コロンビア | Colombia

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2017年04月17日(日本時間)に失効しました。

コロンビアの危険情報【一部地域の危険レベル解除】(内容の更新)

2016年12月09日

関係国地図

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●アラウカ県,ノルテ・デ・サンタンデール県カタトゥンボ地区,ナリーニョ県,カウカ県,カケタ県,メタ県,グアビアレ県,プトゥマヨ県及びバジェ・デル・カウカ県ブエナベントゥーラ市
 :「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)
 
●ボリーバル県南部,アンティオキア県(スルオエステ地区,バジェデアブラ地区及びオリエンテ地区を除く),ウイラ県,カサナレ県,チョコ県,ノルテ・デ・サンタンデール県(カタトゥンボ地区を除く),バジェ・デル・カウカ県(ブエナベントゥーラ市を除く),ビチャダ県,ラ・グアヒラ県,カルダス県(マニサレス市を除く),キンディオ県(アルメニア市を除く),グアイニア県,コルドバ県,セサール県,トリマ県,バウペス県及びマグダレナ県(サンタマルタ市を除く)
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)

●アマソナス県(レティシア市を除く),アンティオキア県(スルオエステ地区,バジェデアブラ地区(メデジン市を除く)及びオリエンテ地区),リサラルダ県(ペレイラ市を除く),マグダレナ県サンタマルタ市,アトランティコ県,クンディナマルカ県,サンタンデール県,スクレ県,ボヤカ県,ボリーバル県(県南部を除く),リサラルダ県ペレイラ市,ボゴタ首都区,アマソナス県レティシア市,アンティオキア県メデジン市,カルダス県マニサレス市及びキンディオ県アルメニア市
 :「レベル1:十分注意してください。」(継続)

●サンアンドレス諸島
 :「レベル1:十分注意してください。」(解除)

【ポイント】
●政府による諸処の治安対策や反政府武装勢力との和平プロセスの進展等により,首都を中心に全土の治安の改善が見られますが,複雑化している面もあるため注意が必要です。
●レベル3及び2の地域は,麻薬に起因する抗争,誘拐等が発生しており,十分注意が必要です。特に,国内の主要都市間の陸路での移動は,これらの犯罪等に巻き込まれる恐れがあるので止めて下さい。


☆詳細については,以下の内容をよくお読みください。

1 概況
(1)コロンビアでは,国境付近や山岳地帯を中心に「コロンビア革命軍(FARC)」や「国民解放軍(ELN)」等の主要左派反政府武装勢力が存在し,治安当局との衝突も発生してきました。しかし,2002年に誕生した政権以降,治安要員の増強等の対策や,政府とFARCの和平交渉の結果,依然として注意は必要であるも,治安には一定の改善が見られ,テロや誘拐事件の発生件数は減少しています。国軍や警察に対する武力攻撃等の件数も減少傾向にあり,使用される爆弾も殺傷能力の低いものが多くなっています。

(2)一方で,ELNやその他の違法武装勢力が,麻薬取引等による資金獲得活動を行うため連帯し,FARCの勢力が弱まった地域を支配下に置き,更に内部で抗争を引き起こすなど,複雑化している面があります。現在,これら勢力の活動範囲は主に政府の取締りが手薄なエクアドル国境及びベネズエラ国境に近い地域に集中しています。

(3)反政府武装勢力等は恐喝,誘拐の身代金,麻薬生産・取引,及び違法鉱山の運営を資金源としています。特に農村部では,コカイン等の原料となる麻薬を栽培しており,また,主要都市を離れるほど治安当局の影響力が弱くなるため,犯罪等に巻き込まれる危険性が高まります。これを踏まえて,国内の主要都市間の陸路での移動,特に地方における夜間の移動は止めて下さい。

(4)なお,紆余曲折を経ながらも達成された政府とFARCの和平合意は,治安の改善に向けての大きな前進という側面を見せるものの,今後の同合意履行を注視していく必要があります。
 和平交渉は2012年末に開始され,2016年8月24日に最終合意に至り,同29日から政府軍とFARC軍は双方向停戦となりました。その後,10月2日の国民投票による和平合意の否決後,政府は反対派との対話を開始し,11月24日,FARCとの間で内容を修正した新和平合意に署名をしました。同合意は,11月30日,国会審議により承認され,内容の履行に向けて必要な立法措置が執られる予定です。

