ガーナ | Ghana

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2013年07月24日(日本時間)に失効しました。

ガーナに対する渡航情報(危険情報)の発出

2012年08月28日

関係国地図

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●全土
 :「十分注意してください。」(継続)




☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ガーナは,西アフリカ諸国の中でも治安情勢が比較的安定していますが,北部州,アッパー・イースト州,ボルタ州を含む一部の地域では,部族間対立と政党支持者間の対立が連動していることが多く,些細な事件をきっかけに突如として混乱が生じる可能性があります。
 なお,2012年12月には,4年に1度の大統領・議会選挙が行われる予定です(投票予定日は12月7日)。ガーナでは,過去に対立候補による衝突が発生しており,今後選挙日に向けて,突発的な衝突の起こる可能性は排除出来ませんので,選挙運動を行っている群衆等には興味本意で近づかないようにしてください。
(2)2010年9月よりコレラ患者の増加が報告されています。
(3)金購入取引を装った詐欺事件が多く発生しています。詐欺事件の多くは,偽物を掴まされる手口です。ガーナにおける金購入取引の際には細心の注意を払うよう努めてください。

2.地域情勢
(1)北部州グシェグ郡,アッパー・イースト州ボク市,ボルタ州ホホイ地域
 2009年にグシェグ郡で政党間の衝突が起きましたが,それ以降,治安状況は平静を保っています。また,2007年以降,同地域に発出されていた夜間外出禁止令は,アッパー・イースト州ボク市については2011年6月に解除され,北部州グシェグ郡については引き続き発出されているものの,時間帯は短縮され,深夜午前0時から午前4時までとなっています。

 ボルタ州ホホイ地域では2012年6月11日,異教徒の対立で死傷者が出る暴動が発生したことを発端に,同日以降,夜間外出禁止令が発出されましたが,現在は解除されています。しかしながら,今後情勢が再度悪化する可能性は排除できませんので,同地域へ立ち入る場合には自身の安全確保に十分注意してください。

 なお,2012年12月に予定されている大統領・議会選挙が近づくにつれ,各地で選挙運動が行われることが予想されます。選挙運動を行っている群衆やデモ等に興味本位で近づくことは絶対にしないでください。

 つきましては,同地域に渡航・滞在を予定している方は,報道等から最新情報の把握に努めると共に,通信手段の確保等の安全対策を十分講じてから渡航することをお勧めします。既に滞在中の方は,在ガーナ日本国大使館とも連絡をとりつつ情報収集に努めてください。又,食料・飲料水・燃料等を事前に十分確保しておくことをお勧めします。

(2)その他の地域
 首都アクラ市,北部州タマレ市及びセントラル州ケープコースト市において,在留邦人に対する路上強盗事件が発生しています。また,首都アクラ市と第二の都市アシャンテ州クマシ市を結ぶ幹線ルートで路線バスが度々強盗に襲われ,死傷者も出ていますので,同地域に渡航を予定している方は,安全確保のため十分注意してください。

 なお,2012年12月に予定されている大統領・議会選挙が近づくにつれ,各地で選挙運動が行われることが予想されます。選挙運動を行っている群衆やデモ等に興味本位で近づくことは絶対にしないでください。

 つきましては,同地域に渡航・滞在を予定している方は,報道等から最新情報の把握に努めると共に,通信手段の確保等の安全対策を十分講じてから渡航することをお勧めします。既に滞在中の方は,在ガーナ日本国大使館とも連絡をとりつつ情報収集に努めてください。又,食料・飲料水・燃料等を事前に十分確保しておくことをお勧めします。

3.滞在に当たっての注意事項
(1)健康上の注意事項
 ガーナは高温多湿な気候に加え,断水や停電が頻繁に起こるので,衛生状態が悪く,食べ物や飲み物を介した感染症が多くみられます。飲食物の安全性を十分に確認してください。また,近年マラリアの感染例が増えており,首都アクラでも感染者が発生しています。蚊に刺されないよう十分注意し,滞在期間や形態を勘案し,予防薬の服用を検討してください。万一,発熱があった場合にはマラリアを疑い,最寄りの医療機関を受診してください。
 その他の熱帯病・感染症もありますので,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」及び「世界の医療事情」を参照してください。

