出する際は,所属先や知人等にあらかじめ行き先などを連絡し,携帯電話を携行するなど,常に連絡できる態勢を維持し,非常事態に備えてください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版) 

(現地大使館連絡先)
○在ウズベキスタン日本国大使館
 住所:1-28,Sadyk Azimov st., Tashkent, 100047, Republic of Uzbekistan
 電話: (998-71)120-8060~63
  国外からは(国番号998)071-120-8060~63
   特に国外の(日本を含む)携帯電話からは(+998)-71-120-8060/61/62/63
     また日本の固定電話からは(0033-010-998)-71-120-8060/61/62/63
 ファックス:(998-71)120-8075又は8077
  国外からは(国番号998)071-120-8075又は8077
   特に国外の(日本を含む)携帯電話からは(国番号+998)71-120-8075または8077
    また日本の固定電話からは(0033-010-998)-71-120-8075または8077
ホームページ: http://www.uz.emb-japan.go.jp/
page TOP