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ドミニカ共和国
安全対策基礎データ

更新日 2023年12月21日

1 犯罪発生状況
(1)ドミニカ共和国における殺人および強盗事件等の凶悪事件発生件数は、日本と比べると高い水準で推移しており、特に都市部を中心に拳銃を使用した凶悪事件が多く発生しています。近年、安定的に高い経済成長をしているものの、経済格差の拡大が大きな問題となっており、麻薬取引に絡む犯罪、米国等からの強制送還者やハイチやベネズエラ等からの不法移民による犯罪が治安を悪化させる要因となっています。また、従来発生している犯罪(拳銃や刃物といった凶器を使用した強盗、自動車盗、自動車の部品盗、空き巣、乗り合いバス・タクシー車内などでのスリ等)に加え、最近はカード犯罪や詐欺等の事件も発生しています。

(2)銃器等に関しては、許可制であるものの、無許可の銃器等が多数出回っており、金品目当ての犯罪で使用されています。その他にも、低所得者層による集団での強盗等の犯罪も増加しており、治安悪化の要因となっています。

2 日本人の被害例
 在留邦人等に対する被害も確認されています。ここ数年の主な被害概要は以下のとおりです。
(1)強盗事件
○夕方、自宅近くを歩いていたところ、バイクに乗った犯人に口を押さえつけられ、拳銃等の武器の存在を示された上で、携帯電話等の貴重品を強奪された。
○夜間、男性2名で車や人通りの多い市場の近くを歩いていたところ、後ろから突き倒され、男性数名に押さえつけられカバンや金品を奪われた。

(2)窃盗事件
○昼休みの時間帯に首都圏の主要幹線道路交差点で信号待ち(歩行者)をしていたところ、バイクが近づいてきて肩から提げていたバッグをひったくられた。
○路上で歩きながら携帯電話を使用し鞄に入れた直後、後方からバイクが近づき、鞄から携帯電話を抜き去られた。
○深夜から明け方にかけて、マンション中層階に居住する邦人宅で無施錠の窓から侵入され、携帯電話やカメラを盗まれた。
○夜間、自宅(戸建住宅)2階の窓から侵入され、携帯電話や現金を盗まれた。
○リゾートホテル滞在中、部屋の清掃作業終了後に、無施錠のスーツケースから現金を盗まれた。
○首都圏の大型スーパー駐車場で車の鍵が壊され車中に置いていたバッグを盗まれた。

※これらの犯罪の多くはサント・ドミンゴ県やサンティアゴ県等の主要都市において発生しています。
 
3 犯罪被害多発地域
(1)サント・ドミンゴ首都圏全域で、昼夜を問わず(特に夜間)、拳銃等を使用した強盗事件や路上でのひったくり事件が発生しています。特にサント・ドミンゴ首都圏の東部及び北部オサマ川沿い、グアレイ、グアチュピタ、カポティージョ、ロス・グァンドゥーレス・ビジャファナ、クリストレイ、ロスプラドス地区、北サント・ドミンゴ市のビジャメジャ・サバナペルディダ地区で、多くの強盗等の凶悪犯罪が発生しています。

(2)東サント・ドミンゴ市は全域にわたり強盗被害が多く発生しています。首都圏から近い観光地のボカチカ市でも、昼夜を問わず(特に夜間)、拳銃等を使用した強盗事件や路上でのひったくり事件が発生しているほか、公共交通機関内に拳銃を所持した犯人が乗り込んで乗客の現金等を強奪する事案も発生しています。

(3)西サント・ドミンゴ市も全域にわたり強盗被害が多く発生しています。特にサント・ドミンゴ首都圏の西側に位置するロス・アルカリソス市では、拳銃を奪うために警察官等を殺害するなどの凶悪犯罪が発生しています。

(4)ドミニカ共和国第2の都市であるサンティアゴ市及びその周辺では、近年路上強盗やひったくりが首都圏と同様に高い水準で発生しています。また同市では麻薬問題に端を発する殺人事件も多く、警察との銃撃戦により市民が巻き添えになるケースも見受けられます。

(5)近年の治安の悪化は、国内全域に広がっており、プンタカナやプエルトプラタなどの外国人観光客が多く集まるリゾート地においても強盗事件が発生し、ホテル客室内やビーチなどで窃盗事件が発生しています。

4 防犯対策
 犯罪被害に遭わないためには「自分の身は自分で守る」との心構えを持ち、最新の治安情報収集に努める、危険な場所には近づかない、多額の現金・貴重品は持ち歩かない、見知らぬ人物を安易に信用せずに警戒するなど、常に防犯を意識した行動をとることが重要です。犯罪被害に遭わないための予防策が大切であり、次の点に留意して犯罪被害に遭わないように注意してください。

