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バヌアツ
安全対策基礎データ
更新日 2026年02月09日
- 犯罪発生状況、防犯対策
1 近年、首都ポートビラ周辺では、人口の集中や高い失業率等のため、空き巣、引ったくり及び性的暴行などの犯罪が増加傾向にあり、また日本人を含む外国人宅、ホテルや商店への空き巣・強盗被害が報告されています。暴行や性的被害に遭わないよう、夜間単独での外出は控えてください。また、長期に滞在される方(個人で住居の契約をして住まわれる方)は、外出の際には確実に戸締まりをすることに加え、貸主と相談の上、窓に鉄格子を設置する、一つのドアに対し鍵を2個以上設置する、網戸をセキュリティスクリーンに替える等、容易に侵入されない防犯対策をとるようにしてください。
その他、ナイトクラブやナカマル(いわゆるカヴァ・バーのような場所)等においてマリファナ(大麻)等の違法薬物が販売されていることがありますが、決して購入しないでください。
2 ポートビラ周辺では、特に多くの若者が町に集まる、独立記念日やクリスマス等に、部族間の若者同士による騒動が発生することがあります。バヌアツ滞在中は、不測の事態に巻き込まれないよう、現地の報道やホテル等から最新の情報を入手するとともに、デモや集会を行っている場所や抗争・喧嘩の現場等、多くの人が集まっている場所には近づかない、なるべく早くその場を立ち去るようにする等の注意が必要です。
3 ナイトクラブやその周辺の路上では、飲酒に起因した傷害事件が発生することがありますので、十分に注意してください。また、路上等で酒に酔った若者の集団と遭遇した場合は、迂回する等不用意に近づかないでください。
4テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_078.html )をご確認ください。
※在留邦人向け安全の手引き
在バヌアツ日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」
(https://www.vu.emb-japan.go.jp/files/100701964.pdf )もご参照ください。- 査証、出入国審査等
手続きや規則に関する最新・詳細情報については、下記をご確認ください。
・バヌアツ入国管理局:(+678)22354、ホームページ: https://immigration.gov.vu/
・バヌアツ歳入関税庁:(+678)33010ホームページ: https://customsinlandrevenue.gov.vu/
・Vanuatu Tourism Office(+678)22813、
ホームページ:https://www.vanuatu.travel/en/index.php
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(1)観光やレジャー等を目的とし、日本を含む観光ビザ発給対象国(以下(4)参照)の国籍を保有する短期旅行者に対しては、バヌアツ入国時、空港の入国管理官により、120日の観光ビザが発給されます。入国手続きの際には、残存有効期間が6ヶ月以上あるパスポート、出国用航空券(eチケット)が必要です。なお、滞在期間の延長は出来ません。
(2)就労や居住、留学等、観光以外の目的で長期滞在する場合は、目的に合ったビザを取得しなければなりません。他方、日本にはバヌアツ大使館がないため、一旦観光目的で入国した後にバヌアツ入国管理局でビザの種類変更手続きを行う、もしくは渡航前に代理人による事前手続きを行ってもらうことになります。なお、ビザの種類変更のためには一度国外へ出る必要がありますので、ご留意ください。
(3)特に永住ビザについては、バヌアツ政府が認定した仲介業者(エージェント)を通じて申請する必要があります。なお、手数料は政府が一律に定めてはおらず、仲介業者ごとに異なります。ついては、利用する仲介業者の信用性や取り扱い実績等を事前に十分確認し、また請求内容についても事前に十分確認するようお願いいたします。
また、最近では、仲介業者との行き違いにより、事前に提示された金額と異なる費用を請求された事例や、手数料を支払ったにもかかわらずビザが発給されない事例など、悪質な業者によるトラブルの報告が複数寄せられています。
つきましては、手続きを業者に任せっぱなしにすることなく、また請求内容に不明なものがある場合は明確な説明を求めてください。また、仲介業者から提示された請求金額については、その内容を十分に確認することなく支払うことのないよう留意してください。さらに、支払いの際には必ず領収書の発行を求めるなど、トラブル回避のための十分な対策を講じてください。
申請手続きの詳細はバヌアツ入国管理局のホームページ(https://immigration.gov.vu/ )をご確認ください。
(4)バヌアツの観光ビザ発給対象国と、非対象国(要事前申請)は以下のページに掲載されています。https://immigration.gov.vu/index.php/visa-unit/visa-exempt
2 持込み禁止品は、麻薬、拳銃、公序良俗に反する雑誌・DVD等、生鮮野菜、果物、肉類、乳製品、卵製品、種子類等です。
3 バヌアツ入国時の免税範囲は以下のとおりです。ただし、15歳以下の者に対する免税の適用はありません。また、商用・譲渡目的のもの、職業用具については基本的に課税対象となり、申告する必要があるので注意が必要です。申請は、バヌアツ入国時に提出を求められる“Arrival Card”(バヌアツへ向かう航空機の機内で配布される)の所定欄にチェックを入れて、空港の通関担当に申し出てください。