(5)ジカウイルス感染症の流行に伴いコロンビアに発出されていた感染症危険情報は,解除されました。ついては,感染症危険情報の発出に伴い,新規に危険情報「レベル1:十分注意してください。」が発出されていたサンアンドレス諸島危険情報を解除します。

(6)近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
(1)アラウカ県,ノルテ・デ・サンタンデール県カタトゥンボ地区,ナリーニョ県,カウカ県,カケタ県,メタ県,グアビアレ県,プトゥマヨ県及びバジェ・デル・カウカ県ブエナベントゥーラ市
 :「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)

上記地域の農村部においては,反政府武装勢力や違法武装勢力構成員が関与する犯罪集団による殺人,誘拐等の重大犯罪が多数確認されており,麻薬に関わる犯罪も多く発生しています。また,同勢力による石油パイプライン,送電設備等のインフラに対する破壊活動や治安部隊を狙った攻撃が散発的に発生しており,武器(小銃,迫撃砲等)や爆発物(対人地雷,爆薬等)の多くが押収されています。ついては,これらの地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。

ア アラウカ県には,ELNの強い勢力が存在し,治安機関やインフラ機関に対する爆弾テロのほか,誘拐事件も発生しています。特に2016年9月12日から15日まで,ELNドミンゴ・ライン戦線の創立36年を記念する暴力的ストライキが実施され,多数の道路が封鎖されたほか,複数の警察署が襲撃されました。また,同年8月から9月上旬にかけて,治安機関に対する攻撃事案が相次いで発生しました。

イ ノルテ・デ・サンタンデール県カタトゥンボ地区には,左派反政府武装勢力や違法武装勢力の支配地域も存在するほか,FARCの支配地域を巡って,ELNや違法武装勢力による勢力争いが行われています。また,コカの栽培も行われており,ベネズエラへのコカインの主要な輸出ルートになっています。2016年5月には,エル・タラ市近郊で取材中の記者(スペインとコロンビアの二重国籍者)が誘拐されたほか,治安機関やインフラ施設への爆弾テロや攻撃が多数発生しています。同地区は山岳地域のため,地形が複雑で,地元民でも情勢を把握することが困難であり,そのため比較的人の往来が多い県庁都市のククタ市とは異なり,脅威度が更に高い傾向があります。

ウ ナリーニョ県のトゥマコ市をはじめとするエクアドルとの国境付近や太平洋岸は,伝統的にFARCの勢力の強い地域でしたが,FARCが政府との和平交渉により支配を弱めた地域に,ELNや違法武装勢力が進出を強めています。また,コロンビア最大のコカの栽培地域とされるほか,ケシの栽培も認められ,左派反政府武装勢力や違法武装勢力が麻薬取引に大きな影響力を有し,麻薬取引を巡る抗争事件が多数発生しています。更に,2015年5月22日から7月19日までの,政府と和平交渉中であったFARCが一方的停戦宣言を破棄していた期間中,石油パイプラインや治安機関に対する攻撃が多数発生しました。

エ カウカ県は,2015年5月22日から7月19日までの,政府と和平交渉中であったFARCが一方的停戦宣言を破棄していた期間中,石油パイプラインや治安機関に対する攻撃が最も多く発生した県であるほか,2014年11月にはスキューバ-ダイビングに人気のある同県ゴルゴナ島でFARCによる襲撃が発生、警察官1名が死亡、6人が負傷する事件が発生しています。現在も,治安機関等を標的とする爆弾テロや攻撃が多数確認されているほか,特に南部の農村においてコカの栽培が盛んで,ナリーニョ県同様、左派反政府武装勢力や違法武装勢力が麻薬の売買に大きな影響力を有しています。

オ カケタ県も農村においてコカの栽培が盛んであり,カウカ県を経由し太平洋に向けたコカインの密輸ルートにもなっています。また,2016年9月には同県サン・ビセンテ・デ・カグアン市付近の平原地帯で,FARC全国会議が開かれるなど,FARCの勢力が強い地域です。