(1)強盗、窃盗等(屋外)
○ パスポートは、他の物とは別にして携行するなど、取扱いに十分に注意してください。
○ 人前で財布を開いたり、現金を見せたりしないようにしてください。
○ 携帯電話(スマートフォン)は狙われやすいので路上で使用しないでください。
○ 目立つ装飾品等はなるべく身につけないよう注意してください。 
○ 車から離れる際には、車内に物を放置しないでください。
○ 夜間の高速道路の使用を極力控えてください。
○ 銀行やキャッシュディスペンサーを利用する際は、周囲に注意してください。
○ 単独での行動を避けるほか、暗い道や人通りの少ない場所、落書きの多い場所、ゴミが多く放置されている場所、工事現場等にはできるだけ近づかないでください。
○ 乗合タクシーやバス車内ではスリや強盗事件の危険性があり、日本人は外見から外国人であるとわかりやすく、多額の現金を所持していると思われるため注意が必要です(無線タクシーやUberなどの配車サービス利用を推奨)。
○ 夜間の徒歩での移動は控えてください。
○ 12月から年始にかけての時期や復活祭(セマナサンタ)の時期は、犯罪が増加するので、特に注意してください。
○ 犯罪多発地域には、昼夜を問わず立ち入らないようにしてください。
○ 駐車場や路上で車両から降りるときは周りを十分注意してください。
○ 2人乗りのバイクには十分警戒してください(犯罪の8割にバイクが使用されています)。

(2)強盗、窃盗等(屋内)
○ 住居や事務所を探す場合は、外部からの侵入が容易な低層階(3階以下)は避けてください。
○ 高層階でも、足場等を利用して無施錠の窓から侵入する事案も発生しているので、就寝時は窓等を確実に施錠してください。
○ 建物の入り口は二重、三重に施錠し、玄関にはドアスコープを取り付ける等の防犯対策をしてください。
○ 長期間留守にする場合、可能であれば信頼のおける知人に見回り等を依頼しておくことを推奨します。なお、管理人等に長期不在の旨を伝えるべきか否かは状況により判断してください。
○ 来客時はドアスコープ等で確実に確認するようにしてください。
○ 日用品、食料の受領は自室前等で対応せず、管理人のいる受付で対応するようにしてください。
○ 自宅には多額の現金や宝石等をできるだけ置かないようにしてください。
○ 帰宅時は、一呼吸おいて自宅内外の様子を確認してください。
○ 万が一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないでください。
○ 警備員が常駐している場合でも決して安心しないようにしてください。

(3)カード犯罪
 ドミニカ共和国では、クレジットカード及びキャッシュカードに記録されている情報を機械で盗み取るスキミング被害が発生しています。クレジットカードの使用は主要ホテルなど信頼できる場所以外ではなるべく控えるとともに、レシート(領収書)は確実に保管し、定期的に利用状況を確認するようにしてください。

(4)交通機関利用にあたっての留意点
 定められた路線を走る乗合タクシー(通称:カロプブリコ)や乗合バス(通称:グアグア)の混雑した車内では、スリの被害も発生していますので、利用はできるだけ避けてください。また、これら乗合タクシーや乗合バスは、乗客を乗せた状態でも常に他の乗客を探しながら走っているので急停車や脇見運転による接触事故や衝突事故が多く発生しています。この他、市内には多くのバイクタクシーが走っていますが、事故や犯罪に遭う危険性が非常に高いため利用は避けてください。
また、首都特別区及びサント・ドミンゴ市内において運行されている地下鉄やロープウェイについては、警察等により駅構内や乗物内において一定の安全は保たれていますが、低所得者層が居住するエリア(通称:バリオ)にも駅がありますので利用の際は注意してください。
 主要ホテル等のハイヤーを利用する場合は、料金メーターが付いていませんので、ホテル玄関に料金表が提示されていたとしても、乗車前に必ず運転手へ料金の確認をしてください。比較的安全な交通手段としては、電話で呼ぶ無線タクシーやUberなどの配車サービスがあります。無線タクシーも料金メーターはなく、走行距離ごとに料金が分かれているので乗車前に運転手に確認する必要があります。Uberなどの配車サービスの利用については、これまで大きな問題等は発生していませんが、運転手の名前や車種が一致しているか、料金は正しいかなどを確認するようにしてください。

5 テロ・誘拐情勢
 ドミニカ共和国におけるテロ・誘拐については、「テロ・誘拐情勢( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_289.html )」をご確認ください。

*在留邦人向け安全の手引き
 在ドミニカ共和国日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き:( https://www.do.emb-japan.go.jp/files/000572012.pdf )」もご参照ください。

