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インド
安全対策基礎データ

更新日 2023年07月04日

1 テロ情勢等
 インドは、着実な経済発展を遂げており、社会情勢は全般的に安定しています。他方、宗教間対立や多民族といった複雑な国内事情もあって過激派組織も活動しており、テロ事件も発生しています。これまでに、インドにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、2008年のムンバイ・テロのように、日本人が都市部でテロに巻き込まれる可能性は否定できず、また、ジャンム・カシミール準州や中東部、北東部において、国際社会の注意を喚起するために実行されたテロ・誘拐事件等に日本人や日本企業等が巻き込まれる可能性も排除されません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
 詳細については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_001.html )をご確認ください。

2 一般犯罪情勢
 インドの都市部では、人口の集中、失業者の増大、貧富差の拡大を背景として、一般犯罪の発生件数が増加傾向にあります。窃盗、強盗、詐欺、強姦等の犯罪が多発しており、十分注意が必要です。
(1)強盗・窃盗
 特に日本人旅行者が、複数犯(犯人の一人が旅行者の注意を引きつけている隙に、もう一方が所持品を盗む等)によるスリや置き引き等の被害に遭ったり、バスや列車内でわずかな隙に置き引きに遭う事例も多発しています。どのような場所でも、自分の持ち物から手と目を離さないよう注意する必要があります。 
 ATMの利用に不慣れな人に親切心を装って近づき、実際に操作しながら利用方法を教えてカードの暗証番号を聞き出し、一連の処理が終わった後にカードを偽物とすり替え、後で本物のカードと暗証番号を使って現金を引き出す事例が発生しています。また、ATMで現金を引き出した人を狙う強盗事件も発生しているため、ATM利用時は周囲の状況にも十分注意してください。
               
(2)睡眠薬強盗
 外国人旅行者が、睡眠薬強盗の被害に遭う事例が発生しています。旅行中に親しくなったインド人から勧められた飲食物に睡眠薬が混入されていて、それを口にしたことで意識が混濁状態となったところで金品を盗まれるというものです。見知らぬ人から勧められた飲食物は決して口にしないでください。使用される睡眠薬は非常に強力で、1~2日間意識が戻らない場合もあり、入院が必要となった事例もあります。
 インドでは、嫌なものをはっきりと断れない日本人は格好の標的と見られています。数日間にわたって親切に接して信用を得た上で犯行に及ぶ例もあります。親切にされたことに対し過度に恩を感じず、警戒を怠らないことも肝要です。

(3)詐欺
 個人旅行者が、安易に見知らぬ者を信用し、物品購入やツアー参加を勧められ、クレジットカードを第三者に渡して詐欺に遭う事例や、高額な代金の支払いを強要される事例が増えています。特に個人で旅行をする方は、英語等最低限の語学力、インドに関する基礎知識を身につけた上で渡航するように心掛けてください。親切そうに近づいてくる人からの勧めに安易に応じず、はっきり意思表示することが極めて重要です。

(4)通貨偽造
 海外で印刷された偽札が大量にインド国内で流通しているとされています。現地通貨(ルピー)に両替する際は、必ず銀行やホテル等、外貨買取証明書(Encashment Certificate)が発行される場所で換金してください。レートが良いからといって街中の政府非公認の両替屋を利用した場合には偽札が混じっている可能性があります。

(5)麻薬関連
 外国人旅行者を狙った麻薬密売が発生しています。比較的容易に麻薬等薬物が手に入るため、興味本位で所持・使用した結果、逮捕され、数年間収監された事案も発生しています。麻薬所持・使用については、厳しい刑罰が科せられますので、絶対に手を出さないでください。

(6)強姦等性犯罪
 インド全土で、女性が性暴力等の被害に遭う事件が増えています。最近でも日本人を含む外国人女性を狙った事件が発生しており、デリー、コルカタ、アグラ、ジャイプール、リシケシュ、ブッダガヤ等では、日本人女性旅行者が性的暴行を受けた上に金品等を奪われる極めて悪質な事例が発生しています。日本語で話しかけ、日本での滞在経験に言及するなどして旅行者を安心させてだます巧妙な手口も発生しており、注意が必要です。
 女性の単独行動、特に夜間の不要な外出を避けるとともに、見知らぬ人や知り合って間もない人を安易に信用せず、少しでも不審に感じた場合には、はっきりと断ることが重要です。                      

