メキシコ | Mexico

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は(日本時間)現在有効です。

メキシコの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ等】(更新)

2018年02月27日

関係国地図

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●ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)

●コリマ州
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)

●バハ・カリフォルニア州ティファナ市,ゲレロ州(チルパンシンゴ市及びその周辺地域並びにタスコ市を除く),チワワ州フアレス市,タマウリパス州米国境の一部,ミチョアカン州(一部地域を除く)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●メキシコ市,メキシコ州,オアハカ州,タバスコ州,ベラクルス州,モレロス州,バハ・カリフォルニア州の一部,バハ・カリフォルニア・スル州の一部,ゲレロ州タスコ市,タマウリパス州(米国境の一部を除く),チワワ州チワワ市,シナロア州の一部,チアパス州のグアテマラ国境の一部,ミチョアカン州の一部,ヌエボ・レオン州モンテレイ大都市圏及びその周辺地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

●コアウイラ州トレオン市,ドゥランゴ州ゴメス・パラシオ市,レルド市
 危険レベル解除(引き下げ)


【ポイント】
●都市間の陸路での移動は危険が伴いますので,航空機か,または昼間に有料高速道路を利用してください。不用意に州境の山岳部・農村部等に留まらないようにしてください。
●全土で誘拐や殺人等の凶悪犯罪に遭う可能性があります。狙われにくくするために日々の行動パターンを変える等の対策を心がけてください。
●ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺では,州・連邦警察及び軍等が介入して治安維持に当たっているものの,殺人,誘拐等の凶悪犯罪が頻繁に発生し,治安の悪化に歯止めがかからないため,危険レベルを3に引き上げます。どのような目的であれ,渡航は止めてください。
●コリマ州は,2016年及び2017年の犯罪組織の対立等による殺人事件の増加が顕著であることから,危険レベルを2に引き上げます。不要不急の渡航は止めてください。







1.概況
(1)一般治安情勢
ア メキシコ国内各地で,殺人・誘拐・強盗等の凶悪犯罪が発生しており,邦人も被害に遭っていることから,外出の際は常に警戒してください。
イ 都市間の陸路の移動は危険が伴いますので,航空機あるいは昼間に有料高速道路を利用した上で,不用意に州境の山間部・農村部等で停車しない等注意してください。特に,深夜の州境の山間部等では,強盗・誘拐等が発生しています。
ウ 2017年の統計上の殺人件数は,過去20年間で最多となりましたが,犯罪の多くは当局に通報されていないと見られており,政府機関が発表した犯罪統計は,実態の一部に過ぎません。
エ 2018年7月には大統領選挙が予定されており,大統領が交代する12月までは,不透明な情勢が続くと見られます。なお,過去の選挙の際には,投票所の襲撃・放火,候補者の殺害,デモ等がありました。

(2)誘拐
メキシコ全土で,組織的犯罪として誘拐が横行し,身代金を目的としたビジネスとして定着しています。また,個人が誘拐を実行するケースも増加しています。治安当局のデータによると,2016年に1,128件,2017年に1,148件の誘拐事件が発生していますが,未通報の件数を考慮すると上記件数はあくまで一部に過ぎません。
誘拐の被害者の大部分はメキシコ人ですが,中には外国人を狙ったものもあり,「裕福」と認識されやすい日本人も標的となり得ます。
また,数日以上に及ぶ誘拐の他に「短時間誘拐(express kidnap)」(ATMで現金を1日の限度額(およそ6,000ペソ)まで引き出させ,場合によっては,午前0時を待ってから再び現金を引き出させた後に解放する等)や,「偽装誘拐(virtual kidnap)」(実際は誘拐していないものの,誘拐を装って金銭を要求する)の被害もしばしば報告されています。

