ガーナ | Ghana

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は(日本時間)現在有効です。

ガーナについての海外安全情報(危険情報)の発出

2016年09月16日

関係国地図

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【危険度】
●全土:
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●アフリカ西部においてイスラム過激派によるテロ事件が発生しており,テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう,注意を払ってください。
●2016年12月に大統領等選挙が実施されるにあたり,選挙活動が活発化しています。政党支持者間の衝突や,治安当局による集会やデモへの規制等から治安状況が悪化する可能性が排除できないため,政治集会やデモが行われる場所には近づかない等の十分な安全対策を講じてください。

☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。


1 概況
(1)ガーナは,西アフリカ諸国の中でも治安情勢が安定しているといわれていますが,その一方で,2014年以降,物価高や公共料金の値上げによる生活費の高騰により,国民生活は困窮の度を高めています。また,賃金未払いによるデモも各地で発生し,強盗など一部犯罪も増加しています。また,部族間対立や政党支持者間の対立もあり,些細な事件をきっかけに突如混乱が生じる可能性があります。

(2)ガーナでは,反政府組織や国際テロ組織の活動は確認されていませんが,アフリカ西部では,2015年11月にはマリの首都バマコにおいて,2016年1月にはブルキナファソの首都ワガドゥグにおいて,同3月にはコートジボワールの観光地グラン・バッサムにおいてテロ事件が発生し,イスラム過激派組織イスラム・マグレブ諸国のアルカイーダ(AQIM)等が犯行声明を発出しています。ガーナ政府はマリ共和国を含む複数国にPKO活動への貢献として軍を派兵していることから,上述の反政府組織や国際テロ組織から報復の標的となる可能性を排除できず,行動には十分注意が必要です。

(3)2016年12月7日には大統領・国会議員選挙の実施が予定されており,選挙活動が活発化しています。今後,政党支持者間の衝突はより激化してくるものと想定されます。政治集会やデモが行われる場所には近づかない,また,偶々近くに居合わせた場合は速やかにその場から離れるなど十分な安全対策を講じてください。またそれに伴い,警察の配備が行き届かなくなることで一般及び凶悪犯罪が増加する可能性もありますので十分注意が必要です。

(4)これまでに,ガーナにおいて日本人・日本権益をも直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者によるテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢 
全土:レベル1:十分注意してください。
(1)北部州(ビンビラ,クパティンガ,ブンプルク)
 ガーナ北東部の北部州ビンビラでは,首長の死に伴う次期首長権の争いによる衝突が発生していること,同州クパティンガ及びその周辺地域でも,首長権の争いによる衝突が発生しており,また,同州ブンプルク及びその周辺地域では,部族間と政党間の衝突による争いが発生していることを受けて,これらの地域には夜間外出禁止令が発出されています。万一,同地域への渡航に当たっては,最新の情報を入手した上で,危険を避けていただくため特別な注意が必要です。

(2)ボルタ州(アラヴァンヨ,ウコンヤ)
 ガーナ東部のボルタ州アラヴァンヨ,ウコンヤでは,首長権争いを背景に銃器による衝突が再発していることから,同地域には夜間外出禁止令が発出されています。万一,同地域へ渡航する場合は,最新の情報を入手した上で,危険を避けていただくため特別な注意が必要です。

(3)その他の地域
ア 現地における金の違法採掘が問題視されおり,外国人違法採掘労働者とガーナ人の間の衝突が度々発生しています。ガーナ政府は,金の違法採掘の取り締まり強化を言及しており,ガーナ滞在では,違法採掘への関与及びそれらに間違えられることのないよう,採掘現場に不用意に近づかないなどの未然防止に努めてください。
イ 首都アクラ市を含め各地において,外国人に対する強盗,強盗未遂,器物破損,住居侵入,詐欺及び襲撃事案などが多く発生しています。
ウ ガーナに渡航・滞在を予定している方は,報道等から最新情報の把握に努めた上で,危険を避けていただくため特別な注意が必要です。


3 ガーナにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=96 )も併せてご参照ください。)

(1)ガーナ全土において銃器を使用した犯罪が発生しており,被害例では,道路封鎖し停車した車両を銃器で脅し,金品などを強奪する事案が報告されています。万一遭遇した場合は,身の安全を最優先し,絶対に抵抗しないでください。

(2)滞在の際は,ホテルであっても貴重品の管理や戸締まりに十分な注意が必要です。また,外出時には手荷物は常に携行するよう注意してください。携行する場合でも,場所を問わず,スリや置き引きが発生していることを認識してください。

(3)警察当局は,繁華街や海岸において,夜間から早朝にかけての外国人の徒歩での移動は控えるよう注意喚起しています。路上強盗,押し込み強盗及びタクシー強盗等は,夕方以降に発生するケースが目立ちますが,最近では白昼人通りが多い場所でも被害が報告されています。なお,ガーナにおける特徴的な路上強盗は,バイクに乗った2人組の犯人が背後から近づき,まずは銃やナイフ,鉈等で脅し,ひるんだ隙に手荷物を奪うという手口です。従って徒歩で移動する際は,周囲の状況に細心の注意を払ってください。また,ガーナでは性犯罪も多いため,特に女性の1人歩きには十分な注意が必要です。

(4)空港からタクシーを利用する場合は,定められた駐車場内で登録されたタクシーに乗ってください。登録されているタクシーがすべて安全とは言い切れませんが,登録されているタクシーには料金表を備え付けているものもあり,運転手の服装も決められています。

(5)空港では,偽警察官,偽職員及び荷物運びによる置き引きや窃盗が発生しています。貴重品は絶対に体から離さないようにしてください。

(6)空港で,面識のない人物の出迎えを受けることになっている場合は,あらかじめ出迎え者の氏名等確認しておくことが大切です。その上で必ず迎えに来ている人物に身分証明書や運転免許証を提示させる等の手段を講じ,強盗被害に遭わないように注意してください。偽のサインボードを掲げ,到着客の出迎えを装っている者がいます。


4 長期及び短期滞在者向けの注意事項
 ガ-ナに滞在中の方は,上記事項を十分考慮するとともに,下記の事項に十分留意して行動してください。また,外務省,在ガ-ナ日本国大使館及び現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。

ア 現地に3か月以上滞在する方は,緊急時の連絡に必要ですので,到着後遅滞なく在ガーナ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき又はガーナを転出される際は,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても届出を行うことができますので,在ガーナ日本国大使館まで送付してください。

イ 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)について,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日から,外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,ぜひご活用ください。

ウ 外出の際には,身の周りの状況に十分注意してください。また,可能な限り夜間の外出は控えるなど,犯罪に巻き込まれないよう注意してください。

エ 自宅や職場の周辺で不測の事態が起きた場合に,事態が収まるまでその場に待機するとともに,安否について在ガ-ナ日本国大使館に連絡してください。

オ 空港の入国審査でパスポートに押印される入国印には滞在期間30日と記載されるケースが多く見受けられます。日本で取得した査証(ビザ)が60日と記載されても入国時の押印が効力を生じます。30日以上滞在する方は,入国管理局へ行き,所定の手続きを実施してください。


5 隣国のコートジボワール,トーゴ及びブルキナファソにもそれぞれ危険情報が発出されていますので留意してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)3047
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
               http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在ガ-ナ日本国大使館
  住所:Fifth Avenue Extension, West Cantonments Accra, Ghana(P.O.BOX 1637)
  電話:(市外局番030)2765060,276501
   国外からは(国番号233)30-2765060,2765061
  FAX:(市外局番030)2762553
   国外からは(国番号233)30-2762553
ホームページ:http://www.gh.emb-japan.go.jp/j/