12月4日 |
マダガスカル |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●貧困に起因する一般犯罪が多発しており、注意が必要です。
●誘拐も多数発生しており、注意が必要です。
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12月4日 |
コモロ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●強盗等の一般犯罪の頻発、交通インフラの脆弱性に起因する交通の混乱等のリスクを避けるための十分な注意が必要です。
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12月10日 |
トリニダード・トバゴ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●トリニダード・トバゴでは、凶悪犯罪発生率が高く、銃器等を使用した殺人や強盗などの凶悪犯罪が頻発しています。
●アジア系(中国人)住民を狙った殺人、強盗事件の発生もあり、日本人が犯罪に巻き込まれる可能性も排除されません。
●毎年クリスマス前や2月~3月頃に行われるカーニバルなど、人出が予想される催し物がある時期に凶悪犯罪の発生が集中する傾向にあります。
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12月10日 |
ガイアナ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ガイアナでは、殺人や強盗等の凶悪犯罪の発生率が高くなっています。
●日本人を含む外国人が狙われる強盗事件も増加傾向にあります。犯人がけん銃等の凶器を持っている可能性も高く、十分な注意が必要です。
●各主要都市内において強盗事件が頻発しています。数人のグループによる犯行が多く見られ、車、オートバイ又は自転車で急に近付いて襲うなど、手段も様々です。
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12月12日 |
ベラルーシ |
●ウクライナとの国境周辺地域
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ウクライナとの国境周辺地域以外のベラルーシ全土
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
【ポイント】
●2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナ侵略について、依然としてウクライナとの国境周辺地域では軍事衝突による大きな被害が発生する可能性もあり、極めて危険な情勢です。このため、ウクライナとの国境周辺地域の危険情報レベル4(退避勧告)を継続します。この地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
●欧米各国と同様、日本もベラルーシに対し、ロシアによるウクライナ侵略に関与したとして制裁を科しており、日本人であることを理由に危険が生じる可能性が懸念されます。また、2021年以降、欧州各国はベラルーシとのフライトを禁止しています。また、国境検問所も部分的に業務を停止しており、今後国境が全面的に閉鎖され出国が困難となる可能性もあります。
●ベラルーシでは、政府関連施設や地下鉄、電車、駅、線路を含む鉄道関連施設を含む多くの施設等で写真・動画を撮影した場合、当局に拘束される可能性があります。外出時において写真・動画を撮影することは極力控えてください。
●治安当局によるデモや政治的な集会の取り締まりなどでは、同参加者のみならず、見学者も逮捕または拘留される可能性がありますので、取り締まりの現場などに遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。SNS利用による政治的主張などに関連する発信にも注意が必要です。
●このような事情から、ウクライナとの国境周辺地域以外のベラルーシ全土についても危険情報レベル3(渡航中止勧告)を継続します。この地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、ベラルーシ滞在中の方は、早期の出国の是非を検討されるようお願いします。
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12月13日 |
イスラエル |
●ガザ地区及び同地区との境界周辺
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●レバノンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ヨルダン川西岸地区(ジェリコ、ベツレヘム、ラマッラ及びこれら3都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、ヨルダン川西岸地区内の国道1号線及び国道90号線を除く。)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
【ポイント】
