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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1.犯罪発生状況
首都アバルアのあるラロトンガ島では凶悪な犯罪はほとんど発生していませんが,窃盗と家屋侵入事件及び交通事故が報告されています。ホテルや人気のない浜辺などで犯罪が頻発しており,特に観光客を狙った客室への侵入・窃盗や置き引きが多く見られます。

2.防犯対策
クック諸島の治安は安定していますが,上記のとおり,置き引き等には注意してください。外国人が多いホテルに対し注意喚起を行っていますので,ホテルからの防犯に関するお知らせ等に留意してください。日本人の被害は,今のところ報告されていませんが,現金,貴金属,パソコンや携帯電話は,ホテルの金庫等に保管しておくことをお勧めします。ほぼ全てのホテルが海沿いにあり,開放的な作りとなっているため忘れがちですが,部屋を空ける場合と夜間就寝中は,出入り口とすべての窓の施錠を確認するよう心掛けてください。

3.その他
 これまでに,クック諸島において日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

査証、出入国審査等

1 査証
 日本とクック諸島との間に査証免除協定はありませんが,すべての海外からの訪問者はその入国目的如何にかかわらず,入国港到着時の入国審査にて31日間滞在可能な入国許可を受けることができるため,事前に査証を取得する必要はありません。入国後,滞在期間の延長を希望する場合は,首都アバルアの移民局で,1か月単位で最大5か月まで滞在期間を延長することが可能です。クック諸島で就職や居住を希望する場合は,入国後移民局に必要な書類を提出し,許可を受けることになります。

2 出入国審査
 入国審査においては,旅券の残存有効期間が6か月以上あることと,帰路の航空券の提示が求められます。

3 外貨申告
 入国の際に,現金1万ニュージーランド・ドル以上,又はこれに相当する外貨及び相当額の品物や真珠を持ち込む場合は,申告が必要です。

4 通関・検疫
 持ち込み禁止品は,銃器・麻薬,違法薬品,公序良俗に反する印刷物などです。免税品の範囲は,酒類2リットル又はビール4.5リットルまでと,タバコは200本か,250グラム,あるいは葉巻50本まで,これらが混在している場合は合計250グラムまでとされています。
なお,食品の持ち込みに際しては,生鮮・加工にかかわらず,全ての品目を申告する必要があります。更に,動植物製品及びアウトドア用品と海外又はクック諸島到着時に空港免税店で購入した250ニュージーランド・ドル以上の物品についても,申告する必要があります。
持ち出し品に関して特段の制限はありません。

滞在時の留意事項

1 滞在時の各種届出
 滞在中,外国人が当局に滞在場所などを届け出る制度はありません。

2 旅行制限
 制限区域は,特にありません。

3 写真撮影の制限
 国内に多数ある教会の内部を撮影する場合は,関係者から許可を得るよう心掛けてください。

4 各種取締法規
 麻薬類の所持,使用等については,厳格な取り締まりが実施されており,場合によっては懲役刑を科されます。また,一般人が銃器を所持するには,警察の許可が必要です。

5 通信
現地で携帯電話用SIMカードやインターネット用カードを購入することにより,国際電話やWifiを利用したインターネット接続が可能ですが,まれにSIMカードが購入できない場合もあります。また,ラロトンガ島以外では,通信状況が不安定であり,インターネットを利用できないこともありますので注意してください。

6 通貨
 クック諸島は独自の通貨を発行しておらず(コイン等の補助通貨を除く),ニュージーランド・ドルが通貨となっています。現地の銀行等では外貨(米ドル,豪ドル)の両替が可能ですが,ホテル等では両替はできません。また,各所にATMが設置されており,ニュージーランド・ドルを引き出すこともできます。大手のクレジットカード(Visa, Masters等)は,ホテル,レストラン,売店等で利用が可能です。

7 交通事情
(1) クック諸島の交通ルールは日本とほぼ同様で,車は右ハンドル左側通行ですが,ロータリー式の交差点では右側から進入する車が優先されます。車の数が少ないため,交通渋滞は見受けられませんが,一部に舗装状況が良くない道路も存在しています。制限速度は,一般道路では時速50キロメートル,首都アバルア及び風光明媚な浜辺があるムリ地区では時速30キロメートル,人家がある場所は時速40キロメートル,スクールゾーンは時速20キロメートルとなっています。
(2) ラロトンガ島では,市街地で流しのタクシーを捕まえることも,ホテル等でタクシーを手配してもらうことも可能です。また,島内を約50分で1周する公共バスが,時計回り及び反時計回りのルートで,それぞれ毎時1本程度運航されており現地住民や観光客の足となっています。曜日や時間帯によって,運行便数が異なりますので,注意が必要です。
(3) 警察は,近年多発している交通事故防止の取り締まりに力を入れており,飲酒運転には200ニュージーランド・ドル以上,無免許運転には40ニュージーランド・ドルの罰金が課されます。その他,速度超過に対しても罰金が課されます。
(4) 車を運転する場合,日本の免許証に加えて国際免許証が必要です。また,英語圏の外国政府発行の有効な運転免許証を所有していれば,免許証で許可された車種の運転が可能です。さらに,日本の運転免許証に自動車運転免許翻訳証明(日本国在外公館で発給)が添付されていれば,免許証で許可された車種の運転が可能です。レンタカーを利用する際は,道路上のバンプや凹凸のみならず,放し飼いの鶏や豚,犬が飛び出してくることがあるので,前方への注意が必要です。また,特に市街地以外の場所では,夜間道路脇の照明が十分に設置されていないので,制限速度を守り,安全運転を心掛けてください。
(5) クック諸島では,オートバイ関連の事故が多発しています。2016年以降,外国人がオートバイを運転する際にはヘルメットの着用が義務付けられています(地元民は16歳から24歳のみ着用義務あり。)。
(6) クック諸島では,車道と歩道の区別がない場所が多いので,暗くなってから道路を歩く場合は,走行する車の運転手に歩行者への配慮を促すためにも,点灯した懐中電灯などを持って歩くことをお勧めします。

