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危険情報
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パキスタンの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

2018年07月31日
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【危険度】
●アフガニスタンとの国境付近一帯,ハイバル・パフトゥンハー州(KP州)の以下レベル3及びレベル2で指定した以外の地域,及び旧連邦直轄部族地域(旧FATA)全域,インドとの管理ライン(LoC)等付近一帯
レベル4:退避を勧告します。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

●バロチスタン州のクエッタ市
レベル4:退避を勧告します。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)

●KP州のノウシェラ郡及びスワビ郡,バロチスタン州のデラ・ブグティ郡及びコールー郡,シンド州のジャコババード郡,チトラル郡(アフガニスタンとの国境付近を除く),イランとの国境付近一帯。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●イスラマバード首都圏,ラホール市を含むパンジャブ州,KP州のアボタバード郡,バタグラム郡,ハリプール郡,コヒスタン郡,マンセーラ郡及びトルガル郡,カラチ市を含むシンド州(ジャコババード郡を除く),バロチスタン州(アフガニスタン及びイランとの国境付近,デラ・ブグティ郡,コールー郡及びクエッタ市を除く),パキスタン側カシミールの一部でアーザード・ジャンムー・カシミール(AJK)と呼ばれる地域(LoC付近を除く),ギルギット・バルチスタン(GB)地域(アフガニスタンとの国境付近及びLoC付近を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●バロチスタン州のクエッタ市においては,テロ組織の活動が非常に活発であり,外国人旅行者が誘拐・殺害される事件も発生しているため危険レベル3からレベル4に引き上げます。この地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。既に渡航中の方は直ちに安全な地域へ避難してください。
●パキスタン全土にテロ・誘拐の脅威があります。また,各地で政府,社会不満等によるデモや集会が頻繁に行われています。これらには絶対に近づかないようにするとともに,最新の関連情報の入手に努め,適切かつ十分な安全対策を講じるよう常に心がけてください。
●2018年5月31日,反政府武装勢力の温床ともなっていたFATAがKP州に統合されましたが,統合後も,治安情勢は極めて不透明ですので立ち入らないでください。

☆詳細については,以下の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)パキスタンにおいては,パキスタン・タリバーン運動(TTP)や「ISILホラサーン州」を名乗る勢力等のイスラム過激派によるテロが頻発しています。テロ事件の多くは,危険レベル3及び4の地域で頻発していますが,それ以外の一部地域でも治安当局を狙ったものの他,宗教行事や礼拝所,デモ等の人の集まる場所でテロが発生しています。

(2)外国人がテロや誘拐の標的になることもあります。外国人が多く渡航・滞在するパンジャブ州ラホール市等では,治安当局や宗教関連行事等を狙ったテロ事件が散発的に発生しています。2014年には,TTPが外国人投資家,多国籍企業,外国の航空会社に対してパキスタンでの商業活動を中止し撤退するよう警告するとともに,外国企業も攻撃の対象となる旨の声明を発出しており,引き続き注意が必要です。誘拐事件については長期化することもあり,被害者が殺害されたケースもあります。

(3)テロ以外にも,全土において銃器による強盗等の犯罪やデモ・集会に注意が必要です。デモに関しては,政府の政策等に対する抗議活動が各地で頻発しており,過去に幾度となく参加者が暴徒化し,死傷者が出ています。デモに限らず,人の多く集まる場所には近づかないでください。万一デモ等に遭遇した場合には,速やかにその場から離れてください。

(4)インドとの管理ライン(LoC)の付近では,パキスタン軍とインド軍の衝突が起きていることから,これに巻き込まれるおそれもあります。

(5)これまでに,パキスタンにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)アフガニスタンとの国境付近一帯,KP州のスワート郡,アッパー・ディール郡,ローワー・ディ-ル郡,マラカンド郡,マルダン郡,チャルサダ郡,ブネール郡,シャングラ郡,コハート郡,バンヌー郡,ハングー郡,デラ・イスマイル・カーン郡,カラック郡,ラッキ・マルワット郡,タンク郡及び旧FATA全域,LoC等付近一帯,ハイバル・パフトゥンハー州(KP州)のペシャワル郡
レベル4:退避を勧告します。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