●2024年7月27日にイスラエルが実効支配するゴラン高原に対する攻撃により多数の死傷者が発生し、7月30日にはレバノンのベイルート郊外でイスラエル国防軍による攻撃があり、ヒズボッラーの司令官が殺害されました。また、7月31日にイランのテヘランでハニーヤ・ハマス政治局長が殺害されたことを受け、イラン当局がイスラエルに対して報復する旨表明するなど、イスラエルを含む中東地域の緊張が高まり、10月にはイラン、イスラエル双方による攻撃の応酬に発展しましたが、現在、情勢は比較的落ち着いています。つきましては、ガザ地区及び同地区との境界付近、レバノンとの国境地帯、ヨルダン川西岸地区(ジェリコ、ベツレヘム、ラマッラ及びこれら三都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、ヨルダン川西岸地区内の国道1号線及び国道90号線を除く。)を除き(これら地域は「レベル4:退避勧告」または「レベル3:渡航中止勧告」を継続)、イスラエル全土の危険レベルを「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げます。しかしながら、イスラエルを含む中東地域の緊張が完全に緩和したとまでは認められないため、渡航に際してはその要否を十分に検討の上、最新情報の収集に努めるなど、十分に注意してください。
●ガザ地区は、イスラエル軍による軍事行動が行われています。ガザ地区及び同地区と境界周辺への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
●イスラエル北部地域におけるイスラエル国防軍とレバノンのヒズボッラー等との間での攻撃の応酬に関し、イスラエル政府とレバノン政府は停戦に合意したものの、引き続き先行きは不透明です。レバノンとの国境地帯への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
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12月13日 |
イラン |
【危険度】
●パキスタンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●イラク(上記を除く)及びアフガニスタンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域及びケルマーン州
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●首都テヘラン他、上記地域を除く全地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
【ポイント】
●2024年10月1日のイランによるイスラエルへの攻撃、これに対する10月26日のイスラエルによるイランへの攻撃といった事態を受け、更なる攻撃の応酬に発展するかどうかが懸念されましたが、事態が直ちにエスカレートするような具体的な兆候は見られず、また、テヘラン市内を含むイラン国内は平静を保っており、特段の事案の発生は確認されていないことなどから、8月5日に危険レベルを引き上げた首都テヘラン、シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域、及びケルマーン州他の地域の危険レベルを2に引き下げます。
●一方、イラン・イスラエル間では、引き続き一定の緊張状態は継続するとみられ、不測の事態が発生するおそれは否定できないことから、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
●パキスタン、イラク及びアフガニスタン国境地帯等では、治安部隊と反政府組織との衝突等がみられます。どのような目的であっても同地域への渡航は止めてください(一部地域には退避勧告が発出されています)。
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12月13日 |
ボリビア |
【危険レベル】
●ラパス県ラパス市及びエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市
レベル1:十分注意してください。(継続)
●コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡、ブラジル、パラグアイとの国境地帯
レベル1:十分注意してください。(新規)
【ポイント】
●ボリビア国内各地では、デモ行進、集会、道路封鎖が頻繁に実施されています。また、2025年の大統領選挙をめぐるアルセ大統領派とモラレス元大統領派の政治的対立の激化に伴い、特にモラレス元大統領が潜伏しているとされるコチャバンバ県チャパレ郡及び同郡に隣接するカラスコ郡において、同元大統領支持派による反政府活動が活発化しています。加えて、コカの葉の大規模な違法栽培が行われている両郡では、麻薬関連の犯罪が多発していますが、反政府活動の過激化により国家警察が両郡から撤退する事態となっており、同地域での凶悪犯罪の増加が懸念されます。
●ブラジル及びパラグアイとの国境地域では、麻薬密輸組織の抗争に伴う殺人や誘拐などの凶悪犯罪が多数報告されています。
●コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡、ブラジル・パラグアイ両国との国境付近での日本人を含めた外国人の被害報告はありませんが、同地域を訪れる際には細心の注意が必要であることから、危険レベル1を新たに発出します。
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12月18日 |
ジンバブエ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●強盗や窃盗などの犯罪に遭遇する危険が常にありますので、犯罪に対して警戒を怠らないなど、十分注意してください。
●デモ発生時には、銃器等を使用した治安当局による厳しい取締りが予測されるため、巻き込まれないように十分注意してください。
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12月19日 |
フィリピン |
【危険度】