(2)医療の状況と注意
 ガーナの医療水準は低く,医師や看護師の数は不足しており,医療機器や設備は老朽化しています。大都市に限り富裕層や外国人向け検査・入院施設を完備した私立病院がありますが,それでも軽症の対応しかできません。急病時は,欧州等医療先進地への移動が必要になることがありますので,万一に備えて緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することを強くお勧めします。
 その他の注意については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」及び「世界の医療事情」を参照してください。

(3)防犯上の注意事項
(ア)早朝・深夜に限らず昼間でも路上強盗が発生しています。徒歩での外出は控え,移動は,できるかぎり車を利用するようにしてください。特に性犯罪が増加傾向にあるため,早朝・深夜の女性の一人歩きは避けてください。
 犯罪発生が高い地域は次の通りです。
・グレーターアクラ州・・・Tantra Hill, Tuba Junction-Weija, American Embassy area, Awoshie, Sahara-Dansoman, Amamole-Accra, Tabora,
SDA=Ofankor, Greda Estate-Spintex Road, Abogba , Empress-North Legon, Tema Motorway roundabout
・アシャンティ州・・・Obuas, Nbrom, Ketejia, Nyamebekyere, Obuasi, Atonsu, Kwamo, Danyame, Roman Hill, Ahenekro near offinso, Adansi,
Kejetia, Abrakese, Scarp area, Kumasi-Mampong motor road, Aboase
・セントラル州・・・Lamptey-Mills School area, Awutu-Breku, Iron-City-Kasoa, Gomoa Budumbura, Atta Junction, Walantu-Kasoa
・イースタン州・・・Akuse Junction
・北部州・・・Kpligine on the Yendi-Tamale motor road
・アッパーイースト州・・・Bawku

(イ)アクラ市を中心に,車上荒らしの増加が報告されております。レストランやスーパーなどで警備員がいる駐車場であっても,車内に荷物を置いて離れることの無いように注意してください。

(ウ)自動車(物損・人身)事故を装い,対応している間に車内の荷物を盗む窃盗又は,対応のために車を降りた際に複数で取り囲み所持品を強奪する強盗や,当たり屋とみられる被害が報告されています。又,乗車中は窓を握り拳一つ以上開けないでください。

(エ)ホテルや自宅への侵入窃盗事件が継続して多く発生しています。特に就寝前には出入り口や窓の戸締まりを確実に行い,万一,犯人に遭遇した場合は,抵抗すると生命に危険が及ぶ可能性がありますので,抵抗は避けてください。また,貴重品を見える場所に出したまま部屋を出ることのないようにご注意してください。

(オ)繁華街やマーケットなど人の多い場所では,スリやひったくりの被害に遭わないように,ズボン等のポケットに財布などを入れている場合や手荷物には十分注意してください。

(カ)乗合バスの「トロトロ」で寝ている間に手荷物を盗まれるケースが多く発生しています。長距離バスを含め,手荷物は体から離すことのないように心掛けてください。

(キ)タクシー強盗の被害も少なくありません。助手席などに先客がいないことを確認してください。また,通常のタクシーには登録地域毎に登録番号と登録役所名の表記がしてあります(例:アクラの場合は登録番号の下にA.M.A(アクラ市役所)と明記されています。)。

(4)商取引関係者向けの注意事項
(ア)ガーナでは,金購入取引を装った詐欺事件が増加しており,邦人の被害も多数報告されています。詐欺事件の多くは,偽物を掴まされる手口です。中には裁判所の公正証書が発行されているケースや,送付前の金を空港内の保税倉庫で確認したものまで,非常に大がかりな仕組みで詐欺行為が行われるケースもあります。また様々な理由をつけてガーナへの訪問を求めたり,訪れた被害者に対し,拉致,監禁等暴力的行為に及んだりする例も報告されています。
 ガーナにおける金取引は,高価値鉱物マーケティング公社(PMMC)を通じてアドバイスを得るようお勧めします。ガーナにおいては,必ずしもPMMCを介さなければ金及びダイヤモンドの取引ができないというわけではありませんが,PMMCは金及びダイヤモンドの取引の真正性を保証できる国内唯一の公的機関であるため,PMMCを介さず採掘会社及び販売会社と直接取引を行い詐欺に遭う被害が増加しています。PMMCを介しての金取引での金価値は,ロンドン金属取引所における輸出当日の現物価格をベースに決定されるため,取引会社等からの提示価格が市況価格より著しく安価である場合は,詐欺である可能性が高いと考えられます。なお,詐欺事件においてもPMMCを介しての取引を装い同様の手順を踏んでいるケースが多くみられます。使用されるほとんどの書類が精巧に作成された偽造書類の可能性が高いので,信頼できる弁護士などにより書類が真正なものかどうか確認することをお勧めします。ガーナにおける金購入取引の際には細心の注意を払うよう努めてください。