ア アフガニスタンとの国境付近一帯
これらの地域では,アフガニスタンの悪化する治安状況の影響と両国間国境の管理の難しさもあり,TTP,「ISILホラサーン州」等の反政府武装勢力が潜伏していると見られます。同地域では,2014年6月以降,パキスタン軍による大規模な軍事掃討作戦が行われており,これに対する武装勢力による報復活動も起きているため,不測の事態に巻き込まれる可能性が極めて高いです。パキスタン・アフガニスタンの陸路での横断は,テロ組織の襲撃等に遭遇する可能性が極めて高いため,止めてください。

イ KP州
(ア)ペシャワル郡
 同地域は,アフガニスタンへ通じる交通の要衝であり,反政府武装勢力が潜伏している可能性が指摘されています。主に治安当局を標的としたテロ事件が度々発生しており,2014年12月には,陸軍関係学校が襲撃され100名以上の死者が出ました。また,政府関係施設,治安関連機関の他,マーケット,公共交通機関,学校等も標的となる可能性が極めて高く,民間人が犠牲になる事件も過去に発生しており,近年は事件の頻度こそ減少していますが,大量の武器・弾薬等が押収されるなど情勢は安定していません。また,身代金目的の誘拐も発生しています。

(イ)スワート郡,アッパー・ディール郡,ローワー・ディール郡,マラカンド郡,マルダン郡,チャルサダ郡,ブネール郡,シャングラ郡,コハート郡,バンヌー郡,ハングー郡,デラ・イスマイル・ハーン郡,カラック郡,ラッキ・マルワット郡,タンク郡
これらの地域では,治安当局をはじめ,大学や法曹関係者を狙ったテロが発生しています。また,外国人の誘拐や武器,爆発物の不法所持は後を絶ちません。
特に,スワート郡のミンゴラ等は,かつて多くの観光客が訪れる観光地であったことから,ツアーを企画・実施する旅行会社がありますが,治安情勢は不安定な情勢ですので,参加しないでください。

(ウ)旧FATA全域
連邦直轄部族地域(FATA)はアフガニスタンに隣接する,部族による自治が行われていた地域で,2018年5月31日の憲法改正により,KP州に統合されました。同地域は,パキスタン建国以来,同国の法制度が行き渡っておらず,反政府武装勢力の温床となっていた面があり,域内でテロや誘拐等が横行していました。KP州統合後も,そうした事態が好転する見通しはなく,今後,新たに編成されることになる治安部隊が効果的に機能するかどうかも含めて,治安情勢は極めて不透明です。外国人旅行者が立ち入り,何か問題が生じた場合でも,パキスタン政府当局の迅速な対応を期待することは難しい状況ですので,立ち入らないでください。
ウ LoC等付近一帯
管理ライン(LoC)は,パキスタンとインド間の軍事停戦ラインですが,現在も両国の軍・国境警備隊による銃撃戦等が続発し,民間人の死傷者も出ています。
仮にある時点で平穏が保たれているように見えても,付近一帯の情勢が急変する可能性があります。

以上の地域は非常に危険ですので退避を勧告します。

(2)バロチスタン州のクエッタ市
レベル4:退避を勧告します。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
バロチスタン州の州都である同市では,スンニ派武装勢力によるシーア派への攻撃に加え,2017年には,6月,州警察長官事務所付近での自爆テロ(14名が死亡,21名負傷),8月,軍トラック付近での自爆テロ(15名死亡,25名負傷),10月,警察車両への自爆テロ(29名負傷),11月,警察高官への自爆テロ(3名死亡,8名負傷)及び警察高官への銃撃事件(4名死亡)等軍や治安当局に対する攻撃が増加しており,多くの犠牲者が出ています。
また,2017年6月には中国人の誘拐・殺害事件(「ISILホラサーン州」が犯行を主張)が発生しています。その他にも,TTP等のテロ組織の活動は依然として非常に活発です。
 つきましては,クエッタ市の危険度をレベル3からレベル4に引き上げます。この地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,既に滞在している方は,直ちに安全な地域へ退避してください。

