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12月の渡航関連情報
(2025年12月1日~31日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
12月4日 ベネズエラ 【危険レベル】 ●スリア州のマラカイボ市及び同州東部地域を除く地域、タチラ州、ボリバル州の一部地域(州北東部の「アルコ・ミネロ」鉱業地帯及びブラジルとの国境地帯)、アプレ州の一部地域(コロンビアとの国境地帯)、アマゾナス州の一部地域(コロンビアとの国境地帯及びブラジルとの国境地帯)、スクレ州の一部地域(パリア半島全域)  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●上記以外の地域  レベル3: 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引上げ) 【ポイント】 ●中南米の麻薬密輸組織への地上攻撃の可能性が報道される等、ベネズエラと米国との間の緊張が高まっています。 ●また、ベネズエラと外国との間の航空便の運航が不安定な状態にあるところ、ベネズエラ全土の危険レベルをレベル3(渡航中止勧告)とします(危険レベル2であった地域は引上げ、危険レベル3であった地域は継続)。 ●軍事施設や油田等の重要施設には近づかないほか、そうした施設や空港の撮影等は厳に慎んでください。

12月9日 モーリタニア 【危険レベル】 ●マリ及びアルジェリアとの国境地帯全域並びに西サハラ地域東部との一部国境地帯  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》 ●上記を除くティリス・ゼムール州(ズエラット以南の幹線道路沿いを除く地域)、アドラール州東部(ワダンから東側地域)、タガント州、アッサバ州、ホード・エルガルビ州及びホード・エッシャルギ州  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》 ●ダクレット・ヌアディブ州北部(西サハラ地域との国境地帯)、ティリス・ゼムール州(ズエラットから南の幹線道路沿いの地域)、アドラール州西部(ワダン以西の地域)、ブラクナ州、ゴルゴル州及びギディマカ州(マリとの国境地帯のレベル4地域を除く)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(不要不急の渡航中止)《継続》 ●首都ヌアクショットを含む上記以外の地域  レベル1:十分注意してください。(十分注意)《継続》 【ポイント】 ●マリ及びアルジェリアとの国境地帯においては、武装集団、密輸業者、テロリストの活動が活性化しており、テロ・誘拐事件等に巻き込まれる可能性があります。 ●マリとの国境地帯では、マリ国軍・トゥアレグ武装勢力・イスラム過激派による衝突等が継続しています。 ●2025年にはアルジェリアとの国境地帯において、西サハラから同地域に侵入を試みる西サハラ独立派組織「ポリサリオ戦線」の部隊が西サハラからモーリタニア領内に不法に侵入し、モロッコへのロケット攻撃を行った事件が発生するなど、不測の事態に巻き込まれる可能性があります 。 ●モーリタニア国防省は、国土の東半分の広範な砂漠地域を軍事地帯として立入禁止にしており、何人であっても立ち入れば攻撃の標的とみなすと発表しています。

12月12日 ガボン 【危険レベル】 ●全土 レベル1:十分注意してください。《継続》 【ポイント】 ●2025年4月に、2023年に発生した「政変」後初となる大統領選挙が行われ、5月にオリギ・ンゲマ大統領が就任しました。その後国民議会選挙、地方選挙が平穏裏に実施され民主化プロセスが着実に進展しています。 ●首都リーブルビルや地方都市ポールジャンティを始め、地方都市でも一般犯罪や薬物関連事案が多数発生しており注意が必要です。

12月12日 カンボジア 【危険レベル】 ●タイとの国境付近(タイ国境から50km以内) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(対象範囲拡大のため一部は引上げ) ●上記以外の全土 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●カンボジア・タイ両国においては、これまで両国軍の間で発砲や空爆を伴う衝突が発生しています。本年7月24日、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州の国境付近において、激しい軍事衝突が発生したほか、バンテアイミエンチェイ州やコッコン州の国境付近にもタイ軍が部隊を展開しました。その後、7月28日に両国は即時・無条件の停戦に合意し、10月26日には両首脳間で停戦合意の履行を含む緊張緩和に向けた共同宣言に署名しました。 ●しかしながら、12月7日からプレアビヒア州及びウドーミエンチェイ州の国境地帯で軍事的措置より再び情勢が悪化し、8日にはさらに戦線が拡大し、現在は、バンテアイミエンチェイ州やポーサット州、バッタンバン州などでも激しい戦闘や空爆が行われています。 ●両国国境地帯での緊張は再び高まっているところ、国境から50km以内の地域を危険レベル3に引き上げます(これまではプレアビヒア州・チョアム・クサーン郡、ウドーミエンチェイ州及び国境から30km以内が危険レベル3)。どのような目的であってもこれら地域への渡航は止めてください。 ●過去の内戦の時期等に国内に持ち込まれ、いまだ残存する一部の銃火器を使用した強盗事件が度々発生するなど、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。 ●プノンペンやシェムリアップなどの観光地においては、日本人を含め、外国人が被害者となる犯罪事案が多く発生しています。犯罪の標的とされないよう、十分な対策を講じてください。加えて、交通事故も多発しておりますので、御注意ください。 ●カンボジアで好条件の仕事があるとして勧誘された外国人が監禁状態に置かれ不法行為に強制的に従事させられる事案が発生しています。就労のための渡航に際しては就労先の情報などを十分に確認してください。

12月15日 コモロ 【危険レベル】 ●全土 レベル1:十分注意してください。《継続》 【ポイント】 ●外国人を標的としたものではありませんが、強盗等の一般犯罪が発生しています。 ●交通インフラが脆弱であるため、国内外の航空便及び船便に混乱が発生する可能性があります。 ●こうしたリスクを回避するため、行動にあたっては十分な注意が必要です。

12月15日 キューバ 【危険レベル】 ●ハバナ県ハバナ・ビエハ市(旧市街地)及びセントロ・ハバナ市(市街地中心部) レベル1:十分注意してください。(新規) 【ポイント】 ●ハバナ県ハバナ・ビエハ市(旧市街地)及びセントロ・ハバナ市(市街地中心部)では、強盗、強盗致傷事件が継続して発生しています。外国人観光客は特に犯罪の標的とされやすく、滞在中は十分な注意が必要であることから、両市を対象に新たに危険レベル1を発出します。

12月16日 ミャンマー 【危険レベル】 ●レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告) (1)《継続》ラカイン州マウンドー県(マウンドー地区、ブーディータウン地区)、シットウェ県(シットウェ地区(除く市街地)、パウトー地区、ポンナジュン地区、ラテータウン地区)、ミャウウー県(ミャウウー地区、チャウトー地区、ミンビャー地区、ミェボン地区)、チン州パレワ地区 ※シットゥエ地区以外は戒厳令発令地区(以下(5)参照) (2)《継続》シャン州1地域(コーカン自治地帯) (3)《継続》カチン州1地域(ライザー周辺) (4)《新規》カレン州ミヤワディ地区) (5)2025年7月31日時点で戒厳令が発令された地区(計63地区(うち33地区は新規、その他30地区は継続) ・カチン州5地区 (新規5地区:スンパラーブン地区、シュエクー地区、インジャンヤン地区、ソーロー地区、チープエ地区) ・チン州7地区 (新規1地区:パレワ地区、継続6地区:カンペレッ地区、タンタラン地区、トンザン地区、ミンダッ地区、マトゥピ地区、ファラム地区) ・ザガイン地域9地区 (新規3地区:ティーチャイン地区、カニー地区、ディベイン地区、継続6地区:コーリン地区 、ピンレーブー地区 、キンウー地区 、ウェッレッ地区、パレー地区 、インドー地区) ・マグウェ地域5地区 (新規1地区:イェザジョー地区、継続4地区:パウッ地区、ミャイン地区、ソー地区、ティーリン地区) ・マンダレー地域3地区 (新規3地区:モーゴック地区、スィンクー地区、ガンゾゥン地区) ・カヤー州3地区 (新規2地区:パーザウン地区、メーセ地区、継続1地区:シャードー地区、) ・カレン州2地区 (継続2地区:チャインセイッジー地区、コーカレイ地区) ・ラカイン州14地区 (新規14地区:マウンドー地区、ブーディータウン地区、パウトー地区、ポンナジュン地区、ラテータウン地区、ミャウウー地区、チャウトー地区、ミンビャー地区、ミェボン地区、ヤンビェ地区、グワ地区、タンドゥエ地区、アン地区、タウンゴウッ地区) ・シャン州15地区 (新規4地区:ホーパン地区、チャウメー地区、ティボー地区、マイラー地区、継続11地区:ナムトゥ地区、マベイン地区、クッカイ地区、ナムカン地区、テインニー地区、クンロン地区、ナムサン地区、マントン地区、ラウカイ地区、コンジャン地区、モーメイッ地区) (6)2024年3月時点で戒厳令地区に指定された地区で、7月31日時点で戒厳令が解除された地区(ヤンゴン地域の6地区を除く)(計24地区 