●ミンダナオ地方一部地域(北サンボアンガ州、南サンボアンガ州、サンボアンガ・シブガイ州、北ラナオ州、西ミサミス州、コタバト州、スルタン・クダラット州、サランガニ州西部(マアシム町、キアンバ町及びマイトゥム町)、南ラナオ州、北マギンダナオ州、南マギンダナオ州、バシラン州、スールー州、タウィタウィ州)(周辺海域を含む)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●サランガニ州東部(マルンゴン町、アラベル町、マラパタン町及びグラン町) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●パラワン州南部(プエルト・プリンセサ市以南地域)及びミンダナオ地方一部地域(ブキドノン州、南コタバト州、北スリガオ州(スリガオ市及びシャルガオ島を除く)、南スリガオ州、北アグサン州、南アグサン州(ただし、下記のレベル2から1への引き下げ対象の地域及びレベル1発出の地域を除く))(周辺海域を含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●ミンダナオ地方一部地域(東ミサミス州(カガヤン・デ・オロ市、ハサアン町、ビリャヌエバ町及びタゴロアン町を除く)、東ダバオ州(マティ市を除く)、ダバオ・デ・オロ州、北ダバオ州(タグム市及びサマール市を除く)、南ダバオ州(ダバオ市及びディゴス市を除く)、西ダバオ州、北スリガオ州スリガオ市)
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記以外のミンダナオ地方一部地域(カミギン州、東ミサミス州カガヤン・デ・オロ市、ハサアン町、ビリャヌエバ町及びタゴロアン町、東ダバオ州マティ市、北ダバオ州タグム市及びサマール市、南ダバオ州ダバオ市及びディゴス市、南コタバト州ジェネラル・サントス市、北スリガオ州シャルガオ島、ディナガット諸島州、北アグサン州ブトゥアン市)及びマニラ首都圏を含む全地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●2023年7月、フィリピン政府は、ミンダナオ地方の平和と秩序の改善及び回復に大きな成果をあげてきたとして、2016年9月にフィリピン全土に発出した国家非常事態宣言を解除しました。しかし、テロや誘拐が依然発生しているため、引き続き渡航の際には最新情報に基づく注意が必要です。
●レベル3(渡航中止勧告)発出地域では、イスラム過激派組織による爆弾テロ事件や身代金目的の誘拐事件等が多発するなど、不安定な治安情勢が続いています。どのような目的であれ、これらの地域への渡航は止めてください。
●サランガニ州東部(マルンゴン町、アラベル町、マラパタン町及びグラン町)では、近年、大きな事件は発生しておらず、治安の安定が見られることから危険レベルを3(渡航中止勧告)から2(不要不急の渡航中止)に引き下げます。
●ミンダナオ地方の一部地域(東ミサミス州(カガヤン・デ・オロ市、ハサアン町、ビリャヌエバ町及びタゴロアン町を除く)、東ダバオ州(マティ市を除く)、ダバオ・デ・オロ州、北ダバオ州(タグム市及びサマール市を除く)、南ダバオ州(ダバオ市及びディゴス市を除く)、西ダバオ州、北スリガオ州スリガオ市)では、治安の安定が見られることから、危険レベルを2(不要不急の渡航中止)から1(十分注意してください)に引き下げます。
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12月19日 |
ラオス |
【危険レベル】
●サイソンブン県全域、シェンクワン県のサイソンブン県との一部県境周辺地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記以外の地域(首都ビエンチャンを含む。)
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●サイソンブン県全域及びシェンクワン県のサイソンブン県との一部県境周辺地域では、反政府勢力と政府軍との間で衝突事案が発生しています。同地域では、過去に銃や爆発物を用いた襲撃事件等により民間人の死傷者も出ています。また、同県境周辺地域であるシェンクワン県プークート郡南部では、2019年に開発工事に関わる中国人関係者に対する銃撃事件が散発しました。これらの事件の犯人及び動機等は明らかになっておらず、反政府勢力による犯行の可能性も否定できません。不測の事態に巻き込まれる可能性が排除できないため、これら地域への不要不急の渡航は止めてください。
●ミャンマー及びタイと国境を接しているボケオ県の経済特別区において、外国人に高額な報酬等の好条件を提示してラオスに渡航させ、現地で詐欺行為を働かせる求人詐欺が多発しています。このような被害に巻き込まれることがないよう、情報をよく確認して十分注意してください。
●2023年6月、日本国内で、SNSを通じて高額な報酬等の好条件を提示し、ボケオ県の経済特別区内での性風俗営業に従事する女性の求人情報が発信されました。こうした求人は、応募した女性従業者が強制労働や監禁、人身売買等の犯罪被害に遭う可能性が否定できません。このような求人に限らず、ラオスでの雇用契約の際は、現地情勢を十分に理解し、業務地、業務内容及び雇用先企業を十分確認し、騙されないように注意してください。
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12月20日 |
スリランカ |
【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●2022年、経済状況の悪化を契機とした生活必需品や燃料の不足等により、政府に対する国民の不満が高まり、スリランカ各地において抗議活動が頻繁に行われましたが、2023年以降、大規模な抗議活動や抗議活動の暴徒化は見られていません。ただし、増税や政府機関の民営化などの政策に対する抗議活動が散発する可能性がありますので、引き続き注意が必要です。
●2019年4月、コロンボを始めとする複数の都市で連続爆破テロ事件が発生しました。現在は大規模かつ組織的なテロが発生する可能性は低いとされていますが、標的となりやすい施設や人混みを避けるなど、引き続き行動には十分注意してください。