(3)テロ関連
 これまでに,メキシコにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,米国,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2.地域別情勢
(1)ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域(引き上げ)
  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
 チルパンシンゴ市では,2018年1月,市警察の警察官が犯罪に関わった疑いにより捜査がなされ,また市警察長官が辞任するなど,事実上市警察が機能しておらず,州・連邦警察及び軍による治安対策が行われています。しかしながら,自警団と称する武装集団や犯罪組織間の抗争,またそれらによる誘拐,殺人等が頻繁に発生しています。さらに,治安当局との衝突も起きるなど,治安の悪化に歯止めがかかっていません。
 こうした状況は,チルパンシンゴ市周辺(特に,国道95号線沿いティエラ・コロラダまでの間及び国道93号線沿いチラパ市までの間)においても見られるため,危険レベルを3に引き上げます。これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)コリマ州
  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
 主要な港湾都市であるマンサニージョ市等がありますが,近年複数の犯罪組織が活動を活発化させています。2016年及び2017年には,犯罪組織の抗争による殺人事件が急増しており,著しく治安が悪化しています。
 ついては,コリマ州の危険レベルを2に引き上げますので,同地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず,やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には,報道等により最新の治安情報を入手しつつ特別な注意を払うとともに,十分な安全対策を講じてください。

(3)バハ・カリフォルニア州ティファナ市,チワワ州フアレス市,タマウリパス州マタモロス市,レイノサ市及びヌエボ・ラレド市,ミチョアカン州(モレリア市,パツクアロ市,ラサロ・カルデナス市,アンガンゲオ市及びその周辺地域を除く),ゲレロ州(チルパンシンゴ市及びその周辺地域,タスコ市を除く)
  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア バハ・カリフォルニア州ティファナ市
 複数の犯罪組織の対立によるものと見られる多くの殺人事件が発生しています。窃盗・強盗等の犯罪も増加し,情勢は流動的です。2017年には,国内で最も多くの殺人件数を記録しました。

イ チワワ州フアレス市
 治安当局による犯罪組織間抗争の沈静化等の対策により,殺人件数は年々減少し,治安の改善が見られました。しかし,2016年,2017年は,犯罪組織間の抗争の再発等により,2年連続で増加し,治安が悪化しているため,引き続き注意が必要です。

ウ タマウリパス州マタモロス市,レイノサ市及びヌエボ・ラレド市
 米国と国境を接するこれらの市では,犯罪組織による道路封鎖や強盗事件,殺人事件,治安当局への襲撃が頻繁に発生し,一般市民の犠牲者も出ています。2017年に入り,再びこれらの都市における犯罪組織と治安当局間等の抗争が激しくなっており,情勢は不安定です。

エ ミチョアカン州(モレリア市,パツクアロ市,ラサロ・カルデナス市,アンガンゲオ市及びその周辺地域を除く)
 州警察が軍と連携し,治安対策にあたっており,州全体の治安状況は改善してきています。一方,州内においては,自警団を称する武装集団と犯罪組織との間の抗争,またそれらと治安当局の衝突が発生しており,情勢は大変不安定です。突発的な銃撃戦や道路封鎖等の不測の事態に巻き込まれる可能性は十分ありますので,主要な幹線道路を除き,陸路での移動は避けてください。

オ ゲレロ州(チルパンシンゴ市及びその周辺地域,タスコ市を除く)
 太平洋湾岸の観光地アカプルコ市やシワタネホ市などを抱える州ですが,観光客が多く訪れる場所であっても,殺人等多くの凶悪事件が発生しています。犯罪組織間の抗争及びその対策のため,軍隊が治安維持にあたっていますが,州全体における殺人事件発生率は全国平均を大幅に上回るなど,改善は見られません。更に,山間部では,自警団を称する武装集団が犯罪行為を行うなど,情勢は大変不安定です。

 つきましては,これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず,止むを得ない理由で渡航・滞在する場合には,報道等により最新の治安情報を入手しつつ特別な注意を払うとともに,十分な安全対策を講じてください。

