海外安全情報の検索



01月の渡航関連情報
(2025年01月1日~31日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
1月17日 ニューカレドニア 【危険レベル】 ● ニューカレドニア全土 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 【ポイント】 ● 2024年5月13日以降、独立派による抗議活動の激化により、道路の封鎖、略奪、建物・車両等への放火等が発生しました。その後の累次に渡る治安維持部隊による介入等により、治安情勢は回復傾向にありますが、依然として、政治的な緊張と不安が高まり、暴力的な行為を伴う抗議活動が発生するなど、社会的混乱が生じるおそれがあります。 ● ニューカレドニアへの不要・不急の渡航は止めてください。また、滞在中の方は、報道等により最新の情報を入手するとともに、ご自身の安全確保に努めてください。

1月17日 ザンビア 【危険レベル】 ●コンゴ民主共和国及びアンゴラとの国境地帯(コッパーベルト州ンドラ市を除く)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●コンゴ民主共和国との国境地帯は、人身取引や違法に流入した武器等に起因する犯罪が発生しており、武装した集団による組織的な強盗等が数多く発生しています。 ●アンゴラとの国境地帯は、アンゴラ内戦の名残として、遺棄された武器等の密輸のほか、地雷等が残存します。

1月24日 イエメン 【危険度】 ●全土 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) 【ポイント】 ●イエメン全土で、イエメン政府と反政府勢力(ホーシー派)との衝突やイスラム過激派組織などによるテロ・誘拐事件が発生しています。 ●2024年1月以降、イスラエルや米軍等によるホーシー派支配地域への攻撃が断続的に行われています。 ●イエメンへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている場合は直ちに退避してください。 ●在イエメン日本国大使館は、治安悪化のため2015年2月15日をもって一時閉館し、在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。

1月27日 エルサルバドル 【危険レベル】 ●サンサルバドル県中央市メヒカノス区、同県中央市シウダ・デルガード区、同県西市アポパ区、ラ・リベルタ県西市コロン区、同県北市ケサルテペケ区及びラ・パス県東市サカテコルカ区 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記以外の地域 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●危険レベル2を発出しているサンサルバドル県、ラ・リベルタ県及びラ・パス県所在の6区は、2015年にエルサルバドル当局が「テロ組織」と認定した犯罪集団「マラス」等ギャングが過去に勢力を保持していた地域です。現在、ギャングの多くが治安機関により拘束され、活動は沈静化しているものの、各種犯罪は依然として多発していることから、引き続きこれらの6区への不要不急の立ち入りは控えてください。

1月29日 キルギス 【危険度】 ●バトケン州内のタジキスタンとウズベキスタンの飛び地周辺及び同州のタジキスタンとウズベキスタンとの国境地帯、オシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯(オシュ市及びオシュ市からキジルキヤ、カダムジャイを経由してバトケン市まで続く国道13号線を除く)  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●オシュ州及びジャララバード州(ウズベキスタンとの国境地帯を除く)、バトケン州の上記以外の地域  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●首都ビシュケク市、上記を除くキルギス全土  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●バトケン州内に存在するタジキスタンとウズベキスタンの飛び地周辺及び同州のタジキスタンとウズベキスタンとの国境地帯、オシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯は、イスラム過激派組織及び麻薬密輸グループの移動ルートとみられています。また、タジキスタンとの国境問題については、現在両国政府による合意に基づき、その解決へ向けたプロセスが進行中であり、両国関係及び当地における領土問題は改善されつつありますが、依然として同地域における住民間の偶発的な衝突の可能性が排除されない状況ですので、渡航は止めてください。 ●上記を除くバトケン州、オシュ州及びジャララバード州(ウズベキスタンとの国境地帯を除く)では、過去に民族衝突や野党勢力による抗議活動が発生しているほか、依然としてイスラム過激派組織の活動、また治安機関による同組織構成員の逮捕等がしばしば報じられるなど、予断を許さない状況が継続しているので、不要不急の渡航は止めてください。 ●ビシュケク市及び上記を除くキルギス全土においては、現政権による政策やその方針に反対するグループや社会に対する不満を抱える層による散発的なデモや、イスラム過激派組織によるテロ行為が発生するおそれがありますので、今後も十分注意してください。

1月31日 ルワンダ 【危険レベル】 ●ルバブ郡からニャビフ郡までのコンゴ民主共和国との国境地帯   レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●ムサンゼ郡のコンゴ民主共和国との国境地帯  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●その他の地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●2025年1月下旬、ルバブ郡と国境を接するコンゴ民主共和国(以下、コンゴ(民))東部の北キブ州の州都ゴマ(Goma)が反政府武装勢力に掌握されたほか、激しい戦闘で民間人にも多数の死傷者が出ており、砲撃が国境を越えてルワンダへも飛来するなど、混乱しています。特に、コンゴ(民)と接するルバブ郡ギセニからニャビフ郡までのコンゴ(民)との国境地帯への渡航は、どのような目的であれ、止めてください。 ●ムサンゼ郡のコンゴ(民)との国境地帯についても、国境線のコンゴ(民)側は武装勢力の活動地域で、地元住民に対する殺害、誘拐等が日常的に発生していますので、不要不急の渡航は止めてください。 ●その他の地域においても、事件・事故に巻き込まれないために、日没後は不要不急の外出を控えるなど、十分注意してください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(1件)
1月30日 コンゴ民主共和国 キンシャサ市における暴力的デモ発生に伴う注意喚起