全て継続) ・チン州2地区(ティディム地区、ハーカー地区) ・ザガイン州8地区 (バンマウ地区、ミャウン地区、サーリンジー地区、インマービン地区、タゼー地区、イェーウー地区、シュエボー地区、アヤードー地区) ・マグウェ地域1地区(ガンゴー地区) ・カヤー州3地区 (デモーソー地区、プルーソー地区、ボーラケー地区) ・バゴー地域5地区 (タンタビン地区、オウッポー地区、ナッタリン地区、パウンデー地区、パウッカウン地区) ・タニンダーリ地域2地区(タニンダーリ地区、パロー地区) ・モン州1地区(イェー地区) ・シャン州2地区(ムセ地区、ラショー地区) ●レベル2:不要不急の渡航は止めてください。 《継続》上記レベル3以外の地域 【ポイント】 ●2021年2月1日のクーデター以降、各地で国軍と国軍に反対する民主派勢力との衝突が断続的に発生しています。 ●また、連邦選挙管理委員会(UEC)は、2025年12月から2026年1月にかけて、三回に分けて選挙を実施する旨発表しており、第一回が12月28日に全国計102地区、第二回が1月11日に全国計100地区、第三回が第二回選挙の2週間後に実施される予定です。選挙実施に向け、当局による取締りや規制の強化及び国軍と民主派勢力との衝突事案が発生する可能性があります。 ●国境地帯の治安情勢は非常に不安定であるため、陸路でのミャンマーへの入国は危険です。ミャンマーでは従来から多くの武装勢力が国境地帯を中心に武力闘争を継続しており、特に、タイ、インド、中国と国境を接する各州では少数民族武装組織(EAO)が現在に至るまで国軍との武力闘争を継続しています。 ●また、2021年2月のクーデター以降、一部の少数民族武装組織(EAO)と国民防衛軍(PDF)などの民主派勢力が連携して国軍と戦闘を繰り広げており、国境地帯に加え、ザガイン地域、マグウェ地域、マンダレー地域においても国軍は空爆や迫撃砲を用いた大規模な攻撃等を行っており、局地的に激しい戦闘が発生しています。 ●2025年7月31日、国防治安評議会(NDSC)は、全国330地区のうち計63地区に対し戒厳令を発令し、同年10月31日に90日間延長しました。これらの地域においては、国軍による更なる取締りや空爆を含む攻撃が継続しています。 ●2024年3月時点で戒厳令地区に指定されていた地区で現在戒厳令が解除されているヤンゴン6地区(新ダゴン(北)地区、新ダゴン(南)地区、ダゴン・セイッカン地区、北オッカラパ地区、フラインターヤー地区、シュエピーター地区)を除く24地区(以下2(6)注2参照)では、現在も国軍と民主派勢力との間で衝突事案が散発しており、国軍による取締りが継続されるなど治安状況は引き続き非常に不安定です。 ●また、タイ国境に位置するカレン州ミヤワディ地区は、国軍と少数民族武装組織の衝突が断続的に発生しており、治安が不安定となっています。この様な状況の中で、同地区に点在する大規模な特殊詐欺拠点において、日本人を含む外国人が特殊詐欺に加担させられる事案が発生しています。過去には複数の日本人が監禁された上に、暴行を受ける事例も発生しています。万が一関わってしまったと感じた場合、一人で悩み、抱え込むことなく、家族等の近しい人に助けを求めてください。また、現地の日本大使館に遠慮無くご相談ください。日本国内のご家族・近しい方々からの御相談も受け付けています。 なお、特殊詐欺事件に関する相談窓口をお知らせしています。 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C005.html

12月19日 ナイジェリア 【危険レベル】 ●北東部(ボルノ州、ヨベ州及びアダマワ州) レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》 ●北西部(ザムファラ州、ケビ州、ソコト州、カツィナ州)、北中央部(ナイジャー州西部) レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《引上げ》 ●北東部(バウチ州及びゴンベ州)、北西部(ジガワ州、カノ州、及びカドゥナ州)、北中央部(ナイジャー州東部、コギ州及びプラトー州ジョス市(周辺地域を含む。))、南東部(イモ州及びアナンブラ州)並びに南南部(デルタ州、リバース州、バイエルサ州及びアクワ・イボム州沿岸部) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》 ●北中央部(クワラ州) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》 ●アブジャ市を含む連邦首都圏区及びその他の地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《継続》 【ポイント】 ●経済状況の悪化に伴う物価高騰、食糧不足、治安上の課題等の様々な状況が重なり、国内の広い範囲において市民による抗議行動が頻繁に発生しています。