8月5日 |
レバノン |
【危険レベル】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(一部引き上げ)
【ポイント】
●2023年10月8日以降、イスラエル軍とヒズボッラー等との間で攻撃の応酬が発生しており、民間人を含めて死傷者や被害が生じています。最近ではイスラエル軍とヒズボッラー等との間で攻撃の応酬が激化し、7月30日にレバノンの首都ベイルート郊外でイスラエル軍による攻撃があり、また、7月31日にイランのテヘランでハニーヤ・ハマス政治局長が殺害され、イラン当局が同殺害を受けイスラエルに対する報復を行うと表明する等、レバノンを含む地域の緊張状態が高まりつつあるため、レバノン全土の危険レベルを「レベル4:退避勧告」とします。どのような目的であれ、レバノンへの渡航は止めてください。また、既に滞在されている方は安全を確保した上で商用便が運航されている間に直ちに退避してください。
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8月5日 |
イラン |
【危険度】
●パキスタンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●イラク(上記を除く)及びアフガニスタンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域及びケルマーン州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●首都テヘラン他、上記地域を除く全地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
【ポイント】
●7月31日にイランのテヘランでハニーヤ・ハマス政治局長が殺害されたことを受け、イランはイスラエルに対する報復を行うと表明しています。4月に行われたような、イラン・イスラエル双方による軍事的措置の応酬による対立の更なる激化が強く懸念されています。
以上の状況から、今後当面の間、イラン国内でも不測の事態が発生するおそれがあるため、シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域、ケルマーン州、及び首都テヘラン他の地域の危険レベルを3(渡航中止勧告)に引き上げます。これにより、イラン全土の危険情報がレベル3(渡航中止勧告)またはレベル4(退避勧告)となりますので、イランへの渡航は止めてください。イランからの出国(一時帰国)を希望される方は、定期商用便が運航されている間の早期の出国をご検討ください。
イランに既に滞在中の方は、細心の注意を払うとともに、今後不測の事態が生じた際は、速やかに安全な地域・場所に退避する等、自らの安全確保に努めてください。
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8月6日 |
イスラエル |
●ガザ地区及び同地区との境界周辺
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●レバノンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ヨルダン川西岸地区(ジェリコ、ベツレヘム、ラマッラ及びこれら3都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、ヨルダン川西岸地区内の国道1号線及び国道90号線を除く。)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記以外の地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
【ポイント】
●7月27日にイスラエルが実効支配するゴラン高原に対する攻撃により多数の死傷者が発生し、7月30日にはレバノンのベイルート郊外でイスラエル国防軍による攻撃があり、ヒズボッラーの司令官が殺害されました。また、7月31日にイランのテヘランでハニーヤ・ハマス政治局長が殺害されたことを受け、イラン当局がイスラエルに対して報復する旨表明するなど、イスラエルを含む中東地域の緊張が高まりつつあります。つきましては、当面の間、ガザ地区及び同地区との境界付近、レバノンとの国境地帯、ヨルダン川西岸地区(ジェリコ、ベツレヘム、ラマッラ及びこれら三都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、ヨルダン川西岸地区内の国道1号線及び国道90号線を除く。)を除き(これら地域は「レベル4:退避勧告」または「レベル3:渡航中止勧告」を継続)、イスラエル全土の危険レベルを「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げます。上記地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。
●ガザ地区は、イスラエル軍による軍事行動が行われています。ガザ地区及び同地区と境界周辺への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
●イスラエル国防軍とレバノンのヒズボッラー等との間で攻撃の応酬が継続しています。レバノンとの国境地帯への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
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8月8日 |
ハイチ |
【危険レベル】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●ハイチでは、長引く政情不安に加えて、主に首都圏において、武装集団(ギャング)による暴力行為や政府機関及び主要インフラに対する攻撃が頻発しています。
●また、武装集団(ギャング)が主要幹線道路や港湾施設を占拠し国内流通を妨害することがあり、生活インフラの麻痺や機能停止が懸念されています。
●ハイチ全土に危険レベル4(退避勧告)を発出しています。既に滞在されている方は、直ちに同国から退避してください。直ちに退避が困難な場合は、安全に十分注意してください。ハイチへの渡航はどのような目的であれ止めてください。
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8月9日 |
