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ルワンダ
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

ルワンダの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2022年12月20日

【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●事件・事故に巻き込まれないために、日没後は不要不急の外出を控えるなど、十分注意してください。

1 概況
(1)治安について
 ルワンダ政府は治安維持対策に積極的に取り組んでおり、ルワンダの治安情勢は比較的安定していますが、2020年5月には首都キガリ市において手榴弾を使用した襲撃事件、2022年6月にはブルンジとの国境に近いニュングウェ国立公園内においてバスが襲撃される事件も発生しており、安全には十分な注意が必要です。

(2)テロについて
 これまでに、ルワンダにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 また、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
 全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
(1)首都キガリ市
 キガリ市内の治安情勢は落ち着いていますが、窃盗等の事件は日常的に発生しています。滞在中は信頼できる宿泊施設に滞在し、日没後の不要不急の外出は控えるなど、十分注意してください。また、ホテル等の宿泊施設において窓等から侵入されて現金等を盗まれる事件や、レストラン等で離席中に貴重品が盗まれる事件が発生していますので、現金や貴重品の管理には十分注意してください。夜間には、徒歩で外出中の外国人に対するバイクタクシー運転手等によるバッグ等のひったくり事件が複数発生しています。人通りの少ない地域では特に注意してください。
 また、2020年5月、キミロンコ付近で手榴弾を使用した襲撃事件が発生し、死傷者が出ています。警察や軍の警備がない場所や人が多く集う場所を訪れる際は十分気をつけてください。

(2)その他の地域
 キガリ市を除くその他の地域においても治安情勢は落ち着いていますが、窃盗等の事件は日常的に発生しています。特に、地方では街灯が整備されておらず、夜間は非常に暗くなりますので、事件・事故に巻き込まれないよう、日没後には不要不急の外出を控えるなど、十分注意してください。
 2022年5月、コンゴ民主共和国から発射されたロケット弾が、北部県ムサンゼ郡のキニギの農村に着弾する事件が起きたほか、同国と国境を接する西部県ルバブ郡ギセニにおいて、コンゴ民主共和国の兵士が国境を越えてルワンダ国内に侵入し銃撃戦に至る事件が度々発生しております。また、2022年6月には、ブルンジとの国境に近いニュングウェ国立公園内においてバスが襲撃される事件も発生しました。
 コンゴ民主共和国と国境を接する西部県ルバブ郡、北部県ムサンゼ郡周辺の国立公園及びブルンジと国境を接する南部県の国境付近などでは、類似の事件に巻き込まれるおそれがあるため、夜間・早朝の外出は控え、警察や軍、国立公園のツアーガイドの指示に従って行動してください。また、これら地域への渡航・滞在に際しては、事前に外務省、在ルワンダ日本国大使館及び現地報道等から現地情報を入手するなど、十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 ルワンダ滞在中は安全対策基礎データ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_131.html )もご一読の上、十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ルワンダ日本国大使館、現地関係機関等から最新情報を入手するよう努めてください。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、速やかに在ルワンダ日本国大使館に連絡してください。
(1)安全対策
 ルワンダの治安情勢は、国内のみならず周辺国の情勢にも大きく左右されますので、ルワンダへの渡航に当たっては、渡航目的にかかわらずこの点に十分留意してください。周辺国との国境を陸路で移動することは避けてください。また、主要都市以外への渡航・滞在に際しては、事前の現地情報の入手、綿密な行動計画の作成、現地ガイドの同行、日中のみに限定した移動、緊急連絡先の常時把握など、十分な安全対策を講じてください。渡航・滞在に際しては、信頼できる旅行代理店や宿泊施設を選び、日没後の不要不急の外出や移動を控えるほか、旅券(有効な査証)を携行するなど、細心の注意を払ってください。外出の際には身の周りの安全に注意し、自宅、職場や滞在先で不測の事態が発生した場合には、在ルワンダ日本国大使館に速やかに連絡してください。

(2)治安情報の入手
 海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 ルワンダに3か月以上滞在される方は、在ルワンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ルワンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

4 外務省海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_131.html#ad-image-0 )を参照し、ルワンダに関するスポット情報、広域情報や、隣国のコンゴ民主共和国、ブルンジ、タンザニア及びウガンダの危険情報についても確認してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ルワンダ日本国大使館
 住所:Blue Star House, 35, KG7 Avenue, Kacyiru, Kigali, Rwanda
(青いガラス張りのビル)
 電話:252-500-884(代表)
 国外からは(国番号250)252-500-884 
 ホームページ:https://www.rw.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html



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