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タンザニア
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

タンザニアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2017年12月18日

【危険度】
●ブルンジとの国境付近
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●インド洋沿岸部(ザンジバル含む),タンガニーカ湖岸付近及びルワンダとの国境付近,アルーシャ州及びムトワラ州(インド洋沿岸部を除く)
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ブルンジとの国境付近は治安当局の管理が十分に行き届いておらず,武装強盗の存在するほか,多くの難民を抱えているため,治安が不安定です。渡航はどのような目的であれ止めてください。
●首都ダルエスサラームでは,外国人観光客を狙った犯罪が頻発しており,その手口も凶悪化していますので,十分注意してください。

1.概況
(1)近年,タンザニアでは貧困に起因する一般犯罪が頻発しており,また,周辺国からの不法滞在者や密入国者,武器・麻薬等の密輸入に関連した犯罪が凶悪化する傾向にあります。また,ダルエスサラームにおいて外国人観光客を狙った犯罪も依然として発生しており,注意が必要です。

(2)ブルンジ,コンゴ民主共和国(タンガニーカ湖岸付近)及びルワンダとの国境付近の治安情勢は流動的で,これらの周辺国の政情如何によってはタンザニアの情勢も急激に悪化する可能性もあります。特に,ブルンジとの国境付近は不安定な治安状況です。

(3)タンザニアを含む東アフリカ地域では,度々テロ攻撃の脅威が指摘されており,タンザニア当局も警戒を続けています。2013年及び2014年には,アルーシャ州及びザンジバルにおいて酒場等を含むレストラン及び宗教施設で手りゅう弾を使ったテロ事案が発生しており,それ以降目立った事件の発生はみられませんが,引き続き情勢の推移には注意が必要です。

(4)ムトワラ州では,政府による同州のガスパイプライン建設をめぐり,住民によるデモ活動が発生し,この一部が暴徒化し,警官隊との衝突に発展する事案が発生しています。

(5)近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)ブルンジとの国境付近
  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 2012年12月のタンザニアの難民キャンプ(ムタビラキャンプ)閉鎖に伴い,約3万4千人の難民が母国(ブルンジ等)に帰還した他,2014年10月にはタンザニアへの帰化を希望していた旧ブルンジ難民に対するタンザニアの市民権が発行されたなどの動きがありました。一方,2015年に再び増加したブルンジからの難民の流入については,その後小康状態となり,2017年後半には自発的帰還の動きが見られるとの報告はありますが,これまでに大きな変化はありません。また,治安維持機関が集中するダルエスサラームから遠隔地であるため,治安当局の管理が十分に行き届いておらず,国境付近や幹線道路には武装強盗が存在するなど,治安情勢は依然として不安定な状況です。タンザニア国内の武器の一部はブルンジ国境から流入しているとみられており国境付近には武器が蔓延し,道ばたに落ちている手榴弾等の爆発物による死亡事案が毎年数件発生しています。ついては,同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)インド洋沿岸部(ザンジバル含む),タンガニーカ湖岸付近及びブルンジとの国境付近,アルーシャ州及びムトワラ州(インド洋沿岸部を除く)
  レベル1:十分注意してください。(継続)
ア インド洋沿岸部(ザンジバル含む),タンガニーカ湖岸付近及びルワンダとの国境付近
(ア)東アフリカ地域では国際テロの脅威が指摘されています。特に,インド洋に面した沿岸部には国際テロ分子が存在している可能性も否めません。ザンジバルでは,2014年2月にレストランや教会付近で爆弾テロ事案が発生し,少なくとも1人が負傷する事件,同年6月にモスク付近で爆弾テロ事案が発生し,少なくとも1人が死亡し,7人が負傷する事件が発生しました。今後の情勢次第では,他の地域でもテロ事件等が発生する可能性も否定できませんので,テロの標的となり得る施設等にはできる限り近づかない,大勢の人が集まる場所では警戒する,周囲の状況に注意を払うなどして安全確保に十分注意してください。
(イ)ダルエスサラームでは,外国人観光客を狙った犯罪が多発しており,その手口も凶悪化しています。特に以下の地域では十分注意してください。
(以下の地域:カリアコー地区,ザンジバル行きフェリー乗り場周辺,シティーセンター,ムササニ半島のトゥーレ・ドライブ及びココ・ビーチ,セレンダー橋周辺,オーシャン・ロード,ウブンゴ・バスターミナル,市内長距離バス停留所近辺)
(ウ)タンガニーカ湖に近接するコンゴ民主共和国の北東部及び東部地域には武装した反政府勢力が存在し,度々暴力行為が発生しています。コンゴ民主共和国と国境を接する地域では,不測の事態が発生する可能性もあり,特に注意する必要があります。ついては,タンガニーカ湖岸付近に渡航・滞在する方は,情報収集を心掛けるとともに,周囲の状況に気を配り,十分に注意してください。
(エ)隣国のルワンダは,コンゴ民主共和国やブルンジなどの情勢が不安定な近隣諸国から影響を受ける可能性があり,これが更にタンザニアの治安情勢に影響を及ぼす可能性があります。ルワンダとの国境付近に渡航・滞在する方は,情報収集に心掛けるとともに,十分に注意してください。
イ アルーシャ州及びムトワラ州(インド洋沿岸部を除く)
(ア)アルーシャ州では2013年に入り,キリスト教教会及び政治集会で手りゅう弾を使ったテロにより,多数の死傷者が発生した他,2014年4月及び7月には酒場やレストランで多数が負傷する爆発事件が発生しました。その後目立った事件はみられませんが,宗教施設及び政治集会等にはむやみに近付かず,また,レストランや酒場等,不特定多数の人が多く集まる場所では周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
(イ)ムトワラ州では,タンザニア沖で採掘されている天然ガスの移送のためのガスパイプライン建設に反対する住民がしばしば抗議行動を起こしており,2013年5月にも道路でタイヤを燃やす等の事件が発生しています。現在の情勢は当時に比して安定していますが,抗議行動に遭遇した場合にはその集団に決して近付かないようにしてください。
(ウ)なお,2013年10月には同州山中にて軍事訓練を行っていた容疑により,イスラム過激派組織アルシャバーブの関係者が逮捕されています。ついては,同地域への渡航・滞在については,状況に応じて適切な安全対策を講じるなど十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 タンザニア滞在中は以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,治安情勢は刻々と変化しているので,テロ事件や不測の事態等が発生した場合の対応策を再検討し,状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう日本国外務省,在タンザニア日本国大使館,現地関係機関より最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)テロ
 世界各地で発生しているテロ事件は,欧米諸国関連施設のほか,一般市民が多く集まる場所も対象とされており,観光客や欧米人の多く集まるような場所(ホテル,レストラン,バー,ショッピングモール及びリゾート地等)で,テロ事件が発生する可能性が否定できません。周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全対策に十分注意するとともに,情報収集を心掛けてください。