(7)交通事故
 特に都市部では全般的に交通事情が劣悪で、狭い道路に人や乗り物等が集中しています。交通事故に遭わないよう、常に周囲に注意を払ってください。

3 主要都市・地域別の犯罪情勢
(1)デリー
 一般犯罪発生件数は増加傾向が継続しており、特に、強盗、強姦等の凶悪犯罪は、他の主要都市と比較しても高い水準にあります。武装強盗事件やオートバイ等を使用したひったくり等の犯罪はデリーのみならず、近郊都市のグルガオンやノイダにおいても発生しており、注意が必要です。
 デリー空港から市内に向かう際にタクシーやオートリキシャ(三輪タクシー)を利用し、連れて行かれたホテルから高額な宿泊料金の支払いを要求されたり、旅行会社に無理矢理連れて行かれ、高額なツアーを組まされたりする被害が頻発しています。特に安宿街で有名なデリー駅前のパハールガンジ、カロルバーグおよびそれに隣接するコンノートプレイス周辺の旅行会社は注意が必要です。例えば、本来一泊10米ドル程度のホテルの宿泊料を200~300米ドルにつり上げられたり、数千米ドルのツアーを無理矢理組まされたりするといった例も珍しくありません。これは、タクシーやオートリキシャの運転手が悪徳ホテルや旅行会社と結託しているケースがほとんどで、このような被害に遭わないため、デリー空港から市内へ移動する際は事前にホテルを予約し、旅行会社やホテルが手配したドライバー付きレンタカーやタクシー、地下鉄を利用してください。
 デリー旧市街や市内の遺跡等外国人観光客が集まる地区では、外国人旅行者を狙った睡眠薬強盗が頻発していますので、見ず知らずの他人から勧められた飲食物は、決して口にしないでください。

(2)バラナシ
 ヒンドゥー教の一大聖地とされているバラナシでは、巡礼者(年間100万人を超える)や観光客をターゲットにしたゆすり、たかり、詐欺、窃盗、強盗、強姦等の犯罪が多発しています。親切そうに声を掛けてくる人には注意が必要です。 
 なお、2010年12月には、バラナシのガンジス川岸のシトラガート付近で宗教儀式の最中に爆弾が爆発し、1人が死亡、日本人2人を含む少なくとも37人が負傷するテロ事件が発生していますので、常に最新の治安情報の収集に努めてください。

(3)ムンバイ
 ムンバイはインドの主要経済都市として発展し、多くの異なる人種、宗教、階層の人々が混在しています。多数派のヒンドゥー教徒と少数派のイスラム教徒の歴史的な対立を背景とした禍根が今も残っており、状況は改善しつつあるものの、それが火種となって暴動等に発展する可能性は否定できません。また、ヒンドゥー教徒の特定の階層者や農民が地位向上を求めて起こす大規模デモが暴徒化するおそれもあることから、最新の情報の収集に努め、デモ等には近づかないようにしてください。
 その他、異なる宗教を背景とした2大暴力団をはじめとするギャングが複数活動しており、恐喝、麻薬売買、強盗、売春、殺人等の犯罪に深く関わっているため、当局は取り締まりを強化しています。
 なお、2008年11月、ムンバイ市内の最高級ホテルや中央駅、病院,レストラン等十数か所がイスラム過激派テロリストによる襲撃(銃の乱射や手榴弾の投てき等)を受けるという連続テロ事件が発生し、日本人1人を含む160人以上が死亡し、日本人1人を含む300人以上が負傷する大惨事となりました。常に最新の治安情報を収集し、テロの標的とされる可能性がある場所には近づかないようにしてください。
 
(4)チェンナイ
 チェンナイは他州都に比べ治安は良好とされていましたが、2014年5月にはチェンナイ中央駅に停車中の列車内で爆弾2個が爆発し、乗客1名が死亡、14名が負傷するテロ事件が発生しました。
 また、チェンナイ市内および近郊の駅、空港、繁華街、混み合った電車やバスの中では、携帯電話およびネックレス等装飾品を対象としたスリやひったくり等に十分な注意が必要です。
 
(5)ベンガルール
 ベンガルールでは、日本人が被害者となる凶悪事件は発生していないものの、統計上は犯罪が非常に多く発生しています。日常生活において危険を感じるようなことがなくても、決して治安が良好であるとはいえないことを日頃から認識しておく必要があります。
 市内には悪質なオートリキシャの運転手がおり、特に夜間これらを利用する際は、ゆすり等の犯罪被害に遭うことがありますので、一人では利用せず、信用のおけるタクシーを利用する等の安全対策が必要です。

(6)コルカタ
 コルカタでは、スリや置き引きなどの窃盗や、殺人、強盗、強姦等の事件が日常的に発生しています。特に窃盗は駅周辺や繁華街等(サダルストリートやニューマーケットなど)で発生することが多く、パスポート、金品等の貴重品を盗まれる事案が発生しています。
 また、旅行者が飲食物に睡眠薬などを混入され、強盗や暴行(性的暴行を含む)を受ける被害、言葉巧みに誘われ、一緒に食事をしてその代金を支払わされたり、多額な買い物をさせられたり、架空の話を持ちかけられる詐欺に遭う事例も多く、暴行事件に至る場合もあります。