一部では、暴徒化、略奪に発展するものもあり、依然としてナイジェリア国内は不安定な治安状況にあります。 ●北東部(ボルノ州、ヨベ州及びアダマワ州)では、イスラム過激派組織がテロ事件等をくり返しており、治安情勢が極めて劣悪な状態が続いているためレベル4を発出しています。さらに近年、北西部(ザムファラ州、ケビ州、ソコト州、カツィナ州)、北中央部(ナイジャー州西部)において武装集団による集落の襲撃、大規模な誘拐事件等が頻発し、治安上の大きな脅威となっているため、同地域の危険レベルを3から4に引き上げます。2025年11月、イスラム過激派組織や武装集団の影響による治安悪化を受けて、全国規模の治安上の緊急事態が宣言され、今後、北東部・北西部を中心に大規模な掃討作戦が実施される見通しであり、治安情勢は更に不安定化する可能性があります。ついては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は、直ちに退避してください。

12月25日 カンボジア 【危険レベル】 ●タイとの国境付近(タイ国境から50km以内の地域) レベル3:渡航は止めてください。《渡航中止勧告》《継続》 ●タイとの国境付近(タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《引き上げ》 ●上記以外の全土 レベル1:十分注意してください。《継続》 【ポイント】 ●カンボジア・タイ両国においては、これまで両国軍の間で発砲や空爆を伴う衝突が発生しています。本年7月24日、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州の国境付近において、激しい軍事衝突が発生したほか、バンテアイミエンチェイ州やコッコン州の国境付近にもタイ軍が部隊を展開しました。その後、7月28日に両国は即時・無条件の停戦に合意し、10月26日には両首脳間で停戦合意の履行を含む緊張緩和に向けた共同宣言に署名しました。しかし、12月7日からプレアビヒア州及びウドーミエンチェイ州の国境地帯で軍事的措置より再び情勢が悪化し、8日にはさらに戦線が拡大し、現在は、バンテアイミエンチェイ州やポーサット州、バッタンバン州、コッコン州などでも激しい戦闘や空爆が断続的に行われています。 ●両国国境地帯では全域に亘って緊迫した状況が続いているところ、国境から50km以内の地域に危険レベル3《渡航中止勧告》を発出しています。どのような目的であってもこれら地域への渡航は止めてください。また戦闘地域や地元当局からの避難指示があった地域からは、安全を確保した上で直ちに避難してください。タイとの国境付近の他地域についても事態が急変する可能性が考えられますので、避難指示がある場合は安全確保の上速やかに避難してください。 ●タイ軍機による空爆が国境から50kmを越える地域においても複数行われており、中には国境から80km近くまで攻撃を受けた例が報告されているところ、レベル3の地域から30km以内の地域を危険レベル2に引き上げます。不要不急の渡航は取り止めてください。やむを得ず渡航する場合は、国境情勢についての最新の動向を確認した上で、十分な安全対策をとってください。 ●過去の内戦の時期等に国内に持ち込まれ、いまだ残存する一部の銃火器を使用した強盗事件が度々発生するなど、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。 ●プノンペンやシェムリアップなどの観光地においては、日本人を含め、外国人が被害者となる犯罪事案が多く発生しています。犯罪の標的とされないよう、十分な対策を講じてください。加えて、交通事故も多発しておりますので、御注意ください。 ●カンボジアで好条件の仕事があるとして勧誘された外国人が監禁状態に置かれ不法行為に強制的に従事させられる事案が発生しています。就労のための渡航に際しては就労先の情報などを十分に確認してください。

