ブルンジ | Burundi

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2018年07月11日(日本時間)に失効しました。

ブルンジの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2017年12月08日

関係国地図

地図へ

●全土
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

【ポイント】
●ブルンジでは,内戦終了後も各所に武装勢力が潜伏しており,銃及び手りゅう弾による事件が散発的に発生しているほか,武装集団による軍・警察襲撃事件も発生していますので,どのような目的であれ渡航は止めてください。
1 概況
(1)ブルンジでは,長い内戦の影響もあって現在でも銃器等の武器が広く出回っていることから,十分な注意と安全対策が必要です。
(2)首都ブジュンブラでは,2015年5月,大統領選挙を始めとする各種選挙をめぐり政府と野党及びその支持者らとの対立が激化し,デモが連日行われ,一部では軍・警官隊とデモ隊の衝突が発生し,双方に死傷者が発生しました。同じく同年5月,軍関係者等による騒擾が発生し,2日間にわたり武力衝突が発生しました。同年12月,市内及びその近郊に所在する複数のブルンジ軍駐屯地が同時襲撃され,混乱の中で同市内において多数の死者が発生する事件が発生しました。上記の事案に加え,2015年の大統領選挙後から2016年前半にかけて,大統領派と反大統領派の対立により,市内を中心として手りゅう弾や銃器を使用した事件や与野党関係者の殺害事件が連日発生しました。
コンゴ民主共和国及びルワンダとの国境付近では,同じく2015年の大統領選挙後から2016年前半にかけて,ブルンジ軍と反政府武装勢力との武力衝突が度々発生しました。
(3)2015年5月に発生した騒擾の加担者はほとんどが逮捕されましたが,首謀者は現在も逃走中であり,反政府武装勢力による攻撃が今後も発生する可能性があります。
 現在,武装勢力が潜伏しているとされる一部地域を除き,ブルンジの情勢は比較的沈静化していますが,現在も政治不安は解消されておらず,長引く経済的苦境から金銭目的での一般犯罪が増加しています。
(4)これまでに,ブルンジにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
 全土
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
(1)コンゴ民主共和国との国境地帯からキビラ国立公園にかけての地域(チビトケ州及びブバンザ州の全域,ブジュンブラ・ルーラル州の一部地域,キビラ国立公園周辺)
 コンゴ民主共和国との国境地帯では反政府勢力による襲撃・誘拐が頻発しています。同国境地帯に広がるルココの森には反政府武装勢力が潜伏しており,2011年にはブジュンブラ・ルーラル州ガトゥンバの酒場を武装勢力が襲撃し,36名が死亡する事件が発生したほか,現在でもブジュンブラ市からコンゴ民主共和国国境へ向かうバスが武装勢力により襲撃される事件が頻発しています。
ブバンザ州内では,集落を武装勢力が襲撃し,金品の強奪,住民の誘拐を行う事件が頻発しています。また,ブジュンブラ空港以北の国道5号線(ブジュンブラ-ルゴンボ)からコンゴ民主共和国国境付近にかけた地域では,ブルンジ軍と反政府武装勢力との衝突が度々発生しています。
チビトケ州では,2014年12月末から翌2015年1月初頭にかけ,コンゴ民主共和国側から100人を越える武装勢力が侵入し,政府軍と衝突する事件が発生しています。また,2015年7月には,チビトケ・ブバンザ両州東部とカヤンザ州西部一帯に広がるキビラ国立公園内において,ブルンジ軍と武装勢力との間で大規模な戦闘が発生しており,今後同様の事態が繰り返される可能性も否定できません。

(2)ルビュブ国立公園周辺
 ブルンジ東部ムインガ・カルジ両州とチャンクゾ・ルイギ両州の境界となっているルビュブ川一帯の国立公園内及びその周辺では,武装集団が付近を通行する車両を攻撃する事件が頻発しています。

(3)ブジュンブラ市内周縁部 
ブジュンブラ市内では,依然として不安定な政情が続いています。2015年から2016年にかけて武装強盗,手りゅう弾・発砲事件,政治関係者等の暗殺が頻発し,2017年現在においても同様の事件は散発的に発生しています。これら事件はブジュンブラ市内北部(ナハングァ地区全域:チビトケ,ギホシャ,ブテレレ,カメンゲ,キナーマ,ンガガラの各区),同市内南部(ムハ地区カニョーシャ区,ムサガ区),及び中央部の一部地域(ムクザ地区ニャカビガ区)で集中的に発生しています。

