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ソロモン諸島
安全対策基礎データ

更新日 2021年05月07日

1 ホニアラ市における一般的な治安状況
 首都ホニアラ市内は、日中は市内を歩いても治安上、特段の不安を感じることはありません。2003年から2017年まで、オーストラリアを主体とする太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟国の警察・軍隊で構成される多国籍治安維持部隊「ソロモン地域支援ミッション」(RAMSI)がソロモンに派遣され、銃器回収、武装集団リーダー等の逮捕、武装解除が行われたことにより、治安情勢は大幅に改善されました。
 RAMSI派遣10周年にあたる2013年7月、軍事部門は完全撤退しました。一方、ソロモン警察の治安維持能力はまだ十分ではないため、オーストラリア・ニュージーランドは、規模を縮小しつつも、警察部門における支援を継続しています。
 このように、警察部門の能力は未知数であり、過去に発生したような大規模な暴動が発生した場合、十分に対応できない事態が予想されます。
 泥酔者や薬物中毒者による突発的なけんかから発展した傷害事件に居合わせて被害に遭うことが日常的にありますので、外出の際は注意が必要です。旅行者、長期滞在者ともに、隙を見せないことが肝要です。また、日頃からラジオ、新聞、インターネット、ホテル従業員、現地旅行代理店、在ソロモン日本国大使館等から情報収集することをお勧めします。

2 ホニアラ市郊外
 ホニアラ市郊外の事件・被害の報告は、市内よりも比較的多く、依然として治安面の問題が発生する可能性は排除できません。また、ソロモン全土の問題として、土地所有制度が法的に未整備であることにも留意する必要があります。具体的には、知らない土地に入り込むと、土地所有者を名乗る人物が現れ、立入り料金と称して多額の現金を要求してくることがあります。ソロモン政府は、土地所有制度の整備に取り組んでいますが、現時点では解決が見られていません。
 このような問題があり、ホニアラ市郊外を訪れる際は、事前の情報収集や目的地の地元民の協力など、周到なアレンジが必要不可欠です。

3 一般犯罪の手口例
 一般犯罪の手口としては、留守宅や深夜または早朝の時間帯を狙った建物侵入、複数人によるものや女性を狙った強盗、泥酔を起因とした計画性のない突発的な暴行などがあります。たまたま犯罪発生現場に居合わせ、結果的に被害に遭う事例もあります。具体的な犯罪の傾向、手口例は次のとおりです。
(1)傷害事件は、口論から素手による殴り合いや投石、時としてナイフやパイプ等の凶器使用に発展する場合があります。
(2)一般的な給与支払日である毎月第1週から第4週いずれかの木曜日や週末の金曜、土曜の深夜等に事件が多く発生しています。また、クリスマス前後や年末年始も犯罪が増加する傾向にあるため、この時期には特に注意が必要です。
(3)空き巣、スリ、ひったくり、置き引き、車上荒らし等、人目のつかない場所や注意散漫になる人混みの中での犯行が多く、特にホニアラ中央市場付近やホニアラ空港付近、ゴルフ場付近では頻繁に被害が発生していますので、注意が必要です。
(4)近年減少傾向にありますが、在宅中の侵入強盗も発生していますので、セキュリティフェンスや鉄格子、二重ロック等の厳重な警備の家屋・宿泊先の確保、警備員配置が必要となります。

4 一般的な防犯対策
(1)多額の現金を持ち歩くことは避ける。
(2)夜間の徒歩での単独移動はしない。
(3)ナイトクラブ、バー等の泥酔者と遭遇する可能性の高い場所には極力近づかない(外国人などが集まるバーは比較的安全ですが、窃盗被害が多数報告されていますので、十分注意してください。)。
(4)住居の施錠を徹底する。万が一、強盗に入られた場合は、犯人が武器を所持している可能性があるので、生命の安全を第一に考え、抵抗しない。また、予防策として、警備員を雇用する、警備犬を飼う、仮に犯人に侵入された場合に備えて避難経路をあらかじめ確認しておくなどの対策を講じる。
(5)正確な治安情報を入手する。
 大きな事件が発生すると、市中での噂が先行することがあります。現地では「ココナッツニュース」と呼ばれ、事件によっては大げさに脚色され、事実とは異なる情報が出回ることがありますので、注意が必要です。
 ラジオの報道、インターネットによるニュース配信、新聞報道の順番で発表されるケースが多く見られます。加えてフィジー、オーストラリア、ニュージーランドのメディアによる報道があります。なお、事件によっては、全く新聞報道などがなされないこともありますので注意が必要です。
 凶悪事件等が発生した場合、在ソロモン日本国大使館からもメールによって状況をお知らせしています。このメール配信は、在留届提出者及び「たびレジ」登録者には、登録されているメールアドレス宛てに行います。また、日本人旅行者が多く宿泊するホテル(ソロモン・キタノ・メンダナホテル)にも情報提供を行っています。ホニアラ市内の別のホテルに宿泊する場合には、在ソロモン日本国大使館に連絡先をあらかじめお知らせください(情報提供先に加えます。)。

