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10月の渡航関連情報
(2024年10月1日~31日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
10月1日 ガーナ 【危険レベル】 ●ブルキナファソとの国境地帯並びにトーゴ及びコートジボワールとの一部国境地帯  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●アッパー・イースト州(ブルキナファソ及びトーゴとの国境地帯を除く)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●上記を除く地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ガーナの近隣国においてイスラム過激派組織によるテロ事件が頻発しており、ブルキナファソとの国境地帯並びにトーゴ及びコートジボワールとの一部の国境地帯にもテロの脅威が広がりつつありますので、危険レベル2を継続します。 ●北部の一部の州において、部族間の対立が激化しており、銃器を使用した衝突で死傷者が出ています。特に、2023年12月、アッパー・イースト州バウクで発生した民族グループによる対立が州都ボルガタンガにも飛び火しました。関係グループはそれぞれ特定の政党を支持しており、2024年12月に予定されている大統領・議会選挙に向けて治安が悪化する可能性があります。 ●首都アクラやクマシ等の都市部では、経済状況の悪化に伴い、強盗や窃盗事件等が頻発しており、引き続き注意が必要です。なお、2019 年には外国人の誘拐事件が発生しています。

10月8日 コロンビア 【危険レベル】 ●アラウカ県、カウカ県西部、ナリーニョ県西部、ノルテ・デ・サンタンデル県北部  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●カサナレ県北部のアラウカ県県境地域、カウカ県東部、ナリーニョ県東部、アンティオキア県北部、セサール県、ノルテ・デ・サンタンデル県南部、チョコ県、ボリーバル県南部、コルドバ県南部、メタ県(アリアリ地域及びカニョ・クリスタレス地区を除く。)、ボヤカ県北部、バジェ・デル・カウカ県(カリ市の一部地域を除く。)、グアビアレ県、カケタ県、プトゥマヨ県並びにラ・グアヒラ県、ビチャダ県及びグアイニア県の3県におけるベネズエラとの国境付近  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●メタ県(アリアリ地域)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●メタ県カニョ・クリスタレス地区周辺  レベル1:十分注意してください。(引き下げ) ●上記以外の地域(サン・アンドレス島、プロビデンシア島等の諸島を除く。)  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ペトロ政権は全ての違法武装組織等を相手に和平交渉を進めようとしていますが、これらの組織同士の抗争や組織内の勢力争い等も含め、治安情勢は流動化しています。最新の関連情報の収集に努め、危険レベル1の地域でもテロ、誘拐、殺人等に十分に注意してください。 ●都市部を離れるほど治安当局の影響力が及ばなくなるため、犯罪等に巻き込まれる危険性が高まります。また、デモやストライキによる道路封鎖、土砂崩れによる道路の通行止めなどが各所で頻繁に起きています。危険レベル2以上の地域を陸路で通過することは避けてください。 ●メタ県アリアリ地域は、同県内の他地域(カニョ・クリスタレス地区周辺を除く。)と同様に、違法武装組織等の活動が確認されているほか、高い犯罪発生率を記録していることから危険レベル2に引き上げます。 ●メタ県のカニョ・クリスタレス地区周辺は観光地として、治安機関による重点的・継続的な警戒活動が行われていることによって、長期間にわたり外国人観光客が被害者となる殺人・強盗などの重大凶悪事案は確認されていないことから、危険レベル1に引き下げます。ただし、同地区周辺を除くメタ県全域は危険レベル2であり、依然として違法武装組織等の活動が認められているため、同地区周辺を訪問する際は、陸路での移動は厳に避けること、空路による移動を行うことを強く推奨します。

10月18日 パナマ 【危険レベル】 ●ダリエン県及びエンベラ自治区の各中部・南部地域、並びにクナ・ヤラ自治区の南部地域 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●チリキ県ダビ市、西パナマ県ラ・チョレーラ市、同アライハン市、パナマ県パナマ市、同サン・ミゲリート市及びコロン県コロン市 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ダリエン県及びエンベラ自治区の各中部・南部地域、並びにクナ・ヤラ自治区の南部地域は、治安当局の監視が十分及ばない密林地帯であり、麻薬密売や人身取引等の犯罪が発生しています。また、近年はダリエン地峡を越えてコロンビアから入国する不法移民の増加に伴い、不法移民が関係する犯罪が急増しています。 ●加えて、これら地域は、道路などのインフラが未整備で基本的に車両での通行ができず、緊急時の対応が困難であり、相当な危険が存在するため、危険レベル3を発出しています。

10月18日 コソボ 【危険レベル】 コソボ北部セルビアとの国境付近の一部地域(レポサヴィッチ、ズヴェチャン、ズビン・ポトク及びミトロヴィツァ北) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 【ポイント】  コソボの国内情勢は全般的に落ち着いており、治安の悪化は見られませんが、コソボ北部セルビアとの国境付近の一部地域については、コソボの独立を認めないセルビア系民族主義者による反コソボ政府ととれる動きが見られることに注意が必要です。2023年9月には武装集団が治安当局を襲撃する事件も発生しています。よって、指定されたコソボ北部セルビアとの国境付近の一部地域への不要不急の渡航は止めてください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(5件)
10月2日 イラン イランによるイスラエル攻撃を受けた注意喚起
10月2日 アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、エジプト イランによるイスラエル攻撃を受けた注意喚起
10月5日 インド、インドネシア、大韓民国(韓国)、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中華人民共和国(中国)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、モルディブ、北朝鮮、マカオ、ブータン、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、オーストラリア、ソロモン諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、バヌアツ、タヒチ、アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、リビア、リベリア、ブルンジ、レソト、ルワンダ、コモロ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、ジブチ、西サハラ地域、ナミビア、アイルランド、アゼルバイジャン、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア、モンテネグロ、コソボ、ウクライナ、ウズベキスタン、スロバキア、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リトアニア、キプロス、マルタ、アルバニア、ジブラルタル、モルドバ、アルメニア、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、北マケドニア共和国、アメリカ合衆国(米国)、カナダ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、キルギス、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トンガ、ツバル、カーボベルデ、赤道ギニア、ガンビア、モーリタニア、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、エスワティニ王国、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サンマリノ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント、ガイアナ、東ティモール、ボツワナ、アンドラ、ニューカレドニア、クック諸島、南スーダン、ニウエ 中東情勢に関する抗議活動等への注意喚起
10月8日 パキスタン スポット情報「パキスタン:カラチにおける国際空港付近での爆発事案に伴う注意喚起」
10月26日 イラン スポット情報:イスラエルによるイランへの軍事行動を受けた注意喚起