シリア | Syria

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は(日本時間)現在有効です。

シリアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2017年01月04日

関係国地図

地図へ

【危険度】
●全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちに退避してください。


☆詳細については,下記の内容をお読みください。

1.概況
(1)シリア国内においては,ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等イスラム過激派,反政府勢力,クルド勢力及びシリア軍・治安当局等の間でそれぞれの勢力が入り乱れて衝突しており,全土で多数の死傷者が発生しています。また,ISILなどの過激派組織や犯罪集団等による誘拐・強盗等の凶悪犯罪が多発しており,極めて危険です。
(2)首都ダマスカス,アレッポやラッカを含むシリア全域で日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。 2015年1月20日,シリアにおいて拘束されていた2人の日本人の映像がISILによりインターネット上に公開され,その後,殺害されたとみられるテロ事件が発生しました。ISILは,2月1日に公開した映像の中で今後日本人が同組織の攻撃の標的となる旨警告しています。また,2012年8月には,シリア北部アレッポ市で取材中の日本人ジャーナリストが銃撃に巻き込まれ死亡する事件が発生しています。
(3)シリア情勢は短期間に改善する見通しが依然として立っておらず,治安が更に悪化する可能性もあります。
(4)特にシリア北西部から北東部にかけての地域では様々な勢力が衝突しています。仮に同地域に入域した場合,戦闘に巻き込まれる蓋然性が高く,ISILなどの過激派組織等に誘拐・拘束されるおそれもあり,非常に危険です。また,反政府勢力,クルド勢力等が自主運営する国境検問所を通過してシリア領内に入域した場合は,シリア政府から不法入国の罪で逮捕・拘束されるおそれもあります。

2.地域別情勢
全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)シリア国内の主要都市
 ダマスカス市内及びその周辺地域において散発的に爆発事件が発生するのみならず,ダマスカス中心部においても迫撃砲弾が着弾して多数の死傷者が出ています。また,同市郊外ではイスラム過激派,反政府勢力,シリア軍・治安当局等の間で激しい衝突が継続しており,この地域の治安情勢は極めて深刻な状況です。アレッポ,ダラア,ハマ,ホムス等の主要地方都市においても同様の衝突が発生しており,連日多くの死傷者が出ています。アレッポにおいては,2012年8月20日,日本人ジャーナリストが,取材中に銃撃を受け死亡する事件が発生しました。
(2)シリア北東部からイラク国境付近
 いわゆる「イスラム国」の樹立を2014年6月に一方的に宣言したISILがシリア北東部からイラク北部にかけての一部地域を依然として支配しています。ISILは,支配地域に対してイスラム法の独自の解釈を厳格に適用する一方で,住民に対しても様々な暴力行為に及んでいることが報じられています。いわゆる「対ISIL有志連合」がISILに対して空爆を実施していることにも注意が必要です。また,この地域では,殺人・誘拐事件や不測の事態に巻き込まれる可能性が極めて高く,極めて危険です。2015年1月20日,シリアにおいて拘束されていた2人の日本人の映像が,ISILによりインターネット上に公開され,その後殺害されたとみられるテロ事件が発生しました。さらに,映像では今後日本人が攻撃の標的となる旨警告しました。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。この地域に立ち入ることは極めて危険です。
(3)トルコ国境付近
 様々な勢力がトルコとの国境付近を制圧しており,一部国境検問所を自主的に運営している模様です。この地域では,シリア政府軍,反政府勢力,ISILなどのイスラム過激派及びクルド勢力などの様々な勢力が入り乱れて衝突していることに加え,2016年8月からトルコ軍が軍事介入を行っています。反政府勢力や過激派が自主運営する国境検問所を通過してシリア領内に入域した場合は,戦闘に巻き込まれる危険性が極めて高い上,ISILなどの過激派組織等に誘拐・拘束されるおそれもあり非常に危険です。なお,シリア政府は不法入国者の安全は保証できないと公に述べており,シリア政府から入管法に基づき,不法入国の罪で拘束される危険があります。この地域に立ち入ることは極めて危険です。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。
(4)レバノン国境付近
 ダマスカス郊外県カラムーン地方からレバノン領内のアルサール及び同市周辺の山岳地帯にわたる地域は,シリア軍・治安当局とヒズボラが協力し,過激派,反政府勢力との激しい衝突が発生しています。また春の雪解け後に過激派等の活動が更に活発化するおそれもあります。この地域に立ち入ることは極めて危険です。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。

 上記情勢に鑑み,シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちにシリアから退避してください。
取材活動であっても,現在のシリア情勢下にあっては,不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,非常に危険です。シリアにおける取材について,報道各社等に向けて13回にわたり注意喚起を出していますが,フリーの報道関係者の方も含め,下記を踏まえシリアへの渡航は止めてください。
「シリアでの取材に際する注意喚起について」
https://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_syria20180219.pdf

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ:
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在レバノン日本国大使館内在シリア大使館臨時事務所
 住所:Serail Hill Area、Army Street、Zokak El-Blat、 Beirut、Lebanon (P.O. Box 11-3360)
 電話:市外局番(01) 989751~3
   国外からは(国番号961)-1-989751~3
 FAX:市外局番(01) 989754
   国外からは(国番号961)-1-989754 
 ホームページ:http://www.sy.emb-japan.go.jp/japanese/index_j.htm