●スリ、置き引き、詐欺、ぼったくり(三輪タクシー、観光ガイド、宝石店等)、性犯罪や違法薬物などの犯罪には引き続き注意してください。
●北部州、北中央州及び東部州の一部地域では、現在でも地雷の除去作業が行われていますので、十分注意してください。
●最近は、モンスーンの影響による豪雨やサイクロンが毎年のように発生し、洪水や土砂崩れによって大きな被害が出ています。警戒を怠らず、テレビ、ラジオやインターネット等で常に最新の情報を入手するよう心がけてください。
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12月23日 |
マレーシア |
【危険レベル】
●サバ州東側における、バンジ島及びバラムバンガン島を除く島嶼(注:危険情報地図上でレベル3発出箇所の海域に所在する島嶼が対象)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●サバ州東側における、バンジ島及びバラムバンガン島並びにサンダカンからセンポルナまでの沿岸
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引下げ)
●サバ州東側の沿岸のうち、上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●サバ州東側の沿岸及びその周辺の島嶼では2020年1月以降身代金目的の誘拐事件は発生していません。
●しかし、サバ州東側において、バンジ島及びバラムバンガン島を除く島嶼は依然リスクが見られることから、危険レベル3(渡航中止勧告)の発出を継続します(注:危険情報地図上でレベル3発出箇所の海域に所在する島嶼が対象)。どのような目的であれ渡航は止めてください。
●サバ州東側のそれ以外の地域は暴力犯罪発生件数も減少傾向にあることから、危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引下げ若しくは継続します。
●マレーシアにおいても、テロ・誘拐の危険は予断できないため、テロ・誘拐等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。
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12月25日 |
ニカラグア |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ニカラグアでは、デモ等の実施に警察当局による許可が必要であるため、現時点では、反政府派団体による大きなデモ・集会等が発生する兆候はありませんが、今後、突発的に当局の許可なしに抗議運動が発生する可能性は否定できませんので、報道等により治安情勢に関する最新情報の入手に努めて下さい。
●300人以上の死者が出たとされる2018年の社会騒乱からは落ち着きを取り戻したものの、2020年のハリケーン被害による経済の失速、新型コロナウイルス感染症の影響による経済苦境が続いた結果、失業者が増加したほか2023 年中の一般犯罪認知件数は前年に比べ 8.1%増加していますので、渡航・滞在する際は十分注意してください。
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12月25日 |
パラグアイ |
【危険レベル】
● コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近、コンセプシオン県(サン・ラサロ市、サン・カルロス・デル・アパ市を除く)、サン・ペドロ県サン・ペドロ・デ・ウクアマンディジュ市及びショレ市より北、アマンバイ県カピタン・バド市及びアルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
● 首都アスンシオン市及びその周辺、アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市及びペドロ・ファン・カバジェロ市、カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市、アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市並びにイタプア県エンカルナシオン市
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●コンセプシオン県、サン・ペドロ県及びアマンバイ県の一部の地域では、パラグアイ人民解放軍(EPP)や武装農民グループ(ACA)などの反政府武装グループが、誘拐・殺人等の凶悪犯罪を起こしており、治安機関による掃討作戦が進められているものの、2024年1月にはEPPの犯行と思われる襲撃事件が発生しています。同地域への不要不急の渡航は止めてください。
●首都アスンシオン市及びその周辺を始め、ブラジルと国境を接する一部地域やアルゼンチンと国境を接する一部地域では、強盗や麻薬等に関連した犯罪に一般市民が巻き込まれる危険性があります。特に注意が必要とされるアマンバイ県カピタン・バド市、アルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市に対し危険レベル2を、アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市、同県ペドロ・ファン・カバジェロ市、カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市、シウダ・デル・エステ市、イタプア県エンカルナシオン市に対しレベル1を継続して発出します。
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12月25日 |
マリ |