カ メタ県とグアビアレ県の県境付近には,FARCの中でも政府との和平方針への反対を表明している第一戦線が存在しています。本戦線の勢力は弱まりつつあるとされていますが,同戦線の支配地域に違法武装勢力が進出を加速させているとされています。

キ プトゥマヨ県は,ナリーニョ県及びカウカ県同様,2015年5月22日から7月19日までの,政府と和平交渉中のFARCが一方的停戦宣言を破棄していた期間中,石油パイプラインや治安機関に対する攻撃が多数発生しました。

ク 太平洋岸のバジェ・デル・カウカ県の港湾都市ブエナベントゥーラ市とその周辺の漁港は,麻薬密輸に使われることが少なくないため,麻薬取引の手を染める左派反政府武装勢力や違法武装勢力の抗争に巻き込まれる恐れがあります。

(2)ボリーバル県南部,アンティオキア県(スルオエステ地区,バジェデアブラ地区及びオリエンテ地区を除く),ウイラ県,カサナレ県,チョコ県,ノルテ・デ・サンタンデール県(カタトゥンボ地区を除く),バジェ・デル・カウカ県(ブエナベントゥーラ市を除く),ビチャダ県,ラ・グアヒラ県,カルダス県(マニサレス市を除く),キンディオ県(アルメニア市を除く),グアイニア県,コルドバ県,セサール県,トリマ県,バウペス県及びマグダレナ県(サンタ・マルタ市を除く)
   :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)

 これら地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。

ア ボリーバル県南部はもともとパラミリタリー(非合法武装集団)の活動が活発な地域です。2005年に政府との和解によりパラミリタリーは一旦全員武装解除しましたが,その後一部の元メンバーが再集結して,新興違法武装集団(BACRIM)として犯罪集団化し,麻薬犯罪や企業などへの恐喝行為を敢行しています。また,ELNの存在も確認されています。

イ アンティオキア県(スルオエステ地区,バジェデアブラ地区及びオリエンテ地区を除く),ウイラ県,カサナレ県,チョコ県,ノルテ・デ・サンタンデール県(カタトゥンボ地区を除く),バジェ・デル・カウカ県(ブエナベントゥーラ市を除く),ビチャダ県,ラ・グアヒラ県,カルダス県(マニサレス市を除く),キンディオ県(アルメニア市を除く),グアイニア県,コルドバ県,セサール県,トリマ県,バウペス県及びマグダレナ県(サンタ・マルタ市を除く)は,近年治安状況が改善され,比較的安定しています。しかしながら,特に,アンティオキア県の上記地区,カサナレ県北部,チョコ県南部,バジェ・デル・カウカ県西部等の地方の農村部を中心に,爆発物を使用したテロ活動が散見されます。特に郊外への夜間の移動及び山間部の陸路での移動は極力避けてください。

ウ グアイニア県及びバウペス県は,ブラジル国境のアマゾン地区の県であり,インフラが整備されておらず,治安当局の影響力も弱いため,麻薬密輸等の犯罪に巻き込まれる恐れが高いほか,昨今,メタ県とグアビアレ県の県境付近に存在していたFARC第一戦線がこれら両県のブラジル国境付近へ進出しているとされており,注意が必要です。

(3)アマソナス県(レティシア市を除く),アンティオキア県(スルオエステ地区,バジェデアブラ地区(メデジン市を除く),オリエンテ地区),リサラルダ県(ペレイラ市を除く),マグダレナ県サンタマルタ市,アトランティコ県,クンディナマルカ県,サンタンデール県,スクレ県,ボヤカ県,ボリーバル県(県南部を除く),リサラルダ県ペレイラ市,ボゴタ首都区,アマソナス県レティシア市,アンティオキア県メデジン市,カルダス県マニサレス市,キンディオ県アルメニア市
   :「レベル1:十分注意してください。」(継続)
これらの地域への渡航に当たっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。

