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コモロ
安全対策基礎データ

更新日 2023年08月09日

1 犯罪発生状況
 一般的にコモロの治安は安定しており、スリ・ひったくり・強盗等の一般犯罪はほとんど報告されていません。また、外国人の犯罪被害も報じられていません。

2 防犯対策
(1)外出の際には、バッグ類を常に目の届く位置(体の前)に持つ、夜間の外出は可能な限り避ける、など基本的な安全・防犯対策を心掛けてください。
 また、政治集会、デモ等に巻き込まれる可能性も否定できないため、常に最新情報の入手を心掛けるとともに、集会・デモ等に遭遇した際は近づかないようにしてください。
(2)コモロには日本国大使館がありませんので、緊急時には在マダガスカル日本国大使館までご連絡ください。
○在マダガスカル日本国大使館
電話:(国番号261)20-22-493-57

3 テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_135.html )をご確認ください。

1 査証
 入国にあたり、査証の取得が必要です。日本をはじめ、コモロの在外公館が設置されていない国から直接入国する場合は、到着地の空港で査証を取得することができます。査証手数料は、滞在目的、滞在期間に応じて異なります。
 また、日本においては、駐日セネガル共和国大使館がコモロ入国査証の発給を代行しています。詳細につきましては、駐日セネガル共和国大使館(電話:03-3464-8451)にお問い合わせください。

2 出入国審査
 入国審査前に入国カードを記入する必要があります。
 また、黄熱の汚染地域に渡航歴のある入国者は、入国の際に黄熱予防接種証明(イエローカード)の提示が必要となる場合があります。イエローカードの有効期間については、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、すでに所持する有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます(参考:厚生労働省ホームページ https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html )。黄熱の詳しい説明は、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html )をご参照ください。
2023年8月1日現在、新型コロナウイルスのワクチン接種証明の掲示は求められません。

3 外貨申告
 5,000ユーロ相当額以上の外貨を持ち込むまたは持ち出す場合には申告が必要です。

4 通関
 タバコ、酒類の持込みは免税となりますが、申告が必要です。

5 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては、厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご確認ください。

1 旅行制限
 特段の旅行制限はありません。

2 写真撮影の制限
 政府関連施設、治安機関関連施設、空港、港湾等の撮影は禁止されています。

3 交通事情
 道路は右側通行です。一般に市街地の道路は舗装されていますが、郊外には舗装されていない箇所も多くあります。また、全般に道幅は狭く、夜間の照明設備はほとんどありませんので、自動車の運転は避けた方が安全です。

4 子の居所の移動
 配偶者(離婚後の元配偶者含む)の同意なく子を日本に連れ帰る場合、犯罪とみなされる可能性があるので注意してください。

5 在留届
 コモロに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄)に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、在マダガスカル日本国大使館まで送付してください。

6 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コモロで事件や事故、自然災害等が発生し、在マダガスカル日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 感染症
(1)マラリア、チクングニア熱、デング熱など
 コモロ諸島ではマラリアが通年流行しています。マラリアの中でも危険性の高い熱帯熱マラリアが90%を占めているため、治療が遅れると生命に関わる場合がありますので注意が必要です。病原体であるマラリア原虫は、蚊(ハマダラカ)が媒介します。同国に10日間以上滞在する場合には、抗マラリア薬の服用による予防が有効ですが、必ず事前に専門医に相談してください。
 また、コモロ諸島で流行がしばしば報告されているマラリア以外の蚊を媒介とする感染症としては、チクングニア熱、デング熱などもあります。これらの感染症の予防には、まず防蚊対策が重要です。外出の際は、なるべく長袖・長ズボンを着用するなど肌の露出を控え、防虫剤を使用すること等をおすすめします。また、寝室では蚊帳や電気蚊取り器などを使用し、室内の蚊の駆除につとめましょう。停電が多いので、電気蚊取り器は電池式のものを日本から持参されると役立ちます。
(2)コレラおよび感染性胃腸炎など
 コモロでは、コレラが流行することがあります。下痢・嘔吐を主症状とする感染性胃腸炎や腸管寄生虫症も頻繁にみられます。コレラをはじめとするこれらの消化器感染症は経口感染するため、常に以下の注意が必要です。
ア 生水は飲まず、市販のミネラルウォーターか煮沸した水を飲用する。信頼の置けるホテルやレストラン以外では氷水にも注意する。
イ 食事は、信頼のおけるホテルやレストランでとり、生野菜・生果物、半煮えや生焼けの肉・魚を摂取しない。
ウ 手洗いを頻繁に励行する。
(3)HIV感染症
 HIV感染症・AIDSのコモロ国内での感染比率は低いとされていますが、性的接触には十分に注意する必要があります。

2 予防接種
 義務付けられている予防接種はありませんが、推奨される予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp/ )をご参照ください。

3 医療事情
 コモロの医療水準は低く、医療施設も未整備です。首都モロニにある国立病院の集中治療病棟(Centre Hospitalier National El-Maarouf、 Réanimation、Tel:773-1356)および民間のクリニック(Clinique SALAMA、Tel:773-3022)は、とりあえずの応急処置として利用できます。重症の疾病やケガの場合は、近隣の仏領マヨット島や、医療先進国(仏領レユニオン島、南アフリカ)への移送が必要となりますので、緊急移送サービス等を含む十分な補償内容の海外旅行保険等に加入しておくことが必要です。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。

◎警察:TEL 17
◎消防:TEL 18
◎在マダガスカル日本国大使館(在マダガスカル日本国大使館は、マダガスカルの首都アンタナナリボにあり、コモロには大使館等の在外公館がありませんので、ご注意ください。)
TEL:(国番号261)20-22-493-57(開館時間08:00~12:00、13:00~16:45)
(国番号261)32-07-072-11(閉館時間)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919
 ○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(大使館連絡先)
○在マダガスカル日本国大使館(Ambassade du Japon)(コモロを兼轄)
住所:Villa Chrysantheme III Ambohijatovo Analamahitsy Antananarivo (BP.3863)
電話:(国番号261)20-22-493-57
FAX:(国番号261)20-22-494-94
ホームページ:https://www.mg.emb-japan.go.jp/jointad/km/ja/index.html 

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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