(4)メキシコ市,メキシコ州,オアハカ州,モレロス州,タバスコ州,ベラクルス州,バハ・カリフォルニア州メヒカリ市,エンセナダ市,バハ・カリフォルニア・スル州ラ・パス市及びロス・カボス,タマウリパス州(マタモロス市,レイノサ市,ヌエボ・ラレド市を除く),チワワ州チワワ市,シナロア州クリアカン市,マサトラン市,チアパス州クアウテモック市,イダルゴ市,タリスマン町,ミチョアカン州モレリア市,パツクアロ市,ラサロ・カルデナス市,アンガンゲオ市及びその周辺地域,ヌエボ・レオン州モンテレイ大都市圏及び周辺地域,ゲレロ州タスコ市
(注 モンテレイ大都市圏:アポダカ市,ガルシア市,ヘネラル・エスコベード市,グアダルーペ市,フアレス市,モンテレイ市,サンタ・カタリーナ市,サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ市,サン・ペドロ・ガルサ・ガルシア市の9市)
  レベル1:十分注意してください。(継続)
ア メキシコ市
 近年殺人件数が増加しており,2017年4月には市内南部のトラウアック区において海軍による犯罪組織の掃討作戦が実施される等,治安は悪化傾向にあります。特に,市中心部のソカロ(憲法広場)北側にあるテピート地区は,麻薬に関するトラブルやけん銃強盗・殺人等の凶悪事件が発生するなど,犯罪の温床となっているため,立ち入らないでください。
 市内では,1日あたり約600件もの犯罪が発生しており,邦人が巻き込まれることもあります。比較的安全と言われるミゲル・イダルゴ区ポランコ地区や,飲食店が立ち並ぶクアウテモック区フアレス地区(通称ソナ・ロサ)等においても,日中であっても犯罪が発生しています。
 また,日常的にデモ行進及び抗議活動等が実施されています。これらの参加者が暴徒化する可能性がありますので,不用意に近づかないでください。

イ メキシコ州(メヒコ州)
 首都であるメキシコ市とともに首都圏を構成し,国内で最も人口の多い州です。このため,従来から犯罪件数が多く,特に,近年では誘拐事件の増加が報告されています。また,州の南西部は,隣接するミチョアカン州及びゲレロ州にも連なる「ティエラ・カリエンテ」と呼ばれる地域で,犯罪組織の活動が活発で,治安が不安定なため,立ち入らないでください。

ウ オアハカ州
 殺人・誘拐の増加をはじめ,近年治安が悪化しています。従来よりCNTE(教育労働者全国協議会)が抗議活動として道路封鎖等を行っています。陸路で同州に赴く場合には,有料高速道路を使用するとともに,不用意に山間部に移動することや,夜間の移動は避けてください。

エ モレロス州
 州都クエルナバカ市を含め,国内でも殺人・誘拐の多い州の一つです。2014年から2015年にかけて,治安は一時改善していましたが,2015年以降は,殺人・誘拐事件が増加しています。

オ タバスコ州
 統計上,誘拐発生件数が多く,更に,近年殺人件数も急増しています。

カ ベラクルス州
 2016年以降,同州を拠点としている犯罪組織間の抗争が激しくなっており,その一部は,一般人をターゲットとした身代金目的の誘拐を行っています。

キ バハ・カリフォルニア州メヒカリ市,エンセナダ市
 州都であり,米国境のメヒカリ市,及び同州最大の都市であるティファナ市から南方に位置し,観光地でもあるエンセナダ市では,近年,犯罪組織の活動が活発化し,殺人件数が急増しています。

ク バハ・カリフォルニア・スル州ラ・パス市及びロス・カボス
 国内の主要観光地の一つで,多くの外国人も訪れますが, 2017年に入り,殺人件数が急増しています。ビーチなどの観光客が多く訪れる場所で事件が発生することもあり,注意が必要です。

ケ タマウリパス州(マタモロス市,レイノサ市,ヌエボ・ラレド市を除く)
 犯罪組織の拠点があり,組織内部の抗争が頻繁に発生しています。2012年12月に現政権が発足してから,犯罪組織の首領等の逮捕や殺害が相次ぎましたが,抗争が沈静化する見通しは立っていません。殺人件数については,一時的に減少した時期がありましたが,近年再び増加傾向にあります。都市間の主要幹線道路でも犯罪が発生しているため,日中の移動を心掛けてください。

