危険情報
カンボジアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2021年02月18日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
● 過去の内戦の時期等に、国内に持ち込まれた銃火器が広く出回っており、これらの銃火器を使用した強盗事件が度々発生するなど、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
● プノンペン都やシェムリアップなどの観光地においては、日本人を含め、外国人が巻き込まれる事案が多く発生しています。犯罪の標的とされないよう、十分な対策を講じてください。
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
● 過去の内戦の時期等に、国内に持ち込まれた銃火器が広く出回っており、これらの銃火器を使用した強盗事件が度々発生するなど、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
● プノンペン都やシェムリアップなどの観光地においては、日本人を含め、外国人が巻き込まれる事案が多く発生しています。犯罪の標的とされないよう、十分な対策を講じてください。
詳細
1 概況
(1) 一般治安情勢等
カンボジアでは、過去の長期にわたる内戦時等に国内へ持ち込まれて出回った銃火器を使用した強盗事件等が度々発生しており、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
外国人が多い都市部や観光地では、強盗、ひったくり、置き引き、こん睡強盗、スリ、いかさま賭博詐欺などの犯罪が多発しています。日本人も、事件に巻き込まれて重傷を負ったり、多額の金銭を詐取されたりするなど、被害が多く発生しています。
また、カンボジアの経済発展に伴い、ビジネスや投資に係る詐欺事件も複数報告されるようになっています。
(2) テロ情勢
カンボジアにおいては、目立ったテロの兆候はありませんが、テロなどの不測の事態に巻き込まれることがないよう、日頃から最新の情報の入手に努め、安全対策を講じるよう心掛けてください。
テロに関する情報は、以下のページをご覧ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_004.html
2 地域別情勢
(1) プノンペン都、シェムリアップ、シハヌークビルなどの観光地
プノンペン都では、昼夜を問わず、金品を強奪される事件やひったくりが多く発生しています。
また、シェムリアップ、シハヌークビルなどを含め、外国人が多く集まる場所では、これまで詐欺やこん睡強盗などの犯罪も多く発生しています。
(2) 西部及び東部(地雷・不発弾埋設地域)
カンボジア国内には、内戦時代に埋設された地雷やベトナム戦争当時の米軍の爆撃による不発弾が多数残っており、ここ数年、年間100件前後の地雷や不発弾による死傷事故が発生しています。
事故が特に多く発生している地域は、バッタンバン州、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州、ポーサット州及びバンテアイミエンチェイ州のカンボジア西部ですが、クラチェ州、コンポンチャム州、コンポンスプー州などカンボジア中・東部でも一定数の事故が発生しています。
地雷や不発弾が確認されている地帯には、立入禁止を意味するドクロのマークが描かれた警告板がありますが、確認作業がされていないために警告板の設置がされていない場所もあります。ついては、警告板が無い場合であっても、農地、空き地、森林等、人や車が踏み入れていない場所に不用意に立ち入らないようにしてください。特に、カンボジア東部は、ベトナム戦争当時広く爆撃され、幹線道路も重要目標に含まれていたため、道路から比較的近い場所にも不発弾(クラスター弾等)が残っていますが、警告板が設置されていることは少ないため、郊外においては、道路から離れた場所に不用意に立ち入らないでください。
(3) タイ及びベトナムとの国境地域
タイとの国境付近に位置する「プレアビヒア寺院」(2008年7月にユネスコ世界遺産に登録)の周辺地域及びベトナムとの国境地域において、画定していない国境線が一部存在します。
現在のところ、両国とカンボジアの間に、軍事的な緊張関係は見られませんが、これらの地域を訪問する際には、事前に情報収集を行うなど、注意を払うようにしてください。
3 渡航・滞在に当たっての注意
カンボジアに滞在される方は、以下の安全情報もご参照ください。
● 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_004.html
これからカンボジアへの訪問や滞在を予定されている方向けの安全情報です。
● 安全の手引き:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000098.html
カンボジアにお住まいの方や長期滞在される方向けの安全情報です。
● 医療事情:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/cambodia.html
注意すべき風土病、推奨される予防接種、医療機関などの情報を掲載しています。
● 犯罪被害事例と対策:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html
カンボジアにおける犯罪傾向や、その具体的な対策についてまとめた当館作成資料です。
これらの情報は、大使館ホームページ「海外安全情報」にも掲載しています。
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000094.html
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
旅行者や出張者など、カンボジアでの滞在が3か月未満の方は、「たびレジ」に登録してください。また、3か月以上滞在される方は「在留届」を提出してください。安全な旅行ができるように、最新の安全情報をメールでお届けします。また、緊急事態発生時の安否照会にも使用しますので、安全対策の一つとして、必ず登録してください。
「たびレジ」登録URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
在留届オンライン提出URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
(内線)9926
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ
(PC版・スマートフォン版)
(モバイル版)
(現地公館連絡先)
○在カンボジア日本国大使館
住所: No.194 Moha Vithei Preah Norodom, Sangkat Tonle Bassac Khan Chamkarmom, Phnom Penh, Cambodia
電話:023-217-161~4
