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セントビンセント
安全対策基礎データ

更新日 2019年11月05日

1.犯罪発生状況
(1)セントビンセント及びグレナディーン諸島(以下セントビンセント)は約10万2千人の人口を有し,首都のあるセントビンセント島と南に延びるグレナディーン諸島からなる島国です。
 セントビンセントは観光立国であることから,治安当局が主体となって外国人観光者等が被害に遭わないよう観光地におけるパトロールを強化するなど積極的に治安対策を講じています。しかしながら,人口あたりの発生率は,日本と比較するとかなり高く,2018年の犯罪発生件数は,殺人が47件(内未遂16件),性犯罪が124件,強盗が105件,住居侵入(空き巣,忍び込み,ホテルの客室荒らしなど)が1,603件です。特に,けん銃を使用した凶悪事件は増加傾向にあります。

(2)セントビンセントにおいては,禁制品(違法薬物や銃器)の密輸対策が強力に推し進められており,違法薬物や銃器の所持関連犯罪による検挙数が増えています。(セントビンセント島と多くの島々からなるグレナディーン諸島は,中南米から北米などへの薬物密輸の主要な中継地と言われています。)
 また,銃器の蔓延で強盗や性犯罪などにおいて銃が使用される割合が増えています。また,日没後の海岸や人通りの少ないところは,凶器を持った薬物中毒者が出没することがあるなど大変危険です。

2.防犯対策
 外国人旅行者は,強盗や置き引き,ひったくり,住居侵入(ホテルの客室荒らし)などの被害に遭いやすいので,持ち物への注意を怠らない,貴重品は安全な場所に保管する,多額の現金や貴重品を持ち歩かないなどの基本的な注意が必要です。高級腕時計や宝石類,カメラの所持は強盗等のターゲットになりやすいので,極力持ち歩かないようにしてください。スマートフォンも狙われやすいので,人目にふれたり,歩きながら使用することはひかえてください。
 ホテルでは,在室中に押し込み強盗等の被害に遭わないよう施錠を徹底し,ドアをノックされても直ぐにドアを開けないなどの心がけが必要です。また,強盗や性犯罪の被害に遭わないためにも,夜間の外出,ひと気のない場所への立ち入り,不必要に肌を露出する服装は極力避けてください。

3.テロ対策
 これまでに,セントビンセントにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ及びスリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり,未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

手続や規則に関する最新の情報については,セントビンセント当局や在トリニダード・トバゴ日本国大使館(セントビンセントを兼轄等)にお問い合わせください。
1.査証
 日本人については,就労以外を目的とした渡航で,出国の航空券及び滞在費を所持し,滞在先が確保されていれば,無査証入国の際,滞在期間に応じて3~6か月の滞在許可が付与されます。ただし,入国時にパスポートの残存有効期間が6か月以上あることが必要です。

2.出入国審査
 出国税は航空賃に含まれているため,出国時に支払う必要はありません。

3.外貨申告,両替
 出入国に際して,9,500ECドル(東カリブドル,約3,500米ドル相当)を超える外貨の持ち込み及び持ち出しは申告する必要があります。米ドルなどの外貨からECドルへの両替は銀行又はホテルで行えますが,日本円の両替はできません。

1.写真の撮影制限
空港の撮影は禁止されています。

2.各種取締法規
(1)違法薬物関連
違法薬物(大麻,コカインなど)の所持,使用などは違法であり,違反者に対しては,厳しい刑罰が科せられます。他人から荷物や物を預かったり,反対に自分の荷物などを他人に預けたりすると,知らない間に薬物の「運び屋」にされてしまう危険があるので注意してください。
また,当局による取り締まりの一環として,入国時の税関検査で荷物を開くように求められることがあります。拒否をすると,疑義を抱かれ,余計な時間がかかることもありますので,係官の指示には従うようにしてください。
 2018年12月,セントビンセント議会で大麻規制を一部緩和する法案が可決されましたが,あくまで医療や宗教目的であり,同国政府から許可された者以外の大麻使用,所持は依然として違法で,また,日本の大麻取締法は,国外において大麻をみだりに所持等した場合,罪に問われる場合がありますので,大麻には決して手を出さないでください。