(7)ブッダガヤ
 ブッダガヤは仏教の聖地と言われ、日本人を含む多くの外国人旅行者が訪れますが、言葉巧みにツアー旅行やバイクのレンタルなどを勧められ、クレジットカードで料金を支払った後、当初言われていた金額よりも高額な料金を請求されるなどの詐欺被害や、勧められた滞在先で睡眠薬強盗の被害、また、女性に対する性的暴行事件も発生しています。親しげに声をかけてくる人を安易に信用せず、警戒を怠らないようにしてください。

4 日本人の被害例
(1)悪質なタクシーやオートリキシャ、旅行会社による詐欺
 空港からのタクシーやオートリキシャ、バスターミナルや駅で日本人旅行者が、意図せず旅行会社に連れて行かれ、高額なホテルを予約させられたり、法外な価格のツアーや危険地域へのツアーを組まされたりするなど、様々な被害に遭っています。
* タクシーやオートリキシャの運転手が「あなたが予約したホテルは満室だ・潰れた」等と言って、違うホテルを探すふりをして、旅行者を自分の仲間の旅行会社に連れて行く。
* 駅等で宿泊先等を探している旅行者に「政府観光局の職員だ」と偽って声を掛け、旅行者を自分の旅行会社に誘い込む。

 インドを旅行する際は、(i)渡航前に旅行日程、宿泊先等を日本でアレンジをする、(ii)渡航前に東京のインド政府観光局で旅行会社を推薦してもらう、(iii)インド入国後であれば、空港、ニューデリー駅、ホテル等にあるインド政府観光局の機関であるITDC(India Tourism Development Corporation)に申し込む、のいずれかの方法で計画することをお勧めします。ただし、ITDCを名乗って偽りの勧誘をする事例や紛らわしい名前の機関名・企業名を使う事例も多発していますので注意してください。
 インド到着後に国内旅行を予約する場合には、大手の信頼できる旅行会社の利用が望ましいですが、個人営業の旅行代理店で地方旅行のツアーを組む場合には、(i)旅行日程・内容等、算出根拠を示した請求書を作らせる、(ii)請求書内容をきちんと確認した上で代金を支払い、領収書を受け取る、の2点を必ず行ってください。万一、後日過大請求等が確認された場合、上記の書類がなければ払い戻し請求そのものが不可能となります。領収書を出し渋るような業者は信用できないと考えて間違いありませんので、絶対に利用しないでください。

(2)睡眠薬強盗
 デリーを始め、インド各地で、特に若い単独の旅行者を対象とした睡眠薬強盗が発生しています。
* 単独、または複数(子供連れの場合もある)の見知らぬ者から、駅や列車内、観光地等で親しげに声をかけられ(片言の日本語を使い親切を装って声を掛ける場合もある)、その場で飲み物(チャイ(紅茶)やジュース等)や食べ物(クッキー、ビスケット、アイスクリーム等)を勧められるままに飲食したところ、急に意識がなくなって昏睡状態に陥り、金銭等、貴重品を奪われ、路上に放置される(路上に放置されれば、生命に重大な危険が及ぶことも十分に考えられます)。

(3)商品購入をめぐる詐欺
 アグラ、ジャイプール、ゴア、スリナガルで頻発しています。
* 声を掛けてきた者やオートリキシャやタクシーの運転手に、宝石店やじゅうたん屋に連れて行かれ、商品を日本国内に届けて欲しいなどと持ちかけられる。店員からは、「取りあえずクレジットカードで支払いをしてもらうが、商品は帰国後指定した店に直接発送する。商品到着後、支払いをキャンセルした上で礼金を渡す」などと支払いを迫られる。あるいは、「日本の取引先に宝石を送りたいが、輸出許可等が面倒なので、とりあえずあなたのクレジットカードで購入したことにして日本まで運んで欲しい。日本で商品と引き換えに購入代金と礼金をもらって欲しい」等と言葉巧みにクレジットカードでの決済を迫られる。どちらの場合も商品は届かなかったり、二束三文の商品であったりしたというものです。旅行者がこれを断ると、脅迫まがいに支払いを強要されたり,数日間軟禁状態におかれたりした事例もあるため、店に連れて行かれる前にはっきりと断る等の対応が必要です。

(4)カード詐欺
 第三者に旅券やクレジットカードを預けたり、暗証番号を教えたりしないことが基本です。
* 声を掛けてきたインド人と親しくなり、低料金で全ての列車に予約なしで乗れる便利なカードがあるので購入してあげると話を持ちかけられ、暗証番号を教えてクレジットカードと旅券を渡して購入を依頼したところ、後刻多額の金額が引き落とされた。

