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危険情報
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コモロの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2018年11月30日
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【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●2018年7月30日,憲法改正のため国民投票が実施され,その結果,第三次アザリ内閣が発足しました。
●2018年10月13日には,武装した集団が,アンジュアン島内の主要道路をバリケードで封鎖するなどの暴動が発生し,国軍の出動により,死傷者を伴う事態となりました。
●強盗等の一般犯罪の頻発,交通インフラの脆弱性に起因する交通の混乱,感染症等のリスクを避けるための十分な注意が必要です。
1 概況
(1)コモロでは,2016年4月に大統領選挙・各自治島知事選挙が行われ,5月26日にアザリ・アスマニ候補が新大統領として就任しました。
 2018年7月30日,これまで三島の輪番制とされてきた大統領職を現職大統領の再選立候補を認めること等を内容とする憲法改正のための国民投票が実施され,8月6日,最高裁から国民投票の結果が公式に発表されました。違反行為により,一部の投票所での投票が取り消しになったものの,暫定結果と同様に憲法改正が承認されました。8月28日には,新憲法第60条に基づき,大統領令をもって第三次アザリ内閣が発足しましたが,国民投票以来,コモロ国内では政治的緊張が高まってます。こうした中,10月13日には,武装集団がアンジュアン島のいくつかの地域を封鎖し,島内の主要道路にバリケードを築くなど暴動が発生したため,アンジュアン島駐留の国軍が対応し,主要道路の通行確保等を順次実施しました。暴動は激しさを増し,国軍の警告射撃に対して反対派は重火器を用いて応戦したため,死傷者が出る事態となりました。その後,10月19日にコモロ政府の呼びかけにより,合意協定の署名が行われ,反対派に占拠されていた街路は国軍のコントロールが回復しましたが,政治的緊張状態は引き続き継続しており,十分注意する必要があります。

(2)コモロでは,外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら,依然として貧困率が高く,スリ,ひったくり,強盗等の一般犯罪が頻発しています。また,首都モロニが所在するグランドコモロ島を含め3島ともに交通インフラが,一部の地域で改善されつつあるものの,全般的に脆弱であるため,国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合があり,交通の混乱にも注意が必要です。

(3)これまでに,コモロにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
 全土 
レベル1:十分注意してください。(継続)
(1)コモロでは,2016年に実施された大統領選挙によりアザリ大統領政権が発足し,同政権は友好国や国際機関からの支援を得つつ,政権運営に努めており,若干ながら経済に改善の兆しが見られています。しかし,基礎的インフラ,生活水準の向上,経済開発等の問題も依然として存在します。そうした中,今年7月30日,憲法改正のため国民投票が実施され,国民投票で採択された新憲法第60条に基づき,大統領令をもって第三次アザリ内閣が発足しました。国民投票以来,コモロ国内では政治的緊張が高まり,10月13日には,アンジュアン島において,武装した集団が島内の主要道路にバリケードを築くなどしていくつかの地域を封鎖するなどの暴動が発生し,これに国軍が対応するなど,死傷者を伴う事態となりました。コモロ政府の呼びかけにより,一定の沈静化が図られ,軍関係者の緊張は徐々に解かれつつありますが,引き続き政治情勢については十分注意する必要があります。

(2)コモロは周辺国に比べれば安全であるといわれており,外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら,依然として貧困率が高く,スリ,ひったくり,強盗等の一般犯罪が多く発生しています。外出の際には,バッグ類を常に目の届く位置(体の前)に持つようにするなどの注意が必要です。目の届かないところでリュックなどが,刃物で切り裂かれ中身だけ盗まれる事案も発生しています。

(3)蚊,マダニ等に刺されることにより,デング熱,チクングニア熱,マラリア等の感染症に感染するおそれがあります。2007年にはチクングニア熱,2010年と2014年にデング熱が流行しており,防蚊等の対策が重要となります。現時点では,ジカウイルス感染症の報告はありません。詳細については,世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/comoros.html )をご参照ください。

(4)首都モロニが所在するグランドコモロ島を含め3島共に交通インフラが脆弱であり,国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合があり,また,直前にスケジュールが変更されることもあります。渡航予定の方は旅行業者等を通じ,入念かつ頻繁に確認を取る必要があります。

つきましては,コモロへの渡航に当たっては危険を避けていただくため特別な注意が必要です。在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。

3 滞在にあたっての注意
コモロに渡航・滞在される方は,現地に日本国大使館が設置されていないことを念頭に,下記の事項に十分留意して行動してください。また,日本国外務省,在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
また,コモロにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=135 )も併せてご参照ください。

(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在マダガスカル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在マダガスカル日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)新聞・テレビ・ラジオ・インターネット等で治安情勢に関する最新情報の入手に努めるとともに,これらで使用される言語(フランス語,アラビア語又はコモロ語)を理解できる現地ガイドを雇う等,自己防衛策をとるようお勧めします。一方,通信回線状態が非常に悪く,通話できないことも多々ありますので,注意が必要です

(3)不測の事態に備え,食料・飲料水を備蓄しておくとともに,パスポート,貴重品,衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき,退避手段についても常に確認しておいてください。

(4)外出の際には,身の周りの安全に十分注意し,群集が集まっているような場所は避け,周囲の状況を十分確認して行動してください。また,不要不急な夜間の外出は控えるなど,不測の事態に巻き込まれることがないよう注意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄)
住所:Villa Chrysantheme 3 Ambohijatovo Analamahitsy Antananarivo(BP.3863)
電話:(国番号261)20-22-493-57
FAX:(国番号261)20-22-494-94
ホームページ:http://www.mg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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