12月26日 バングラデシュ 【危険レベル】 ●チッタゴン(チョットグラム)丘陵地帯(カグラチャリ県、ランガマティ県、バンドルボン県)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《継続》 ●上記の地域を除くバングラデシュ全土  レベル1:十分注意してください。《継続》 【ポイント】 ●2026年2月に実施が見込まれている総選挙を見据え、ダッカを含むバングラデシュ各地で、様々な政治勢力による示威・妨害行為やそれに対する抗議活動を含め、政治的要因による突発的な衝突や襲撃事件等が発生する可能性があるため、引き続き注意が必要です。 ●ダッカ管区を中心に粗製爆弾(注:火薬をビニールテープで巻いたもの)の爆発が教会、病院及び主要道路等で発生し、負傷者が出ています。今後、高い殺傷能力をもった粗製爆弾が使用され被害が拡大する可能性も排除されません。また、公共交通バスへの放火事案が数多く発生し、死傷者が出ています。これらの事案に巻き込まれないよう、注意が必要です。 ●2019年から2020年にかけて治安当局を標的とする爆弾テロが散発したほか、2023年にはバングラデシュを拠点とする新たな過激派組織が確認されるなど、依然としてテロの脅威は排除されていません。 ●チッタゴン(チョットグラム)丘陵地帯では、仏教系少数民族が多数居住していますが、民族対立等が未解決です。バングラデシュ治安部隊によるチッタゴン丘陵地帯でのテロ掃討作戦のため、ミャンマー国境の一部で渡航制限が継続される等、治安情勢が不安な状態が続いており、引き続き警戒する必要があります。

12月26日 パキスタン 【危険度】 ●アフガニスタンとの国境周辺地帯、ハイバル・パフトゥンハー州(KP州)の以下レベル3及びレベル2で指定した以外の地域、旧連邦直轄部族地域(旧FATA)全域、インドとの管理ライン(LoC)等周辺地帯、及びバロチスタン州のクエッタ市 レベル4:退避を勧告します。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》 ●KP州のノーシェラ郡及びスワビ郡、バロチスタン州のデラ・ブグティ郡及びコールー郡、シンド州のジャコババード郡、チトラール郡(アフガニスタンとの国境周辺地帯を除く)、イランとの国境周辺地帯 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》 ●イスラマバード首都圏、ラホール市を含むパンジャーブ州、KP州のアボタバード郡、バタグラム郡、ハリプール郡、コヒスタン郡(コライパラスも含む)、マンセーラ郡及びトルガル郡、カラチ市を含むシンド州(ジャコババード郡を除く)、バロチスタン州(アフガニスタン及びイランとの国境周辺地帯、デラ・ブグティ郡、コールー郡及びクエッタ市を除く)、パキスタン側カシミールの一部でアーザード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域(LoC周辺地帯を除く)、ギルギット・バルチスタン(GB)地域(アフガニスタンとの国境周辺地帯及びLoC周辺地帯を除く) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《継続》 【ポイント】 ●2021年8月のタリバーンによるアフガニスタン・カブールの制圧以降、地域情勢が不安定化し、パキスタンにも大きな影響が及んでいます。2022年11月、パキスタン・タリバーン運動(TTP)がパキスタン政府との停戦協定の破棄を宣言し、その直後にバロチスタン州やイスラマバードで自爆テロが発生するなど、パキスタン全土でテロの脅威が高まっています。2025年11月にも、イスラマバードの地方裁判所の前で自爆テロが発生し、12人が死亡、36人が負傷しました。また、TTPがかつてのように活動資金獲得のために誘拐や恐喝行為に及ぶ可能性も排除できません。最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じてください。 ●テロ以外にも、全土において銃器を使用した強盗等の犯罪やデモ・集会に注意が必要です。デモに関しては、2022年5月にイスラマバード首都圏、シンド州カラチ市、パンジャーブ州ラホール市において前与党であるパキスタン正義運動(PTI)によるデモ活動が暴徒化し、一部地域ではデモ隊による放火が行われ、死傷者が出ました。また、2024年11月にイスラマバード首都圏において、PTIが元首相の釈放を求めて大規模デモ活動を行ない、死傷者、逮捕者が出ました。政府の政策等に対する抗議活動が各地で頻発しており、デモに限らず、人の多く集まる場所には近づかないでください。万が一デモ等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れてください。

