感染症危険情報(レベル2及びレベル3)

 

各国に対する感染症危険情報の発出

(レベルの引き下げ、引き上げ又は維持)

 

2020年10月30日

 

1 新型コロナウイルス感染症については世界保健機関(WHO)3月11日この感染症がパンデミックと形容されると評価し後も世界的な広がりを見せています。1030日現在189か国・地域で4,40万人以上の感染が確認され全世界の死亡者数は122万人以上となっています感染拡大が継続しており一部の国においては再拡大の傾向が見られるなど、依然として警戒が必要な状況が続いています。

 

 一方で、感染状況が落ち着きつつある国・地域もあることから、各国・地域における感染状況、移動制限の緩和や経済回復に向けたビジネスニーズ等、様々な要素を総合的に勘案し、9か国・地域(注)について、既に発出している感染症危険情報をレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))からレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き下げます。また、2か国(注)について、既に発出している感染症危険情報をレベル2からレベル3に引き上げます

 

 今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況等を踏まえて感染症危険情報及び危険情報の二つの情報のレベルの不断の見直し関係省庁と連携した水際措置の実施邦人の安全確保のために必要な情報の外務省ホームページや領事メールによる提供在外公館による在留邦人や海外渡航者のできる限りの支援を通じ皆様の安全確保と必要な支援に万全を期していく考えです。

 

4 在留邦人及び渡航者の皆様におかれては感染の地理的拡大の可能性に注意し現地の状況が悪化する可能性も念頭に各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに感染予防に万全を期してください。

 

危険度

(1)レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(レベル引き下げ)

(アジア)韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国(香港、マカオ含む)、ブルネイ、ベトナム

(大洋州)オーストラリア、ニュージーランド

 

(2)レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(レベル引き上げ) 

(アジア)ミャンマー

(中東・アフリカ)ヨルダン

 

(3)レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) 

(アジア)インド、インドネシア、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブータン、マレーシア、モルディブ

(北米)カナダ、米国

(中南米)アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、セントクリストファー・ネービス、ジャマイカ、スリナム、セントビンセント及びグレナディーン諸島、チリ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、バルバドス、ブラジル、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ

(欧州・中央アジア)アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イタリア、ウクライナ、ウズベキスタン、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、キルギス、クロアチア、コソボ、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マルタ、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア

(中東・アフリカ)アフガニスタン、アラブ首長国連邦、アルジェリア、イスラエル、イラク、イラン、エスワティニ、エジプト、エチオピア、オマーン、カーボベルデ、カタール、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、クウェート、ケニア、コートジボワール、コモロ、コンゴ(共)、コンゴ民主共和国、サウジアラビア、サントメ・プリンシペ、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、ジンバブエ、スーダン、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、中央アフリカ、チュニジア、トルコ、ナイジェリア、ナミビア、バーレーン、パレスチナ、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、南アフリカ、南スーダン、モーリシャス、モーリタニア、モロッコ、ルワンダ、レソト、レバノン、リビア、リベリア

 

(4)上記(1)~(3)に含まれる国・地域を除く現在感染症危険情報レベル2の全ての国・地域

レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 

参考

海外安全ホームページ:新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 

在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

 海外渡航前には万一に備え家族や友人職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

 また3か月未満の旅行や出張などの際には海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)

 

(問い合わせ窓口)

外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)29022903

 

(外務省関連課室連絡先)

外務省領事局政策課(海外医療情報)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475

海外安全ホームページ

  https://www.anzen.mofa.go.jp/ PC版・スマートフォン版

  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

 

(現地在外公館連絡先)

各国の在外公館は以下の外務省ホームページをご参照ください。

外務省ホームページ:在外公館リスト

https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

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