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フィジーの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2017年03月24日
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● 一般犯罪率は日本に比べ高く,日本人観光客及び在留邦人が,置き引き,窃盗,強盗や住居侵入等の被害に遭っているため,滞在中は十分な注意が必要です。
● クレジットカードやデビットカードのスキミング被害が相次いで確認されていますので,各種支払いの際は可能な限りカードを使用せず現金を利用することをお勧めします。
1. 概況
(1) 政治情勢
 フィジーでは2006年のクーデター後, 2014年9月17日に総選挙が実施され,新しい内閣が誕生し,議会も開催されています。現在までのところ,政治的な要因による騒じょうなどは発生していません。

(2) 治安情勢
ア 2016年の犯罪認知件数は約2万件と,過去10年間で最多となった2012年(2万2千件)から5年連続で2万件を超え,引き続き高い犯罪発生件数となっており,これまで以上に十分な注意が必要です。また,犯罪の手口は年々凶悪化すると共に巧妙化しつつあり,ケーンナイフ(サトウキビを刈るための大型のなた)やバールを用いた強盗傷害事件,麻薬犯罪及び組織的な強盗等の犯罪が頻発しています。特に首都圏(スバ,ラミ,ナウソリ)及びビチレブ島西部(ナンディ,ラウトカ)(ただし以下2.(3)のとおり高級リゾート地は除く)では,富裕層,在留外国人,旅行者,留学生等をねらったひったくり,置き引き及びスリ等の犯罪が頻発しており,在留邦人や邦人旅行者が被害に遭う事案も多数発生しています。
 また,外国人に対し不動産の購入や投資話を持ちかけ,金銭を受け取りながら契約を履行しないといった詐欺事案も発生しています。
イ Diwali(11月11日前後)やクリスマス,新年前の時期は,例年,強盗や窃盗等が特に多発する時期ですので,普段以上に注意が必要です。             ウ 2015年12月以降,クレジットカードやデビットカードのスキミング被害が相次いで確認されています。ホテルや商店,銀行のATM(現金自動預け払い機)でカードを使用した数日後に国内や海外でカード情報が悪用される被害が増加していることから,各種支払いの際は可能な限りカードを使用せず現金のみを利用することをお勧めします。

(3) これまでに,フィジーにおいて日本人・日本権益を直接の標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域情勢
(1)首都圏(スバ,ラミ,ナウソリ)
ア これまでのところ,政治的な要因による騒じょうなどは発生していませんが,引き続き治安状況には注意が必要です。
イ 特に首都スバ及びその周辺では,車両の盗難や車上荒らし,バール,ケーンナイフを使用した複数犯(多いときは10人以上)による金融機関,商店,富裕層(外国人を含む)宅をねらった犯罪が多発しています。また,昼夜を問わず,路上でのスリ,ひったくり,集団強盗傷害事件なども多く発生しており,在留邦人や邦人旅行者が被害に遭う事案も発生しています。加えて,マーケット周辺での麻薬の売人についても特に注意が必要です。                 

(2)西部地区(ラウトカ,ナンディ)
ア 日本人の留学生(語学・高校等),長期滞在者及び旅行者をねらった強盗,窃盗(スリや置き引き,ひったくり)などが多く発生しています。滞在中は身の安全や持ち物に十分注意を払うとともに,周囲の状況,警備員配置の有無,扉や窓の安全等を確認し,特に夜間は不必要な外出を控える等の安全対策を怠らないようにしてください。
イ カメラ,携帯電話(特にスマート・フォン),携帯音楽プレーヤー,タブレット端末,現金等の貴重品の管理には十分注意し,不必要に持ち歩かないことや,他人から見える状態で携行しないように注意が必要です。
ウ マーケット周辺の土産物を販売する商店を中心に,日本人観光客への押し売り被害が多く報告されています。値札が付いていない商品については,他店と比較するなどし,店員の言い値で購入を強いられることがないように注意してください。
エ 日本とは男女交際に対する考え方が異なるため,安易に交際すると考え方の相違からトラブルに発展する場合があり,過去にはケガを負った事例もありましたので,交友関係にも十分注意してください。
オ ナイトクラブ等では,大麻等の違法薬物の購入を持ちかけられる場合もありますが,フィジーにおける違法薬物に関する最高刑は,所持だけでも終身刑と極めて重いので,決して購入したり,吸引したりしないでください。

(3)上記を除く地域
 ナンディ近くのデナラウ地区,ナンディ沖の離島,コーラルコーストその他の高級リゾート地では一般に治安は比較的良好ですが,決して油断しないで,注意してください。