12月26日 イラク 【危険レベル】 ●レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)(継続) ・バグダッド(レベル3であるバグダッド国際空港敷地内を除く) ・ニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県、ディヤーラ県、アンバール県、ワーシト県 ・クルディスタン地域(エルビル県、スレイマーニーヤ県、ドホーク県)とレベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近 (注1)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合や、以下に述べる道路を通過する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。 ・バグダッドのインターナショナルゾーン(以下、「IZ」)及びその周辺エリア(バグダッド国際空港とIZを結ぶ空港道路(ルート・アイリッシュ)、ガディール区(イマーム・アリー道路(N6号線)及び同道路より南西の地域)、アーザミーヤ区、ルサーファ区、マンスール区、カルク区、カッラーダ区、ドーラ区(ドーラ高速道路以北)及びラシード区(高速道路1号線以東)) ・ニナワ平原経由幹線道路(エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク、バーダラシュ、ルビア及びバーダラを経由する幹線道路並びにこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路) ●レベル3:渡航はやめてください。(渡航中止勧告)(継続) ・バグダッド国際空港敷地内 ・エルビル県(レベル2地域であるエルビル市、レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く) ・クルディスタン地域(エルビル県、ドホーク県(ザホー市及び同市から南西方向に接するトルコ国境付近の地域を除く)、スレイマーニーヤ県)の隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近 ・中南部・南部8県(バービル県、カルバラー県、ナジャフ県、ディーワニーヤ(カーディシーヤ)県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県) ・ドホーク県ザホー市及び同市から南西方向に接するトルコ国境付近の地域 (注2)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。 ・バグダッド国際空港敷地内 ・中南部・南部8県(バービル県、カルバラー県、ナジャフ県、ディーワニーヤ(カーディシーヤ)県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県) ・ドホーク県ザホー市及び同市から南西方向に接するトルコ国境付近の地域 ●レベル2:不要不急の渡航はやめてください。(継続) ・エルビル県エルビル市 ・スレイマーニーヤ県、ドホーク県。ただし、レベル3地域である隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近、レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く。 【ポイント】 ●2023年10月中旬以降、数か月にわたり、米国を含む有志連合軍が駐留する国内各地の基地を標的として、民兵組織による攻撃が断続的に発生しました。また、2023年12月には、米国大使館、イラク政府施設にもロケット攻撃が発生したほか、2024年5月及び6月には、民兵組織に関わりが深い集団により、バグダッド市内にある複数の米国系フランチャイズ店(KFC等)が襲撃されました。2024年9月及び10月には、バグダッド国際空港と隣接する有志連合軍駐留施設周辺に複数発のロケット弾が着弾しました。今後の情勢により、治安情勢が急変する可能性に留意してください。 ●バグダッドにおいては、2022年10月にスーダーニー政権が発足した後は、政治的には一定程度安定し、2025年11月の国民議会選挙も概ね平穏に執り行われました。一方で、国内外の様々な政治・社会的な事象をきっかけとする各種デモが引き続き見られます。また、民間人を標的とした誘拐・殺害事案等も散発しています。 ●イスラム過激派組織「イラク・ レバントのイスラム国」(ISIL)分子の活動が一部地域で継続しており、テロ事案や治安当局による掃討作戦に伴う衝突が断続的に発生しています。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(4件)
12月4日 コンゴ民主共和国 コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の終息