(5)結婚詐欺
 単独の女性旅行者が狙われます。女性が結婚の申し出を受け、相手男性にお金を渡した後、だまされていたことに気付き、返金を要求しても、脅迫されたり、暴力をふるわれたりしてインドからの出国を強要された事例もあります。
* 親切そうに声を掛け近付いてきた男性に映画や食事、観光案内に誘われ、付き合って一緒に行動していると、男性から「愛している」「結婚しよう」等と言い出される。女性がその気になると、数日後には、インドの結婚には持参金(ダウリー)が必要である、親族の病気や事業に失敗してお金が必要である等を理由にお金を要求される。

(6)列車、バス内における強盗および盗難被害
 列車およびバス内で、強盗および盗難被害が相次いでいますので、貴重品を身から離さないなど、十分な注意が必要です。
* バラナシ~コルカタ間の夜行寝台列車内(4人用一等コンパートメント)で、旅行者が武装集団に襲われ、旅券、航空券等の所持品を強奪された上、顔面に暴行を受けた。
* デリー~バラナシ間やバラナシ~コルカタ間の列車内で日本人旅行者が現金やパスポート、貴重品等を盗まれた。
* 長距離の乗り合いバスを利用した日本人旅行者が就寝中に貴重品等を盗まれた。
* 列車に乗り込んで荷物を棚に置くわずかな間に貴重品の入ったバッグを盗まれた。

5 防犯対策
 上記状況を踏まえ、以下の防犯対策を実施する等、安全に万全を期してください。
* 最新の治安情報の収集に努める。
* 意思をはっきりと示す程度の英語等、最低限の語学力を身につける。
* 現地での風習等、インドに関する基礎知識を身につける。
* 夜間帯の出入国を極力避ける。深夜・未明に到着した場合は、夜が明けるまで行動は控える。
* 空港、駅、バスターミナル等で声を掛けてくるタクシー・オートリキシャには絶対乗らない。                     
* 外出(特に徒歩移動)の際には、時折振り返るなどして不審者(物)の有無を確認し、身の回りの安全に十分注意する。
* 夜間の徒歩での外出は避ける。
* タクシーに乗る際は、車両番号を控えておく。
* 特に女性の単独行動・1人旅は避け、2人以上で行動する。
* 求婚された場合、結婚詐欺を疑う。
* 過度な肌の露出を避ける。
* 貴重品を露出せず、常に身体から離さない。
* ホテルはできる限り事前に予約し、極端に安いホテルは避ける。
* 声をかけてくるオートリキシャやタクシーの運転手を安易に信用しない。
* 見知らぬ者の車に乗ったり、家に宿泊したりせず、飲食物を勧められても口にしない。
* クレジットカードを利用する際は、サインをする前に必ず通貨の単位や金額を確認する。
* 外から店内が見通せない店には一人で入らない。

※在留邦人向け安全の手引き
 在インド日本国大使館および総領事館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.anzen.mofa.go.jp/manual/india_manual.html )もご参照ください。

(手続や規則に関する最新の情報については、駐日インド大使館(03-3262-2391)、在大阪インド総領事館(06-6261-7299)等にお問い合わせください。)
 
1 査証
(1)インドに入国する場合は、短期間の観光等の目的であっても、事前に査証(ビザ)を取得することが必要でしたが、2016年3月1日から、観光目的などで最長60日を超えない範囲で滞在する場合は、空港到着時に査証を取得すること(Visa on arrival)が可能となりました。従来の「電子観光ビザ e-VISA」での査証申請も引き続き可能ですので、以下をご参照ください。
 なお、観光などの短期滞在以外での渡航(赴任、留学など)、通過査証(滞在15日以内)および観光査証(滞在6か月以内)は、駐日インド大使館か、在大阪インド総領事館に申請することになります。

◆「ビザ・オン・アライバル制度(Visa on arrival)」
 入国目的が商用、観光、会議への出席および医療目的で、インド国内に住所および職業を有さないこと、旅券の残存有効期間が6か月以上あることなどが条件とされています。滞在期間は最長60日までで期限の延長はできず、付与される滞在期間内に1回の再入国が可能です。また、このビザ・オン・アライバル制度が適用されるのは、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバードの6空港のみに限られます。詳しくは、下記インド内務省ホームページをご参照ください。
 ビザ・オン・アライバル制度(インド内務省ホームページ):
https://indianvisaonline.gov.in/visa/visa-on-arrival.html
 なお、空港での手続きには、英語でのコミュニケーションが必要となるほか、場合によっては、査証取得までに相応の時間を要することがあるようですので、英語に不安がある方、インド到着後に急ぎの用件がある方は、下記「電子観光ビザ e-VISA」、または駐日インド大使館などで通常の査証を事前に取得することをお勧めします。