(イ)邦人を含め外国人が被害者となる通称「419事件」(国際詐欺事件)が増加しているので注意してください。「419事件」は,インターネットや電子メールを利用して,アフリカ諸国の政府高官や政府関係者をかたり様々な儲け話を持ちかけ,連絡を取り合う中で「手数料」や「政府高官への賄賂」などの名目で,「前渡し金」をだまし取ろうとすることが特徴です。種類としては,マネーロンダリング型(資金洗浄型),貿易取引型,入札型,遺産相続型,黒塗り紙幣洗浄型,金保管型等年々手口も巧妙化しています。これら手口の詳細については,外務省海外安全ホームページの中の広域情報に掲載(2008年11月6日付及び2010年2月22日付)しているほか,同ホームページに掲載している「海外邦人事件簿」においても紹介(VOL.04「日本国内で遭う国際詐欺事件」,VOL.47「おいしいメールと国際詐欺」)していますので参照してください。

(ウ)通常の商取引において,仲介業者が政府高官などへの贈り物として,現金やパソコンなどの金品をあからさまに要求してくる場合もありますが,過去に多数の日本人より業者が金品を受け取ったあと,これを贈り物にせず自分の物にしてしまったとの報告もありますので十分に注意してください。

(エ)海外からの送金及び現金引き出しが必要な場合には,警察に助言又は警備を依頼してください。

(5)恋愛・結婚詐欺についての注意事項
 手紙,インターネットおよび電子メールを利用した恋愛及び結婚詐欺に注意してください。ガーナに滞在する外国籍の異性を名乗り,交際や結婚などといった話題で連絡を続け,日本への渡航費用や査証(ビザ)の取得に必要だとして数千ドルの送金を要求し,送金した後は音信不通となってだまされたことが判明する等の被害報告が増加しています。この場合,被害者が男性の場合は主に欧米系および南アフリカの白人女性を名乗り,被害者が女性の場合は欧米系の軍人を名乗る場合が多く,精巧に偽造されたパスポートやIDカード等には氏名欄など個人データが含まれていることもありますが,簡単に信用することは禁物です。報道等によれば,多くの場合は大人数で組織的に行っており,写真とは全くの別人が電子メールを送っていたケースや,男性が女性を装って被害者男性をだましていたケースがほとんどです。

(6)長期滞在者向けの注意事項
 ガ-ナに滞在中の方は,上記事項を十分考慮するとともに,下記の事項に十分留意して行動してください。また,外務省,在ガ-ナ日本国大使館及び現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(ア)現地に3か月以上滞在する方は,緊急時の連絡に必要ですので,到着後遅滞なく在ガーナ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき又はガーナを去る(一時的な旅行を除く。)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,在ガーナ日本国大使館まで送付してください。

(イ)外出の際には,身の周りの状況に十分注意してください。また,可能な限り夜間の外出は控えるなど,犯罪に巻き込まれないよう注意してください。

(ウ)自宅や職場の周辺で,不測の事態が起きた場合には,在ガ-ナ日本国大使館に連絡してください。

(エ)空港の入国審査でパスポートに押印される入国印には滞在期間60日と記載されるケースが多く見受けられます。日本で取得した査証(ビザ)が90日と記載されても入国時の押印が効力を生じます。60日以上滞在する方は,入国管理局へ行き,所定の手続きを実施してください。

4.隣国のコートジボワール,トーゴ及びブルキナファソにもそれぞれ危険情報が発出されていますので留意してください。


(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
 東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)3680
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
               http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在ガ-ナ日本国大使館
 (所在地)Fifth Avenue Extension, West Cantonments Accra, Ghana (P.O.BOX 1637)
 電話:(市外局番030)2765060,276501
   (国外からは国番号233)30-2765060,2765061
 FAX:(市外局番030)2762553
   (国外からは国番号233)30-2762553
 ホームページ:http://www.gh.emb-japan.go.jp/j/