ジブチ | Djibouti

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2017年08月03日(日本時間)に失効しました。

ジブチの危険情報【危険レベル継続】(内容更新)

2017年02月09日

関係国地図

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【危険度】
●エリトリア国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●エリトリア国境地帯では,ジブチ軍とエリトリア軍との間で,交戦が再燃するおそれがあるため,渡航は止めてください。
●オボック州北部及びタジュラ州北部では,ジブチ軍と反政府武装勢力との交戦が散発的に発生しているほか,地雷が残存する可能性があることから,不要不急の渡航は止めてください。
● 2017年には,地方議会選挙が予定されており,各地でデモ・暴動等が発生する可能性があるため,十分な注意が必要です。

☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1 概況
(1)ジブチの国内政情はおおむね安定しています。しかしながら,エリトリア国境地帯ではエリトリア軍との停戦状態にあり,両国間の問題の根本的な解決には至っていないところ注意が必要です。また,オボック州北部やタジュラ州北部ではアファール族系反政府武装勢力と政府軍との交戦が散発的に発生していることに留意が必要です。

(2)2014年5月,ジブチ市内のレストランにおいて自爆テロが発生し,外国人を含む多数が死傷しました。同テロ事件以降,依然としてジブチ当局による厳重な警戒が続いています。その後首都でのテロ事件は発生していません。しかしながら,ジブチを含む東アフリカ地域においては,ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」の脅威が存在しており,引き続き予断を許さない状況です。

(3)2017年には,地方議会選挙が予定されており,今後,各地でデモ・暴動等が発生する可能性があります。大規模なものに発展する可能性もあることからデモ・暴動等に遭遇した場合は,速やかにその場から離れ,安全な場所に避難してください。

(4)これまでに,ジブチにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者によるテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
(1)エリトリアとの国境地帯
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

 2008年,越境してきたエリトリア軍とジブチ軍が交戦しました。現在,カタールの仲裁により状況は沈静化し,国境付近はカタール軍が停戦監視のために留まっていますが,エリトリア軍,ジブチ軍の間での根本的な解決には至っておらず,今後,交戦等が再燃するおそれがあります。

 つきましては,同地域への渡航・滞在は,どのような目的であれ止めてください。
 
(2)オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 オボック州北部及びタジュラ州北部では,政府軍がアファール族系反政府武装勢力FRUD(Front pour la Restauration de l'Unite et de la Democratie)に対する砲撃を行うなど,政府軍と同グループの交戦が散発的に発生しています。また,1990年代初頭の内戦時に埋設された地雷が残っている可能性があります。地雷の撤去は進められていますが,やむを得ずこれら地方に赴く際には舗装道路を通行し,未舗装道路や道路ではない地帯等の走行は絶対に避けてください。

 つきましては,これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。

(3)その他の地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

ア 2014年5月,ジブチ市内の外国人もよく利用するレストランで自爆テロが発生し,外国人1人が死亡,19人が負傷しました。ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織アル・シャバーブが犯行声明を発出しました。ジブチは,同組織が報復を宣言しているAMISOM(アフリカ連合ソマリア・ミッション)に派兵していることから,アル・シャバーブの標的となっています。ジブチ治安当局もテロに対する警戒レベルを上げており,同事件以降,テロは発生していませんが,引き続き十分注意が必要です。

イ 2016年2月6日夜,観光名所の1つとして有名なアッサル湖付近において,憲兵隊部隊が武装集団に襲撃される事件が発生し,憲兵隊2人,犯行グループ1人が死亡しました。

ウ ジブチ周辺にはソマリアやイエメンなど政情の不安定な国が存在し,近隣諸国の情勢の変化がジブチにも悪影響を及ぼす可能性があり,引き続き注意が必要です。ソマリア沖・アデン湾では,海賊対処活動により,現在海賊の発生件数は減少していますが,ジブチ周辺海域(バブ・エル・マンデブ海峡や紅海沿岸)においては海賊が出没する可能性は否定できないため,引き続き注意が必要です。また,サウジアラビア軍とイエメン政府軍が協力をして,バブ・エル・マンデブ海峡沿いでイエメンの反政府勢力に対する掃討作戦を行っていることから,近傍の航路を通過する際は注意が必要です。

エ 地方では治安当局の存在も少ないため,渡航・滞在を予定している方は,現地の最新の情報の入手に努め,常に周囲に警戒を払って行動するなど十分注意してください。

 つきましては,これらの地域への渡航に当たっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。


3 滞在に当たっての注意
 ジブチにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(/info/pcsafetymeasure_141.html )も併せてご参照ください。)
 また,滞在中は,以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにし,外務省,在ジブチ日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。

(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )

(2)一般治安情勢としては,殺人や誘拐といった凶悪犯罪は比較的少ないものの,窃盗・スリの類は発生しています。また,高い失業率(約60%)やソマリア,エチオピア,イエメン等隣国からの難民・移民の流入等,治安の悪化要因が多く存在することから注意が必要です。

(3)小規模なデモ等が大規模なデモや集会に発展する可能性があります。極力群衆には近づかず,デモ等に遭遇した場合は,速やかにその場から離れてください。

(4)地震や洪水などの自然災害にも注意が必要です。日頃から,大規模事件や自然災害によって外出ができなくなる事態も想定し,自宅等に10日間程度の食料や飲料水(ミネラルウォーター)を備蓄し,短波ラジオや懐中電灯を用意しておくようお勧めします。

(5)暴動などの緊急事態が発生した場合は外出を控え,安全な場所に避難してください。勤務先や外出先でそのような事態に遭遇した場合は,自宅やその道中が安全であるかを確認した上で行動してください。また,自分が無事であるということを同僚,家族,在ジブチ日本国大使館などに伝えてください。

(6)首都のジブチ市以外では,武装強盗に遭う可能性に留意してください。自動車で地方に赴く場合は2台以上の四輪駆動車を用意し,万一故障した際も救援を求めることができるように準備してください。夜間はジブチ市中心部を除き街灯が少なく,無灯火の車や路上通行者,家畜などの発見が遅れる等,交通事故の危険性が高まるため,移動はお勧めしません。

(7)ソマリア沖・アデン湾での海賊等事案は,近年低い水準で推移していますが,ソマリア国内の根本原因が未だ解決されていないため,海賊関連の行為,武装強盗が引き続き脅威となっています。

(8)ジブチには,フランス軍及びアメリカ軍の基地があるほか,ソマリア沖の海賊に対処するため,日本の自衛隊及び各国軍隊がジブチを拠点に活動しています。これらの施設等を標的にテロが発生する可能性があります。また,同様に外国人が集中するレストランやホテル,大型商店も標的となる可能性があるため,注意が必要です。

(9)ソマリア,エチオピア等の隣国から難民・移民の流入が継続していることに加え,昨今のイエメン紛争に伴い,イエメンからの避難経路にもなっています。このため,盗難等の一般犯罪が増加する可能性も否定できません。一般犯罪から身を守るためにも,現地の人々が集まる市場や居住地域には,極力足を踏み入れないようにしてください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジブチ日本国大使館
  住所:Rue de l'IMAM Hassan Abdallah Mohamed, Djibouti, Republique de Djibouti(P.O.BOX 2051)
  電話:(市外局番なし)21-35-49-81
   国外からは(国番号253)21-35-49-81
  緊急連絡先(携帯):77-04-37-51
  FAX :(市外局番なし)21-35-71-35
   国外からは(国番号253)21-35-71-35
  ホームページ:http://www.dj.emb-japan.go.jp/j/