◆「電子観光ビザ e-VISA」
ア 申請手続き(インド内務省ホームページ):
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html
イ 申請期限:インド入国の4日以上前に申請が必要(例:1月5日入国の場合、1月1日またはそれ以前の申請)。
ウ 査証の期間:入国日から数えて滞在期間60日(付与される滞在期間内で1回の再入国が可能。期限の延長は不可)。暦年で2回の申請が可能。
エ 手数料:60米ドル(通貨交換手数料は除く)。ホームページ上でクレジットカードまたはデビットカードによる決済。1度支払った手数料の返還は不可。
オ 入国の目的:観光(友人・親族訪問を含む)、短期商用、短期病気治療に限る。
カ パスポート要件:最低6か月のパスポート残存有効期限があること。
キ 航空券:帰国用または他の旅行目的国への航空券を所持していること。
ク 査証の適用範囲:一般旅券所持者に限る。外交または公用旅券所持者には適用されない。
ケ e-Visaを取得して入国することが可能なインド国内の国際空港は、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ハイデラバード、ベンガルール、ティルバナンタプラム、コチ、ゴア等の24空港です(詳細は上記インド内務省ホームページを参照ください)。

(2)当初の予定を超えて滞在期間を延長する場合、インド国内のデリー、チェンナイ、コルカタ、ムンバイおよびベンガルール等の大都市では、各都市の警察本部内のForeigners Regional Registration Office(FRRO)、その他の地区では地区警察本部内のForeigners Registration Office(FRO)と呼ばれる外国人登録事務所に申請し、許可を得る必要がありますが、通過査証、観光査証の延長および滞在目的の変更は基本的には認められません。また、滞在期間を1日でも過ぎてしまった場合にはMHA(Ministry of Home Affairs)の許可を得た上でFRROにて出国許可を得ることが必要となり、許可なしに出国することは出来なくなります。

(3)観光査証で入国した日本人が、インド国内旅行中に許可された滞在期限を過ぎてしまい、そのまま出国しようとして出国審査で止められる事例があります。不注意で滞在期限を超過したために不法滞在状態になった場合、一定の手続きを経ることにより出国許可を得ることは可能ですが、悪意を持って不法滞在したと判断されると、インド滞在中の全日程をチェックされ、犯罪等に関わっていないことが判明するまで出国が止められます。入国時に許可された滞在期間に留意し、必ず許可された期限前に出国するようにしてください。

2 出入国審査等
(1)検疫
 黄熱汚染地域を経由して入国する場合は、イエローカード(黄熱予防接種証明書)の提示が求められます。過去に、アフリカを経由してきた旅行者がイエローカードを携行していなかったために入国を拒否された例があります。

(2)外貨申告
 外国為替管理が厳しく、入国時に合計10,000米ドル相当額を超える外貨(現金、バンクノート、トラベラーズ・チェック等、現金のみの場合は5,000米ドル相当額)を持ち込む場合、税関で申告することが必要です。申告なしで同限度額を超過した場合は、罰則の対象となります。
 出国に際して余った現地通貨を外貨に再両替する場合には、必ず現地通貨を購入したときに銀行が発行する外貨買取証明書(Encashment Certificate)の提示を求められますので、この証明書は保管しておくことが必要です。また、外国人が現地通貨で、ホテル料金を支払ったり、高価な買い物をしたり、インド国内において航空券を買う場合も、同証明書の提示を求められることがあります。

(3)通関
 税関ではX線による荷物の検査等が厳正に行われており、申告は正確に行う必要があります。免税でインド国内に持ち込める範囲は次のとおりです。
 たばこ類:紙巻たばこ100本、または葉巻25本、または刻みたばこ125g
 酒類:2リットル
 これ以上持ち込む場合は、100%以上の高額な関税が課せられます。また、金銀は少量であっても輸入禁止になっており、密輸は最低3年以上の実刑に処せられます。
 なお、衛星携帯電話のインド国内への持込みは禁止されていますのでご注意ください。入国後に持込みが判明した場合、処罰が科されるおそれがあります。
 旅行者は、日々の生活に必要と認められる使用済の私物(Used personal effects)に限り無申告での持ち込みが認められています。また、古美術品の中には重要美術品の指定を受け、インド政府(考古学局)の許可なしに輸出できないものがあるので、古美術品を購入の際にはこの点の確認と領収書を保管しておくことが必要です。

1 滞在時の各種届出等
 学生、医療、リサーチ、就労、ビジネスの長期査証を取得し、インドに滞在する方は、入国後14日以内(ビジネス査証保持者の場合は6か月以内)に外国人登録事務所に外国人登録することが義務づけられています。この外国人登録に関しては、査証取得時に「ただし書き」が付記されていることもありますので、取得した査証を必ずよく確認してください。また、180日以上インドに滞在した場合は、出国の際に滞在期間中の生活費の出所の証明(Income Tax Clearance)が必要ですので、外貨買取証明書を税務署(Foreigners Section of the Income Tax Department)に提示して、この証明をしてもらいます。
 なお、外国人登録をした方は、本帰国等インドから最後の出国にあたり、外国人登録局(FRRO)にその旨を届け出る必要があります。

