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危険情報
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カザフスタンの危険情報(危険レベル継続(内容の更新))

2018年08月06日
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【危険度】
●カザフスタン全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●カザフスタン全土は,2016年にアクトベにおいてテロ事件が発生して以降,テロへの警戒が厳しく行われており,2017年11月以降も,インターネットを通じてテロを支援する情報宣伝活動を行っていた者の逮捕が相次ぐなど予断を許さない状況が続いていますので,滞在にあたっては,十分な注意が必要です。
●2017年のカザフスタンの犯罪登録件数は,31万6,418件と依然として多く,銃器及び薬物犯罪も多発していますので,一般犯罪に対しても引き続き十分な注意が必要です。
1 概況
(1)テロ情勢
 2016年にアクトベにおいてテロ事件が発生して以降,カザフスタン全土でテロへの警戒が厳しく行われており2017年11月以降も,インターネットを通じてテロを支援する情報宣伝活動を行っていた者の逮捕が相次ぐなど,予断を許さない状況が続いています。
 アクトベ州でテロ事件が発生したこと等により,2016年6月に全土に発出されたテロ警戒レベル「黄」は,2017年1月15日に解除されましたが,ISILがその支配地域を減少させる中,イラク・シリアに渡航していたカザフスタン人の帰還動向等には特段の注意を払う必要があります。
 これまでに,カザフスタンにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(2)一般犯罪情勢
国民経済省統計委員会が発表した犯罪統計によれば,2017年のカザフスタンの犯罪登録件数は,31万6,418件(昨年比12.6%減)でした。主な犯罪種別は,殺人罪(未遂を含む)が942件,財産犯が25万3,916件(うち窃盗罪は,19万3,154件),薬物犯が8,155件であり,銃器及び薬物犯罪が頻発していますので,引き続き十分な注意が必要です。

2 地域別情勢
  カザフスタン全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
(1)テロ情勢
カザフスタン全土は,2016年にアクトベにおいてテロ事件が発生して以降,テロへの警戒が厳しく行われています。2017年中に発生した主なテロ関連事件(全て未遂)は,以下のとおりです。
・ カザフスタン国家保安委員会及び内務局は、テロを拡散する目的で情報宣伝活動を行ったアクトベ市民4人の身柄を拘束した。(11月)
・ カザフスタン国家保安委員会は,国際テロ組織との関係が疑われる中央アジア出身者5人を逮捕した。(12月)
・ カザフスタン国家保安委員会は,国際テロ組織が作成した宣伝資料をインターネット上に公開する等していた3人を逮捕した。(12月)

(2)薬物犯罪
  治安機関が厳格に国境管理を行っていますが,カザフスタンは現在も,違法薬物を第三国へ輸送するための通過国とみられています。また,ヘロインを含む違法薬物の押収に関する報道が多数確認されていますので,十分に警戒してください。2017年中に報道された主な薬物犯罪は,以下のとおりです。
・ アクタウ州ジャンブィル市で大量の薬物(387キロのマリファナと6キロの大麻)が押収された。(5月)
・ パブロダール州で実施した薬物捜査の結果,複数のグループから 100キロのマリファナ,3キロの大麻が押収された。(6月)
・ マヌギスタウ州でイランから薬物の密輸を行っていた35歳の男性が逮捕され,348.22グラムの大麻製品が押収された。(9月)
・ アクモラ州で麻薬の密売を行っていた男女2人が逮捕され,16グラムのヘロインが押収された。(9月)
・ アスタナ市内務局によって,アルマティ出身の麻薬密売グループが摘発され,65グラムのヘロインが押収された。(9月)
・ パブロダール州で3人の男性が逮捕され,500キロのマリファナ及び2キロの大麻製品が押収された。(9月)

(3)銃器犯罪
   2017年中に報道された主な銃器犯罪は,以下のとおりです。
・ カザフスタン国家保安委員会国境警備局アカデミーで行われた実射訓練の際,マカロフ拳銃10丁を盗んだ疑いで同アカデミーの運転手が逮捕された。(5月)
・ アクモラ州において汚職容疑で取調べを受けていた61歳の男性が検察庁の前で拳銃を発砲し,警察官及び検察庁職員が負傷した。(7月)
・ 内務省は,コスタナイ州で違法に取引されていた拳銃540丁を押収,807人に行政処分を行い,292人の許可を取り消した。(8月)

3 渡航・滞在に当たっての注意
(1)滞在中は,下記の注意事項や外務省及び在カザフスタン日本国大使館が発表する安全情報等をよく確認し,危険を避けるよう努めてください。また,カザフスタン国内のテロ情勢に十分注意すると共に,特に危険情報が発出されている周辺国のテロ及び治安情勢にも十分注意して,渡航・滞在してください。

(2)テロ事件等に遭遇するリスクを低くし,被害を最小限に抑えるためには,事前の対策や行動原則に従って行動するとともに,報道等を活用して最新情報を入手することが有効です。
ア 被害に遭わないための事前対策
・ テロの標的となりやすい時期や場所を認識し,可能な限り避けて行動する。
時期 ……… ラマダンやイベントが多数開催される年末年始等
場所 ……… 軍・警察・政府関係施設,宗教施設,不特定多数が集まる場所(レストラン,宿泊施設,繁華街,観光施設,公共交通機関,イベント会場,ショッピングセンター,野外マーケット)等
・ 訪問先では,非常口,退避ルート及び隠れる場所を予め確認しておく。
・ 宿泊先は,十分な安全対策が行われている施設を選ぶ。
・ 目立つ服装や行動を避ける。
・ 同じ時間に同じ経路を使用する等,行動のパターン化を避ける。
イ 襲撃・テロに遭遇した場合の行動原則
・ Lie(伏せる)
銃声や爆発音を聞いたら,その場に伏せる。状況を冷静に把握し,「逃げる」のか「隠れる」のかを判断する。
・ Run(逃げる)
予め確認しておいた非常口又は退避ルートから避難する。
・ Hide(隠れる)
予め確認しておいた隠れる場所へ避難する。

(3)強盗等の犯罪被害に遭わないためには,危険な場所へは近づかない,夜間は出歩かない等の対策を講じることが大切です。カザフスタンでは,カザフ語及びロシア語以外の言語はほとんど通じませんので,これらの言葉が分からない方は通訳や信頼のおける友人等と行動を共にするなどの対策を講じてください。

(4)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,在カザフスタン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に在カザフスタン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館等連絡先)
 ○在カザフスタン日本国大使館
  住所:5fl, Kosmonavtov Str. 62, micro-district “Chubary”, Astana,
     Republic of Kazakhstan
  電話:(市外局番7172)977-843
     国外からは(国番号7)-7172-977-843
  ファックス:(市外局番7172)977-842
国外からは(国番号7)-7172-977-842
  ホームページ: http://www.kz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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