12月16日 インド、インドネシア、大韓民国(韓国)、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中華人民共和国(中国)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、モルディブ、北朝鮮、マカオ、ブータン、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、オーストラリア、ソロモン諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、バヌアツ、タヒチ、アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、リビア、リベリア、ブルンジ、レソト、ルワンダ、コモロ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、ジブチ、西サハラ地域、ナミビア、アイルランド、アゼルバイジャン、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア、モンテネグロ、コソボ、ウクライナ、ウズベキスタン、スロバキア、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リトアニア、キプロス、マルタ、アルバニア、ジブラルタル、モルドバ、アルメニア、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、北マケドニア共和国、アメリカ合衆国(米国)、カナダ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、キルギス、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トンガ、ツバル、カーボベルデ、赤道ギニア、ガンビア、モーリタニア、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、エスワティニ王国、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サンマリノ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント、ガイアナ、東ティモール、ボツワナ、アンドラ、ニューカレドニア、クック諸島、南スーダン、ニウエ 【広域情報】匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)
12月16日 インド、インドネシア、大韓民国(韓国)、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中華人民共和国(中国)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、モルディブ、北朝鮮、マカオ、ブータン、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、オーストラリア、ソロモン諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、バヌアツ、タヒチ、アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、リビア、リベリア、ブルンジ、レソト、ルワンダ、コモロ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、ジブチ、西サハラ地域、ナミビア、アイルランド、アゼルバイジャン、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア、モンテネグロ、コソボ、ウクライナ、ウズベキスタン、スロバキア、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リトアニア、キプロス、マルタ、アルバニア、ジブラルタル、モルドバ、アルメニア、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、北マケドニア共和国、アメリカ合衆国(米国)、カナダ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、キルギス、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トンガ、ツバル、カーボベルデ、赤道ギニア、ガンビア、モーリタニア、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、エスワティニ王国、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サンマリノ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント、ガイアナ、東ティモール、ボツワナ、アンドラ、ニューカレドニア、クック諸島、南スーダン、ニウエ 特殊詐欺についての注意喚起(被害に遭わないために)
12月25日 カンボジア カンボジア:タイとの軍事衝突に伴うバンテアイミエンチェイ州ポイペト市及びコッコン州都ケマラプーミン市での避難指示