モルドバ | Moldova

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2014年03月17日(日本時間)に失効しました。

モルドバに対する渡航情報(危険情報)の発出

2010年04月08日

関係国地図

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 ●沿ドニエストル地域(トランスニストリア)
    :「十分注意してください。」(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
  モルドバの沿ドニエストル地域(トランスニストリア:ドニエストル川
 東岸のウクライナ国境までの地域。一部西岸を含む。)では、モルドバの
 独立(1991年8月27日)に先立ち、モルドバ・ソビエト社会主義共和国
 (当時)政府によって打ち出されたモルドバ語の国語化やルーマニアを模
 した国旗・国歌の制定などの民族主義的政策にロシア系住民が反発、1990
 年9月にドニエストル川東岸のロシア系住民が「沿ドニエストル共和国」
 を宣言して以来、流血事件や経済封鎖が続いてきました。
  1992年7月、平和解決に関する協定が当事者間で締結され、以来状況は
 一応沈静化していますが、同地域ではいまだモルドバ、ロシア、ウクライ
 ナ及び沿ドニエストルによる合同平和維持軍等による停戦監視が続いてい
 ます。駐留ロシア軍は、2002年12月までの完全撤退を約束して兵力削減と
 装備品の撤収を図ってきたものの順調に進まず、撤退期限が2003年末まで
 延長されたものの、その期限は守られず、現在も撤収は遅々として進んで
 いません。

2.地域情勢
 ●沿ドニエストル地域(トランスニストリア)
 :「十分注意してください。」(継続)
  上記1.のとおり、沿ドニエストル地域には、モルドバ政府の施政権が
 及んでおらず、仮に日本人渡航者が同地域での事件・事故等に巻き込まれ
 た場合、モルドバ政府が十分な救済措置を講じることができない状況にあ
 ります。
  また、同地域の出入国管理所では、米国・EU諸国民の通過を認めない場
 合があるとの報告も確認されており、同地域への渡航に当たっては、予期
 せぬトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。つきましては、ウ
 クライナ・モルドバ間を陸路で移動する際は、遠回りでも沿ドニエストル
 地域を避けて移動されるよう強くお勧めします。

3.滞在に当たっての注意
(1)渡航者全般向けの注意事項
   滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにし
  てください。また、外務省、在ウクライナ日本国大使館(モルドバを兼
  轄)、モルドバ関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてくださ
  い。
 (イ)比較的裕福とみられている日本人は犯罪被害に遭う危険性が否定で
   きません。夜間の独り歩きや人通りの少ない場所への立入りは避ける、
   人目を引くような振る舞いは避けるなど、基本的な防犯対策に留意し
   てください。
 (ロ)モルドバ・ウクライナ間の陸路での移動の際、出入国手続きに関し、
   国境警備官、税関係官や鉄道職員等から不当な要求を受ける事例が多
   数確認されていること、さらにモルドバ政府は、沿ドニエストル地域
   が密輸の巣窟であるとして厳しい通関管理を行っているため、通関時
   にトラブルが発生する可能性もありますので、十分な注意が必要です。
 (ハ)モルドバに入国するにあたって沿ドニエストル地域を経由した場合、
   モルドバの入国スタンプが押印されないため、その後モルドバから他
   国へ出国する場合、または滞在登録手続き(90日以上滞在の場合必
   要)を行う際に支障を来す可能性があります。このような場合は、国
   境警備局に出頭して事情を説明する必要があります。
  ※過去、ウクライナから陸路で沿ドニエストル地域を経由してモルドバ
   に入国した邦人旅行者が、モルドバへの入国スタンプが押印されてい
   なかったことから、ルーマニアへ出国しようとした再、モルドバ国境
   警備官から「入国事実が確認できない」として不法入国の疑いをかけ
   られ、トラブルとなった事例があります。
 (ニ)モルドバには、日本の大使館が設置されていません。このため、緊
   急事態や事件・事故に遭遇した場合、又はパスポートを紛失した場合
   には、日本国大使館等による迅速な対応を得ることができず、事実上
   身動きがとれない状態に陥ることとなりますので、防犯対策やパスポ
   ートの管理には万全を期してください。万一、こうした事態に巻き込
   まれた場合には、モルドバを兼轄する在ウクライナ日本国大使館に連
   絡してください。

(2)長期滞在者向けの注意事項
   モルドバに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですの
  で、到着後遅滞なく在ウクライナ日本国大使館に在留届を提出してくだ
  さい。また、住所そのほか届出事項に変更が生じたとき又はモルドバを
  去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。
  なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
   http://ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。在留届の
  届出は、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ウクライナ
  日本国大使館まで送付してください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
 ○在ウクライナ日本国大使館
  住所:Business Centre Europe,7th & 8th Floor,4,Muzeyny Lane,
      01901 Kyiv, Ukraine
  電話: (+380-44) 490-5500