5 テロ対策
 テロについては、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_072.html )をご確認ください。

※在留邦人向け安全の手引き
 在ソロモン日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.sb.emb-japan.go.jp/files/100157828.pdf )もご参照ください。

(手続や規則に関する最新の情報については,ソロモン入国管理局にお問合せください)。
 ソロモン入国管理局(Immigration Division)
 ・電話:+677-25907/22194
 ・ファックス:+677-24870
 ・ホームページ:http://www.commerce.gov.sb/departments-units/immigration.html
 ・E-mail:immdir@commerce.gov.sb

1 ソロモンと日本の間には、一般旅券保持者に対する査証相互免除取決めはありませんが、日本人は、ソロモン入国時に空港にて入国許可証を取得でき、査証不要で45日以内の短期滞在が可能です。入国時に旅券の残存有効期間が最低6か月間必要です。
 長期滞在目的で入国する場合には、現地の受入れ先等を通じ、事前に入国管理局に確認の上、長期滞在許可を取得する必要があります。
 入国時に入国許可証を取得した者が、45日を超えて滞在する必要がある場合は、入国管理局で訪問者査証を申請することで、90日以内で更に短期滞在が可能です(有料)。ただし、訪問者査証が発行された時点で、入国許可証は有効期限内であっても失効します。訪問者査証取得者は入国管理局へ再申請することで、更に90日以内の滞在延長が可能です(有料)。これ以降の訪問者査証申請はできません。
 新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限がとられていることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

2 出入国時の現金の持込み・持出しについては、50,000ソロモン・ドル以上または同額相当以上の外貨の場合には申告が必要です。外貨から現地通貨への両替は、空港、ホニアラ市内の各銀行、ホテルで可能です。ただし、市内の銀行の間でも為替レートに極端に差がある場合があるので、両替をする際は、事前に各銀行の為替レートを確認しておくことをお勧めします。豪ドルまたは米ドルであればほとんどの銀行、ホテルで両替ができますが、日本円は両替できない場合があります。

3 通関時の持込み禁止品には、麻薬、弾薬、爆弾、硫黄のマッチ、ポルノ雑誌・DVD等、生鮮食料品類、果物、肉製品、花、土等が指定されています。ただし、生鮮食料品類、果物、牛肉製品、花については、事前に申請することにより一部近隣国からの持込みが可能となっています。
 持出し禁止品には、第二次世界大戦時の軍艦や戦闘機その他戦争に関係した残骸物(ただし関係大臣の許可を得ることにより持出し可)、麻薬、弾薬、爆弾、鉱物類等が指定されています。
 また、DVD等の持ち込みは、教育用のものを除き、全てが課税対象となります。1本のDVD等につき、その価格をソロモン・ドルに換算した金額の10%が課税されます。更に全てのDVD等は検閲を受け、内容上好ましくないと判断されたテープ・DVD(主に性的描写)は没収されます。
 旅行者は、機内持込荷物だけでなく、全ての荷物のチェックを受ける場合があります。

4 その時々の感染症流行状況により、予防接種や予防接種証明書が入国時に必要になることがありますので、航空会社や旅行代理店等より最新情報を入手してください。

1 ソロモン国内では、ほとんどの場所で撮影制限はありませんが、現在も伝統的スタイル(全裸または半裸)で生活している村で写真撮影する場合は、その村の出身者に案内を依頼し、村長に写真撮影の許可を求める必要があります。村へ入る場合には、無用なトラブルを避けるため、写真撮影が可能であるか、あらかじめしっかりと確認することが肝要です。

2 すべての種類の麻薬について、持込み、栽培及び売買は一切禁じられています。外国人が麻薬を所持していた場合は、1,000ソロモン・ドル以上の罰金、もしくは6か月以内の懲役が科され、その後国外退去を命じられます。麻薬犯罪に巻き込まれないためには、不審な人物には近づかない、安易に中身の分からない他人の荷物を預かったり、運搬しないようにする等の注意が必要です。

3 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続については厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

