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● 犯罪発生状況、防犯対策
1 犯罪発生状況等
(1)現地NGOベネズエラ暴力監視団によれば、2025年にカラカス首都圏で発生した暴力行為に起因する犯罪は271件であり、その33%が強盗事件によるもので、次いで殺人事件が31%でした。昨年は全体で274件であったことから、ほぼ横ばいという状況です。
(2)治安当局によれば、犯罪認知総件数は、2016年をピークとして、2025年まで若干増加する年があるものの減少しています。特に殺人や強盗事件は2019年と比べて約6分の1に減っています。その反面、フィッシング詐欺やショッピングサイトを利用した売りつけ詐欺が増加している等、犯罪の内容が変化しています。
経済危機等による国外への人口流出等により、犯罪が減少したと分析されていますが、ベネズエラ経済のドル化が進み、市場にドル現金が流通し始めたことから、海外に脱出していた犯罪者が国内に戻ってきていると言われています。
(3)テロ・誘拐についてはテロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_260.html )をご確認ください。
(4)デモ発生状況
現地NGOベネズエラ社会紛争監視団によれば、2025年に国内で発生したデモの件数は2,219件で、前年の5,226件より58パーセント減少しています。昨年1月には、大統領就任式に反対する野党側のデモが多く発生しましたが、当局による取り締まりにより減少し、5月には全国で国会議員等の選挙があったものの、デモが活性化することはありませんでした。現在は、2024年の大統領選挙前後にテロ等の罪名で逮捕された収監者の家族が抗議集会を行うケースに加え、大学生を中心としたグループが恣意的拘束者の解放を訴える抗議活動を行い、治安部隊と小競り合いになるケースも発生しています。その他、電気・ガス・水道等公共サービスの向上、労働条件改善等を訴えるデモも断続的に発生しています。
(5)国境地帯
コロンビア及びブラジルと国境を接する、スリア州、タチラ州、またアプレ州とアマソナス州並びにボリバル州の一部、またトリニダード・トバゴに面するスクレ州に対しては、引き続き危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。これらの国境地帯では、武装ゲリラ勢力、ベネズエラの過激派組織およびこれらの組織から離脱した者を含む不特定多数の一般凶悪犯罪者グループの存在が確認されており、身代金目的の誘拐事件や麻薬関連犯罪が発生しています。また、ボリバル州では金の違法採掘を目的とした犯罪集団も確認されています。ゲリラや犯罪集団とベネズエラ国軍との戦闘も発生していますので、どのような目的であっても、これらの州および地域への渡航は止めてください。
※ 危険情報の詳細は以下のリンクをご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_260.html#ad-image-0
2 防犯対策
犯罪被害に遭わないためには「自分の身は自分で守る」との心構えを持ち、最新の治安情報収集に努める、危険な場所には近づかない、多額の現金・貴重品は持ち歩かない、見知らぬ人物を安易に信用せずに警戒するなど、常に防犯を意識した行動をとることが重要です。?
犯罪被害に遭わないための予防策が大切あり、具体的な防犯対策については、在ベネズエラ日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」の該当箇所 (防犯の手引き)をご参照ください。
※ 在留邦人向け安全の手引き
https://www.ve.emb-japan.go.jp/files/100898362.pdf
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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