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ニカラグア
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

ニカラグア危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

2018年6月1日

●全土(首都マナグア市を除く)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(危険レベル引き上げ)
●マナグア市
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●全国的なデモ及び幹線道路の道路封鎖とこれに反対する政府支持団体などの衝突により,首都マナグアを除き,治安が悪化しています。「レベル2」の地域への不要不急の渡航は止めるとともに,「レベル1」の地域の滞在・渡航においても十分注意してください。

1.概況
(1)4月18日に始まった,社会保障改革に端を発した騒乱の長期化により,首都マナグア市を除く全土の危険レベルを2に引き上げました。今次騒乱の概況については,2.地域別情勢(1)をご参照ください。

(2)これまでに,ニカラグアにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)全土(首都マナグア市を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(危険レベル引き上げ)
ア 4月18日から始まったマナグア市内の国立大学の学生を中心とする社会保険改革に端を発した抗議活動に対して,政府側が抑圧的な鎮圧行為を行い,これまでに学生,ジャーナリスト,警察官等76名(米州人権委員会の調査結果)に上る死者が発生しました。これに反発して,大勢の市民が政府に対する抗議行進を実施し,既にこうした抗議活動は1ヶ月以上継続しています。また,単なる抗議行進に加えて,連帯を表明している幾つかの都市において,政府に対する抗議の意図として,幹線道路の入口にバリケードが築かれたため,結果として円滑な物流が妨げられ,地方を中心に市民生活にも影響が出始めています。さらに,その一部では,バリケードを撤去しようとしている市民,反政府団体との間で衝突も発生しています。

イ これまでに,政府と市民団体・学生・企業団体による国民対話が4回実施されましたが,5月23日の第4回会合において,市民団体・学生・企業団体側が大統領選挙の前倒しを申し入れたことに対し,政府側がクーデターの提案であるとしてこれに強く反発し,協議は物別れとなるなど,国民対話の再開の見通しが立たなくなっています。

ウ 政府に反対する市民によるデモ行進,積み上げられた敷石や放火したタイヤによる道路封鎖,政府の建物,車両,モニュメントの破壊・放火は全国各地で頻繁に行われ,一部の都市では,スーパー,電気製品店等の略奪行為,道路封鎖箇所において通行料として金銭を要求される事案も発生しています。

エ 従来より北部山岳地帯を中心に,サンディニスタ政権に抵抗する犯罪組織が存在し,国軍及び警察との衝突が発生しています。また,北東部の金鉱山付近では,大麻を栽培し,販売するなど違法薬物を勢力維持のための収入源としている犯罪組織の存在も伝えられています。

 つきましては,これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず,やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には,報道等により最新の情報を入手するよう努めるとともに,必要に応じて警備員をつけるなどの十分な安全対策を講じてください。

(2)首都マナグア市
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア マナグア市では,銃器や刃物を使用した路上強盗,流しの乗合タクシー内で運転手と乗客が組んだタクシー内強盗が伝えられており,日本人をはじめとする海外からの旅行者等も被害に遭っています。また,歩行者を対象としたバイク二人乗りの男による路上強盗も発生しています。特に貧困地区では,パンディージャスと呼ばれる少年グループによる強盗,ひったくり等の犯罪が頻発しています。また,マナグア湖畔の旧市街地区,国際バスターミナルのあるマルタ・ケサダ地区,ショッピングセンターメトロセントロ直近のホルヘ・ディミトロフ地区,オリエンタル市場及びその周辺地区で,犯罪が集中して発生しています。

イ 4月18日より始まった抗議活動の継続により,警察によるパトロールが行き届かないケースも見られ,特にバリケードが敷かれている大学周辺の地域では,衝突事件も伝えられています。