【危険レベル】
●全土(首都バマコを除く)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●首都バマコ
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
【ポイント】
●マリでは、2020年8月及び2021年5月にマリ国軍の一部兵士による武力政変が発生するなど、政治社会情勢が不安定となっています。
●2024年9月17日、首都バマコにおいて、バマコ国際空港及び空港近郊の憲兵隊訓練校に対するテロ攻撃が発生するなど、イスラム過激派組織によるテロの脅威の南下・拡大の兆候が見られます。
●バマコを含むマリ全土において、テロ・誘拐事件等の不測の事態に巻き込まれる高い脅威があります。どのような目的であれ渡航は止めてください。また、レベル4の地域に既に滞在されている方は、直ちにこれらの地域の外(安全な場所)に退避してください。
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12月26日 |
ジブチ |
【危険レベル】
●エリトリアとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリアとの国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●エリトリアとの国境地帯では、両国間の武力衝突が再燃するおそれがあります。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●オボック州北部及びタジュラ州北部では、ジブチ軍と反政府武装勢力との衝突や、武装勢力による襲撃等が散発しています。また、過去に埋設された地雷が残っている可能性がありますので、これら地域への不要不急の渡航は止めてください。
●ジブチを含む東アフリカ地域では、イスラム過激派によるテロの脅威が存在します。
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12月27日 |
モザンビーク |
【危険レベル】
●カーボデルガード州(ペンバ市を除く)及びナンプラ州メンバ郡及びエラーティ郡
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●カーボデルガード州ペンバ市及びニアッサ州メクーラ郡
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都マプトを含むその他の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
【ポイント】
●モザンビークでは、国内各地において10月の総選挙の集計結果に対する抗議デモが継続的に発生しており、一部のデモ隊の暴徒化、破壊行為が発生しているほか、警察との衝突により、多数の逮捕者、死傷者が発生しています。
●12月23日の憲法評議会による選挙の最終結果公布後も、各地において抗議行動や、治安当局との衝突が発生しているほか、首都の刑務所から多数の囚人が脱走する等、治安の悪化が懸念されるため、レベル3の地域を除く全ての地域をレベル2に引き上げます。
●カーボデルガード州のペンバ市を除く全域、ナンプラ州メンバ郡及びエラーティ郡においては、選挙結果に対する抗議活動に加え、引き続き武装集団による襲撃事件が頻繁に発生しています。これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
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12月27日 |
バングラデシュ |
【危険レベル】
●チッタゴン(チョットグラム)丘陵地帯(カグラチャリ県、ランガマティ県、バンドルボン県)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記の地域を除くバングラデシュ全土
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
【ポイント】
●バングラデシュでは、2024年7月から8月にかけて国内各所で発生したデモ活動等の抗議行動の激化により多数の死傷者が発生し、同国政府は外出禁止令を発出の上、大規模な警戒態勢を取りましたが、8月5日のハシナ首相(当時)の辞任及び暫定政権の樹立表明を受け、8月6日、軍により外出禁止令は解除されました。8月8日の暫定政権樹立以降、暫定政権は法と秩序の回復を最優先課題と位置づけ、法執行機関による治安改善の取組が強化されるとともに、過激な抗議活動は収束し、夏の政変時と比べ情勢は落ち着きを取り戻しています。ただし、散発的なデモや集会が行われ、思わぬ抗議活動等が発生する可能性があるため、引き続き注意が必要です。
●2019年から2020年にかけて治安当局を標的とする爆弾テロが散発的に発生したほか、2023年にはバングラデシュを拠点とする新たな過激派組織が確認されるなど、依然としてテロの脅威が排除されていません。
●チッタゴン(チョットグラム)丘陵地帯では、仏教系少数民族が多数居住していますが、民族対立等が依然として未解決です。バングラデシュ治安部隊によるチッタゴン丘陵地帯でのテロ掃討作戦のため、ミャンマー国境の一部で渡航制限が継続されるなど、治安情勢が不安な状態が続いており、引き続き警戒する必要があります。
●これらの情勢を踏まえ、チッタゴン(チョットグラム)丘陵地帯(カグラチャリ県、ランガマティ県、バンドルボン県)を除くバングラデシュ全土について危険レベル2から1に引き下げます。引き続き報道等で最新の関連情報を入手するとともに、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。
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