ベリーズ |
【危険レベル】
●ベリーズシティ
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ベリーズでは、銃器を使った犯罪が断続的に発生しており、特にベリーズシティ市内南部地域においてギャング組織関連の犯罪が頻発していることから十分注意してください。
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8月15日 |
セルビア |
●コソボ東部と接するセルビア南部の国境周辺地域(メドベジャ市、ブヤノバツ市、プレシェボ市)
危険レベル解除(引き下げ)
【ポイント】
●コソボ東部と接するセルビア南部の国境周辺地域(メドベジャ市、ブヤノバツ市、プレシェボ市)においてはアルバニア系住民とセルビア系住民の対立の沈静化及びセルビアに流入してくる中東からの難民を取り巻く状況の変化を踏まえ、同地域に発出されていた危険レベル1を解除します。これにより、セルビアに対する危険情報は解除されます。
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8月15日 |
クウェート |
【危険レベル】
●全土 レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●クウェートでは、ISIL等の過激派組織及び過激思想に感化された者によるテロ事件の危険性がありますので、不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。
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8月15日 |
コンゴ共和国 |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月15日 |
ルワンダ |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月15日 |
ブルンジ |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月15日 |
中央アフリカ |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月15日 |
コンゴ民主共和国 |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月15日 |
ケニア |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月15日 |
ウガンダ |
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国
レベル1:十分注意してください。(新規)
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8月28日 |
ガボン |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●2023年8月、大統領選挙の暫定結果として、アリ・ボンゴ前大統領の再選が発表された直後、ガボンの軍・治安部隊の一部が同選挙結果を無効とし、暫定政権を樹立する政変が発生しました。
●その後、軍等は、アリ・ボンゴ前大統領を自宅軟禁下に置き、オリギ・ンゲマ氏が暫定大統領として就任宣誓を行いました。
●この政変に伴う暴動や略奪等の危険行為は確認されておらず、政変以降も国内の治安情勢は比較的安定しています。一方で、適用時間帯が徐々に短縮されていますが、夜間外出禁止令(午前2時~午前5時)が継続して発令されています。
●暫定政権は、民政移行のための大統領選挙を2025年8月に実施することを公表しています。過去の大統領選挙の際には、2023年の上記政変のほか、2016年には選挙結果に不満を持つ住民による大規模な暴動が発生し、治安部隊と衝突して複数の死者が出ています。次期大統領選挙に向けて治安情勢に注意を払ってください。
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8月28日 |
赤道ギニア |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●赤道ギニアでは、長期政権への反感や経済状況の悪化、所得格差の拡大等の社会不安要因が存在しているほか、過去に複数回クーデター未遂事件が発生していることから、治安情勢や政治情勢に十分注意してください。
●ギニア湾において、武装集団による誘拐や強盗等の海賊等事案が多発しているため、海路による移動には十分な警戒が必要です。
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8月28日 |
サントメ・プリンシペ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがありますので、デモや集会等には近づかないでください。
●2022年11月、武器を奪取する目的で軍庁舎が襲撃されるクーデター未遂事件が発生しました。
●ギニア湾では武装集団による誘拐や強盗等の海賊等事案が多発しているため、海路による移動には十分な警戒が必要です。
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8月28日 |
中華人民共和国(中国) |
【危険レベル】
●新疆ウイグル自治区、チベット自治区
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●最近、中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)における刺傷事件が発生していますので、外出の際は周囲の状況にくれぐれも留意してください。
●新疆ウイグル自治区では、過去に多数の死傷者を出す暴動や無差別殺傷事件が発生しています。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要です。
●チベット自治区では、過去に僧侶等によるデモが一部暴徒化し、多数の死傷者が出る事案が発生しています。今後も不測の事態が発生する可能性があり、引き続き注意が必要です。
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