コ チワワ州チワワ市
 2013年以降,治安の改善が見られていましたが,2016年以降殺人件数が再び増加に転じ,2017年も引き続き悪化しています。

サ シナロア州クリアカン市,マサトラン市
 州全体の治安状況は徐々に改善していますが,犯罪組織が拠点を置いており,州都であるクリアカン市や港湾都市のマサトラン市で活発に活動しています。両市において殺人事件が頻発し,依然として国内の平均以上で推移しています。

シ チアパス州クアウテモック市,イダルゴ市,タリスマン町
 グアテマラと国境を接するクアウテモック市,イダルゴ市,タリスマン町及びその周辺地域は,中南米諸国からメキシコ国内を通過する麻薬密輸ルートの拠点といわれており,不法入国者及び「マラス」と呼ばれる青少年凶悪犯罪集団等が出入りしていると見られます。
 また,同州内の一部道路で,先住民等が通行料を徴収する動きが散見されます。支払いを拒むと強盗行為に及ぶことがあるため,遭遇した場合には抵抗しないでください。

ス ミチョアカン州
(ア)モレリア市,パツクアロ市及びそれらの周辺地域
 州都のモレリア市と観光地であるパツクアロ市は,同州の他地域と比較すると治安は比較的安定しています。しかし,同州中部・南部の情勢が不安定であることから,今後の状況を注視する必要があります。なお,モレリア市は,メキシコ市とハリスコ州グアダラハラ市間の交通の要所に位置しており,モレリア市を経由し同区間を陸路で移動する際は,事前に道路情報を入手した上で,有料高速道路15号線を利用して日中に移動することを心掛けてください。また,不要な停車を避けるため,計画的に休憩及び給油をしてください。

(イ)ラサロ・カルデナス市
 主要港湾都市の一つであるため,2013年11月以降,軍が派遣され,治安維持にあたってきました。現在でも,太平洋側の主要な港湾の主導権をめぐる犯罪組織間の抗争が発生することがあり,一般人が狙われたものではないと見られているものの,抗争に巻き込まれないためにも十分注意する必要があります。

(ウ)アンガンゲオ市及びその周辺地域
 北米へ往来するモナルカ蝶の保護区があり,特に蝶の飛来時期である11月から3月を中心に多くの観光客が訪れることから,治安機関による警戒が重点的に行われており,治安上の危険性は比較的低いと見られます。しかし,日中の移動を心掛け,犯罪被害に遭わないよう注意してください。

セ ヌエボ・レオン州モンテレイ大都市圏
 2011年に発足した新しい州警察の組織の治安対策により,治安の顕著な改善が見られ,犯罪件数は減少しています。しかし,同州における恐喝被害件数は全国平均を大幅に上回っており,邦人の多くが居住するサン・ペドロ・ガルサ・ガルシア市,サンタ・カターナ市,グアダルーペ市における殺人件数は増加傾向にあります。更に,同都市圏からタマウリパス州ヌエボ・ラレド市やレイノサ市等の米国境への幹線道路においては,引き続き犯罪組織の活動が見られます。

ソ ゲレロ州タスコ市
 観光地であるタスコ市は,治安当局の活動にも関わらず,殺人件数が増加しています。また,ゲレロ州自体の情勢が不安定であり,近隣には非常に殺人率の高い都市も所在しています。タスコ市への移動は,危険を避けるためにも昼間に有料高速道路を利用し,市内での夜間の外出は避けてください。

 ついては,これらの地域への渡航・滞在にあたっては,状況に応じて適切な安全対策を講じるよう十分注意してください。

(5)コアウイラ州トレオン市,ドゥランゴ州ゴメス・パラシオ市,レルド市
  危険レベル解除(引き下げ)
 犯罪組織間の抗争により,高い殺人件数等危険な状況が続いていました。しかし近年,治安当局の取組により同組織が弱体化するとともに,トレオン市等でも取締りが強化されてきました。2016年及び2017年には,殺人件数は国内の平均を下回るほどに治安の改善が見られます。ついては,同地域に対する危険情報を解除します。
 他方,犯罪組織は弱体化しつつも,細分化し小集団としての活動は継続されるなど,今後の情勢悪化の懸念材料となっています。危険情報が解除されたとはいえ注意を怠ることがないよう,引き続き必要な情報収集を行うとともに,適切な安全対策を講じるようにしてください。


