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トーゴ
テロ・誘拐情勢

更新日 2020年08月21日

1 概況
 2018年以降、隣国ブルキナファソにおいてテロ組織の活動が急速に活発になっており、トーゴの北部国境地帯にもその活動領域が拡大しつつあります。サヘル地域全体において、テロ組織の活動はマリ、ブルキナファソ等の内陸部からギニア湾沿岸の国々へと南下傾向にあり、国際的な港のあるトーゴにもテロ組織の浸透のおそれがあります。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 トーゴ土着のテロ組織はないとされていますが、2019年4月、ブルキナファソからトーゴ北部への侵入を企てたテロ容疑者数十名がトーゴ治安機関によって逮捕されています。ブルキナファソにおいてテロ組織の活動は拡大傾向にあり、トーゴの治安機関は、ブルキナファソをはじめとする隣国との合同パトロール等によって北部国境地帯の警戒を強化していますが、引き続き状況を注視する必要があります。

3 誘拐事件の発生状況
 トーゴにおいて、外国人を標的とする誘拐事件は近年確認されていませんが、2019年5月、隣国ベナン北部のパンジャリ国立公園において、フランス人旅行者2名が武装集団によって誘拐される事件が発生しました。被害者は、マリのテロ組織に引き渡される途上、ブルキナファソ領内でフランス軍の特殊部隊によって救出されましたが、作戦においてフランス軍兵士2名が死亡しています。
 マリ、ブルキナファソの治安情勢の不安定化がギニア湾沿岸諸国に大きな影響を与えており、サヘル地域一帯では、テロ組織のみならず、武器・麻薬の密輸、人身売買を行う強盗集団が暗躍しています。これらの集団が、時にテロリストと提携し、誘拐事件を引き起こすこともあります。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 トーゴにおいて、日本人・日本権益を直接標的としたテロや誘拐事件の脅威は現時点で確認されていませんが、近年、西アフリカにおいてイスラム過激派組織によるテロ事件が数多く発生しており、上述のとおり、隣国ブルキナファソのテロ組織がトーゴの北部国境地帯にも活動領域を拡大しつつあることから、今後、日本人・日本権益がテロ・誘拐の標的となる、あるいはその巻き添えとなる可能性は排除できません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このような「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本資料の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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