最新の情報については、バヌアツ歳入関税庁、または、バヌアツ政府観光局等に直接お問合せください。
(1)たばこ類
ア 紙巻きたばこ250本、または
イ 細巻き葉巻100本、または
ウ 葉巻25本、または
エ 刻みたばこ250グラム
(2)酒類
ア リキュール類2.25リットル、または
イ ビール9リットル、または
ウ ワイン2.25リットル
(3)化粧品等
ア 化粧水250ミリリットル、または
イ 香水100ミリリットル
(4)合計50,000バツまでの価値の課税対象物品(2025年12月現在1バツ=約1.23円)
4 外貨を含む100万バツ相当額以上の現金をバヌアツに持ち込む場合及びバヌアツから持ち出す場合には申告が必要です(申請方法は上記3と同じ)。持ち込む金額の上限は特にありません。
5 バヌアツを出発する全ての国際航空便においては、容量100ミリリットル以上の液体、エアゾール及びジェルの機内持ち込みはできません。100ミリリットル未満のものについては、透明なビニール袋に入れる必要があります。
6 出国税は、航空券代金に含まれています。- 滞在時の留意事項
1 立ち入り禁止区域
一般の観光目的で訪れるような場所に立入禁止区域はありませんが、伝統的な集落等に部外者が立ち入るためには責任者の許可が必要な場合があります。無断で立ち入るとトラブルとなる恐れがありますので、現地旅行代理店等に確認することをお勧めします。
2 違法薬物
違法薬物の製造、輸出入、譲受渡及び所持は、国の法令により禁止されており、違反した場合には重い懲役刑が科せられます。
3 医薬品
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続については厚生労働省のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
4 外国人の就労
外国人が就労するためには、就労許可を取得する必要があります。
5 銃器所持
銃器所持にはライセンスが必要です。また、厳しい規制があり、ライセンスを保持していても年1回の更新が必要です。当地警察官においても通常銃器を装備していません。
6 交通事情
(1)近年、ポートビラ周辺等では飲酒運転や速度超過による交通事故の増加が問題となっており、歩行者が被害に遭う事例もあることから、徒歩での移動には注意する必要があります。
(2)車両の通行は日本と反対の右側通行であり、信号機は無く、交差点が「ラウンド・アバウト」と呼ばれるロータリー式になっているため、運転には十分な注意が必要です。※「ラウンド・アバウト」は左側から来る車両が優先ですが、交差点によっては優先する道路が左側とは限らない箇所もあるため、周りの車両の動きを見ながら運転してください。
7 交通機関
(1)交通機関としては乗合い式のミニバス(ナンバープレートの最初がBの車両)が主流ですが、タクシー(ナンバープレートの最初がTの車両)もあります。ミニバスを利用の際は、必ず目的地を伝えるとともに、事前に料金を確認してください(市内の移動であれば片道150バツ、子供は50バツ)。過去に、降車時に法外な料金を請求された事案が発生しています。また、タクシーを利用する場合は、料金メーターは装備されていないため、乗車前に目的地までの料金を確認することをお勧めします(通常、ポートビラの主要ホテルから空港まで2,000バツ程度)。
(2)レンタカー等でエファテ島(首都所在)内を周遊する場合、ポートビラの主要な道やエファテ島の外環道以外はほぼ未舗装で、勾配も険しいため、事前に燃料や車両の状態を十分点検しておくことをお勧めします。
8 在留届
バヌアツに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在バヌアツ日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
9 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航者も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、バヌアツで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在バヌアツ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので併せてご活用ください。- 風俗、習慣、健康等
1 気候
夏季(11月から4月)は日射しが強く、日射病等にかかる場合がありますので、屋外では日焼け止め及び帽子等を利用し、水分と塩分の補給を欠かさないよう留意してください。飲用水は、よく煮沸した水道水か市販のミネラルウォーターの利用をお勧めします。
2 感染症
バヌアツは、蚊を媒体とする感染症であるマラリア、デング熱の流行地域です。虫除けスプレーの使用や肌の露出を控えた服装をする等、蚊に刺されないように努めてください。なお、マラリア流行地に長期間滞在する場合は、抗マラリア薬の内服による予防もありますが、バヌアツ国内で抗マラリア薬の入手は困難な場合がありますので、必ず事前に専門医に相談してください。
3 医療事情
バヌアツの医療や公衆衛生の水準は、先進国に比べ低いと言わざるを得ません。必要に応じて、常備薬を携行することをお勧めします。また、旅行中に病気にかかった場合には、早期に受診し、症状が悪化する前に、日本やオーストラリア、ニュージーランドなどの近隣先進国の病院で早期に治療を受けることをお勧めします。大きな病気やケガの場合には、国外へ搬送され治療を受けることとなりますので、緊急移送サービス等を含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