(3)KP州のノウシェラ郡及びスワビ郡,バロチスタン州のデラ・ブグティ郡及びコールー郡,シンド州のジャコババード郡,チトラル郡(アフガニスタンとの国境付近を除く),イランとの国境付近一帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア KP州
(ア)ノウシェラ郡及びスワビ郡,バロチスタン州のデラ・ブグティ郡及びコールー郡,シンド州のジャコババード郡
 これらの地域では,反政府武装勢力が存在する可能性があり,治安当局だけでなく一般市民もテロの被害に遭う事件が発生しています。
 特に,バロチスタン州の該当地域においては,地雷による被害があり,治安が回復する兆しは見られません。

(イ)チトラル郡(アフガニスタンとの国境付近を除く)
 同地域では,アフガニスタンの悪化する治安状況の影響と両国間の国境管理の難しさもあり,タリバーン等の反政府武装勢力が,アフガニスタンとの間で越境を繰り返したり,潜伏したりしていると見られます。

イ イランとの国境付近一帯
 スンニ派武装勢力が活動しており,シーア派巡礼者を狙った攻撃の他,外国人を狙った誘拐事件も発生しています。

 上記の状況を踏まえ,不測の事態に巻き込まれないよう,これらの地域については,アフガニスタンとの国境付近以外であっても,パキスタンからイランへの陸路入国を含め,渡航は止めてください。

(4)イスラマバード首都圏,パンジャブ州,KP州のアボタバード郡,バタグラム郡,ハリプール郡,コヒスタン郡,マンセーラ郡及びトルガル郡,カラチ市を含むシンド州(ジャコババード郡を除く),バロチスタン州(アフガニスタン及びイランとの国境付近,デラ・ブグティ郡,コールー郡及びクエッタ市を除く), AJK(LoC付近を除く),GB地域(アフガニスタンとの国境付近及びLoC付近を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 これらの地域では,テロ・誘拐事件のほか,強盗,窃盗事件や発砲事件等の一般犯罪も発生していますので,不要不急の渡航は止めてください。渡航・滞在する場合には,現地の最新の治安状況について情報収集に努めるとともに,十分な安全対策を行い,不測の事態に巻き込まれないよう特別な注意を払ってください。また,下記3.の注意事項に留意し,デモ等人の多く集まっている場所や人通りの少ない道の通行は避ける等,十分注意して行動してください。
 
ア イスラマバード首都圏
イスラマバード首都圏は,警察当局による捜索や取締り,検問所での車両検査等の治安対策措置が国内で最も強化された都市であり,近年テロ事件はほとんど発生していません。しかし,政府庁舎や要人,外国資本の商業施設等を標的としたテロや外国人誘拐のリスクは常に存在します。過去にテロ未遂事件が発生したり,小規模ながらも2014年には複数箇所で死傷者を伴う爆発,2016年1月には,市内中心部の住宅街に所在するテレビ局を狙った爆発,2017年11月には市内モスク前での銃撃といったテロ事件が発生しています。
また,近郊のパンジャブ州ラワルピンディ市においては,陸軍司令部等の軍関連施設が多く,過去に同施設や軍関係者を狙ったテロ事件が発生しています。
この他,これまで政府に対する大規模な抗議活動も発生しており,2014年以降も負傷者を伴う治安部隊との衝突が起きています。このように,テロ以外の要因により急激に治安が悪化する可能性があることも踏まえ,常に最新の関連情報の収集に努めてください。

イ パンジャブ州
治安は全般的に安定していますが,一部地域では襲撃事件や爆弾テロがこれまでも発生しています。
 州都のラホール市は,インドとの国境の最寄りの町で,交通の要所となっているため,治安当局が監視を強め,治安情勢は安定を保っています。しかし,反政府勢力による警察・警察関連施設,宗教関連施設・行事,デモ等対するテロ事件等が毎年数件発生しており,同様のテロ事件が発生する可能性は常に存在します。なお,2017年以降発生した主なテロ事件は以下のとおりです。
 ○2017年2月,市内中心部で実施されていた抗議活動の最中に自爆テロが発生し,13名が死亡,80名以上が負傷。
 ○2017年4月,軍関係者等を狙った自爆テロが発生し,6名死亡,15名以上が負傷。
 ○2017年7月,マーケットにおいて自爆テロが発生し,少なくとも25名が死亡,50名以上が負傷。
 ○2017年8月,市郊外の駐車場で,駐車中のトラックが爆発し,2名が死亡,46名が負傷。
 ○2018年3月,市近郊の検問所において自爆テロが発生し,少なくとも10名が死亡,39名が負傷。

