海外安全情報の検索
I.「海外安全情報(危険情報)」
9月10日 |
エルサルバドル |
【危険レベル】
●メヒカノス市、アポパ市、シウダ・デルガード市、コロン市、ケサルテペケ市及びサカテコルカ市
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●サンサルバドル市セントロ地区、サンマティアス市、パンチマルコ市及びアギラレス市
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●危険レベル2を発出している6市においては、2015年にエルサルバドル当局が「テロ組織」と認定した犯罪集団「マラス」等ギャングが依然として勢力を保持しているため、これらの市への不要不急の立ち入りは、可能な限り控えてください。現在、「マラス」等ギャングの多くが治安機関により拘束され、活動は沈静化しているものの、各種犯罪は依然として多発しています。
●サンサルバドル市セントロ地区、サンマティアス市、パンチマルコ市及びアギラレス市では、これまで犯罪集団「マラス」等ギャングによる殺人事件が多発しておりましたが、ギャングの多くが治安機関により拘束された結果、現在は殺人や強盗等の犯罪発生件数が減少傾向になり、治安は改善しつつあります。このため、危険レベルをレベル2からレベル1へと引き下げますが、引き続き、十分な注意が必要です。
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9月17日 |
エジプト |
【危険レベル】
●北シナイ県、南シナイ県(アカバ湾に面したダハブからシャルム・エル・シェイクまでの沿岸地域を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(滞在中の方は可能な限り早期の退避を検討してください。)(継続)
●リビア国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●西部及び南部の砂漠地帯
地中海に面したマルサ・マトルーフからアレキサンドリアまでの沿岸地域、ファイユーム県市街地と農業地帯、ブハイラ県ワーディ・ナトルン周辺以北、上エジプトの西デザート・ハイウェイ以東、マルサ・マトルーフとシーワを結ぶ幹線道路(マルサ・マトルーフ=シーワ・ロード)、シーワ・オアシス、ギザ県からニューバレー県ファラフラ・オアシスまでの幹線道路(通称:オアシス・ロード)、バハレイヤ・オアシス、黒砂漠エリア、白砂漠エリア、ファラフラ・オアシス、ワディ・エル・ヒタンを含むワディ・エル・ラヤン自然保護区
レベル1:十分注意してください。(一部引き下げ)
上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●大カイロ都市圏を含む上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●シナイ半島(一部地域を除く)では、エジプト政府によるテロリスト掃討作戦が展開される一方、軍・治安当局等へのテロが続き、死傷者が出ています。同地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。滞在中の方は可能な限り早期の退避を検討してください。
●西部及び南部の砂漠地帯(地中海に面したマルサ・マトルーフからアレキサンドリアまでの沿岸地域、シーワ・オアシス、バハレイヤ・オアシス、黒砂漠エリア、白砂漠エリア、ワディ・エル・ヒタンを含むワディ・エル・ラヤン自然保護区などを除く)では、エジプト政府によるテロリスト掃討作戦に巻き込まれるおそれがあります。また、リビアの治安情勢は引き続き不安定ですので、リビア国境地帯への渡航は、どのような目的であれ止めてください。
●大カイロ都市圏を含む上記以外の地域においても、テロ事件発生の可能性は排除されないことに留意してください。
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9月17日 |
モーリタニア |
【危険レベル】
●マリ及びアルジェリアとの国境地帯全域並びに西サハラ地域東部との一部国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●上記を除くティリス・ゼムール州(ズエラットから南の幹線道路沿いを除く地域)、アドラール州東部(ワダンより東側地域)、タガント州、アッサバ州、ホード・エルガルビ州及びホード・エッシャルギ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ダーヘル・ヌアディブ州北部(西サハラ地域との国境地帯)、ティリス・ゼムール州(ズエラットから南の幹線道路沿いの地域)、アドラール州西部(ワダンから西の地域)、ブラクナ州、ゴルゴル州及びギディマカ州(マリとの国境地帯のレベル4地域を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(不要不急の渡航中止)(継続)
●首都ヌアクショットを含む上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(十分注意)(継続)
【ポイント】
●以下の地域への渡航は止めてください(ティリス・ゼムール州のズエラットから南の幹線道路沿いを除く)。
●マリ及びアルジェリアとの国境地帯においては、全域でイスラム過激派組織がテロ・誘拐事件等を起こす可能性があります。また、隣国マリでは、モーリタニアとの国境地帯において、マリ国軍・トゥアレグ武装勢力・イスラム過激派による衝突等が継続しています。
●モーリタニア国防省は、国土の東半分の広範な砂漠地域を軍事地帯として立入禁止にしており、何人であっても立ち入れば攻撃の標的とみなすと発表しています。
