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フィジーの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2023年05月26日
危険情報
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危険レベル・ポイント

【危険度】
● 首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウ除く)及びバ町
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
● 首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウを除く)及びバ町では、窃盗、強盗、詐欺、暴行及び家宅侵入が多く発生しており、日本人など観光滞在者をターゲットにした同種犯罪が横行しているため、滞在中は十分な注意が必要です。
● 統計によると、犯罪はフィジー全体としては減少傾向にあるものの、首都圏並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウを除く)及びバ町においては引き続き十分な注意を必要とします。
● 新型コロナウイルスに伴う各種公衆衛生法に基づく規制が緩和されたことを受け、窃盗等の事件の増加が予想されるため注意が必要です。

詳細

1. 概況
(1)政治情勢
 フィジーは2006年のクーデター後、 2014年9月に総選挙が実施され、新しい民主政権が誕生しました。2018年11月、2022年12月の総選挙及び現在の連立政権発足後も、政治的な要因による騒じょうなどは発生していません。

(2)治安情勢
 統計によると、2020年の犯罪認知件数は約2万件であり、首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウを除く)及びバ町では依然として強盗、窃盗、暴行及び家宅侵入が多く発生しているため十分な注意が必要です。特に、富裕層、外国人などをターゲットにした同種犯罪被害が多く報告されており、日本人が被害に遭う事例も少なくありません。

(3)テロ情勢
 これまでに、フィジーにおいて日本人・日本権益を直接の標的としたテロ事件は確認されていませんが、近年、シリア、チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や、パリ、ブリュッセル、イスタンブール、ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように、世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となり、テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域情勢
 首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウを除く)、バ町
 レベル1:十分注意してください。(継続)

(1)首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町、ナウソリ町)
 レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 2014年の総選挙以降政治的な要因による騒じょうなどは発生していません。
イ 首都圏は、政府、国際機関、民間企業等が集中した地域であり、他の地域と比べ窃盗、強盗、暴行及び家宅侵入が多く発生しています。さらに、近年、性的暴行、薬物の違法取引、インターネット詐欺などの増加が指摘されています。
ウ 具体的な事例では、路上でのスリ、ひったくり、車上荒らし及び商店、住宅などへの侵入強盗被害、夜間ナイトクラブ周辺での暴行被害が報告されており、外国人を含む富裕層の被害も多く、日本人が被害に遭う事例も少なくありません。

(2)西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウを除く)、バ町
 レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウを除く)及びバ町は、多くの外国人が滞在する地域であり、外国人観光客を狙った強盗、窃盗、詐欺、暴行及び家宅侵入が他地域と比較して多く発生しています。さらに、近年、性的暴行、薬物の違法取引、インターネット詐欺などの増加が指摘されています。
イ 具体的事例では、路上でのスリ、ひったくり、詐欺(観光案内等)、車上荒らし、ホテルや住宅への侵入強盗被害、夜間ナイトクラブ周辺での暴行被害などが報告されており、外国人を含む富裕層の被害も多く、日本人が被害に遭う例も少なくありません。

 つきましては、これらの地域に渡航する場合は十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
(1)フィジーにおける日本人の犯罪被害は、気の緩みや隙を見せたことによって巻き込まれるケースがほとんどです。当地において日本人は裕福であると見られているとの前提に立ち、身なりや立ち振る舞いに注意する必要があります。

(2)渡航・滞在に当たっては、「安全対策基礎データ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_076.html )」や「安全の手引き(https://www.fj.emb-japan.go.jp/files/000566567.pdf )」も参考に、危険を避けるよう行動してください。また、外務省、在フィジー日本国大使館、現地政府機関、報道等から最新情報を入手するよう努めてください。

(3)海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 フィジーに3か月以上滞在する方は、在フィジー日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )」に登録してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在フィジー日本国大使館
 住所:Level 2,BSP Life Centre,Thomson Street,Suva,Fiji (G.P.O. Box 13045)
 電話:3304633
  国外からは(国番号679)3304633
 メールアドレス(領事・警備):ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp
 ホームページ: https://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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