国外からは(国番号855)-23-217-161~4
FAX :023-216-162
国外からは(国番号855)-23-216-162
ホームページ:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在シェムリアップ領事事務所
住所:Sokha Palace Siem Reap Hotel, Road 60, Phum Trang, Sangkat Slorkram, Siem Reap
電話:063-963-801~3
国外からは(国番号855)-63-963-801~3
FAX:063-963-804
国外からは(国番号855)-63-963-804
(1) 一般治安情勢等
カンボジアでは、過去の長期にわたる内戦時等に国内へ持ち込まれて出回った銃火器を使用した強盗事件等が度々発生しており、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
外国人が多い都市部や観光地では、強盗、ひったくり、置き引き、こん睡強盗、スリ、いかさま賭博詐欺などの犯罪が多発しています。日本人も、事件に巻き込まれて重傷を負ったり、多額の金銭を詐取されたりするなど、被害が多く発生しています。
また、カンボジアの経済発展に伴い、ビジネスや投資に係る詐欺事件も複数報告されるようになっています。
(2) テロ情勢
カンボジアにおいては、目立ったテロの兆候はありませんが、テロなどの不測の事態に巻き込まれることがないよう、日頃から最新の情報の入手に努め、安全対策を講じるよう心掛けてください。
テロに関する情報は、以下のページをご覧ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_004.html
2 地域別情勢
(1) プノンペン都、シェムリアップ、シハヌークビルなどの観光地
プノンペン都では、昼夜を問わず、金品を強奪される事件やひったくりが多く発生しています。
また、シェムリアップ、シハヌークビルなどを含め、外国人が多く集まる場所では、これまで詐欺やこん睡強盗などの犯罪も多く発生しています。
(2) 西部及び東部(地雷・不発弾埋設地域)
カンボジア国内には、内戦時代に埋設された地雷やベトナム戦争当時の米軍の爆撃による不発弾が多数残っており、ここ数年、年間100件前後の地雷や不発弾による死傷事故が発生しています。
事故が特に多く発生している地域は、バッタンバン州、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州、ポーサット州及びバンテアイミエンチェイ州のカンボジア西部ですが、クラチェ州、コンポンチャム州、コンポンスプー州などカンボジア中・東部でも一定数の事故が発生しています。
地雷や不発弾が確認されている地帯には、立入禁止を意味するドクロのマークが描かれた警告板がありますが、確認作業がされていないために警告板の設置がされていない場所もあります。ついては、警告板が無い場合であっても、農地、空き地、森林等、人や車が踏み入れていない場所に不用意に立ち入らないようにしてください。特に、カンボジア東部は、ベトナム戦争当時広く爆撃され、幹線道路も重要目標に含まれていたため、道路から比較的近い場所にも不発弾(クラスター弾等)が残っていますが、警告板が設置されていることは少ないため、郊外においては、道路から離れた場所に不用意に立ち入らないでください。
(3) タイ及びベトナムとの国境地域
タイとの国境付近に位置する「プレアビヒア寺院」(2008年7月にユネスコ世界遺産に登録)の周辺地域及びベトナムとの国境地域において、画定していない国境線が一部存在します。
現在のところ、両国とカンボジアの間に、軍事的な緊張関係は見られませんが、これらの地域を訪問する際には、事前に情報収集を行うなど、注意を払うようにしてください。
3 渡航・滞在に当たっての注意
カンボジアに滞在される方は、以下の安全情報もご参照ください。
● 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_004.html
これからカンボジアへの訪問や滞在を予定されている方向けの安全情報です。
● 安全の手引き:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000098.html
カンボジアにお住まいの方や長期滞在される方向けの安全情報です。
● 医療事情:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/cambodia.html
注意すべき風土病、推奨される予防接種、医療機関などの情報を掲載しています。
● 犯罪被害事例と対策:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html
カンボジアにおける犯罪傾向や、その具体的な対策についてまとめた当館作成資料です。
これらの情報は、大使館ホームページ「海外安全情報」にも掲載しています。
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000094.html
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
旅行者や出張者など、カンボジアでの滞在が3か月未満の方は、「たびレジ」に登録してください。また、3か月以上滞在される方は「在留届」を提出してください。安全な旅行ができるように、最新の安全情報をメールでお届けします。また、緊急事態発生時の安否照会にも使用しますので、安全対策の一つとして、必ず登録してください。
「たびレジ」登録URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
在留届オンライン提出URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
(内線)9926
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ
(PC版・スマートフォン版)
(モバイル版)
(現地公館連絡先)
○在カンボジア日本国大使館
住所: No.194 Moha Vithei Preah Norodom, Sangkat Tonle Bassac Khan Chamkarmom, Phnom Penh, Cambodia
電話:023-217-161~4
国外からは(国番号855)-23-217-161~4
FAX :023-216-162
国外からは(国番号855)-23-216-162
ホームページ:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在シェムリアップ領事事務所
住所:Sokha Palace Siem Reap Hotel, Road 60, Phum Trang, Sangkat Slorkram, Siem Reap
電話:063-963-801~3
国外からは(国番号855)-63-963-801~3
FAX:063-963-804
国外からは(国番号855)-63-963-804