(2)不法就労
外国人が就労するには,許可を取得する必要があります。不法就労は,罰金,懲役,強制送還等,処罰の対象となります。

3.交通事情
(1)交通手段
車両は日本同様に左側通行です。島内の交通手段として,ミニバンとタクシーがあります。いずれも比較的安全な移動手段とされていますが,車内強盗などのトラブルも発生していますので,安全のため,空港やホテルなどで手配する,信頼できるタクシーの利用をお勧めします。なお,タクシーにはメーターがなく,行き先や時間によって料金が決まるので,乗車前に運転手に運賃を確認することをお勧めします。

(2)運転免許証
セントビンセントでは,日本の免許証および国際運転免許証をそのまま使用することはできません。車を運転するには同国の「運転免許認定」が必要です。国際運転免許証,日本の運転免許証及びパスポートを提示すれば,警察交通局(Traffic Branch)などで運転免許認定が受けられます。有効期間は6か月で,手数料は40米ドル(または100ECドル)です。

(3)交通マナー
セントビンセントは平地が少なく,起伏やカーブが多いにもかかわらず,無理な追い越し等運転マナーが劣悪なため,歩行・運転ともに十分注意が必要です。運転する場合には,万一に備えて,交通事故損害保険に加入することをお勧めします。

4.自然災害
カリブ地域では,ハリケーンにより大きな被害を受けることがあります。特に6月から11月頃までのハリケーンシーズンに渡航される方は,報道やインターネットなどで最新の気象情報の収集に努め,ある程度長期間滞在する場合は水や非常食などを準備しておく等対策を検討してください。

5.在留届の提出
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在トリニダード・トバゴ日本国大使館(セントビンセントを兼轄)に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができます。

6.「たびレジ」
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,セントビンセントで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在トリニダード・トバゴ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

7.ハーグ条約
 セントビンセントは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

1.衛生事情
(1)水
セントビンセントは水が豊富で水道水も飲用できると言われていますが,土地の水に慣れない方はミネラルウォーターなどの市販の飲料水の利用をお勧めします。

(2)食料品
スーパーマーケットは衛生状態も良好で,特に感染症を心配する必要はありませんが,食品の多くは米国などからの輸入品であるため高額です。
一方,市場や露店で売られている青果などの生ものを食べる場合際は,洗浄や加熱調理が必要です。

2.病気
カリブ地域一帯は,エイズへの感染率が高いので注意が必要です。また,熱帯地域に多い蚊を媒介とする感染症(ジカウィルス感染症,デング熱など)の発生も珍しくないので,長袖,長ズボンの着用,蚊帳の使用等できるだけ蚊に刺されないための対策が必要です。
 ジカウイルス感染症がセントビンセント国内でも発生しています。ジカウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染するほか,母胎から胎児への感染,輸血や性交渉による感染リスクも指摘されています。ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか(不顕性感染),症状が軽いため感染に気づきにくいことがありますが,妊娠中にジカウイルスに感染すると,胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあることから,特に妊娠中又は妊娠を予定している方は,流行地域への渡航を可能な限り控えるなど,十分な注意が必要です。
(参考)感染症広域情報:ジカウイルス感染症に関する注意喚起
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/search/pcinfectioninfo.html#widearea

3.医療事情
医療施設は限られており,迅速適切な治療が受けられないことがあります。入院や手術を要するような重症(重傷)の場合には,早めに米国や日本への転院を考える必要があるため,緊急移送サービス等十分な保証内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
その他必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/)

◎警察:TEL・911
◎消防:TEL・999
◎救急:TEL・999
◎在トリニダード・トバゴ日本国大使館(セントビンセントを兼轄)
住所:5 Hayes Street,St. Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago, W. I. (P.O.Box1039)
電話:628-5991
国外からは(国番号1-868)628-5991
FAX:622-0858
国外からは(国番号1-868)622-0858
ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/itprtop-ja/index.html
メールアドレス:embassyofjapan@po.mofa.go.jp

※セントビンセントには日本の在外公館はなく,在トリニダード・トバゴ日本国大使館が兼轄しています。

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2093

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課 (テロ・誘拐関連を除く) (内線)5145
○領事局邦人テロ対策室 (テロ・誘拐関連) (内線)3047
○領事局政策課 (感染症関連) (内線)5367
○領事局ハーグ条約室 (一般窓口案内) 03-5501-8466
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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