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ポルトガル

更新日 2019年01月25日

1 概況
(1)2018年中,ポルトガルでは,国際テロ組織や反政府武装組織の活動は確認されていません。
(2)他方,2017年,ポルトガル国内でイスラム過激派組織(ISIL)に参加する若者を勧誘していた容疑でモロッコ人が逮捕されており,同人は現在もポルトガル当局の拘束下にあります。
(3)なお,イスラム過激派組織(ISIL)は「イベリア半島(ポルトガルが所在する半島。中世の一時期にイスラム影響下にあった)を取り戻せ」と標榜しているほか,欧米諸国に対するテロの実行を呼びかけるなど,潜在的な脅威が存在することから,ポルトガル治安当局によるテロ警戒及び治安対策の強化が実施されています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
(1) ポルトガルにおいては,外国人を標的とした政治目的,身代金目的等誘拐事件は確認されて
いません。
(2)その他の誘拐事件としては,金銭を目的とした「短時間誘拐」(歩行中の被害者を一時的に拘束し,ATMにて現金の引き出しを強要した後に解放する事件)や親族・友人間のトラブルをめぐる誘拐事件,さらには性犯罪を目的とした誘拐事件が報告されていますが,いずれも近年は減少傾向にあります。

4 日本人・日本権益に対する脅威
これまでに,ポルトガルにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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