(4)ブジュンブラ市中心部では,2016年後半以降比較的平穏な情勢が継続しています。しかし,ブルンジでは長引く経済的苦境から金銭目的での一般犯罪が増加しています。また,市内では政府支持者によるデモが行われることがあります。したがって,日中であっても外出は最小限にとどめ,やむを得ず外出する場合も徒歩での外出は避けてください。また,人の多く集まる場所を避け,付近に集団を見つけた際には速やかにその場を離れてください。

(5)その他の地域
 ブルンジでは,内戦終了後も各所に武装勢力が潜伏しており,銃及び手りゅう弾による事件が散発的に発生しているほか,武装集団による軍・警察襲撃事件も発生しています。特にコンゴ民主共和国との国境地帯では反政府勢力による村落への襲撃が頻発しています。
主要幹線道路および森林地帯を含む各地では,一般市民に対する銃器を使った強盗,誘拐及び強姦,また土地問題を背景とした殺人事件等の凶悪犯罪も報告されています。
特にブルンジ東部のルビュブ国立公園内には武装集団が潜伏しているとされ,同公園内やその周辺では銃器を用いて通行車両を襲う等の強盗事件が発生しています。
 ブルンジ国内各地の道路上においては,警察による検問が行われています。検問においては必ず停車し,警察の指示に従ってください。また,不測の事態を避けるため,移動に際しては未舗装路の使用は避け,主要幹線道路を使用してください。
さらに,ブルンジ国内では劣悪な道路が多いことに加え,散発的に発生する激しい豪雨によって道路が痛み,分断されることもあります。地方都市間を移動する際は,事前に最新の道路情報を入手するとともに,日没後の外出は避けてください。

つきましては,ブルンジは全土において十分な警戒が必要であり,上述のとおりレベル3を継続しますので,どのような目的であれ渡航は止めてください。
 
3 滞在に当たっての注意
 ブルンジに滞在される場合には,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在ルワンダ日本国大使館(ブルンジを兼轄)との連絡を密にし,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。ブルンジには日本の大使館が設置されていないため,事件・事故が発生した場合の迅速な対応が困難ですので,注意してください。
(1)注意事項
ア 外出する場合は人の集まる場所を避け,政治的な集会等には近寄らないようにしてください。また,事件の多くは夜間に起きていることから,夜間の行動は控えるようにしてください。
 イ ブルンジでは電話,FAX等の通信状態が悪い場合が多く,在ルワンダ日本国大使館や日本への連絡等,緊急時の対応に困難を来すことが予想されるため,確実な通信手段を有し,かつ信頼できる宿舎を選んでください。
 ウ 一人での行動は大変危険です。やむを得ず単独で行動する場合は,信頼できる警備会社等による警護を依頼するか,現地事情に通じた方と行動を共にする等,十分な安全対策をとってください。
エ 隣接するルワンダ,タンザニア及びコンゴ民主共和国の国境付近の治安情勢は極めて不安定です。長距離バスや小型乗り合いバスでの移動等,陸路での国境通過は控えてください。
 オ 外出の際には身の周りの安全に十分注意してください。
 カ 外出中に不測の事態が発生した場合は,自宅や職場(旅行者の場合はホテル又は旅行エージェント)等の安全な場所に行き,事態が沈静化するまで待機してください。また,在ルワンダ日本国大使館に速やかに連絡してください。
キ 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
ク 3か月以上滞在される方は,在ブルンジ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
3か月未満のやむを得ない出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ブルンジ日本国大使館の連絡を受け取れることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(2)隣国のルワンダ,タンザニア及びコンゴ民主共和国についても海外安全情報(危険情報)が発出されていますので,あわせて留意してください。

(問合せ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  (内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  (内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ルワンダ日本国大使館(ブルンジを兼轄)
 住所:35, KG7 Avenue, Kacyiru, Kigali, Rwanda(テレコムハウス斜め向かいの青いガラス張りのビル(ブルー・スター・ハウス(Blue Star House))
郵便宛先:P.O. Box 3072, Kigal, Rwanda
 電話:0252-500-884(代表)
   国外からは (国番号250) 252-500-884(代表)
   ウェブサイト:http://www.rw.emb-japan.go.jp/