 手続や規則に関する最新の情報については、駐日ドミニカ共和国大使館にお問い合わせください。

1 査証
 日本とドミニカ共和国との間には査証免除取決めがあり、一般入国(観光、商用、通過)については、無査証で入国し最長90日間滞在することが可能です。
就労、就学、居住、駐在を目的として90日を超えて滞在する場合は、渡航前に駐日ドミニカ共和国大使館で入国査証を取得する必要があります。

2 出入国審査
(1)入国審査
 入国審査では、滞在期間や滞在場所等を質問されるので、あらかじめ確認しておいてください。なお、入国に際しては、旅券の残存有効期限は6か月以上ある必要があります。

(2)出国審査
 近年、ドミニカ共和国当局は不法滞在者の取り締まりを強化しており、本国へ強制送還されるケースも多いので、滞在資格、滞在期間の有効性を都度確認してください。査証免除で30日以上滞在する場合、出国時に滞在税を徴収されます。
 観光目的の滞在に限り、入国後60日以内にオンラインで申請すれば、滞在期間の延長が可能です(最大120日間まで滞在可能)。詳しくはドミニカ共和国入国管理局等でご確認ください。

3 出入国手続き書類の電子化申請(E-TICKET)
 2020年11月より、ドミニカ共和国を出国又は入国する全てのドミニカ共和国人及び外国人について、出入国に必要な書類の提出を事前にオンライン上で実施することが求められています。対象となる書類については、入国時には入国申請書、税関申告書、健康宣誓書、また出国時には出国申請書となります。
 電子化申請(E-TICKET) https://eticket.migracion.gob.do/ (英語、スペイン語等)

4 外貨申告
 1万米ドル以上の現金を携行している場合、E-TICKET(上記3)で事前申告する必要があります。また、出国の際の外貨の持ち出しは1万米ドルまでに制限されています。税関総局は過去に新聞広告を出して「旅行者が現金、小切手、トラベラーズチェック、その他現金に代わるもので米ドル及びその他の通貨で総額1万米ドル以上を所持する場合は、マネーロンダリング法に基づき事前に申告する必要がある。申告なくして1万米ドル以上の通貨の所持が発覚した場合は没収する。1万米ドル以上を所持する場合は税関審査官等に申告し、所持理由等を明らかにしなければならない。」との注意喚起を行っていますので、現金等の持込み、持出しには十分注意してください。

5 通関
 通関にあたっては必ず事前に申告カードに詳細を記載する必要があります。万一記入漏れがあると密輸品と見なされ、処罰の対象になります。なお、食料品は、少量でも検疫を受ける必要があり、特に生野菜、乳製品等は没収されることがありますので注意してください。
ドミニカ共和国内の方へ贈答品を持ち込む場合、合計500米ドルまで免税となります(ただし、3か月の間に複数回入国する場合は免税となりません)。
個人使用のカメラ、ビデオ、DVD、パソコン等の機器、楽器、スポーツ用品等については、個数制限はありますが申告の必要はありません。
 なお、上記は変更される可能性もありますので、ドミニカ共和国に渡航予定の方は、駐日ドミニカ共和国大使館等で最新の情報を確認することをおすすめします。

1 旅行制限
 軍の施設を除いて旅行制限地域はありませんが、独立広場や国立霊廟等には静粛を保つために衛兵が立番していますので、騒ぐ等の迷惑行為は慎んでください。なお、霊廟、教会等にはショートパンツ、サンダル等の軽装では入れません。

2 写真撮影の制限
 国境及び軍事施設は写真撮影禁止です。その他、礼拝堂等に禁止区域があるので、撮影前に確認してください。

3 各種取締法規
(1)麻薬
 ドミニカ共和国における麻薬の取締りは大変厳しく、取締機関である麻薬取締局は陸・海・空軍や警察等と連携して、国内の各空港、港湾等で厳重な監視・検査・取締体制をとっています。麻薬の所持及び使用は厳禁で、少量の所持であっても禁固刑及び罰金が科せられます。持病の薬等を持参する際は麻薬と疑われないよう、なるべく薬品名がわかるような箱入りのまま携帯することをおすすめします。

(2)不法就労
 出入国管理を強化しており、不法就労の取締りが一段と厳しくなっています。就労目的で入国する場合は事前に査証を取得する必要があります。

(3)賭博
 政府公認のカジノや競馬、宝くじ等がありますが、違法賭博等に巻き込まれないよう十分注意してください。

(4)両替
 空港内の銀行の出張所や、ホテル等で両替することができます。街中で声を掛けてくる不正両替商がいますが、法外な兌換レートや偽札を渡されるといったトラブルの原因となりますので注意が必要です。

