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セネガルの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2018年01月18日
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【危険度】
●カザマンス地方(ジガンショール市を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(継続)
●マリ国境地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記地域を除くセネガル全域(カザマンス地方ジガンショール市を含む)
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●カザマンス地方においては,セネガル政府軍と反政府武装組織カザマンス民主勢力運動(MFDC)との間で交戦と停戦が繰り返されていましたが,情勢は改善しつつあります。ただし,MFDCにより敷設された地雷の危険があります。
●現時点では少数ながらも,セネガル国内でも過激主義に傾倒する人物の存在が確認されています。加えて,隣国マリ国内ではイスラム過激派組織が仏及びセネガルを含む同盟国を標的としており,今後,テロ等が発生する可能性は排除できません。
1 概況
(1)近年,隣国マリやコートジボワール等においてイスラム過激派組織AQIM(イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ)によるホテル襲撃テロ事件が連続して発生しています。2012年6月にセネガル政府がマリへの西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)軍ミッションへの参加を表明して以降,AQIMの指導者がセネガルを攻撃対象と明言していること,セネガル国内でも過激派の存在が確認されていることから,テロの脅威が存在しているとみられます。隣国等でのテロ事件を受け,首都ダカールでも,高級ホテル,空港等の警備が強化されています。

(2)セネガルは,民主主義を基調とする政治体制が安定していますが,国民生活に直結する問題などにより,国民の不満が高まり,投石やタイヤなどを燃やした道路封鎖などの行為を含むデモ及び治安機関との衝突が散発的に発生し,催涙弾が使用される事態に至ることもあります。
銃器使用の殺人・強盗事件等凶悪犯罪のほか,違法薬物関連の事案なども日常的に発生しています。特にダカール市内では,路上で突然人を刺して金品を奪う強盗事件も発生しています。外国人は狙われやすく,特に東洋人は目立つ存在です。十分な警戒心を持って行動してください。

(3)マリ国境地帯については,隣国マリの情勢不安定化に伴い,治安部隊の増員及び国境検問所の取り締まり強化等の警備強化を行っていますが,イスラム過激派組織が流入するおそれがあります。

(4)これまでに,セネガルにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
(1)カザマンス地方(ジガンショール市を除く)
 レベル3:渡航は止めてください。(継続)

 セネガル政府軍と反政府武装組織カザマンス民主勢力運動(MFDC)との間では,1982年12月以降,交戦と停戦が繰り返されておりましたが,2012年10月に,マッキー・サル政権とMFDCの初交渉が実現し,情勢は改善しつつあります。ただし,今後の情勢の推移には引き続き留意する必要がります。また,MFDCにより敷設されたとされる地雷の危険があります。

 つきましては,同地域への渡航・滞在はどのような目的であれ止めてください。

(2)マリ国境地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 隣国マリの治安情勢悪化を受け,セネガル政府は国境付近を中心に治安部隊の増員及び検問所の取り締まり強化等の警備強化を行っています。一方,サヘル地域では複数のイスラム過激派組織が国境を越えてテロ,襲撃,誘拐等を行っており,こうしたイスラム過激派組織のセネガル国内への流入を完全に阻止することは困難とみられています。

 つきましては,同地域への不要不急の渡航・滞在は止めてください。渡航・滞在する場合には,特別な注意を払うとともに,現地の最新の情報の入手に努め,十分な安全対策をとってください。

(3)上記(1)及び(2)の地域を除くセネガル全域(カザマンス地方ジガンショール市を含む)
 レベル1:十分注意してください。(継続)

ア 首都ダカール
 首都ダカール市では,高級ホテル,ショッピングセンターや空港の警戒が強化されていますが,人の多く集まる広場や大通りのほか,外国人が利用するレストラン,カジノやプールが併設されている娯楽・スポーツ施設を利用する場合は,周囲の不審者・不審車両の存在に留意し,情勢の変化には十分注意してください。セネガル国内の地方都市,観光・リゾート地でも注意が必要です。また,路上における窃盗(スリ・ひったくり)や強盗事件は絶えず発生しています。夜間でも人通りが多く,開放的な雰囲気のあるダカール市中心部でも,定職もなく犯罪を生活の糧としている困窮者は数多く存在し,外国人は常に犯罪のターゲットとなっているのが現実です。夜間の外出は控え,単独で行動することも避けてください。また,2017年11月には,ダカールにおけるテロの脅威が高まっているとして一時的に当地の米国大使館から注意喚起が発出されるなど,テロの脅威が存在しているみられます。
イ カザマンス地方ジガンショール市
 カザマンス地方では,セネガル政府軍とMFDCとの間で1982年以降継続して衝突が発生しています。ジガンショール市の治安状況については近年改善しつつありますが,夜間の外出は避けるなど,十分な注意を払うことが必要です。
ウ その他地域
 現時点では少数ながらも,セネガル国内でも過激主義に傾倒する人物の存在が確認されています。加えて,隣国マリ国内ではイスラム過激派組織が仏及びセネガルを含む同盟国を標的としており,セネガルのその他の地域においても,今後,テロ等が発生する可能性は排除できません。