ア 首都ボゴタの市内では,治安当局のコントロールが強いため,テロや誘拐等の重大犯罪が発生する可能性は他地域に比べると低いです。ただし,2015年以降も小規模な爆弾テロ事件が発生している他,一般犯罪の発生件数も他国と比して相対的に高いことから,十分な注意が必要です。特に市内南部の傾斜のある地区,旧市街地や繁華街では,様々な階層の人が集まるため,犯罪グループの抗争に巻き込まれたり,睡眠薬強盗やスリ等の窃盗被害に遭ったりする危険性が高いので,十分な注意が必要です。

イ アマソナス県(レティシア市を除く)ではゲリラ等の活動はあまり目立たず,誘拐・テロの発生も比較的低くなっています。

ウ アンティオキア県南部(スルオエステ地区,バジェデアブラ地区及びオリエンテ地区)には,警察官が重点的に投入されて治安当局の影響力強まった結果,治安は回復しており,反政府武装勢力やパラミリタリー(非合法武装集団)の元構成員が関与する犯罪集団による市民や外国人を標的にした爆弾テロ事件等は近年ほとんど発生していません。FARCについては,過去この地域において活動していたものの,2011年以降は活動範囲から外れたとされています。

エ リサラルダ県(ペレイラ市を除く),マグダレナ県サンタマルタ市は,コーヒー生産県や観光リゾート都市であること等の理由から国軍,国家警察も治安の維持に力を入れており,治安当局の影響力が強く,治安情勢は他の地域に比較して安定していると言えます。

オ アトランティコ県,クンディナマルカ県,サンタンデール県,スクレ県,ボヤカ県,ボリーバル県(県南部を除く),リサラルダ県ペレイラ市,アマソナス県レティシア市,アンティオキア県メデジン市,カルダス県マニサレス市及びキンディオ県アルメニア市では,近年治安が改善し,安定しています。しかし,依然として一般犯罪が多発している他,一部で爆発物を使用したテロ活動も確認されています。また,都市部ではタクシー強盗(短時間誘拐,殴打した後の金品強奪等)や窃盗等の一般犯罪も発生しています。特にメデジン市北部の傾斜のある地区,旧市街地,繁華街では,様々な階層の人が集まっており,犯罪グループの抗争に巻き込まれたり,睡眠薬強盗やスリ等の窃盗被害に遭ったりする危険性が高いので,十分な注意が必要です。
なお,メデジン市においては,2016年11月19日,邦人の短期渡航者が強盗に銃で殺害される事件が発生しています。

(4)サンアンドレス島
 ジカウイルス感染症の流行に伴いサンアンドレス島に発出されていた感染症危険情報は解除されました。ついては,危険情報についても「レベル1:十分注意してください」を解除します。
 
3 渡航・滞在に当たっての注意
 コロンビアに滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,安全対策を行い,危険を避けるようにしてください。詳細は《安全対策基礎データ》を参照してください。また,外務省,在コロンビア日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。

(1)主な犯罪
ア 誘拐
 誘拐事件発生件数は,2002年以降減少傾向を維持しています。他方,治安当局の取締りが強化されていない地域では,身代金目的の誘拐事件が絶えず発生しています。日本人が過去に誘拐された例も複数あり,最近では2010年3月から同年8月までコロンビア南部の山間部で日本人永住者1人がFARCに拘束される事件が発生しました。外国人がターゲットとなることもあるため,誘拐を防ぐため「目立たない」,「用心を怠らない」,「行動を予知されない」の3原則を守り,具体的な安全対策を講じる必要があります(詳細は「安全対策基礎データ」
/info/pcsafetymeasure_248.html
あるいは「海外における脅迫・誘拐対策Q&A」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/kyohaku.html
を参照してください)。