4 交通事情
(1)交通法規
 車は右側通行です。幹線道路には信号機がありますが、交通警察(DIGESETT)が配置されている時間帯は手信号が優先されます。また、制限速度は市内で35キロ、市外で60キロ、高速道路では100キロ(標識がある場合は標識に従う)ですが、制限速度を超過して走行する車が多いので注意が必要です。また、飲酒運転、反対車線の走行、無理な割り込み、方向指示器を使わない等交通ルールを守らない運転者が非常に多いため、運転する際は十分に注意してください。

(2)道路状況
 幹線道路は概ね整備されていますが、路地に入ると路面の凸凹(でこぼこ)や、マンホールに蓋が無い等悪路が多いため、車の運転には注意が必要です。また、大量の雨が降った際、水はけの悪い場所では、冠水により通行できなくなる危険があります。信号機は、故障と頻繁な停電により機能していないこともある上、交差点では信号を無視して走行する車や横断する歩行者が多いので注意してください。高速道路でも凸凹等により道路状況が悪い場所もあり、高速走行中は小さな凸凹でも重大事故に繋がりますので、運転中は路面状況に十分注意しながら走行してください。また、高速道路でも逆走するバイクや不法なレース等をしている場合もあり注意が必要です。

(3)ハイチとの国境付近
 国境付近では、ハイチ不法移民や密輸品・不正品の取締り強化のために検問等が行われており、身分証明書等の提示が求められることがありますので確実な携行をお願いします。また、ハイチに対しては、現在、危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出していますので、いかなる目的であれ、渡航は止めてください。

5 デモ等
 ドミニカ共和国では、停電、断水、道路等のインフラ改善や病院、学校などの公共施設の整備を求める抗議活動がしばしば発生します。暴力的な抗議に発展するケースは希ですが、今後も引き続き警戒が必要です。このようなデモ行為の一部は事前告知なしに突発的に発生するものもありますが、大規模デモ等は新聞、ニュース等で、いつ・どこで行われるかを事前に情報収集することが可能な場合もあります。
 なお、いくつかの左翼団体や反政府組織は存在するものの、他の中南米諸国のように過激なゲリラ手法を採ることは現在確認されておりません。

6 在留届
 ドミニカ共和国に3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく、在ドミニカ共和国日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、大使館宛てに送付してください。

7 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報をメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ドミニカ共和国で事件や事故、自然災害等が発生し、在ドミニカ共和国日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

8 ハーグ条約
 ドミニカ共和国は、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

1 風俗、習慣、国民性に関する留意事項
 ドミニカ共和国の国民性は一般的に開放的で、大多数の国民がカトリック教徒です。

2 衛生事情
 水道水は飲用に適さないので、市販の飲料水を購入してください。

3 病気
 風土病はありませんが、コレラ、結核、エイズ、性病、マラリア、デング熱、肝炎等が多いので注意が必要です。食事前の手洗いの励行など、衛生面での配慮を心がけてください。蚊が媒介する感染症として、チクングニヤ熱、ジカ熱の流行は沈静化しているものの、デング熱、マラリアの発生数には変化が見られないため、肌の露出を控えた服装を心がける、防蚊剤を使用するなど、蚊に刺されないような対策をしてください。
 その他、消化器系統の病気(A型肝炎、腸チフス等)、寄生虫症(アメーバ赤痢、鉤虫感染症、ジアルジア症)等の病気も発生しています。

4 医療事情
(1)一般医療事情
 首都サント・ドミンゴでは、医療施設の整っている病院(私立病院)もありますが、地方ではサンティアゴを除き、十分に整備されていません。病気、怪我の程度によっては首都で治療を受ける必要があります。
「世界の医療事情」( http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/dominican_r.html )において、ドミニカ共和国国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報: http://www.forth.go.jp

(2)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の持込み・持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

5 海外旅行保険への加入
 海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
 ドミニカ共和国に渡航・滞在される場合は、万一に備えて、緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。

◎警察・消防・救急:TEL 911(主要都市部のみで地方の県では導入されていません)
◎国家警察:TEL (+1-809)682-2151、221-2151
◎在ドミニカ共和国日本国大使館:TEL (+1-809)-567-3365

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3679
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在ドミニカ共和国日本国大使館
住所:Av. Winston Churchill、 #1099、 Torre Citigroup、 Piso 21、 Acropolis Center、 Ensanche Piantini、 Santo Domingo、 Republica Dominicana (P. O. Box 9825)
電話:市外局番(809)567-3365
   国外からは(国番号1)-809-567-3365
FAX:市外局番(809)566-8013
国外からは(国番号1)-809-566-8013
ホームページ:http://www.do.emb-japan.go.jp/jp/index.htm

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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