2 旅行制限
(1)インドでは、国防上または治安上等の理由から、一部の州について外国人の入域が制限されています。入域制限が設けられているのは、アルナーチャル・プラデシュ州全域、ヒマーチャル・プラデシュ州の一部、ジャンム・カシミール準州の一部、ラジャスタン州の一部、シッキム州の一部、ウッタラカンド州の一部、アンダマン・ニコバル諸島全域、およびシッキム州の西ベンガル州との州境地域などです。外国人には、これら制限区域への入域は通常許可されませんが、希望する場合には、インド政府当局から入域許可を取得する必要がありますので、事前に確認してください。
(2)なお、インド北東部諸州のマニプール、ナガランド、ミゾラム各州については、従来外国人の入域が制限されていましたが、2010年1月より、事前に入域許可を取得する必要がなくなりました。代わりにこれらの州に到着した後、24時間以内に同地の外国人登録所(FRO)において登録を行うことが必要ですので、訪問する前に最新の情報を確認してください(なお、上記3州に加え近隣のインド北東部各州については、危険情報が発出されていますので、併せて確認してください)。

3 写真撮影の制限
 空港、軍事施設、港湾等は写真撮影が禁止されています。また、橋梁、ダム等の撮影も禁止されています。

4 薬物の取締法規
 インド政府は麻薬取締りを強化しており、麻薬所持者に対しては外国人であっても例外なく、厳罰を科しています。特に安宿街では、麻薬の誘惑も多いようですが、はっきり拒否する強い意志が極めて重要です。
 これまでも日本人旅行者が、ガンジャー(マリファナ)、チャラス(ハシシ)等の麻薬所持により逮捕されたり、麻薬乱用により異常な行動を取っていると通報されたりする事例や、急性麻薬中毒が原因と思われる死亡事案等が発生しています。ほかにも安易に麻薬を購入したり、運搬を頼まれたりした結果、検問等で麻薬を発見され逮捕された事例や、本人が知らないうちに荷物の中に麻薬を入れられ逮捕された事例などがあります。インドには密告による報奨金制度があり、麻薬の売手が買手を警察に通報する場合もあります。
 インドの法律では、麻薬(ガンジャー、チャラス等)を所持しているだけで逮捕され、有罪になれば2~20年の懲役や10~20万ルピー(日本円で約15~30万円相当)の罰金が科されるだけでなく、悪質な場合は死刑になる可能性もあります。また、逮捕された後、有罪か無罪かを決するまで長期にわたり拘置所に拘留されますが、その環境は劣悪なもので、拘留中に体調を崩す人も少なくありません。決して麻薬を購入したり、運び屋を引き受けたりしないことが大切です。また、見知らぬ人から物をもらったり預かったりしないよう十分注意が必要です。
 その他、ゴア州北部のアンジュナ・ビーチ、カラングート・ビーチ等の海岸では、夜間に麻薬パーティが開かれることがあります。これに外国人が参加し、地元住民の密告等により麻薬所持容疑などで逮捕される事例があります。
 さらに、逮捕には至らなかったものの、麻薬乱用により急性の精神障害に陥る日本人旅行者も多くいます。このような事例では、自己を管理することができず、恐怖感を伴った精神錯乱のため叫んだり、暴力を振るうため警察沙汰になることがあるほか、病院に入院させられ、高い入院費用の支払いが必要になったり、帰国する際に医師の同行が必要となるなど、日本にいる家族等に多大な経済的,精神的負担をかけることになります。インドは薬物犯罪に対して決して寛容な国ではありません。麻薬には絶対に手を出さないでください。

5 交通事情
 自動車の増加に伴い交通事故が急増しています。交通安全に対する意識が薄く、交通秩序・マナーが無いに等しいことから、道路を横断したり歩いたりする際は、特に注意する必要があります。また、日本とは大きく異なる劣悪な交通事情にありますので、自家用車を所有している場合でも真に必要な場合を除き自分で運転することは避け、運転手を雇用することが望まれます。

6 在留届
 現地に3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後、住所または居所が決まり次第、遅滞なく住所を管轄する在外公館(在インド日本国大使館または総領事館)に「在留届」を提出してください。また、住所その他、届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送によって行うこともできますので、管轄の在外公館宛てに送付してください。

7 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、インドで事件や事故、自然災害等が発生し、日本国大使館または日本国総領事館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 風俗、習慣、国民性に関する留意事項
(1)インドでは、女性はあまり肌を見せない習慣があり、タンクトップ、ミニスカートや派手な色彩の服装は避けるようお勧めします。男性でも、ショートパンツは好ましくありません。