 つきましては,上記地域への渡航・滞在に当たっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。治安情勢に関する最新情報の入手に努め,目立つ行動は避けると共に周囲に警戒を払う等,十分に注意してください。


3 渡航・滞在に当たっての注意
 滞在中は,下記の事項に十分注意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,日本国外務省,在セネガル日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努め,不測の事態が発生した場合には,在セネガル日本国大使館に速やかに連絡してください。セネガルにおける渡航・滞在に当たっての一般犯罪等の注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_109.html )も併せてご参照ください。

(1)在留届の提出・たびレジの登録
 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は、在セネガル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や,緊急時の在セネガル日本国大使館からの緊急時の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )

(2)渡航者全般向けの注意事項
ア 空港周辺は,荷物搬送やタクシー斡旋,両替の便宜を申し出てくるセネガル人で混雑します。これら申し出の中には,悪質な料金を請求してくるケースが多々あるため,応対しないように注意するとともに,入国時の空港周辺での所持品の管理には注意してください。観光地においても,同様に親しげに観光ガイドを申し出て,観光後に高額な料金を請求してくる者がいますので,注意してください。

イ ダカール市内では,窃盗(スリ)等の被害が日常的に発生しています。スリの手口のほとんどは,バナバナと呼ばれる路上行商人が複数で近寄り,注意を引いた上で,残りの者がズボンのポケットやジャケットの内ポケット等から財布や携帯電話,デジタルカメラ等を盗むといったものです。中には強盗紛いの者もいるので悪質な路上商人には十分注意してください。

ウ タクシー乗車中に外部から襲われる強盗事件も発生しています。タクシー乗車中のほか,車両乗車時は必ずドアをロックするように注意してください。なお,タクシーの中には,ドアがロックできない古い車両もありますので注意が必要です。エアコンの効かないタクシーに乗車した際は,必要以上に窓を開けないようにしてください。開けた窓から車内の金品を盗まれることもあります。

エ 大学生への奨学金未払い問題,国民生活に直結する電気料金の値上げや停電,断水,洪水問題などにより,国民の不満が高まり,デモ及び治安機関との衝突が散発しています。2014年8月には,デモ隊と治安部隊との衝突により,頭部に銃弾を受けた学生のデモ参加者が死亡する事件も発生しています。治安部隊は催涙弾の使用や,銃器の発砲を躊躇しない場合があり,デモを標的としたテロの可能性もあるので,デモに遭遇した場合は,決して近づかずその場から離れるようにしてください。

オ 年間を通して空港及び港湾地区,ダカール市内や郊外のリゾートホテル,カザマンス地方並びに隣国マリに通じる幹線道路では,大量の違法薬物が押収されています。見知らぬ者から声をかけられた場合,安易に近づかないようにするとともに荷物の預かりなどの依頼に対しては断固として拒否するなどの慎重な対応が必要です。

(3)国内移動時の注意事項
 市内や地方都市間を走る小型・中型バスの横転事故が頻発しています。一般的にセネガルの運転マナーは非常に悪く,加えて車の整備状況も非常に悪いため,陸路で移動される方は緊急時の連絡手段を確保するなどの安全対策に万全を期してください。


4 隣国のモーリタニア,マリ,ガンビア,ギニア及びギニアビサウに対しても,危険情報が発出されていますので,併せて留意してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在セネガル日本国大使館
  住所:Boulevard Martin Luther King, DAKAR, SENEGAL
  電話:33-849-5500
   国外からは(国番号221)33-849-5500
  FAX:33-849-5555
   国外からは(国番号221)33-849-5555
  ホームページ:http://www.sn.emb-japan.go.jp/
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