 つきましては,フィジー全土についての危険情報「レベル1:十分注意してください。」を継続しますので,フィジーへの渡航,滞在に当たっては身のまわりの安全に気を配り,危険とされる地区への立入りを避ける,夜間の不要な外出を控えるなど危険を避けるためには十分な注意が必要です。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は,以下の注意事項に十分留意し,危険を避けてください(詳細は安全対策基礎データ (URL: http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=76 )を御覧ください)。また,渡航前に,日本国外務省,在フィジー日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。

(1)これまでのところ,政治的な要因による混乱は発生していませんが,念のため以下の安全対策を講じてください。なお,スバ,ナンディ及びラウトカでは,警察によるチェックポイントが設置されることがありますが,通常,交通違反を除き,一般車両を停めて検問を行うことはありません。
ア 外出する際は,行き先の安全を確かめておくとともに,常に周囲の状況に気を配り危険がないか確かめながら行動する。
イ 集会やデモ等が行われているような場所には,興味本位で近づかない。
ウ 軍関係施設にはなるべく近づかない。
エ 身分を証明できる書類(旅券(パスポート)のコピーを所持するのも一案)を携帯し,尋問を受けたときに備える。
オ 貴重品の管理については,ホテルのセーフティー・ボックスを利用するなど注意する。
カ 家族や知人に行き先や連絡先を知らせておくとともに,定期的に日本の親族等と連絡をとる。

(2)フィジーには,サイクロンが上陸・接近し,大きな被害をもたらすことがあります。その際には,以下の諸点にご留意の上,ご自身の安全確保に努めてください。
ア 報道及び関係機関等から最新のサイクロン情報の入手に努める。
イ 渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する。風雨が強まった際には,不要不急の外出を避け頑丈で安全な建物の中に留まる。また,事前に避難場所を確認する。
ウ 沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し,あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。
エ 停電に備え,懐中電灯,ライター,ろうそく,携帯ラジオ,予備の電池等を準備するとともに,1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。
オ 万一,被害に巻き込まれた場合には,安否の状況について日本の留守家族に連絡するとともに,支援が必要な場合には,最寄りの日本国大使館等に相談する。

(3)ナンディ空港周辺では,乗り合いミニバスの運転手が他の乗客と共謀し,日本人乗客に暴行を加え金品を強奪する事件が発生しているほか,空港内でも,乗り換えのために空港内にいた日本人に,現地人が観光地を案内するとして親しげに話しかけてきて,市内に連れ出した後,金品を強奪・詐取する事件などが発生していますので注意してください。このほか,空港,観光船,レストラン,インターネット・カフェ,ホテルの敷地内等でのひったくりや置き引き,詐欺などにも注意してください。

(4)ホテルや市内のバー等では,外国人女性に親しげに接近し,強盗や性犯罪に及ぶ事件も発生しており,日本人観光客の被害も発生していますので,くれぐれも注意してください。また,格安ホテルの客室を中心に,侵入事案及び鞄等が盗まれる事件が発生していますので,安全面で信頼できるホテルに宿泊し,セキュリティに十分注意を払ってください。なお,最近では,飲酒運転や運転手の不注意による事故が多発しています。車を運転する際や歩道を歩く際も十分注意が必要です。

(5)フィジーの医療レベルは十分とはいえず,深刻な病気やけがの場合は,オーストラリアやニュージーランドなど国外で治療をすることが必要になる場合があります。その際には診療費,入院費,緊急移送費などに多額の費用が必要になるため,それらをカバーできる十分な補償内容の海外旅行保険に必ず加入しておくことをお勧めします。

(6)長期滞在で家を探す場合は,塀,鉄条網,警備照明灯,警備員,番犬配置等の警備防犯対策が万全な家を選んでください。また,万一の場合に備えて近隣住民や在留邦人等との連絡協力態勢を整えておくことをお勧めします。

(7)当館が作成している「安全の手引き」に,防犯対策や自然災害への準備等に役立つマニュアルを記載しております。同手引きは大使館で配布,または当館ホームページ(日本語。領事情報)に掲載しておりますので,ご活用下さい。

(8) 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,在フィジー日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に在フィジー日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
○外務省 海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在フィジー日本国大使館
 住所:Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji(G.P.O. Box 13045)
 電話:3304633
   国外からは(国番号679)3304633
 ファックス:3302984
   国外からは(国番号679)3302984
  ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/JapaneseVersion/index_j.html
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