3.滞在に当たっての注意
 滞在中は上記情勢に加え,以下の事項に十分に注意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,日本国外務省,在メキシコ日本国大使館,在レオン日本国総領事館,現地関係機関等より最新の情報を入手するようにしてください。
(1)渡航者全般向け注意事項
ア 強窃盗
 メキシコにおいては日本人が被害者となる強窃盗事件が引き続き発生しています。被害防止のため,以下の点を心掛けてください。万一強盗に遭ったら,むやみに抵抗しないでください。車両強盗も頻発しているため,盗難防止措置を執る,また車を離れる際は,車内に貴重品を残さないよう注意してください。
(詳細はホームページ,http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id/=264 を参照してください)

イ 誘拐
(ア)誘拐の例
・車でよく通るルートを走行中に道をふさがれ拳銃を突きつけられ誘拐される。
・ATMで現金を引き出した後,尾行され周囲に人が居なくなったところで誘拐される。
・流しのタクシーに乗車中に拳銃を突きつけられ誘拐される。
・自身で予約したタクシーと異なる車に乗り込んだところ誘拐される。
(イ)誘拐被害が全土で確認されるため,自らの身は自ら守る心構えを持ち,危険度に応じた対策(通勤時の安全対策,住居の警備強化,日常行動上の注意等の総合的な対策)をとることが重要です。また,SNS等で自身の行動等の情報の取扱いには十分気をつけてください。
(ウ)誘拐を装った「偽装誘拐」が頻発しています。被害を防止するため,事実の確認(生存確認)を必ず行ってください。実行犯は,盗んだ携帯電話・スマートフォンから電話を掛けてくる場合もあるため,自身との関係性が他者から分かりやすい連絡先登録名(例:父,祖母等)は避けてください。
(詳細はホームページ:
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してください)。

ウ 公共交通機関
(ア)長距離バスにおいて就寝中の窃盗等が発生していることから,夜間の移動は極力避けるようお勧めします。個人でバスを利用する場合は,より安全性の高い一等バス(Primera Clase)を利用してください。
(イ)メキシコ市の地下鉄,バス(車体が赤色の専用レーンを走行する「Metrobus」含む)車内において,バッグやズボンのポケットに入れた財布や携帯電話等がスリに遭う被害が発生しています。貴重品の管理に細心の注意を払うとともに,バッグ等は体の前に持つなどしてください。

エ 撮影
 先住民の村落地域において,写真・映像の撮影が禁止されていることがあります。撮影前に,訪問先に確認を取り,訪問先の注意事項を厳守してください。訪問に際しては,単独よりもグループでの行動をお勧めします。

オ ハリケーン
 メキシコ湾岸や太平洋岸においては,例年,6月から11月頃にハリケーンが接近します。この時期の滞在に当たっては,気象情報等に留意してください。

(2)在留届・たびレジ
 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在メキシコ日本国大使館または在レオン日本国総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在外公館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
   https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
   https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
   http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館等連絡先)
 ○在メキシコ日本国大使館
 住所:Paseo de la Reforma No. 243, Torre Mapfre Piso 9 Col. Cuauhtémoc C.P.06500 Ciudad de México, México
 電話:(市外局番55) 5211-0028
  国外からは(国番号52)55-5211-0028
 FAX :(市外局番55) 5207-7743
  国外からは(国番号52)55-5207-7743
 ホームページ: http://www.mx.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index-jp.html
 ○在レオン日本国総領事館
 住所:Blvd.Adolfo López Mateos 1717, Piso 9, Colonia Los Gavilantes, León. C.P.37270, Guanajuato, México
 電話:(市外局番477)343-4800
  国外からは(国番号52)477-343-4800
 FAX :(市外局番477)764-0854
  国外からは(国番号52)477-764-0854
 ホームページ:http://www.leon.mx.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html