バヌアツの衛生・医療情報については、次の「世界の医療事情」で案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/oceania/vanuatu.html
その他、必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
https://www.forth.go.jp/destinations/country/melanesia.html
4 伝統的飲料
公式な儀式に参加したり一般家庭に招かれたりした際に、コショウ科の木の根を乾燥させ粉状にして水を加えて絞った「カヴァ」と呼ばれる伝統的な飲み物を勧められることがありますが、人によっては気分が悪くなる場合がありますので、ご留意ください。
5 自然災害
(1)11月から4月は雨季に当たり、サイクロン(南太平洋などで発生する熱帯低気圧)が発生します。サイクロンが上陸したり、直近を通過する場合には、暴風雨となり、海岸付近では高波にさらわれたり、土砂崩れや道路の崩壊等の危険があります。
2015年3月には大型サイクロン・パムが上陸し、バヌアツ全土83島に影響を及ぼし、特にポートビラでは、90%の建造物が損壊、多数の死傷者が出る等、深刻な被害をもたらしました。また、2020年3月に接近したサイクロン・ハロルドにより、サント島他各地で深刻な被害を受け、2023年2月末から3月頭にかけて接近したサイクロン・ケビン及びジュディにより、国民の8割が何らかの被害を受けました。
サイクロンの接近が予報されている場合には、海や川の近くを避けるとともに、土砂崩れの危険性がない安全な場所に避難してください。また、日頃からサイクロン発生を含めた気象情報の入手に努めてください。なお、サイクロン情報については次のサイトをご参照ください。
○バヌアツ気象局: https://www.vmgd.gov.vu/vmgd/index.php
(2)バヌアツは火山帯にあるため地震多発地域であり、近年でもマグニチュード7.0以上の大型地震が度々発生しています。
2024年12月にはポートビラの西30kmの地点にてマグニチュード7.4の地震が発生し、多数の建造物が倒壊など被害を受け、多くの死傷者が出ました。
揺れを感じた場合は、速やかに地震情報の入手に努め、津波の危険性がある場合には、現地当局の指示に従い、海岸付近から高台に避難する等の注意が必要です。なお、地震及び津波情報は、次のサイトをご参照ください。
○米地質調査所(USGS): https://earthquake.usgs.gov/
○米国立気象局 津波警報システム(NOAA): https://tsunami.gov/
(3)バヌアツは、南太平洋地域でも有数の火山列島です。これまでも各地で噴火が起きています。1995年にタンナ島のヤスール山が噴火した際には、日本人旅行者と現地ガイドが火山弾に当たり死亡する事故が発生しました。また、2005年末にはアンバエ島のマナロ山、2009年末にはサンタマリア島のガウア山が噴火していますので、これらの島々に渡航する際には十分に注意し、事前の最新情報の収集に努めてください。なお、同島等の火山見学を予定している場合は、次のサイトから最新の火山情報を入手してください。
https://www.vmgd.gov.vu/vmgd/index.php/geohazards/volcano (注:Level2 以上は立ち入りを制限されています)- 緊急時の連絡先
[ポートビラ]
◎警察:電話(TEL:(緊急時)Vodafone からかける場合1111、Digicelからかける場合111)/ (緊急時以外)22222
◎消防:(緊急時)電話113 / (緊急時以外)22333
◎救急:電話000 / 911 / 112 / 22100 (ポートビラ国立病院救急)
◎民間救急医療会社(プロメディカル):電話115 / 26996
[サント]
◎警察署:電話36222
◎消防:電話36333
◎救急:電話7742448(北部地方病院)
◎民間救急医療会社(プロメディカル):電話115 / 37983
[マレクラ]
◎警察:電話5183
◎救急:電話7772244(ノルスップ病院)- 問い合わせ先
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全支援室(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人緊急事態課(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在バヌアツ日本国大使館
住所: PO Box 242、Rue de Paris、Port Vila、Vanuatu
電話: 29393 ※国外からは(国番号678)29393
窓口受付時間:午前9時から12時、午後13時から16時
(お電話での照会は、午後17時までお受け致します)
※土曜日、日曜日、祝祭日は閉館
※時間外のオペレーター対応はありませんので、緊急を要する際は下記電話番号にご連絡願います。
電話番号:(678) 5543400
ホームページ:https://www.vu.emb-japan.go.jp/
Facebookページ: https://www.facebook.com/@JapanInVanuatu
※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