 こうした状況を踏まえ,パンジャブ州への渡航・滞在については,真に必要な渡航・滞在を除き控えてください。渡航・滞在される場合も,民間警備会社による警備等十分な安全対策を講じるとともに,最新の治安情報の入手に努めた上で,行動してください。

ウ KP州のアボタバード郡,バタグラム郡,ハリプール郡,コヒスタン郡,マンセーラ郡,トルガル郡
 これらの地域は,現在の治安情勢は比較的安定していますが,過去にバスに対する襲撃や過激派による無差別襲撃事件が発生していることもあり,不要不急の渡航はやめてください。

エ シンド州(ジャコババード郡を除く)
 警察による武装強盗団(ダコイト)の取締り強化及び高速道路警察隊による幹線道路のパトロール強化が実施されていますが,依然として強盗等の凶悪犯罪が発生しています。陸路で移動せざるを得ない場合は夜間の移動を避け,常時複数の武装警備員をつける等の安全対策を必ず取ってください。
 州都のカラチ市では,殺人事件に加え,銃器を使用した強盗等の一般犯罪が跡を絶たない上,富裕層を狙った身代金目的の誘拐事件が依然として発生しています。また,宗派間抗争,政治対立及び民族対立等に起因するテロ事件が発生しています。2013年以降治安当局が取締りを強化し,テロ事件数は劇的に減少していますが,過去には以下のような事件が発生しており,警戒が必要です。
 ○2014年6月,カラチ国際空港敷地内において,TTP等と治安部隊との間で銃撃戦が発生し,空港職員等を含め28名が死亡,多数が負傷。その翌日,空港警備隊に対する銃撃事件が再度発生し,3日間にわたり空港機能が麻痺。
 ○2015年5月中旬,シーア派教徒の乗ったバスが武装集団に襲撃され,乗客45名が死亡。

こうした状況を踏まえ,カラチ市を含むシンド州への渡航・滞在については,真に必要な渡航・滞在を除き控えてください。渡航・滞在される場合も,民間警備会社による警備等十分な安全対策を講じるとともに,最新の治安情報の入手に努めた上で,行動してください。

オ バロチスタン州(アフガニスタン及びイランとの国境付近,デラ・ブグティ郡,コールー郡及びクエッタ市を除く)
 バロチスタン州においては,パキスタンからの独立や同州の自治拡大を目的とする組織等による反政府活動が盛んに行われており,治安機関へのテロ攻撃や,特にパンジャブ州からの移住者を狙った攻撃が発生しています。また,同州では中パ経済回廊(CPEC)関連事業の従事者が襲撃されるなど,治安情勢は不安定です。
 こうした状況を踏まえ,パキスタン外務省は,いかなる外国人も適切な警備措置なくバロチスタン州に渡航することは極力避けるよう呼びかけています。

カ AJK(LoC付近を除く)
AJK全域は旅行制限地域となっており,AJKに立ち入るためにはパキスタン内務省の許可を取得する必要があります。

キ GB地域(アフガニスタンとの国境付近及びLoC付近を除く)
これらの地域では,国境を通じて違法薬物等の取引きがなされているとの情報があります。また,2012年4月に宗派間対立の激化により,治安が悪化し,同地域を訪問していた邦人を含む外国人旅行者が足止めを受けたことがありました。また,2013年6月,GB地域のナンガ・パルバット山麓で外国人旅行者等が滞在する宿泊施設が武装勢力に襲撃され,ウクライナ人,中国人等の複数の外国人を含む死傷者が出ました。同事件以降,これらの地域では,テロリスト等の武装勢力の一斉捜索活動が定期的に実施された他,現地治安当局が検問所を域内複数箇所に設置し,特に陸路でGB地域へ入退域する外国人を含む全ての訪問者への身分確認を実施しています。こうした措置により,同地域では,2012年8月以降,宗派間衝突等は発生していない他,2013年7月以降,テロ事件も発生していませんが,同地域では,過去に上記のような重大事案が発生していることを考慮し,不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず同地域へ渡航する必要がある場合には最新の現地治安情勢について情報収集に努めるとともに,安全確保のための準備を十分に行い,不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。