●ティリス・ゼムール州における西サハラ地域との国境地帯については、西サハラ地域内のゲルゲラットにてモロッコ軍と西サハラ独立派組織「ポリサリオ戦線」との間で戦闘が発生し、また、モロッコ軍の無人機による爆撃などが発生しています。同州と西サハラ地域との国境を隔てる明確な目印等がないことから、不測の事態に巻き込まれる恐れがあります。
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9月18日 |
ネパール |
【危険レベル】
●スドゥール・パスチム州、カルナリ州(フムラ郡及びムグ郡を除く)、ルンビニ州、ガンダキ州(ムスタン郡及びマナン郡を除く)、バグマティ州(ラスワ郡を除く)、マデシ州、コシ州(ソルクンブ郡クンブ地区を除く)
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●過去、バンダと呼ばれる大規模なストライキが散発的に実施され、各種交通機関の麻痺及びこれに乗じた暴力行為が発生しました。今後もバンダが実施される可能性は否定できないほか、現在、デモ等の抗議活動が頻発しており、便乗した暴力行為に注意が必要です。
●窃盗事件、薬物事件や身代金目的誘拐事件のほか、女性や子供に対する性的暴力事件が多発しています。また、インドなど周辺諸国から拳銃や爆発物が流入しており、犯罪事件における使用が確認されています。
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9月24日 |
アルゼンチン |
【危険レベル】
●首都ブエノスアイレス市及び周辺都市、サンタフェ州ロサリオ市
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●首都ブエノスアイレス市及び周辺都市では、銃器を使用した殺人、強盗、誘拐などの凶悪犯罪が発生しているため、十分な注意が必要です。
●サンタフェ州ロサリオ市では、麻薬組織間抗争が継続しており、銃器を使用した殺人等の凶悪犯罪が多発しています。治安当局は重点的に同市に治安部隊を配置して改善にあたっているものの、十分な注意が必要です。
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9月25日 |
中華人民共和国(中国) |
【危険レベル】
●新疆ウイグル自治区、チベット自治区
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●最近、中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)やその近辺、路上において刃物によって襲われるなどの凶悪事件が発生しており、邦人が犠牲になる事件も発生しています。外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意してください。
●新疆ウイグル自治区では、過去に多数の死傷者を出す暴動や無差別殺傷事件が発生しています。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要です。
●チベット自治区では、過去に僧侶等によるデモが一部暴徒化し、多数の死傷者が出る事案が発生しています。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要です。
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9月30日 |
リベリア |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●2023年11月、大統領選挙及び議会選挙が行われ、大統領選挙では野党候補のボアカイ氏が当選し2024年1月に正式に大統領に就任しました。大統領選挙、議会選挙共に大きな問題もなく実施されました。
●一般犯罪等に遭わないよう十分注意してください。
●西アフリカ諸国において、イスラム過激派組織によるテロ事件が頻発しているため、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
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9月30日 |
シエラレオネ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●2023年6月、大統領選挙が行われ、ビオ大統領が再選しました。選挙期間中や結果発表後に暴力を伴うような過激な活動や衝突は起こりませんでしたが、同年11月にフリータウンの軍兵舎が武装した集団に襲撃され死傷者が出たほか、刑務所が襲撃され、政府の発表では2,000人近くが脱走する事案が発生しました。現在の治安は比較的落ち着いていますが、今後も急な治安悪化や緊張状態に発展する可能性があります。
●外国人を狙ったひったくり等の一般犯罪に遭わないよう、十分注意してください。
●西アフリカ諸国において、イスラム過激派組織によるテロ事件が頻発しているため、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
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II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(4件)
9月19日 |
中華人民共和国(中国)、香港、マカオ |
中国:凶悪犯罪に対する注意喚起 |
9月24日 |
レバノン |
レバノン:イスラエルとレバノンのヒズボッラーとの間での武力衝突に伴う注意喚起 |
9月24日 |
イスラエル |
イスラエル:イスラエルとレバノンのヒズボッラーとの間での武力衝突に伴う注意喚起 |
9月29日 |
アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン |
現下の中東情勢に関する注意喚起 |