イ 爆弾テロ
コロンビアにおける爆弾テロは,発生件数は減少傾向にあるものの,警察,軍等の治安当局及びその他政府機関を対象としたものや,石油パイプライン,油井,発電施設,送電塔,橋等インフラ設備の破壊を目的としたものがあります。
爆弾テロの手段については,麻薬栽培地に埋設した手製の対人地雷あるいは殺傷力の低い手製の手りゅう弾や,有線または無線の遠隔操作で爆発させるシリンダー型爆弾などがあります。さらに,爆弾テロの手口として,最初の爆発に続けて,見物人や爆弾処理班を狙った遠隔操作による二次爆発もありますので,爆発直後にその現場には安易に近づかないようにしてください。
 過去に首都のボゴタで発生した爆弾テロの事例は以下の通りです。その他,反政府武装勢力が活動する地方(特にアラウカ県,ノルテ・デ・サンタンデール県カタトゥンボ地区,カウカ県,プトゥマヨ県,ナリーニョ県等)においても発生しています。
○2015年12月以降,保険会社や金融機関を狙ったとみられる小規模な爆弾事件が複数件発生。
○2015年7月,在コロンビア日本国大使館の直近に所在する私的年金基金事務所前等において,爆弾テロ事件が発生。
○2012年5月,Avenida CaracasとCalle74の交差点付近で,ロンドーニョ元内務法務大臣を狙った爆弾テロが発生し,警護官2人が死亡,付近にいた市民48人以上が負傷。
 
ウ 強盗・窃盗
 殺人や誘拐等の凶悪犯罪は減少傾向にある一方,強盗や窃盗事件等の一般犯罪の発生件数は増加傾向にあり,日本人が巻き込まれる例も増えています。万一強盗に遭遇した場合には,身体に重大な被害を負うこともありますので,次の事項に留意し,犯罪に巻き込まれないよう注意してください。犯人の多くは銃器や刃物などを所持しているので,生命の安全を第一に考え,抵抗したり奪われたものを取り返そうとしないでください。また,被害者のほとんどが単独で行動している際に狙われているため,外出する際は複数で行動することをお勧めします。
 主な手口は以下のとおりです。
○路上歩行中,背後等から襲いかかられ,現金・所持品を奪われる。
○銀行窓口・ATMで現金を引き出した後,跡をつけられて現金を奪われる。
○警察官を装った人物に所持品検査と称して現金や腕時計等を提出させられ,そのまま逃走される。
○タクシー乗車中に運転手の共犯者が乗り込んできて,現金・所持品を奪われる。
○屋外で携帯電話やカメラを使用しているところを,ひったくられる。
○食べ物に睡眠薬を混ぜられ,昏睡中に現金・所持品を奪われる。

エ その他の犯罪
 空港,飲食店,観光地におけるスリ,置き引き,密輸を目的とした荷物への麻薬等の違法薬物の混入等についても注意が必要です。空港の税関等一般人の出入りがない場所であっても所持品の管理には十分に注意してください。また,コロンビア国内に長期滞在される方は,振り込め詐欺の被害も発生しているので注意してください。

(2)一般的な注意事項
 コロンビアに渡航・滞在する方は,次の諸点に留意し,犯罪やトラブルに巻き込まれることのないよう,注意してください。

ア 山間部及び農村部における反政府武装勢力の活動が多く確認されていることから,国内の主要都市間の陸路での移動,特に地方における夜間の移動は止めて下さい。

イ 隣国の国民同士の陸路による出入国手続きは簡素化されていますが,日本人等外国人に対しては適用されていないので注意してください。また,犯罪被害防止の観点からも,隣国への移動には空路の利用をお勧めします。なお,隣国のパナマ,ベネズエラ,エクアドル,ペルー,ブラジルには,各々「危険情報」が発出されていますので,併せてご参照下さい。

ウ 犯罪被害や緊急事態に備え,携帯電話等何らかの連絡手段を用意してください。また,行動予定を家族や信頼の置ける知人などへ伝えておくとともに,被害に遭った,あるいは緊急事態が発生した場合には,直ちに在コロンビア日本国大使館までご連絡下さい。

(3)短期渡航者向け注意事項
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

(4)長期滞在者向け注意事項
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は各日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
              https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/ (スマートフォン版)
              http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
 
(現地大使館連絡先)
○在コロンビア日本国大使館
  住所:Carrera 7 No. 71-21, Torre B, Piso 11 Edificio Avenida
     Chile, Bogota, Colombia
  電話:(市外局番01) 317-5001
     国外からは(国番号57)-1-317-5001
  FAX :(市外局番01)317-4989
     国外からは(国番号57)-1-317-4989
  ホームページ: http://www.colombia.emb-japan.go.jp/japanese/index_j.htm