ウ マナグア市における物流が停滞している事実は認められませんが,滞在に際しては十分な注意が必要です。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は下記事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。更に,現地報道,在ニカラグア日本国大使館,現地関係機関のホームページ等より最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)マナグア市のみならず,地方都市でも政府に反対する市民による平和的な行進が続いておりますが,地方の幹線道路では,積み上げられた敷石や放火したタイヤによる道路封鎖が行われたりして,地方での物流が滞り始めています。また,マナグア市においても,生鮮スーパー,電気製品店等の略奪行為も発生しました。これらの道路封鎖の障害物を撤去しようと市民同士あるいは市民と警察側が衝突し,これに治安部隊がゴム弾や催涙ガスを使用して事態の沈静化を図ろうとする場合もあるため,道路封鎖等の行われている場所には決して近づかず,仮にそのような事態に遭遇した場合には,速やかにその場所から避難してください。

(2)今次騒乱の発生以前からの注意事項
ア マナグア市内にあるメルカド・オリエンタル(市場)は,バックパッカー向けの一部の旅行雑誌等にも紹介されており,有名な観光スポットになっています。しかし,同市場は殺人,強盗,傷害,ひったくり,薬物の密売等の事件が,昼夜を問わず頻発する非常に危険な場所として知られ,現地の一般市民でも安易に立ち入らない地区ですので,立ち入りを控えることをお勧めします。  また,比較的安全と言われてきたメルカド・ウエンベス(市場)付近でも,最近では強盗,ひったくり,車上ねらい等の事件が増加しています。一般市民の利用する市場であっても,日本人が狙われるケースがありますので,十分な注意が必要です。

イ 流しのタクシーは乗合制ですが,特に首都マナグア市及びその周辺,観光地等においては,運転手と乗客が共犯者となり,観光客等に言葉巧みに声をかけ,相場より安い料金を提示するなどして乗車させ,銃器を使用したり,殴る蹴るの暴行を加えるなどして所持品を強奪するタクシー内強盗も発生しています。このため,乗り合いタクシーの利用は避け,個人で貸し切ることができる無線タクシーやホテルのタクシーサービスを利用することをお勧めします。

ウ 首都マナグア市では,バックパッカー向けの安いホテルが集中する国際バスターミナルのあるマルタ・ケサダ地区においては,日本人を含む外国人旅行者を狙った強盗などの凶悪事件が昼夜を問わず頻発しています。犯人は男2〜4人のグループであることが多く,歩行中の旅行者を取り囲み,拳銃,ナイフ等で脅迫し金品を強奪するもので,万が一そうした犯罪に遭遇した場合には,抵抗せずに相手の要求に応じ,自らの生命を守ることに専念することが肝要です。国際バスを利用する方以外は,バスターミナル付近に不用意に近寄ることは避けてください。またバスを利用する方は,現金,貴重品,パスポート等の携帯方法にも十分注意し,自己防衛に努めてください。

エ バックパッカー向けの安いホテルは相部屋の場合が多く,通常貴重品を収納する個人ロッカー等は設置されておらず,設置されていても相部屋の中に設置されています。貴重品をロッカーに入れたまま部屋を離れた隙に,ロッカーをこじ開けられ,貴重品全てが盗まれるケースも多いため,旅券等の貴重品の管理には特に注意してください。また,観光地の安宿は部屋のドア,窓の施錠設備が簡易な場合が多く,強盗等被害の危険性が高くなりますので,避けてください。

(3)ニカラグアでの注意事項等の詳細は,外務省海外安全ホームページの「在留邦人向け安全の手引き」をご参照ください。同「手引き」は,在ニカラグア日本国大使館のホームページ内「ニカラグア情報」(http://www.ni.emb-japan.go.jp/jp/nicaragua/index.html )からも見ることができます。

(4)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在ニカラグア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ニカラグア日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ニカラグア日本国大使館
住所:Plaza Espa?a 1 cuadra abajoy 1 cuadra al lago, Bolonia, Managua, Nicaragua
電話:2266-8668〜8671
  国外からは(国番号505)-2266-8668〜8671
FAX:2266-8566
  国外からは(国番号505)-2266-8566
ホームページ: http://www.ni.emb-japan.go.jp/index_j.html


○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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