3.渡航・滞在にあたっての注意
パキスタンに渡航する際の一般的な注意事項,主要都市の犯罪傾向については,「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=011 )も御参照ください。

(1)在留届・たびレジ
 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在パキスタン日本国大使館または在カラチ日本国総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet)
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在パキスタン日本国大使館または在カラチ日本国総領事館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html)

(2)渡航者全般向けの注意事項
ア 夜間の単独での外出は避けてください。パキスタンでは性犯罪も多発しており,特に女性は肌の露出を極力控えるなどの注意が必要です。

イ 夜間に陸路を移動する場合には,短距離であっても,タクシーや路線バスを利用せず,自家用車や信用のおける運転手付きレンタカー等の安全で確実な交通手段を確保してください。

ウ バスを使った長距離移動については,武装強盗等に襲撃される危険性があるので極力控えて下さい。鉄道も,安全・確実な移動手段とは言えないので,できる限り避けて下さい。
 
(3)滞在者向けの注意事項
ア 自宅や職場,滞在場所の周辺で不測の事態が起きた場合は,事態が収まるまでその場に待機するとともに,安否について在パキスタン日本国大使館又は在カラチ日本国総領事館まで連絡してください。

イ 使用人が手引きする犯罪も発生していますので,使用人を雇う際は,身元の確かな人物を雇用することをお勧めします。解雇する場合は,私怨をかわないよう,円満な形で解雇することが重要です。

(4)テロ・誘拐対策
パキスタンに渡航・滞在される方は,テロや誘拐事件に遭遇したり,巻き込まれたりする危険を避けるよう,上記情報に加え,次の点に十分留意して行動してください。また,以下も併せご参照ください。
○海外安全パンフレット・資料
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html

ア テロ
○テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,滞在時間を可能な限り短くし,常に周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した場合には,速やかにその場から離れる。特に,軍,警察等治安当局施設(含む車両)には近づかない。
※政府機関,検問所,宗教関連施設,宗教行事開催場所,報道機関,駅,有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設,大型商業施設,レストラン,マーケット等
○ホテルのフロント等,不特定多数の人の立ち入りが容易な場所での滞在時間は最小限にする。
○訪問先の情報に十分な注意を払い,必要な場合には十分な警備態勢をとる。
○渋滞の多い検問所付近の通行は極力避ける。
○銀行の利用に関し,現金の引き出し等が集中しがちな月初め,中旬,月末や祝祭日前後には,多数の人が集まり,これを標的としたテロも発生する可能性があるので,極力避ける。

イ 誘拐
誘拐を防ぐためには,「目立たない」,「用心を怠らない」,「行動を予知されない」の安全のための3原則を念頭に,次のような対策をとり,習慣化することが有効です。
○日常の行動パターンを画一化しない。通勤や買い物等に同じ経路や時間帯を使うのではなく,数パターンを使い分ける。
○行動予定を不特定多数に知られないようにする。
○買い物等で外出する際も含め,常時,身近で信用のできるパキスタン人と一緒に行動する。
○人目の少ない場所の通行を避ける。
○外出中は,周囲に不審者,不審車両等がいないか注意する。
○車両で移動する場合は,必ず窓を閉めてドアを施錠する。 移動・降車時にも不審者,不審車両がいないか確認する。


(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地在外公館連絡先)
○在パキスタン日本国大使館
住所:Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad, Pakistan
電話:051-907-2500
国外からは(国番号92) 51-907-2500
ファックス:051-907-2352
国外からは(国番号92)51-907-2352
ホームページ(日本語版):http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○在カラチ日本国総領事館
住所:6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road, Karachi, 75530, Pakistan
電話:021-3522-0800
国外からは(国番号92)21-3522-0800
FAXファックス:021-3522-0820
国外からは(国番号92)21-3522-0820
ホームページ(日本語版):http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/index.html
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