8 在留届・たびレジ
(1)現地に3か月以上滞在される方は,「在留届」の提出が義務付けられており,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ニュージーランド日本国大使館(クック諸島を兼轄)に在留届を出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ニュージーランド日本国大使館まで送付してください。
(2)在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1 風俗,習慣
(1)ラロトンガ島内に100か所程度ある伝統的集会場所であるマラエ(石が環状又は四方形に設置してある場所)では,部外者が神聖な石に触れることは避けてください。
(2)国民の大多数を敬虔なキリスト教徒が占めていることから,肌の露出度が高い水着などで,教会やマラエを訪問することや市街地を歩くことは適当ではありません。

2 衛生・医療事情
(1)水道水は飲料に適していません。飲用には,予め濾過した水か市販のミネラルウォーターを利用することをお勧めします。ホテルによっては,濾過した水を客室に提供しているところもありますが,そうでないところもあり,注意が必要です。
(2)2009年にデング熱が流行しましたが,その後感染症の発生事例は報告されていません。夕方に外出する際には,蚊に刺されないよう虫除けや長袖・長ズボン等を着用して下さい。また,病気ではありませんが,魚の毒に起因する食中毒やスズメバチに刺されたことによるアレルギー症状で現地の住民が病院に運び込まれることがあります。
(3)島内にはラロトンガ病院を含めいくつかのクリニックがあり,ラロトンガ病院では一般的検査・治療や手術が可能です。ただし,専門医による治療や高度な手術が必要な患者については,ニュージーランドにある提携先病院に移送されます。このような事態に備え,たとえ短期間の滞在であっても,クック諸島を訪れる際には,日本出発前に緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
(4)その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

3 その他
(1)2017年4月に,ジョン・ウェブ(Mr. John H Webb)氏が在クック諸島日本国名誉総領事に任命されました。クック諸島において緊急事態に遭遇した場合や保護が必要となった場合には,クック諸島を兼轄する在ニュージーランド大使館のほか,同氏に連絡することもできます。連絡先は,下記の緊急時の連絡先を参考にしてください。
(2)毎年11月から翌年4月にかけてはサイクロンのシーズンです。年によっては数回大型サイクロンが来襲することもありますので,避難の必要が生じた場合は,ホテルや現地当局などの誘導に従い,速やかに避難してください。
(3)津波の来襲が予測される時は,サイレンが鳴ります。サイレンが聞こえたら,直ちに海岸から離れ,一刻も早く高台に逃げてください。島内各所には津波避難経路(白地に波のマーク)の表示がありますので表示に従って避難してください。
(4)ラロトンガ島の南側にある環礁と外海を繋ぐ5か所の水路は流れが速く,観光客が遊泳中流されて行方不明になる事故が発生しています。これらの場所を含め,遊泳禁止の立て札がある場所では泳がないでください。また,環礁内は水深が浅い場所でも,毒を持つオニダルマオコゼが生息していることがありますので,素足では歩かないでください。

緊急時の連絡先

◎緊急通報センター(救急車・消防共通):電話999

◎在ニュージーランド日本国大使館(クック諸島を兼轄) 
  電話:(ニュージーランドの国番号64)-4-473-1540
ニュージーランド国内からは(市外局番04)-473-1540

◎在クック諸島日本国名誉総領事 ジョン・ウェブ(Mr. John H Webb)氏
住所:Turama House PO Box 3218 Rarotonga Cook Islands
電話:+682-22026 ext 101/+682-72465

問い合わせ先

 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地在外公館連絡先)
 ○ 在ニュージーランド日本国大使館
  住所:Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington 6011, New Zealand (PO Box 6340, Wellington 6141)
  電話: (市外局番04) 473-1540
   国外からは(国番号64)4-473-1540
  ファックス: (市外局番04) 471-2951
   国外からは(国番号64)4-471-2951
  ホームページ: http://www.nz.emb-japan.go.jp/index_j.html
※クック諸島は在ニュージーランド日本国大使館が兼轄しています。

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