(2)インドでは左手を不浄視する習慣がありますので、例えば物の授受は左手を使わない等、注意する必要があります。

(3)多民族・多宗教が混在しているインドでは、それぞれの所属に対する帰属意識が非常に強いので、特定の民族や宗教に対する言動は慎重にしてください。

2 衛生事情
 インドは全土で水事情が悪く、蛇口から出る水道水をそのまま飲用とすることはできません。レストランで出されるグラスの水、ジュースの中の氷についても、注意してください。飲用にはボトル詰め飲料を選び、開栓の際に密閉の不具合を確認するようにしましょう。高級レストランでも不衛生であることがあるので、外食には十分注意が必要です。外食の際には、加熱したものを食べ、生ものの喫食を避ける方が無難です。
 また、トイレが不衛生です。インドの習慣では、自分の後に利用する人のために、トイレあるいは洗面所を清潔に使用するという概念はないため、汚染されたトイレはそのまま放置されることになります。空港のトイレ、5つ星のホテルでも、公共のトイレの床や便器が陰部を洗浄した水で濡れていることは常時認められます。トイレのドアノブ周囲も汚染された指紋の跡が付着しているのがよく見られますので、トイレ使用後の手洗いは注意深く行うことが必要です。
 インドでは宗教上の理由から、野生動物の駆除や殺生が避けられるため、住宅地や公園、マーケットなど町中いたるところに野良犬、野良猫のみならず、猿、リスなどの野生動物、カラス、ドバト、トビなどの野鳥、野良牛も多く、これらの糞やし尿が町中ところかまわず散在しています。さらに人々も動物同様に排尿し、唾を道路に吐いています。これも市中の衛生状態を低下させる大きな要因となっています。道路上のゴミにはハエ、ゴキブリ、ネズミといった害虫、害獣がたかっており、ごみの悪臭とこれらに悩まされることも多くあります。
 
3 かかりやすい病気(主な感染症、大気汚染、予防接種等)
 インドは感染症の宝庫といわれ、様々な感染症があります。これは都市部でも例外ではありません。特に消化器感染症と結核、デング熱、マラリア、日本脳炎などの蚊が媒介する感染症には注意が必要です。
(1)消化器感染症
 食べ物や飲み物を介して経口感染する消化器感染症は、旅行者や在留外国人にとって最もかかりやすい感染症です。特に大腸菌などによる細菌性胃腸炎(下痢症)が多く、腸チフス、パラチフス、細菌性赤痢、アメーバ赤痢、コレラ、A型肝炎、E型肝炎などは、都市部でもよく見られます。

(2)デング熱・チクングニア熱・マラリア
 デング熱ウイルスによる感染症で、ウイルスに感染したネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。雨期の後の蚊の増える時期、インド北部では8月末~11月頃に人口の密集した大都市を中心に流行します。
チクングニア熱はそのウイルスがネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介され、特に南インドで見られます。
インドに分布するマラリアは熱帯熱マラリアと三日熱マラリアで、インド全体の報告数ではおよそ半々となっています。マラリアはハマダラカという蚊によって媒介される病気で、都市部を中心に流行するデング熱とは対照的に非都市部(農村部)で見られることが多いとされています。しかし、デリーでも三日熱マラリアの報告があります。
 一般に都市部に居住する場合には抗マラリア薬の予防内服の必要はありません。
蚊を媒介とする感染症の予防は防蚊対策につきます。長袖シャツや長ズボンの着用、蚊の忌避剤の露出部の塗布、蚊取り線香、殺虫剤の配備などが大事です。

(3)結核
 インドでは結核の罹患率が極めて高く、世界の感染者の約3分の1を占めるとされています。結核は結核患者さんの出す咳やくしゃみの中にある結核菌を吸い込むことによって感染します。(飛沫感染)また、結核菌は空気中に浮いていることもあり、それを吸い込むことでも感染します。結核の感染予防には患者さんがマスクをするなどの咳エチケットが有効ですが、インドにはその習慣がコロナ禍前はありませんでした。結核は非常に身近な存在です。

(4)狂犬病
 インドは狂犬病の犠牲者が世界で最も多い国です。狂犬病は致死率がほぼ100%の感染症です。インドでは、至る所に野犬がいます。インドでは狂犬病の感染源動物として95%以上がイヌで、次いで猿とのデータがあります。野犬や猿など、動物には絶対近づかないようにしてください。
 もし、狂犬病に感染している可能性のある動物に咬まれたり、ひっかかれたり、なめられたりした場合は、すぐに傷口等を石けんと流水で洗い、直ちに病院へ行って医師の指示に従ってください。インド国内では、ヒト狂犬病免疫グロブリンは限られた医療機関にしか在庫されていないことが多く、インドに長期間滞在する人や、動物と接触が予想される場合には、事前に狂犬病の暴露前免疫を受けておくことをお勧めします。
 また、たとえ事前に予防接種を受けていても、咬まれた場合、追加のワクチン接種等が必要ですので、その日の内に医療機関を受診してください。

