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ベナンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2018年03月28日
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【危険度】
●ブルキナファソ,ニジェール,ナイジェリア北西部との国境地帯及びW国立公園
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ベナン北部地帯及びW国立公園付近では,武装組織によるテロや外国人誘拐のおそれがあります。
●また,同地域では,銃器を用いた強盗が多発しているため,夜間の移動は避けるとともに,事件に遭遇した場合には,決して抵抗せず,命を守ることを最優先に行動してください。
1 概況
(1)ベナンでは,不法入国者が後を絶たず,景気悪化による貧困を要因とした犯罪も頻発しており,当局は治安対策を強化しています。また,銃器や麻薬の密輸も多く,容易に入手できるため,従来よりも銃器等の凶器を用いた犯罪の増加が顕著となっています。

(2)ベナン北部地域では,国境警備が極めて脆弱です。同地域一帯では,国境に接するブルキナファソ,ニジェール及びナイジェリアから武装組織がベナンに侵入し,テロ・誘拐を行うおそれがあるほか,銃器を用いた路上封鎖強盗も多発しています。

(3)2013年,ベナン政府は平和維持貢献としてマリへ,また,2015年以降,テロ対策としてナイジェリアへそれぞれ国軍兵士を派遣していることから,国内において,報復テロが発生する可能性も排除されません。
 このような情勢を十分に認識して,テロ,誘拐に巻き込まれることがないよう,海外安全情報や報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
(1)ブルキナファソ,ニジェール,ナイジェリア北西部との国境地帯(アタコラ県北部,アリボリ県北部及び東部,ボルグ県東部)及びW国立公園
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 ベナンの北部地域は,ブルキナファソ,ニジェール及びナイジェリアと国境を接しています。これらの周辺国において,武装組織によるテロや誘拐が散発しており,そのような武装集団が警備の手薄な国境を越えて,ベナン国内に侵入し,テロや外国人誘拐を行うおそれがあります。
 特に,アリボリ県に所在するW国立公園内では,国境警備が手薄なため,武装組織の侵入も容易な状況となっています。
 また,各国境地帯においては,車両を狙った路上強盗が多発しています。路上強盗は,隠れていた犯人がいきなり通行車両に銃を突き付け,強制的に停車させた後,強盗に及ぶ手口が主流となっており,非常に危険です。

 つきましては,同地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。また,銃器を用いた強盗が多発しているため,夜間の移動は避けるとともに,事件に遭遇した場合には,決して抵抗せず,命を守ることを最優先に行動してください。

(2)上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

ア コトヌ市(リトラル県)
(ア)コトヌ市内においては,ダントッパ(Dantokpa)市場やミセボ(Missèbo)市場付近での強盗事件やコトヌ空港での麻薬密輸等の犯罪が発生しています。白昼であっても一人歩きは避け,人通りの少ない場所には近寄らないでください。特に,海岸線やフラコジ(Xwlacodji)地区,フィジロセ(Fidjrossè)地区といった市周辺部は,治安当局の目が届きにくいこともあり,市中心部に比べて強盗等の被害に遭うリスクが高く,警戒が必要です。

(イ)市中心部においても,ダントッパ市場,ミセボ市場,土産物屋街等,観光客の集まる場所では,ひったくりやスリ等に注意してください。スラム街のあるゾンゴ(Zongo)地区,隣接するジョンケ(Jonquet:コトヌ駅北側地区)地区においては,売春や麻薬密売が日常的に行われており,犯罪に巻き込まれるリスクが高いため,近寄らないでください。また,近隣諸国から流入した武器を使用した犯罪や,警察と強盗との銃撃戦が発生しています。銃声を聞くなど危険を察知したら,すぐにその場から立ち去ってください。

(ウ)コトヌ市内において,日本人が自宅や滞在先のホテルで空き巣や窃盗の被害に遭う事例が相次いでいます。休暇等で家を留守にする場合は,その情報が第三者に知られることがないよう,十分に注意してください。また,滞在先のホテルでは貴重品の保管に留意するとともに,部屋に見知らぬ人が尋ねてきた場合には,絶対に中に入れないでください。

イ ウエメ県及びモノ県(コトヌ市近郊県)
 ヒラコジ(Hilakondji:トーゴとのギニア湾国境付近)及びセメポジ(Seme-kpodji:ナイジェリアとのギニア湾国境付近)といった国境付近は,首都から離れており,警察当局の目が届きにくいため,長年にわたり麻薬・武器等の密輸の中継基地となってきました。警察当局も密輸取締りを強化し,麻薬・武器等を押収するなど成果を上げつつありますが,依然としてトーゴ及びナイジェリアとのギニア湾国境付近は,麻薬・武器等密売人の巣窟となっている危険性があり,不用意に近づかないでください。
 また,クラケ(Kurake)市(東部のナイジェリアとの国境付近の町)では,昨年11月,一般人を誘拐・殺害した後,その臓器の一部を宗教的儀式用に販売していた集団が逮捕される事案が発生しています。国境付近では,これまでにも同様の犯罪が続発しているため,不要不急の立ち寄りは避けてください。

ウ その他の地域
 その他の地域については,おおむね治安状況は比較的安定している状況にあります。しかしながら,2013年,ベナン政府は,マリでの国連PKOミッション(MINUSMA)要員として,また,2015年以降,テロ対策としてナイジェリアへそれぞれ国軍兵士を派遣していることから,報復テロが発生する可能性も排除されませんので,十分に注意する必要があります。

 つきましては,これらの地域への渡航にあたっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。在ベナン日本国大使館,現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。


3 滞在に当たっての注意
 ベナンへの渡航・滞在における一般的な注意事項については,安全対策基礎データ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=118 )も併せてご参照ください。
 滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,渡航に際しては,あらかじめ,日本国外務省,在ベナン日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。万一,事件・事故等に巻き込まれた場合には,在ベナン日本国大使館に連絡してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )

(2)外出の際は,身の回りの安全に十分注意し,できるだけ派手な服装は避け,現金は必要な分だけを持ち,人前では大金や携帯電話等の貴重品を見せないようにしてください。また,群衆,集会場所,大統領官邸等の主要な政府機関周辺には可能な限り近寄らないようにしてください。

(3)ベナン全土において,一般市民が犯罪者等に暴行を加えるいわゆる「民衆制裁」が行われることがあります。この民衆制裁は,許可を得ずに写真を撮ろうとしたことなど,ささいな原因で発生することもありますので,現地のマナーを理解するなどトラブル防止のために十分な注意をしてください。

(4)緊急事態の発生による国外退避に備え,パスポートやビザの有効期限,すぐに持ち出せる現金,クレジットカード及び航空券の確認をしてください。なお,緊急時に運航される航空機等においては,正規航空運賃が適用される場合も多々ありますので,現金及びクレジットカードの支払可能額が十分かについても確認してください。


4 なお,隣国のナイジェリア,ニジェール,ブルキナファソ及びトーゴについても,それぞれ危険情報が発出されていますので,併せてご留意ください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902, 2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
  住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon, 08 B.P.283, Tri Postal, Cotonou, Benin)
  電話:(市外局番なし)21-30-59-86
   国外からは(国番号229)21-30-59-86
  FAX:(市外局番なし)21-30-59-94
   国外からは(国番号229)21-30-59-94
  ホームページ:http://www.bj.emb-japan.go.jp/j/
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