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スロバキア
テロ・誘拐情勢
更新日 2025年12月31日
1 概況
スロバキアにおいては、組織的なテロ集団の存在及びイスラム過激派組織等の国際的なテロ組織の関連組織の活動は確認されていません。内務省が国家安全保障分析センター(NBAC)の勧告に基づき、テロリスト脅威レベルを発出しており、現在の脅威レベルはレベル2(4段階中、下位から2番目)です。また、脅威レベルは、2017年にEU加盟国においてテロが多発した事態を受け、同年8月にレベル1から引き上げられて以降、変更されていません。
(1)近年のテロ情勢
近年、スロバキアで発生した主なテロ関連事件は、以下のとおりです。
○白人至上主義・反ユダヤ主義等を掲げる人物によるブラチスラバのLGBTバー銃撃事件(2022年10月)
○スロバキア中部ハンドロバーを訪問中のロベルト・フィツォ首相を狙った銃撃事件(2024年5月)
○インターネット上のチャットグループでネオナチやヘイトスピーチの拡散、暴力やテロの扇動を行っていたグループによるブラチスラバのレインボーパレードへの攻撃計画の摘発(2024年7月、未遂)
○ハンガリー国籍を有するウクライナ人とスロバキア人らによるスロバキア東部のパイプラインへの攻撃計画の摘発(2024年末、未遂)
(2)国内のテロ組織等について
前述のとおり、特定のマイノリティやインフラを狙った事案が確認されていることから、引き続き、人種的・民族的動機を持つ過激派グループや個人による攻撃等への警戒が必要です。
(3)近年の誘拐情勢
誘拐事件等の凶悪事件の発生は少なく、特に、日本人を標的とした誘拐事件の発生は確認されていません。
2 各組織の活動状況又は各地域の治安情勢
「1 概況(2)」のとおり。
3 誘拐事件の発生状況
「1 概況(3)」のとおり。
4 日本人・日本権益に対する脅威
現在のところ、スロバキアにおいて、テロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