(2)一般犯罪
ア 都市部においては,銀行,両替商,現金輸送車,宝石店,カジノ,高級レストラン等への襲撃・強盗事件が発生するなど,治安の悪化が懸念されています。また,銃器,蛮刀,ナイフ等を使用した強盗,家宅侵入強盗,薬物使用強盗,車両強盗,ひったくり及び詐欺等が頻発しているので,外出時には目立たないよう,高価なカメラ,腕時計等の目につきやすいものはできるだけ身に着けないようにして,犯罪を誘発しないよう十分注意してください。
イ イースター及びクリスマス前から年末年始にかけては,治安が特に悪化する傾向にあるため,十分注意してください。
ウ このほか,観光客をターゲットにした短時間(電撃)誘拐及び薬物使用強盗等の事件も多発しているので,昼夜を問わず十分注意してください。
(ア)短時間(電撃)誘拐
 犯人の目的は金品であり,一般的に被害者を数人で押さえつけて,犯人の用意した車両に押し込み,脅迫・拘束しつつ移動し,被害者のクレジットカードを利用して,銀行ATM等で現金を引き出した後,市街から離れた連絡手段のない場所で携帯電話や現金を奪った後に解放するのが一般的な手口です。犯人は,単独行動をしている人,金品を所持している人や隙がありそうな人等にターゲットを絞って犯行に及ぶことが多いので,十分注意してください。
 また,旅行者に対して,ホテルや観光スポットを案内してあげる等と言い,親切なふりをして用意していた車に乗せ,その後数人の仲間と落ち合い,ひと気のない所に連れて行き金品を強奪する事件も頻発しています。面識のない人の車に乗らないよう十分注意してください。
(イ)ハイウェイ強盗
 武装強盗団が幹線道路で石や倒木等で道をブロックして観光バスを停車させ,乗客から金品を奪う事件が発生しています。

(3)隣国の危険情報
隣国のケニア,ウガンダ,ルワンダ,ブルンジ,コンゴ民主共和国,ザンビア,マラウイ及びモザンビークに対しても別途各々海外安全情報(危険情報)が発出されていますので,併せて留意してください。

(4)在留届・たびレジ登録
海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は,在タンザニア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在タンザニア日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
 
 
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在タンザニア日本国大使館
住所:Plot No.1018, Ali Hassan Mwinyi road, Dar es Salaam, Tanzania.
(P.O.Box 2577)
電話:(市外局番22)2115827,2115829,2117383〜4
 国外からは(国番号255)22-2115827,2115829,2117383〜4
FAX:(市外局番22)2115830
 国外からは(国番号255)22-2115830
ホームページ: http://www.tz.emb-japan.go.jp/index_j.htm


○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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