(5)大気汚染 
 インドでは、冬季(10月末~2月)を中心に大気汚染が深刻となります。呼吸器や循環器に基礎疾患をお持ちの方は注意が必要です。大気汚染対策のために、室内のPM2.5濃度を測定するなどして、空気清浄機を24時間稼働させ、1日平均値を35μg/㎥以下に保ちましょう。

(6)予防接種
 インド入国にあたり日本人に義務づけられている予防接種はありません。
成人では、A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎、破傷風、腸チフス、狂犬病に対して免疫を付けておくべきです。

4 その他の健康上の注意
 インドは経口感染症の多い国ですので、食事の前や外出から戻ったときに、手を洗うようにすることが重要です。石けんを十分泡立ててまんべんなく手を洗ってください。コロナ禍の現在、アルコールを携帯してこまめに手指消毒することは有効です。 
 インド料理はスパイシーで油も多く使われており、慣れていないと胃腸への負担が大きく、胃もたれや下痢をしやすくなります。暑いインドでの下痢は脱水になりやすいので,水分補給に努めてください。
 夏のインドは大変暑く、地域によっては湿度も高くなります。熱中症には十分な注意が必要です。日傘を使用するか帽子をかぶる、ボトルの水(電解質の入ったスポーツドリンクが望ましい)を携帯する、日焼け止めを塗る、無理なスケジュールを避けるなどの注意が必要です。
 インドの医薬品や各種ワクチンは日本に比較し安価です。しかし、品質の管理には課題があります。生活習慣病の常用薬、使い慣れた整腸剤や風邪薬などは持参するとよいでしょう。

5 医療事情
 都市部には最新の医療機器や個室を備えた私立総合病院があります。しかし、医師の水準は、先進国と同等とは言えません。医師の水準が高くないため看護師、検査技師への教育が不十分です。日本のようなきめ細やかなケアが受けられないこともあります。また、救急医療体制は、十分に整備されていません。さらに、医療先進国への緊急移送等が必要となる場合には高額の費用を要しますので、日本出発前に必ず緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することを強くお勧めします。
 また、「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/india.html )において、インド国内の医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧下さい。

6 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎警察(全国共通):TEL 100
◎消防署( 〃 ):TEL 101
◎救急車( 〃 ):TEL 102
◎在インド日本国大使館:TEL 市外局番011-4610-4610
◎在コルカタ日本国総領事館:TEL 市外局番033-3507-6830
◎在ムンバイ日本国総領事館:TEL 市外局番022-2351-7101
◎在チェンナイ日本国総領事館:TEL 市外局番044-2432-3860
◎在ベンガルール日本国総領事館 :TEL 市外局番080-4064-9999
(いずれも国外からの場合は国番号91を付し、市外局番先頭の0をとる。)

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902, 2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く) (内線)4965
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連) (内線)3047
○領事局政策課(感染症関連) (内線)5367
○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在インド日本国大使館
 住所:50-G, Chanakyapuri, New Delhi, India
 電話:(市外局番011)4610-4610
    国外からは(国番号91)-11-4610-4610
 FAX:(市外局番011)2688-5587
    国外からは(国番号91)-11-2688-5587
 ホームページ:https://www.in.emb-japan.go.jp/index-j.html
 
○在コルカタ日本国総領事館
 住所:55, M.N. Sen Lane, Tollygunge, Kolkata, West Bengal
 電話:(市外局番033)3507-6830
     国外からは(国番号91)33-3507-6830
 FAX:(市外局番33)3507-6835
     国外からは(国番号91)33-3507-6835
 ホームページ:https://www.kolkata.in.emb-japan.go.jp/j/

○在ムンバイ日本国総領事館
 住所:No.1, M.L. Dahanukar Marg, Cumballa Hill, Mumbai, Maharashtra
 電話:(市外局番022)2351-7101~6
     国外からは(国番号91)22-2351-7101~6
 FAX:(市外局番022)2351-7120
     国外からは(国番号91)22-2351-7120
 ホームページ:https://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp

○在チェンナイ日本国総領事館
 住所:No.12/1, Cenetoph Road, 1st Street, Teynampet, Chennai, Tamil Nadu
 電話:(市外局番044)2432-3860~2
     国外からは(国番号91)-44-2432-3860~2
 FAX:(市外局番044)2432-3859
     国外からは(国番号91)-44- 2432-3859
 ホームページ:https://www.chennai.in.emb-japan.go.jp/j/

○在ベンガルール日本国総領事館
 住所:1st Floor, Prestige Nebula No.8-14, Cubbon Road, Bengaluru, Karnataka
 電話:市外局番(080)4064-9999
    国外からは(国番号91)-80-4064-9999
 FAX:(市外局番080)4166-0114
     国外からは(国番号91)-80-4166-0114
 ホームページ:https://www.bengaluru.in.emb-japan.go.jp/

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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