4 不法就労を行った場合、2,000ソロモン・ドル以上の罰金、もしくは6か月の拘留、またはその両方を科されます。

5 売買春及びポルノ雑誌等の所持は禁止されています。

6 ホテル、レストラン、バーを除く公共の場(路上、公園等)で、ビール等のアルコールを飲むことは法律で禁じられています。

7 交通事情
(1)ホニアラ市内の交通手段は、自家用車、タクシー、バスがあります。タクシーやバスなどを利用する場合、料金を乗車前に交渉すること、運転手が飲酒をしていないことなどを確認することが重要です(夜間や早朝、週末は飲酒運転が多いので特に注意してください。)。
自身で空港までの送迎や市内移動は、ホテルなどで手配することをお勧めします。
 運転する場合は、まず、ホニアラ市内の道路の多くが凹凸の激しい悪路であることに注意が必要です。また、極端に遅く走行する車、スピードを出しながら無理な追い越しや蛇行をする車が混在します。加えて、道路を横断する歩行者が後を絶たないため、急停車する車が多く、また、夜間や雨天時には、特に歩行者の道路横断が見えにくく、一瞬の脇見運転が大きな事故に繋がることがありますので、十分注意してください。

(2)ホニアラ市(ガダルカナル島)から他島への旅行は、航空機、船外機付きボート、小型フェリーを利用します。この中で一番危険が伴うのは、船外機付きボートで、悪天候下に無理な航行をすることがあるので、天候が不順な時の乗船は控えてください。
 2020年4月、サイクロン・ハロルドがソロモンを横断した際には、天候不順かつ警報が発出されている中、無理な航行を行った船舶が座礁し、波にさらわれたソロモン人の死亡事故が発生しています。
航空機は、フライトのキャンセルや時間変更が頻繁にあります。フライト情報を事前に入手するとともに、余裕のある日程にするように留意してください。急な日程変更に備え、最低限の食料や飲料水を携行することをお勧めします。

8 在留届の提出
 ソロモンに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在ソロモン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国へ転居する(一時的な旅行を除く。)際には、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の届出は在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、FAX、電子メールによる届出も可能です。在ソロモン日本国大使館に送付してください。

9 「たびレジ」への登録
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む。)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ソロモンで事件や事故、自然災害が発生した際に、在ソロモン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録出来ますので、併せてご活用ください。

1 ソロモンは、マラリア、デング熱、ジカウイルス感染症等の流行地ですので、常に感染の危険があります。これらの熱帯病は蚊を媒介して感染するため、虫除けスプレーや蚊取線香、殺虫剤の使用の他、就寝時には網戸や扉をしっかり閉める等して蚊に刺されないよう注意をすることが必要です。また、外出時は長袖、長ズボンの着用等、肌の露出を避けるようにしてください。なお、薬局では、クロロキン等のマラリア予防・治療薬が処方箋無しに容易に購入できます。
(参考)
○感染症広域情報:ジカウイルス感染症に関する注意喚起(アジア・大洋州におけるデング熱の流行)
 http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp#widearea

○感染症スポット情報:ソロモン諸島におけるデング熱の流行
 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2016C305.html

2 水道水を直接飲むことは避けることをお勧めします。また、飲食物に留意して下痢をしないように心掛け、睡眠を十分とって体力を維持しておくことも大切です。外出時には、日傘の利用や帽子の着用により、日射病を防ぐことも必要です。

3 特にホニアラ市内は、5月~11月の乾期の時期は、かなり埃っぽくなりますので、市内を歩く時には留意が必要です。

4 海岸には、サンドフライという吸血性の小型の蝿がいる場所があります。この虫に刺されるとひどいかゆみに襲われます。それ以外にも、虫さされ跡を掻いて出血させ、そのままにしておくと、その部分にハエがたかり、化膿し、リンパ腺が腫れ高熱が出ることもあるので、傷用の絆創膏等を携帯することも必要です。

5 ソロモンの衛生・医療情報については、次の「世界の医療事情」で案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/oceania/solomon.html
 その他、必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページ参考にしてください。
 https://www.forth.go.jp/

6 新型コロナウイルス感染症に関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。

◎ 警察:電話 999
◎ 消防:電話 988
◎ 救急サービス:電話 911
◎ 在ソロモン日本国大使館:電話 7494469,7494466
  ※国外からは(国番号 677)-7494469

○ 外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○ 領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4965
○ 領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○ 領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○ 外務省海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○ 在ソロモン日本国大使館
  住所:4th Floor, Point Cruz Arcade Building, Hibiscus Avenue, Point Cruz, Honiara, Solomon Islands
  電話: 22953
   国外からは(国番号677)-22953
  ファックス: 21006
   国外からは(国番号677)-21006
  ホームページ: https://www.sb.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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